函館山の夜景を楽しもう！ロープウェイやバスの完全攻略法まとめ！

北海道の観光都市・函館。その数ある観光地の中でも日本三大夜景に数えられる美しい夜景がみられることで特に有名なのが函館山です。頂上から函館の街を見下ろして眺めることができる色とりどりの夜景はまさに宝石箱を眺めているよう!一度は行ってみたい函館山の夜景について徹底的に解説します。

JR函館駅から直通で山頂まで登れる函館山登山バスが出ていますが、山頂までロープウェイなどを利用する場合は市電やシャトルバスで「函館山山麓駅」を目指しましょう。市電を利用する場合は「十字街」電停から徒歩でおよそ10分、バスを利用する場合は元町・ベイエリア周遊号かロープウェイシャトルバスの利用がおすすめです。

日本三大夜景に数えられる美しさで知られている函館の夜景。兵庫県神戸市、長崎県長崎市の夜景を並び称される函館市の夜景はいつでも展望台が観光客でいっぱいになるほどの人気スポットです。あのミシュランガイドブックにも三ツ星の夜景として紹介されており、外国からもたくさんの観光客が訪れます。

日本新三大夜景では同じく北海道の札幌市の夜景に敗れて4位という結果になりましたが、それでも長らく賞賛されてきた夜景の美しさは折り紙付き。札幌の夜景ももちろん美しいですが、函館もまだまだ負けてはいないはず。函館の夜景の美しさを是非函館山の展望台からその目で鑑賞してください!

漆黒の夜にきらきらと輝く街並みがロマンチック!日本三大夜景に数えられる函館山の夜景は息をのむほどの美しさで知られています。展望台から一望する函館の街並みを楽しみましょう!家族や友人はもちろん、恋人とのデートスポットや新婚旅行の目的地としても知られており、様々なグループで訪れる人が後を絶ちません。

日没から30分後には夜景が楽しめるため、日没の少し前には展望台に到着しているのがおすすめです。夕暮れ時のマジックアワーからドラマチックな夜景への移り変わりを楽しむこともできます。日本三大夜景の美しい写真を撮りたいという人も多いため、展望台ではベストショットのための場所取りも重要です。

函館山の山頂展望台からの眺めはまさに絶景としか言いようのない美しさです。この素晴らしい景色を観賞するため函館山に登りたい!という方のために、山頂展望台までの行き方を解説します。どの行き方を選んでも美しい夜景は見られますので、自分のスケジュールと相談しながら好きな手段で函館山の山頂を目指しましょう。

頂上の展望台からの景色を眺めるためには、まず函館山の山頂展望台まで行かなくてはなりません。では、函館山に上るためにはどのようなルートがあるのでしょうか。ロープウェイ・バス・徒歩の三つの手段についてそれぞれの注意事項や利便性について解説します。

函館山のふもとから山頂までロープウェイが運航されています。料金は大人が往復で1280円、山頂までの所要時間は約3分です。整備点検のため運休になることがありますので、利用の際は事前にホームページで運行状況をチェックしましょう。函館市の日没の時刻や夜景になる時刻も毎日ホームページに掲載してくれています。

ロープウェイを利用することの最大のメリットは、山頂へ行くまでの間にも景色を楽しめること!夕暮れ時にロープウェイを利用すれば、街にぽつぽつと明かりが灯りだした黄昏時の函館を見ながら山を登ることができます。もちろんロープウェイから夜景を楽しむのもアリ。街の景色を楽しみたい!写真に残したい!という方におすすめです。

ロープウェイが運休の時や安く手軽に山頂へ行きたい方に人気なのがバス。JR函館駅から乗り換えなしで函館山の山頂まで行ける函館山登山バスという観光バスが出ています。バスにはバスガイドさんも乗車しており、街の見どころや展望台などのおすすめスポットに関するアナウンスもしてくれます。片道400円というバス料金も魅力的です。

1日乗車券も利用できるため大変リーズナブルですが、函館山登山バスの運行期間は毎年4月中旬から11月上旬まで。それ以外の時期はロープウェイでしか登れなくなりますので注意しましょう。バスの運行ルートを自家用車やタクシーで上ることもできますが、その場合も道路が閉鎖している時期には登れなくなりますので気を付けましょう。

バスもロープウェイも使いたくない!という方には徒歩という手段もあります。函館山は標高334メートルと高い山ではないため、徒歩でも1時間程度で山頂まで登れます。ただし、低いとはいえ山なので用意はある程度していきましょう。キタキツネなどの動物も生息しているため、運がよければ珍しい生き物に遭遇できるかもしれません。

歩いてたどり着いた山頂からの景色は登山の感動も相まってより美しく見えることでしょう。日が暮れてから山に入るのは足元が見えなくなって危険なため、まだ明るい時間帯から早めに登ることをおすすめします。雨が降ると道が滑る危険もあるため、気候がよく風もおだやかな日の登山がおすすめです。

天気が台無しになってしまうとみられない夜景は、晴れの日が多いシーズンに行きたいところ。秋のシーズンは外の展望台でも夜景が快適に鑑賞でき、気候も安定して晴れている日も多いためおすすめです。11月上旬までは函館山登山バスも利用できるため、リーズナブルに山頂の展望台まで行けるのもおすすめ。

個人的におすすめしたい時期は冬です。屋外の気温はマイナス3度前後と大変寒く観光バスも利用できないため移動もロープウェイのみですが、街に積もった雪に明かりが反射して普段より輝く夜景を見ることができます。冬は空気も澄んでいるため、美しい夜景がいつもよりさらに美しく見えること間違いなし。防寒対策は万全にしましょう。

函館山の見どころは夜景だけではありません!昼間の展望台から眺めることができる街並みも絶景です。どこまでも見えそうな青い空にミニチュアのような街並み、夜景とはまた違ったさわやかな景色を楽しむことができます。昼間は夜に比べて観光客も比較的少ないため、心置きなく景色を楽しめるのもうれしいです。

夕暮れ時も風情ある景色を楽しむことができます。日没前後のマジックアワーには金色に輝く街並みや夕日を撮影することができるため、旅の記念に美しい写真を撮りたいという方にもおすすめ。フォトジェニックな景色を撮影して旅の思い出を残しましょう。インスタ映えもばっちりです。

函館山の山頂にある展望台は人気スポットなだけあっていつも観光客でいっぱい!写真を撮ろうとしてもなかなか最前列まででられないほど混みあっていることも少なくありません。それでも、なんとしても旅の記念に函館の夜景写真を撮りたい!という方に、ここだけの穴場なおすすめのスポットをこっそりとご紹介します。

函館山ロープウェイ山頂駅を降りたら、展望台のある右側ではなく左側に曲がりましょう。展望台から外に出ると展望台より一段低いところに函館を一望できるスポットが!ここは漁火公園という場所。写真にロープウェイのロープが映り込んでしまうことがありますが、比較的人が少なく空いている時間の多いおすすめスポットです。

当然ですが、函館山の夜景を見るためには日没まで待たなくてはいけません。早く到着して時間が余ってしまった方やせっかくだから周辺を見て回りたいという方は函館山周辺の元町エリアの散策がおすすめ!歴史ある西洋風建築のモダンな雰囲気を楽しみましょう。函館山周辺のレトロで写真映えする観光地をご紹介します。

こちらは「旧函館区公会堂」です。鮮やかな水色と黄色のコントラストが特徴的。明治43年に当時の時代の粋を集めて建てられたこの建物は、外観だけでなく内装の美しさでも評判の観光地。左右対称のコロニアルスタイル建築はどこから写真を撮影しても絵になります。バルコニーからの函館市の眺めも非常によいのでおすすめです。

中もこのようにアンティークな雰囲気がたっぷり。ガラス張りの大きな窓から光が差し込んできらきらと輝く廊下の床板が美しいです。窓からの眺めも緑があふれて美しく、冬は一面の雪景色を楽しめます。光もたっぷり入ってくるため人物もドラマチックに撮影できると評判で、ポートレートの撮影にも人気の場所です。

さらにこの旧函館区公会堂ではドレスや燕尾服のレンタルも行っています。色とりどりのドレスはどれにしようか迷ってしまうほどたくさんの品揃え!髪型までバッチリ決めたいオシャレさんのために、追加料金でヘアセットをしてくれるサービスも。美しいカクテルドレスにキラキラのティアラで優雅に記念撮影はいかがでしょうか。

安政7年に函館にロシア領事館が置かれた際、付属聖堂として建築されたのがこの函館ハリストス正教会です。明治15年には日本人の司祭が教会を管理するようになり、次第に日本の正教会として函館に定着しました。美しい白亜の建物は明治40年に一度焼失しましたが大正5年に再建され、昭和58年には国の重要文化財に指定されました。

鐘楼の鐘の音は環境庁が定めた「日本の音風景百選」にも選ばれており、今も日曜日の午前10時ごろになると鳴らされています。お祈りの最中に鳴らされているものなので正確な時間は定まっていませんが、このお祈りも日曜の10時から参祷することが可能で、キリスト教の洗礼を受けていなくてもロープの外側からお祈りを見ることができます。

レトロな石畳が特徴的な函館元町。時間に余裕がある方に是非挑戦していただきたいのが、「ハート型の石畳」探しです!元町のたくさんの石畳の中には二つだけハート型の石が混ざっており、ハートを見つけた人は幸せになれるというジンクスがあります。難易度は高いですがハートの石畳を見つけて幸せのハートの写真を撮りましょう!

写真ではこんな感じ。本当にハートの形をしています!元町は石畳の範囲が広く、観光客も多い人気エリアのため足元を見すぎて人とぶつからないように注意しながら探しましょう。このハートの石畳を見つけられると恋愛運があがると言われています。石畳にひっそりとまぎれているハートがかわいらしいです。

どうしても見つけられる気がしない!という方や時間がない!という方のためにちょっとだけヒントです。二つのハートのうち一つは赤レンガ倉庫こと金森倉庫群からラッキーピエロまでの区間、もう一つはハリストス正教会から元町公園までの区間のどこかにあります。ハート探しの難易度は高いですが、是非頑張ってハートを探してみてください。

函館の夜景を眺めながら食事を楽しめるレストランもあります!その名も「レストラン　ジェノバ」。一日限定3組のみ、ロープウェイチケットとフルコースの食事つきプランも実施しています。夜景を楽しみながら豪華なディナーを楽しみたい方におすすめです!2名からの予約制になりますので、記念日の思い出にいかがでしょうか。

予約を取らなくてもデザートや軽食を楽しむこともできます。お得なランチメニューもありますので、明るい時間に函館の街並みを楽しみながら美味しい海の幸を味わうのもおすすめ。ケーキセットやパフェを楽しむこともできるので、カフェ巡りが好きな方や甘いものが大好きな甘党の方にもおすすめです。

北海道の和菓子メーカー「五勝手屋」の缶入羊かんは函館山ロープウェイの売店で限定ラベルのものが販売されています。丸い缶には可愛いパステルカラーで函館山ロープウェイの絵柄がデザインされています。しっかり練り上げられた小豆の風味と砂糖のやさしい甘さは緑茶によく合います。缶入りなので賞味期限が長いところもおすすめです。

北海道といえばご当地キャラメル!おいしい限定キャラメルから凶悪な味と名高いジンギスカンキャラメルまで、ユニークなキャラメルがたくさん揃っています。はずれのない定番をえらぶもよし、冒険して味の予測のつかないものを選ぶもよし。色々な種類を買ってみんなでワイワイ分け合って食べられる点もおすすめです。

メロン熊に函館名物のいかがなぜか貫通しているという衝撃的なビジュアルが特徴のマグネット。磁石で胴体がくっついているため、外して二つのマグネットとして使用することもできます。函館山限定のシュールすぎるマグネットはゆるキャラやご当地キャラグッズが大好きな方におすすめです!

函館の夜景はいかがでしたか?ミシュランガイドにも紹介された美しい夜景は一目見ると一生忘れられないほどの美しさです。天候や時期などの条件はありますが、絶対に忘れられないロマンチックな思い出になること間違いありません!日本三大夜景と称されたきらびやかな夜景の美しさを是非その目で確かめてみてください。