茨城の神社特集！有名なパワースポットや初詣にも人気の場所など！

茨城県には有名な神社やお寺が多くあり、パワースポットとしても人気の場所ばかりです。金運や勝利、恋愛運などの運気をアップしたい方にぴったりだと思います。初詣や御朱印集めの情報も含め、お勧めの神社とお寺を少しだけご紹介しましょう。

鹿島神宮は、「息栖神社」「香取神社」と共に東国三神社に数えられる古社で、茨城県でここをおいてパワースポットを語ることはできません。関東では最古の神社で、紀元前660年の神武天皇が即位したときに創建されたと言い伝えられています。初詣には3日間で70万人が参拝するご利益スポットです。

鹿島神宮は透き通るような清々しいエネルギーを感じるパワースポットです。ご祭神は武甕槌大神（たけみかづちのおおかみ）で、武の神、勝利の神として崇められ、勝負事にご利益があります。

日本三大楼門のひとつといわれる朱塗りの楼門や、国の重要文化財指定の社殿や宝物、奈良・平安期の製作と言われる国宝「フツノミタマノツルギ」は全長が約3メートルもある直刀などは見逃せません。境内の広大な森は、うっそうとした巨木に覆われ荘厳な雰囲気です。木漏れ日の中、森林浴をしながらの散歩は、パワーを浴びるにはうってつけです。

パワースポットとしても人気が高い鹿島神宮は、御朱印も人気です。初穂料は300円です。こちらの神社では、本宮の御朱印と奥宮の御朱印の2種類を授かることができます。御朱印帳も販売されており、神宮の楼門を刺繍したものと、全国の一之宮を巡る御朱印帳が用意されています。祈祷殿で受け付けています。

日立市にある御岩神社は、創建の時期は不明ですが、縄文期の祭祀遺跡の発掘や、約1300年前に書かれた日本最古の書の１つ「常陸國風土記」（721年）にも記されるほど歴史のある神社です。そして水戸藩の祈願所で水戸黄門で知られる徳川光圀公からも尊崇を受けたことでも知られています。

御岩神社は、日本最大級のパワースポットともいわれています。その理由は188体もの神々が祀られていることからそのように言われています。御祭神は、国之常立神、大国主神、伊邪那岐神、伊邪那美神、大山祇神、ほか20柱御岩山総祭神188柱。ここで参拝すると日本中の神様に会うことができると言われます。

神社なのに仏様がいらっしゃるのかと驚かれるかもわかりませんが、櫻門をくぐり、御岩神社の手前に斎神社（さいじんじゃ）という神社があります。こちらはお寺ではありませんが、大日如来像、阿弥陀如来像が祀られています。

御岩神社のご神木の三本杉は、県の天然記念物に指定され、林野庁「全国森の巨人たち百選」にも選定されています。高さ50メートル、推定樹齢六百年、幹が地上3メートルより3本に分かれて立っています。木の三叉のところに天狗様が棲んでいるという伝説があるそうで、周辺住民や参拝者の方々に恐れられていたとか。圧倒的な存在感を放ちます。

奥宮であるかびれ神宮までの参道は、とにかく神々しい生気が満ちているパワースポットです。歩くだけで浄化されているような不思議な感覚になります。歩いていると光が木立の間から差し込み、とても神秘的な光景を感じることができます。ちなみにかびれ神宮の御祭神というのがあの天照大神（あまてらすおおみかみ）です。

かびれ神宮からさらに登り、御岩山頂の目印から急斜面を登り、岩場の洞窟「天岩戸」があります。目立つような看板は泣く、木製の古い立て札のようなものしかないので、気を付けておかないと見落としてしまいそうです。天照大神が天岩戸に身を隠したという日本神話の場所はここだそうです。本当に強いパワーを持った場所だそうです。

御岩神社の御朱印です。初穂料300円で、祓戸神社脇の社務所にて受けられます。そして神社で販売されているお守りもいかがでしょうか。すごいパワーに満ちた御岩神社のお守りですから、いつもそばに置いておくときっとみなぎる力を授かるでしょう。

筑波山神社は、3000年の歴史の筑波山麓にある古社で、関東の霊峰・日本百名山のひとつ、筑波山を御神体とし、古くから多くの人々の信仰を集めてきました。初詣の3日間で23万人を超える参拝者数を集めています。本殿は男体山，女体山にある奥の院になり，神社の宝の吉宗の銘刀は、重要文化財に指定されています。

境内は中腹の拝殿から山頂を含む約370haにおよび、山頂からの眺望は関東一円を見渡せるほどです。筑波山神社の尊い御神徳により、年間を通じて多くの参拝者が訪れます。筑波山神社があるからというよりも、筑波山自体がエネルギーに満ち溢れパワースポットになっています。

筑波山の男体山山頂の西峰本殿にイザナギノミコト（夫・兄神）を、女体山山頂の東峰本殿にイザナミノミコト（妻・妹神）を祀り、中腹の筑波山神社から両本殿を参拝します。そして2神が結婚して神産み・国産みをされたことから、夫婦和合や子授け、縁結び、恋愛成就などのご利益があります。

筑波山神社の御朱印は、拝殿向かって左手の授与所にて受けることができます。初穂料は各300円です。通常本社のほか男女神本殿、境内末社のうち4社と常陸七福神・恵比寿神の御朱印が受けられます。できれば5種類とも授かることをお勧めします。

大洗磯前神社は東茨木群にある絶景のパワースポット。磯の岬に鳥居が立っており、ここに大巳貴命（おおなむちのみこと）という神が降臨したという伝説があります。社殿は1690年に水戸藩の2代目藩主の水戸光圀公により造営されました。初詣には3日間で20万人の参拝者が訪れる人気スポットです。

大洗磯前神社と同じ大洗にある酒列磯前神社とは2社で一つの信仰を形成するとされており、一緒に祈願されることをおすすめします。 御祭神は、大洗に大己貴命（おおなむちのみこと）と、対の宮である酒列に小彦名命（すくなひこなのみこと）の2神をお祀りしています。大己貴命は別名大国主命で縁結びの神様です。

県の指定文化財の本殿、そして本殿から少し離れた場所の神磯（神の降臨の地）の岩の上に関東一の大鳥居が立っています，古くから家内安全，海上交通の守り神として信仰を集めてきました。商売繁盛や福徳円満、開運また金運アップといった様々なご利益があります。初詣に3日間で20万人以上の参拝者が訪れます。

御朱印と御朱印帳は随神門内の境内右手にある社務所窓口で受け付けています。初穂料は300円です。御朱印帳は神磯の大鳥居がデザインされたオリジナルで、爽やかな青系の、御祭神出現地である神磯の風景となっています。

日本三大稲荷に数えられる笠間稲荷神社。古くから農業や商売などの庶民の神様として広く全国から信仰を集め、茨城県でも最大の参拝者を集めています。創建は白雉2年（651年）で1350余年の歴史を誇ります。御祭神は、宇迦之御魂神（うかのみたまのかみ）です。江戸時代には歴代藩主の厚い崇敬を受けて、社地・社殿などが寄進されました。

毎年10月下旬から菊花展が開催され、多くの来拝者で賑わいます。また春には樹齢400年と言われる葡萄のような大藤は見ものです。初詣には3日間で80万人の参拝者が訪れ、商売繁盛、金運、また縁結びや安産などにもご利益があるため、年間を通じて多くの人が祈願に訪れる人気のパワースポットです。

笠間稲荷神社の御朱印は、拝殿前左手の授与所にて受けられます。笠間稲荷神社と常陸七福神・大黒天の御朱印を授かります。初穂料は各300円。御朱印帳は鳥居とお稲荷様がかわいらしくあしらわれたデザインで、若い女性の御朱印集めにもお勧めです。

大宝八幡宮は関東最古の八幡様です。701年に対馬で金が取れ、その金を天皇に献上すると大変お喜びになり、年号が「大宝」となりました。そしてちょうどその年に建てられた神社ということでその名がつけられました。現在では初詣の参拝者が3日間で10万人を超える人気の金運にご利益のある神社となっています。

境内には狛犬が20を軽く超える数があり迫力があります。境内には重軽石という石があり、参拝の前と後とで重さが違って感じられる石です。参拝をして真剣に神様に感謝や祈願をした人は、晴れやかな気持ちになり体が軽く感じられるので、参拝する前と比べると軽く感じるのだそうです。神社に来られた際には試してみてはいかがでしょうか。

大宝八幡宮は、財運招福のご利益があり、特に宝くじの高額当選がメディアでも話題になるほどの金運にご利益のある神社です。ある宝くじ売り場の経営者が当選祈願をしたところ、高額当選本数が増えたという話が聞かれました。宝くじだけではなく、財運にご利益があるということなので、訪れた時にはしっかり祈願しましょう。

息栖神社（いきすじんじゃ）は、鹿島神宮、香取神宮とともに東国三社と呼ばれ古くから信仰を集めてきました。三社にお参りするとご利益が訪れると言われています。岐神（くなどのかみ）を主神とし、天鳥船神（あめのとりふねのかみ）、そして住吉三神の底筒男命・中筒男命・表筒男命です。御神体は井戸という大変珍しい神社です。

井戸は２つあり、井戸の中には瓶が置かれ、それぞれ男瓶（おかめ）・女瓶（めがめ）といいます。この井戸には忍塩井（おしおい）という日本三霊泉の一つに数えられている清水が湧きだしており、お水取りといって、持ち帰ることもできます。女瓶の水を男性が、男瓶の水を女性が飲むと二人は結ばれるという言い伝えもあります。

息栖神社の御朱印は、拝殿左手の社務所にて受けられます。初穂料300円です。1930年（昭和5年）7月に三笠宮崇仁親王殿下の参拝時に下賜されたという水晶製の印が捺されています。東国三社の鹿島神宮、香取神宮とともに授かりたいですね。

酒列磯前神社（さかつらいそさきじんじゃ）は斉衡3年（856年）12月、神が大洗磯前の海岸に降臨したとされ、大洗と酒列磯前に社をおき、大洗磯前神社と併せて一つの信仰の対象となっているようです。創建より名神大社に列せられ、御祭神は少彦名命（すくなひこなのみこと）で、ご利益は病気平癒、健康、家内安全、商売繁盛とされています。初詣には3日間で3万人の参拝者が訪れます。

酒列磯前神社の本殿に向かうまでの約300メートルほどの参道の両側には、樹齢300年以上のオオバイボタ、スダジイ、ヒサカキなどの常緑広葉樹や椿が生育しています。水戸藩第二代藩主徳川光圀公によるものです。木々のトンネルのような神秘的なパワースポットとなっています。ゆっくり散歩すれば、神聖なパワーを授かることでしょう。

また酒列磯前神社は宝くじが当たるパワースポット、金運の神様として人気を集めています。参道の出口付近に、宝くじが当たるパワースポットとしてウミガメの像があるのですが、これは参拝後に宝くじを買って当選された方が、お礼として寄贈されたそうです。幸運のウミガメの像をたくさんなでて、金運のご利益を授かりましょう。

酒列磯前神社の御朱印は、社殿向かって左手の授与所にて受けることができます。初穂料は300円です。印刷・書き置きのみの授与で、日付も墨書きされません。大洗磯前神社と併せて御朱印を授かりたいですね。

坂東三十三観音24番楽法寺の雨引観音は、子宝・安産祈願のスポットとして知られています。御本尊は観音菩薩（かんのんぼさつ）で重要文化財に指定されています。基本的には秘仏ですが、12年に1度の午年に総開帳になります。近くには延命水という泉が沸き、長寿の功徳が得られるということです。ご利益を求めて新年の3日間で5万人の参拝者が訪れます。

楽法寺は桜の名所でもあり、季節には多くの参拝者が訪れます。また毎年6月ごろにはあじさい祭が開催され、10種類3000株のあじさいがお寺を彩ります。梅雨の時期でもお寺に来られる参拝者の気持ちを潤したいという心遣いから植えはじめ、現在では約10種3000株にもなっています。

二つ目は牛久大仏（うしくだいぶつ）です。こちらの大仏はブロンズ立像としては世界最大の仏像で、正式名称を牛久阿弥陀大佛と言います。高さ85mの胸部までエレベーターで上がることができ、晴れた日には展望窓から富士山を望むことができます。海外の仏教を信仰する国からもわざわざ参拝者が訪れます。

古代より信仰を集めてきた神社は、境内に入る前から力強いパワーを感じ、鳥居をくぐるといたるところでさらに強いパワーを受けます。ご紹介したのはパワースポットとしても人気のある神社ばかりですので、今人気の御朱印集めをしながら、神社を巡ってみましょう。どうぞご利益がありますように。