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稚加榮(ちかえ)老舗料亭でランチ!コスパ最強の明太子かけ放題が人気!

稚加榮(ちかえ)老舗料亭でランチ!コスパ最強の明太子かけ放題が人気!
投稿日: 2017年10月31日最終更新日: 2020年10月8日

博多料亭稚加榮は、昭和36年に福岡市中央区大名に創業した活魚、会席料理を中心とした老舗の料亭です。稚加榮のおすすめは、何といっても1500円で食べられる和定食。刺身、天ぷら、椀物、茶碗蒸しなど、味と量ともに大満足のランチです。

最高の料理と風情ある博多料亭稚加榮見出し

昭和36年創業の博多料亭稚加榮は、福岡市中央区大名という福岡市の中心部にあります。古くから活魚、会席料理の老舗料亭として地元福岡では有名な人気のお店です。料亭とはいえ、稚加榮が人気なのは庶民的な値段で、新鮮な海の幸を食べられるとあってお昼時は常に行列が出来ます。ここではその稚加榮人気の秘密に迫ります。

稚加榮のランチは驚愕の味と値段見出し

稚加榮の人気メニューは何といってもお昼に出される2種類の特選ランチです。和定食は、刺身、天ぷら、椀物、味噌汁、茶碗蒸しなどがテーブルを埋め尽くす大きな配膳に出てきます。これが25000円とか3000円とかでも美味しければ納得しますが、これがあたり前以上の美味しさで、しかもご覧の量です。そして何と1500円です。

もうひとつのそば定食は、刺身が蕎麦に変更になったもの。関東方面から出張で来たサラリーマンの方がどうも納得がいかないらしく、食べた後しきりにお勘定の値段を見つめています。聞いてみると、「これ間違ってますよね」と言う。間違いじゃないと言うと、いやいやあり得ないでしょうと納得しません。これはいつも目にする光景です。

稚加榮のつぶ出し明太子見出し

実は、お昼の特選ランチが人気の理由はもうひとつあります。それが、この「つぶ出し辛子明太子」です。稚加榮では、辛子明太子の販売もしており、地元でも人気の明太子ですが、その明太子を思う存分食べることが出来るのです。配膳と一緒にこのチューブ入り明太子が出されるので、いくらでもご飯にかけて食べることが出来ます。

その結果、こんな感じでご飯をおかわりして2杯目は明太子ご飯で、となるわけです。ここまでして1500円ですから驚きます。なぜここまで驚くかというと、ランチなのに高級料亭の最高の新鮮な刺身などを思う存分食べられるからです。それとこのつぶ出し明太子、店頭で買うと税込864円します。それが全部使ってもいいってどういうこと?

明太子といえば、博多と言われるくらい博多の明太子は沢山あります。味にうるさい博多っ子は、特に博多の代名詞とも言える明太子の味には厳しく、一定の評価と人気を維持するには生半可な味では通用しません。そんな明太子激戦の地で堂々と評価得ている稚加榮の明太子は、とにかく一度食べたら忘れられない納得の美味しさです。

30分待ちはあたり前の稚加榮のランチ見出し

そうした最強コスパのランチを求めて多く、多くの人がお昼時になると長蛇の列をつくります。待ち時間30分は、あたり前で、待ち時間1時間でも粘る人は結構います。平成初めの頃は、1000円でした。それが500円まで値上がりして今日に至りますが、その間このお昼の待ち時間が変わることはありません。なぜなら元々安すぎるからです。

ともかく稚加榮のランチは、お店が宣伝のためにやっているとしか思えない安さなので、待ち時間覚悟はいつものことです。入口付近まで来ると看板にこの待ち時間表示があり、今現在待ち時間20分とか待ち時間40分とか書いてあります。今まで最高待ち時間1時間半というのもありました。稚加榮ランチは待つことから始まります。

稚加榮オープン前の行列と題された動画です。稚加榮の営業時間は、11時30分から午後10時まで。皆さんお目当てのランチタイムは11時30分から14時までなので、オープン前にこの行列になっています。なぜなら1日限定500食となっていて、1階のカウンター席と小上がり席併せて約200席ですから2回転半したら終了してしまいます。

福岡でのランチおすすめランキング!人気のお店やおしゃれなお店も | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
福岡でのランチおすすめランキング!人気のお店やおしゃれなお店も | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
九州だけでなく、全国的にもグルメ天国と言える「福岡」には名物料理がたくさんあります。そんなグルメな街だからこそ、ビジネスや観光で訪問した際のランチは絶対外したくないものです。今回はグルメな街・福岡でランチにおすすめなお店をご紹介します!早速ご覧ください。

稚加榮の料理が美味しい理由は生簀にあり見出し

店内に入ってまず驚かされるのは、その壮観な作りです。カウンターがメインですが、中央に大きな生簀が何槽もあり、それをカウンター席がぐるりと取り囲みます。お客さんはその生簀で泳ぐ魚を見ながらあれこれとウンチクを語ったりしながら食事をすることが出来る仕組みになっています。このスタイルが稚加榮人気のひとつです。

写真を見る限りお昼のランチタイムではなさそうです。お昼時は、このカウンターが空いていることはまずありません。夕方近くかそれ以上の時間帯と思われます。落ち着いて一品料理などを注文するなら夕方以降の時間帯がおすすめです。ただし、あまり遅すぎると今度はまた混雑してきます。そんな時は電話を入れれば事前予約も可能です。

その生簀の横には例えば、大分産佐賀ノ関から直送された関あじ、と堂々とかいてあります。アジの中でも絶品の旨さといわれるあの関アジです。その目の前で泳いでいる関アジを生簀から出してすぐに調理して出されるわけです。美味しくないわけがない。食べて楽しむだけではなく、実際に口にする魚を見てから味わうことが出来ます。

こちらの生簀には、活きイカが泳いでいます。博多でいうヤリイカは、ケンサキイカのことで大型で身も厚く甘みが強いため活き造りで出されます。ややこしいですが、一般的に言うヤリイカは、博多ではササイカと呼ばれ、しっかりとした歯ごたえで、イカそうめんなどに向いています。どちらも稚加榮自慢の活きイカ造りです。

稚加榮と書いてちかえと読むそのこころは見出し

稚加榮は、ちかえ、と読みます。ちかえ命名の意味は何でしょうか。「稚」は幼く小さいこと、「加」は加え重ねること、「榮」は栄えること。すなわち、ちかえは、他人から愛され引き立てられ繁栄するという意味です。ちかえ、と3文字には濁りがなく、発音も、ちかえ、と響きがよく、さらに、ちかえ、と覚えやすい名前なのです。

福岡市中央区大名という都心の中に、周辺の雑踏とは異質な落ち着きある純和風の建物と植栽が目につきます。入口の門構えや植木、それに提灯やのぼりなど、博多を代表する料亭に相応しく、落ち着きある風情を肌で感じます。やはりこうした純和風には日本人としてのDNAが反応しますね。この期待感は稚加榮の自信の表れでしょうか。

辛子明太子でも有名な稚加榮見出し

昭和59年から製造し店頭販売を始めた稚加榮の辛子明太子は、今や全国から取り寄せの問い合わせがあるほど博多を代表する明太子となっています。その稚加榮のめんたい料理の中でも人気の逸品が「イワシ明太子」。イワシの腹に明太子を入れこんがりと焼き上げてます。イワシの美味な味と明太子の辛さが相まって絶品の美味しさです。

もうひとつのめんたい料理は、イカめんたい。こちらは販売店で購入することも出来ます。こりこり感のあるイカの食感とつぶつぶ感の明太の食感が混ざり合う独特の風味と歯ごたえの良さです。他にも明太だし巻き卵や明太フライ、明太子盛り合わせ、三種盛り合わせなどがあり、どれもお酒が進むめんたい料理ばかりです。

稚加榮の絶品新鮮海の幸を活き造りで見出し

稚加榮の活き造りは、どれも獲れたて新鮮な魚介類が、産地から直送で陸送されてそのまま生簀へ運ばれすぐに料理して出されます。大分佐賀関直送の関アジは、歯ごたえ充分の脂の乗った絶品の味、季節毎にヤリイカ、アオリイカなど獲れたて新鮮なイカの活き造りなど、四方を海に囲まれた九州博多ならではの新鮮活き造りが楽しめます。

稚加榮の厳選食材を堪能できる料理の数々見出し

本格的な活き造りが出てくるまで、しばしの時間を厳選素材を使った「三種の盛り合わせ」でまずは軽く一杯。まあ何と贅沢なことでしょうね。季節折々に獲れる旬な食材を選んで出されるから、何が出てくるかはお楽しみです。もちろん事前に和服姿の仲居さんに尋ねれば、きちんと出される造りの中味を丁寧に説明してもらえます。

生簀の魚や明太子だけではなく、他にもひとつひとつの素材が全国から取り寄せる厳選素材。これが老舗の料亭たる所以でしょう。もちろん博多の郷土料理、「あらかぶの煮付け」や「ごまさば」、それに「特上のにぎり寿司」などもあったりして、まさに高級料亭の味をそのままに、納得の味とお値打ち価格でいろいろと堪能出来ます。

博多料亭稚加榮で福岡を満喫しよう見出し

Photo by *tomoth

約半世紀以上もの長きに渡り、グルメ王国博多の地で地元だけでなく県外からも多くの和食グルメファンが来店する博多料亭稚加榮。料亭と聞くと敷居が高いと思い勝ちですが、ここはそうではありません。料亭が料亭たる所以の味そのままに、お値打ち価格で提供し続けているからこそ、絶大な人気を博しているのです。

投稿日: 2017年10月31日最終更新日: 2020年10月8日

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