紫陽花珈琲はパンケーキが人気のカフェ！札幌・円山に行ったら絶対食べたい！

「インスタ映えするスイーツ」の代表格とも言える、パンケーキ。数年前から人気に火がつき、未だその人気は衰える気配がありません。そんなパンケーキを「自分好みにアレンジして注文できる」素敵なカフェが、札幌円山にあるんです。その名は「紫陽花珈琲」。今回は行列のできる札幌の人気カフェ「紫陽花珈琲」についてご紹介します。

紫陽花珈琲は、2012年の秋、自家焙煎珈琲と自家製スイーツのお店として、札幌円山の地にオープンしました。紫陽花の花は、小さな萼(がく)の集合体。「人と人とが集まって、1つの集合体(お店)になる」、店名の「紫陽花」には店主のこんなあたたかな願いが込められているんだそうです。

紫陽花珈琲の名物は、何と言っても「リコッタチーズパンケーキ」。「自分好みのパンケーキが作れる」カフェとして人気を呼び、今では毎日多くのお客さんが行列を作る人気店として話題になっています。おしゃれな店内でオリジナリティー溢れるパンケーキが食べられる、女子にはたまらない夢のような空間は、訪れる人の心を鷲掴みにします。

次に、紫陽花珈琲へのアクセスをご紹介します。札幌の円山バスターミナル4番のりばから「円山15」のバスに乗り、「円山西町3丁目」のバス停を降りて徒歩5分ほど。コンクリート打ちっ放しのビルに、ダークブラウンのモダンな看板が目印です。営業時間は午前11時から夜19時まで。ラストオーダーは夕方18時です。

土日も休まず営業しているので、学生さんや社会人の方でも訪れやすいでしょう。また、紫陽花珈琲は美味しいパンケーキだけでなく、長蛇の行列でも有名。なんと開店の30分以上前から行列ができることもあるんだとか。駐車場はお店の正面にありますが、埋まっていることも多いので、電車やバス、タクシーを利用しての来店がおすすめです。

紫陽花珈琲の店内は、2階席と3階席に分かれていて、2階が喫煙席、3階が分煙席になっています。席数は2階と3階合わせて約35席。そんなに少ない席数ではないのに、あっという間に行列ができてしまうというのだから驚きです。木と珪藻土を意識的に使用した店内は、明るく落ち着きのある雰囲気です。

珪藻土は、バスマットなどとしても使用されている、藻類の殻の化石。そんな珪藻土を壁に使用することで、室内の通気や湿度を常に最適な状態に保ってくれるんだそうです。また、木製の家具の色はダークブラウンで統一されており、シンプルながらも落ち着きのある空間を演出しています。

オレンジ色の間接照明が温かく、ほっこりとした気分にさせてくれます。さらに、席と席の空間が広いので、隣を気にすることなく、ゆったりとくつろぐことができます。席はテーブル席とソファー席があり、深く腰掛けられるソファー席は特に人気です。長い待ち時間も快適に過ごせそう。

紫陽花珈琲のメニューには、自慢のパンケーキの他、ロールケーキやチーズケーキ、チョコレートケーキなどの自家製ケーキがあります。ただし現在は、パンケーキが人気すぎて「しばらくの間、フードメニューはパンケーキのみ」の提供となっているようです。ちなみに飲み物メニューは、自家焙煎のコーヒーや紅茶、ハーブティーなどです。

それではお待ちかね、紫陽花珈琲の看板メニュー「リコッタチーズパンケーキ」の注文方法をご紹介します。まずは生地、基本的にはプレーンタイプ3枚のホイップクリーム付きをチョイスします。次にソースを1種類(100円)選択します。ソースは、アングレーズ、ハニー、メイプル、ミックスベリー、キャラメル、チョコレートの6種類です。

さらに、トッピングを1種類(200円)選択します。トッピングは、バナナ、イチゴ、ローストナッツ、マロン、アイスクリームの5種類。最後に、無料トッピングをお好みでどうぞ!無料トッピングは、ドイツ産岩塩、シナモンパウダー、ココアパウダーの3種類が用意されています。

ソースや有料トッピングとの相性を考えつつ、ぜひ無料トッピングを追加してみてください。ちなみにセットのドリンクを注文すると、トッピングのアイスクリームが無料になる嬉しいサービスが!これは、ドリンクを注文しない手はありません。ちなみにパンケーキは、紅茶よりもコーヒーとよく合うようで、コーヒーを注文する方が多いそうです。

紫陽花珈琲自慢のパンケーキは、1枚1枚じっくりと丁寧に焼き上げているので、注文から提供までにかなりの時間がかかります。提供までの時間はおおよそ30分ほど。時間帯と状況によっては、なんと1時間待つこともあるんだとか。入店前の行列も何十分単位であることが多いので、来店の際にはしっかり時間に余裕を持って行きましょう。

それではここで、気になるメニュー「リコッタチーズパンケーキ」そのもののお味をご紹介しましょう。トッピングやソースをかけて、オリジナルのパンケーキを楽しむのも良いですが、基本のプレーンパンケーキにも生クリームがついてくるので、トッピングやソースなしでも十分美味しいんです。

北海道産牛乳と自家製リコッタチーズを使用し、じっくりと焼き上げられたパンケーキは、しっとりとしたスフレのような食感が特長です。分厚くて枚数も多いので、とってもふわふわ食感なのにボリューミー。お腹いっぱいになれること間違いなしです。パンケーキ自体の甘さは控えめで、ソースやトッピングの甘さを邪魔しません。

続いて、お店おすすめかつ人気のアレンジ方法をご紹介します。まずは、キャラメルソースにローストナッツと岩塩をトッピングした組み合わせ。岩塩の角のない辛味が、キャラメルの甘さをより引き立たせてくれ、パンケーキをより深い味わいにしてくれます。ローストナッツも香ばしくて、岩塩やリコッタチーズのチーズ感との相性抜群です。

ミックスベリーソースにイチゴをトッピングした、女子力全開のパンケーキです。数種類のベリーを組み合わせて作ったベリーソースは、とっても甘酸っぱい。トッピングのイチゴは北海道産なので、とってもフレッシュで美味しいと好評です。ソースの赤色とミントの緑色のコントラストがとっても色あざやかで、インスタ映え抜群の組み合わせです。

こちらは、とっても秋らしいパンケーキ。アングレーズソースにマロンをトッピングした組み合わせです。マロンは渋皮付きなので、栗本来のほっくりした味わいをしっかり感じることができます。

紫陽花珈琲のマロンは美味しいと評判なので、ぜひお試しあれ。アングレーズソースは、カスタードのような、バニラアイスのような不思議な味わい。

ほんのり洋酒の香りが感じられる上品なソースです。他のソースに比べて、あっさりとした口当たりなので、ボリューミーなパンケーキですが胃にもたれにくく、最後まで美味しく頂くことができます。また、お味だけでなく「アングレーズという響きがおしゃれ」という理由から選ぶ人も多いんだそうです。

みんなが大好き「チョコバナナ」の組み合わせです。チョコレートソースがかなり甘めなので、食べ応え抜群。甘党の方におすすめの組み合わせです。ちなみに、こちらのパンケーキにおすすめの飲み物は、コーヒー。紫陽花珈琲のコーヒーは、程よい苦味と酸味が特徴。パンケーキの甘さと珈琲の苦さが口の中で見事に調和して、美味しいです。

バナナのトッピングに合わせたいのは、チョコレートソースだけではありません。「キャラメル＋バナナ」も密かに人気の組み合わせです。ほろ苦いキャラメルソースとなめらか食感のバナナとの相性は抜群!キャラメルソースは濃厚で味がしっかりとしていますし、バナナはしっかりと胃にたまるタイプのフルーツ。お腹いっぱいになれます。

いかがでしたか?ベリー系からチョコレート系まで、アレンジは自由自在。トッピングやソースのメニューが豊富で、注文する過程もとっても楽しそうなお店です。札幌円山にありながら、平日でも行列のできる人気店なので、ぜひ時間に余裕を持って訪れてみてください。何度も通って、自分好みの組み合わせを探してみるのも楽しそうです。