地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

グランクラスの料金が安いのはどの新幹線?予約方法・割引についても調査!

グランクラスの料金が安いのはどの新幹線?予約方法・割引についても調査!
投稿日: 2017年10月30日最終更新日: 2020年10月8日

新幹線のホームに居るとたまに「グランクラス」と言う言葉を耳にします。グランクラスと言うのはいったいどの様な座席で、どういったサービスがありどれくらいの料金がかかり、割引料金があるのかを今回調査しましたのでグランクラスのサービスと合わせてご紹介いたします。

グランクラスってすごい豪華そう!見出し

駅のアナウンスで「グランクラス」と言われても「グランクラスって何?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。グランクラスは新幹線の座席の1種類です。今回はグランクラスがどんなサービスを行っているか、また気になる料金はどれくらいかをご紹介させていただきます。

グランクラスの料金に込められた驚きのサービス!見出し

特急列車や新幹線、また東京近郊の一部普通列車には普通席より横幅がゆったりとしていて前の座席との間隔が広いグリーン車と言う座席が存在しますが、今回ご紹介するグランクラスという座席はそのグリーン車より座席もサービスもさらに上のクラスです。

グリーン車より更に横幅・足元も大幅に広くなっていて、座席の操作は電動リクライニングで背もたれが倒れる角度・座面の高さ調整・足元のフットレストの角度調節がすべて手元の電動ボタンで行えるほか、各座席に読書灯とコンセントが完備されています。

また、グランクラス専属アテンダントさんによる供食サービスもあり軽食は洋風のサンドイッチセットと和風の小さなお弁当どちらか一つを選べて、さらにアルコールを含む数種類の飲み物が飲み放題で、茶菓子やおつまみも一点付いてきます。また、車内でくつろぎたい時のためにスリッパなどのアメニティも用意されています。

なので、通常のグランクラス料金を払えば電動リクライニングの快適な座席にアテンダントさんが個別に注文のオーダーを聞いて下さってから提供される軽食・飲み放題のドリンクに車内で快適に過ごすアメニティがすべて付いてきます。

グランクラスは食事もサービスもすごかった!新幹線のファーストクラスを堪能! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
グランクラスは食事もサービスもすごかった!新幹線のファーストクラスを堪能! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
新幹線のファーストクラスと言われる東北、北海道、北陸新幹線のグランクラス。座席数も少なく、時期によってはあっという間に満席になってしまうと言われます。そんなグランクラスのサービスについて調べてみました。一度はグランクラスに乗ってみたい魅力満載です。

グランクラス付きの新幹線の走る区間は?見出し

こんなに豪華なグランクラス、ハレの日に一度利用してみたいと言う方も居るのではないでしょうか。ですが、残念ながらすべての区間の新幹線で走っているわけではありません。2017年10月現在では東北・北海道新幹線と北陸新幹線においてグランクラス付きの車両が走っています。

また、東北新幹線の場合、緑色の新幹線にはグランクラスが付いておりますが白色の新幹線や、連結して走る秋田新幹線・山形新幹線の車両にはグランクラスが付いていないので東北方面で利用する際は注意が必要です。

気になるグランクラスの料金見出し

ここまで、グランクラスのサービスを紹介してまいりましたが気になるのが料金です。結論から先に申し上げてしまうと普通車と比べるとそれなりにお高いです。目安として東北新幹線の東京から仙台間での料金が19,930円、東京から新青森間での料金が27,110円です。

北海道新幹線の区間が入ると仙台から新函館北斗間での料金が31,870円、東京から新函館北斗間での料金が(なんと)38,230円です。北陸新幹線では東京から長野間での料金が15,910円、東京から金沢間での料金が26,970円となっております。同じ新幹線でも本州と北海道をまたいだ場合、かなりの料金となってしまいます。

本州と北海道をまたぐ場合の豆知識

本州と北海道をまたいだ場合になぜこんなにも高くなってしまうかと言いますと、新青森駅まででJR東日本のグランクラス料金の計算を打ち切って、新青森駅からはJR北海道のグランクラス料金が新たに加算されるからなのです。

この場合途中下車と言う裏技がありまして、基本料金となる切符の部分は東京から新函館北斗まで11,560円で通しで買ってしまい、特急・グランクラス券を東京から新青森の分の16,970円と新青森から新函館北斗の分の11,820円として買うと途中下車ができますが合わせて40,350円と普通に通しで乗るのと比べ2120円高くなってしまいます。

ですが、新青森で途中下車してのっけ丼で有名な青森魚菜センターやねぶたが常時見られるワ・ラッセなど魅力が多い施設がある青森市内を観光してから再び函館・北海道方面に向かうという、飛行機では出来ない地上移動ならではの体験が出来てしまいます。

青森魚菜センター『のっけ丼』の具材のおすすめは?失敗しないコツ! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
青森魚菜センター『のっけ丼』の具材のおすすめは?失敗しないコツ! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
青森県の青森魚菜センターの名物「のっけ丼」についてご紹介いたします。青森ならではの食材を見つけて自分好みの具材を乗せて贅沢丼を完成させちゃいましょう!そんな青森魚菜センターののっけ丼のおすすめの具材と失敗しないコツをお届けいたします。きっと食べたくなりますよ!

グランクラスの料金をお得にするには?見出し

やはりそれなりのお値段がするグランクラスですが、予約方法によっては、またはそもそも乗る新幹線を変えてみると若干安い料金で乗ることができます。まず一つの手段として紹介させて頂きたいのがモバイルSuicaを利用した予約方法です。

東北・北海道新幹線と北陸新幹線ではJR東日本が運営する「えきねっと」を通した予約方法とAndroidスマートフォンのおサイフケータイ機能やiPhone7以降のApplePay対応iPhoneから予約する「モバイルSuica」を通した予約方法がありますが、モバイルSuicaを通して予約しますと若干の割引が効きます。

モバイルSuicaを使うために用意するもの見出し

こちらで紹介いたしますモバイルSuicaでの予約方法ですが、先にモバイルSuicaの利用条件を案内させていただきます。モバイルSuicaはおサイフケータイ機能に対応したAndroidスマートフォンかApplePayに対応したiPhone7以降のiPhoneとクレジットカード(もしくは一部のVISA・JCBデビットカード)が必要になります。

iPhone7以降のiPhoneからモバイルSuicaを利用して新幹線を予約する場合には年会費等はかかりませんが、Andoroidスマートフォンのおサイフケータイ機能からモバイルSuicaを利用して新幹線を予約すると年会費1000円(+税)がかかってしまいます。

ですが、JR東日本の発行するビューカードを利用するとAndroidスマートフォンからの年会費も無料になります。また、たまったポイントをSuicaにチャージできるなどビューカードならではの特典も受けられるようになります。

モバイルSuicaのお得な料金とは?見出し

先ほど紹介したようにやや準備に手間が掛かるモバイルSuicaでの予約方法ですが、いったいどれだけの割引となるのでしょうか。先ほどの様に主要区間で普通に切符を買う場合と比べてご紹介します。

東北新幹線ですと東京から仙台間で400円の割引、東京から新青森間で890円の割引となり、北海道新幹線の区間まで乗車する場合では仙台から新函館北斗間で150円の割引、東京から新函館北斗間で1,030円の割引です。

北陸新幹線では東京から長野間で280円の割引、東京から金沢間で220円の割引となります。東北・北海道新幹線が割引額が高い割には北陸新幹線の場合割引額が低い結果となります。ですが、モバイルSuicaの場合タッチで新幹線に乗れる利便性もあります。

さらにお得な料金でグランクラスに乗るには?見出し

グランクラス、座席だけでもとても良い上質の座席を使っております。全て電動リクライニングでひと席ごとにコンセントと読書灯を完備、さらには新幹線では大変珍しい3列座席。また一人掛け席があるなど、サービスを抜いても個人の時間に浸れる大変良い座席です。

そこで、食べ物や飲み物はいつも買っている自分好みの物を持ち込んでセルフサービス的な感じにすると割引率が上がったりしないかとふと調査いたしました。するとアテンダントによる飲食・接客サービスを行わずアメニティがない座席だけの利用と言う形の利用でも良いのであればモバイルSuicaから予約するより更に安くなるようです。

静かに快適に座席だけグランクラス料金!見出し

新幹線に乗るにはいつも食べたいなじみの駅弁があってなじみの飲み物がある。もしくはサービスが良いのは嬉しいのだが私はサービスは必要なくて静寂の中を移動したい。そんな方に最適な予約方法が「シートのみ営業」のグランクラスを予約すると言う事です。

代表例では東北新幹線では東京から仙台間の運転の「やまびこ」号が、北海道新幹線では仙台から新函館北斗間を運転する「はやぶさ」95・96号、北陸新幹線では東京から長野間の運転の「あさま」号が当てはまります。

通常料金と比較して「やまびこ」号のシートのみグランクラスですと東京から仙台間が17,570円と2,360円割引で、仙台から新函館北斗間の「はやぶさ」95・96号のシートのみグランクラスですと27,770円と4,100円引きになります。

東京から長野間の「あさま」号のシートのみグランクラスですと13,860円と2,050円割引となります。自分のペースでグランクラスを楽しみたい場合、この方法も良いのではないかとご提案いたします。

料金抑えて豪華に行くならグランクラス利用ツアーも!見出し

運行開始当初はグランクラスを利用したツアーはありませんでしたが、最近ですとグランクラス利用のツアーなどと言った物が旅行代理店から販売されてまいりました。この様なツアーですとグランクラス利用の新幹線に高級なホテルを組み合わせても料金は個人で手配するよりお得なパターンが生じております。

グランクラスに乗るからにはやはり全部のサービス受けたい方や誕生日や結婚記念日など、大切な記念日に旅行される方はこれらのツアーを検討されるのも一考の価値ありかとご提案させていただきます。

自分にピッタリな料金割引を使おう!見出し

IT技術を駆使した割引料金から座席だけ利用する料金案や、すべて旅行会社任せにしてしまう案など様々な割引案があり、豆知識的な点としては高くはなってしまう物の青森と函館を一度に楽しむ方法もご提案しましたが、皆様に合った料金を利用して快適にお出掛けしてみてはいかがでしょうか。この記事が楽しい旅行の参考になれば幸いです。

関連キーワード

投稿日: 2017年10月30日最終更新日: 2020年10月8日

アイコン

RELATED

関連記事

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote