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閑谷学校の紅葉情報!ライトアップの時期や観光の見どころをご紹介!

閑谷学校の紅葉情報!ライトアップの時期や観光の見どころをご紹介!
投稿日: 2017年11月6日最終更新日: 2020年10月8日

岡山県を代表する観光スポット「閑谷学校」をご存知でしょうか?現存する最古の公立学校として「近世日本の教育遺産群」に登録され盛り上がりを見せていますが、実は、紅葉のスポットとしても有名です。ここでは「閑谷学校」の紅葉スポットをみどころと一緒にまとめました。

閑谷学校は紅葉時期におすすめスポット見出し

岡山を代表する観光スポット「閑谷学校」が紅葉の時期におすすめスポットでもあることをご存じでしたか?特に見頃の時期になるとライトアップもされて幻想的な紅葉と建物をを楽しむことはできます。この記事では「閑谷学校」の見所から、一緒いって欲しいおすすめの観光スポットにアクセス情報などをご紹介します。

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岡山の観光スポット「閑谷学校」見出し

日本で最初の学校といえば歴史の教科書にも載っている栃木県の「足利学校」が有名ですが、日本最古の「公立学校」が今回ご紹介する岡山の「旧閑谷学校」です。行動やその周辺の建物が重要文化財に指定されおり、現在でも当時の面影を感じることができる歴史スポットです。

また、2015年4月には教育の発展に大きな影響を及ぼしたものが登録される「近世日本の教育遺産群」にも登録されました。そして、現在は続く世界遺産登録に向けて取り組みがされています。これからますます注目される「閑谷学校」の歴史的建造物や紅葉をゆっくり楽しめるのは今の時期だけかもしれません。

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閑谷学校のおすすめスポット1「講堂」見出し

閑谷学校一番の観光スポットは国宝にもなっている「講堂」です。入母屋造りで屋根は「備前焼瓦」。閑谷学校の敷地内でも一番大きく中心的な存在のの建物は、ケヤキ、ヒノキ、クスなどの良材をふんだんに使い建てられており、風雨で傷みやすい部分は「黒漆」で仕上げられています。

講堂の建物の中は十本の「欅の丸柱」に支えられる内室と、それを囲む入側となっています。しっかり磨かれた鏡のように光る床からは、ここでたくさんの事を学んだ生徒たちの思いやその長い歴史が伝わってきます。現在でも研修会など教育の場として使われています。

閑谷学校のおすすめスポット2「石塀」見出し

閑谷学校の校門を起点にして敷地を囲むように作られた「石塀」。これが作られたのは、いまから約300年以上前といわれています。この石塀も他の建物と同じように重要文化財となっています。特徴的なのは、その形。「切り込みはぎ式」という技法で作られています。

この石塀の長さは約760m以上。高さと幅はは約2mあります。かまぼこ型になっているのは、元々は不揃いの水成岩をきれいに積み上げ、「のみ」で成形してして作り上げたから。その仕事の丁寧さは、今でもこの石壁が綺麗に残っていることからも感じることができます。

閑谷学校のおすすめスポット3「校門」見出し

1686年に建てられた閑谷学校の顔でもある「校門」も重要文化財に登録されています。この門の屋根も講堂と同じ「備前焼の本瓦葺き」となっていて、その独特の色合いや、屋根に乗せられている鯱(しゃちほこ)から堂々たる風格を感じることができます。以前はこの門の反対側に学生が生活する寮があり、多くの学生が勉学のためここを通っていたことでしょう。

また、この校門は別名「鶴鳴門」(かくめいもん)とも呼ばれています。中国最古の詩集である「詩経」の中に出てくる門からとられています。それを感じられるのが、校門の両側にある頭窓のある付属屋。これは中国の建築様式を元に作られています。

閑谷学校のおすすめスポット4「資料館」見出し

正式名称は「閑谷学校資料館」。これまで紹介してきた「閑谷学校の建物」よりは新しい年代に建てられた白い壁が特徴的な木像2階建ての建物ですが、こちらも国の有形文化財となっています。元々は「旧閑谷中学校本館」として建てられ、数の少ない現存する明治時代の木造校舎の一つです。

この校舎が建てられたのは1905年。学生が寝泊まりしていた学房の跡地に、私立中学「閑谷黌」の本館として建設されました。今では、閑谷学校の貴重な資料が展示される資料館となっており、明治時代の閑谷黌の様子や昭和期の旧制閑谷中学校の様子を知ることができます。

閑谷学校は秋の紅葉スポット見出し

ここまで「閑谷学校」の見所を紹介してきました。歴史的に貴重な建物があつまっていますが、ここは岡山を代表する歴史スポットというだけではなく、紅葉時期のおすすめスポットとしても人気のある場所です。ここからは「閑谷学校」で見ることができるおすすめ紅葉スポットをご紹介していきます。

閑谷学校の紅葉おすすめスポット1「黄葉亭」見出し

その名前からも、綺麗な紅葉を楽しむことができると確信できる「黄葉亭」。黄葉亭の名前は、鎌倉時代の歌人「藤原定家」の歌からとられています。たくさん木々と川に挟まれ、紅葉時期でなくても自然を感じるのにおすすめのスポットとなっています。頼山陽や菅茶山もここに訪れて交友を深めたとか。

「黄葉亭」が建てられたのは1813年。閑谷学校を訪れる来賓や海外諸国から訪れる学者や文人を接待するのに建てられました。ここを訪れた「頼山陽」もここからの景色を絶賛し「黄葉亭記」を記しています。講堂等に比べると質素な造りですが、その分、自然と一体化できるのかもしれません。

閑谷学校の紅葉おすすめスポット2「楷(かい)の木」見出し

講堂と閑谷神社の間に植えられている2本の「階(かい)の木」も閑谷学校では重要なものの一つです。元々は東南アジアや中国に自生するウルシ科の植物で、当時の農商務省「林業試験場」場長であった白沢保美博士が中国・曲阜の孔子墓所から「楷の木」の種を採取し1915年に持ち帰ってきて育てた、日本で初めての栢木の苗木のうちの2本です。

閑谷学校に植えられたのは1925年。それから約100年近く「学問木」として時代や学校を見守ってきました。「階の木」も秋の時期になると紅葉し、観光ポスターにもしばしば使われます。また。シーズン中にはライトアップもされるので、観光で時間があるときにはおすすめです。

閑谷学校の紅葉おすすめスポット3「椿山」見出し

楷(かい)の木の先にある「閑谷神社」。その東側にあるのが「椿山」です。そこに植えられている約400本のヤブツバキは、1702年に閑谷学校の基礎を固めた津田永忠が、学校の発展と守護を願い築いたと言われています。秋のの時期にはヤブツバキが紅葉して、独特の雰囲気を出しています。

また、この奥には、閑谷学校の創設者である「池田光正」の髪や髭、爪、歯をおさめた御納所(供養塚)があります。この周りにもヤブツバキが植えられており、また、この記事の最初の方でもご紹介した石塀も見ることができます。

閑谷学校の紅葉ライトアップもおすすめ見出し

昼間の紅葉も良いですが、夕日に照らされる紅葉も綺麗です。そして夜のライトアップされた紅葉。これも昼間とは違った雰囲気があっておすすめです。閑谷学校も、毎年秋の時期になると「閑谷学校ライトアップ」という期間限定のライトアップイベントを開催しています。

2017年は10月28日から11月5日までの1週間が「旧閑谷学校ライトアップ」期間となっており、昼間は特産品販売なども催されています。時間は特産品販売が午前10時~午後7時。ライトアップは午後6時~午後8時となっています。入場料は大人400円、子ども100円です。

ライトアップされるのは、国宝になっている「講堂」を中心に、先ほどご紹介した樹齢100年近い「階の木」や「閑谷神社」などです。暗い中に浮かび上がる幻想的な風景は一見の価値があります。

閑谷学校を世界遺産に!見出し

2015年4月に教育の発展に大きな影響を及ぼしたものが集まる「近世日本の教育遺産群」にも登録された「閑谷学校」ですがより多くの人に知ってもらい、また後世に残す取り組みとして、世界遺産への登録を進めています。

世界遺産とは、「地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝物」とされ、世界中で1030件ほどが登録され、そのうち約20件が日本国内にあります。この「閑谷学校」もその仲間入りをするべく、活動をしています。

閑谷学校にアクセスするには?見出し

公共交通機関でアクセス

公共交通機関でのアクセスは、JR山陽本線を利用の場合、吉永駅で降り、タクシーで約10分、路線バスでは約12分、徒歩で約40分となっています。JR赤穂線を利用の場合、備前片上駅で降り、タクシーで約15分です。時期によっては無料のシャトルバスが運行されることもあるので、こちらを利用してアクセスするのもおすすめです。

自家用車でアクセス

自家用車でアクセスする場合。山陽自動車道の備前ICから約9km。国道2号線を経由し「閑谷学校入口」交差点から北へ5km。県道赤穂岡山線を経由して吉永交差点から南に入り道なりに進むと「閑谷学校」となります。駐車場は無料で収容台数500台なので、自家用車でのアクセスも安心です。

住所:岡山県備前市閑谷784 電話番号:0869-67-1436

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岡山のおすすめお出かけスポットは?子供と雨でも楽しめる場所を厳選! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
岡山県内には雨の日でも子供と楽しく過ごせるお出かけスポットは数多くあります。美術鑑賞を楽しんだり、館内施設で遊んだりと子供と楽しく過ごすことができます。岡山県内にある、そんな人気のお出かけスポットを厳選して紹介します。参考にしてみてください。

閑谷学校の開園時間や料金は?見出し

閑谷学校の開門時間は9時~17時で、ライトアップ期間中は特別営業時間となります。年中無休ですが年末の12月29日から31日は休館日となります。入場料は大人400円、小中学生は100円です。また、料金には「閑谷学校資料館」の入場料も含まれています。

また、史跡の受付では「ガイドテープ」の無料貸し出しを行っています。さらに「ボランティア・ガイド」によるガイドもありますので、より深く「閑谷学校」の事を知りたい方は利用してみるのもおすすめです。所要時間は、「史跡見学」コースが資料館も含めて1時間程度。「黄葉亭」の散策を含めると、1時間半程です。

閑谷学校と一緒に行きたいおすすめスポット見出し

閑谷学校のある備前には他にも訪れてほしいおすすめのスポットがたくさんあります。紅葉スポットはもちろん「閑谷学校」にゆかりのあるスポットや紅葉のスポットなど、閑谷学校と一緒に訪れほしいおすすめのスポットをご紹介します。

八塔寺ふるさと村

映画「黒い雨」やテレビドラマ「八ツ墓」「火垂るの墓」などのロケ地となったことでも有名な「八塔寺ふるさと村」は、茅葺屋根の家や水車小屋が点在し、昔懐かしい日本の田園風景が残る観光スポットです。近くには登山コースや民宿などもあるので、里山体験をしたい方にもおすすめです。

備前焼ミュージアム

閑谷学校の瓦にも使われている「備前焼き」。その歴史は古く、日本六古窯の一つに「備前焼」も含まれています。その歴史や、人間国宝の金重陶陽や山本陶秀、藤原啓など有名な作家の作品や、これからの備前焼を支える若手作家の作品を見ることができるのが「備前焼ミュージアム」です。

JR赤穂線「伊部」駅からすぐのところにあるので、アクセスも良好ですので、閑谷学校に行く前や帰る途中に寄れるのも魅力です。入場料は大人500円、中学生以下は無料。開館時間は午前9時~午後5時までで、毎週月曜日が休館日となっています。

住所:岡山県備前市伊部1659-6 電話番号:0869-64-1400

備前焼伝統産業会館

備前焼を買いたい方におすすめなのが伊部駅からすぐの「備前焼伝統産業会館」です。3階建ての建物内には、1階に備前や瀬戸内海といった周辺の観光地の紹介コーナや干物・民芸品などの特産品を販売しています。2階では岡山県備前焼陶友会に所属している備前焼作家の展示即売場があります。入館は無料で、営業時間は午前9時から午後5時30分まで。毎週火曜日が定休日となっています。

また、毎年10月には備前焼まつりが催され、備前焼伝統産業会館や備前焼ミュージアム周辺ではダンスや舞踊のイベントや、備前焼の即売会。ろくろ体験など様々な企画がありますので、紅葉の時期とは少しずれてしまいますが、是非チェックしてみてください。

アクセスについても。この時期に合わせ、JR赤穂線は臨時列車を運行。また、自家用車で来る方用に、例年周辺小学校の校庭などを開放したり、閑谷学校と会場をつなぐ無料の巡回バスも運行していますので、閑谷学校を見学した後に立ち寄るのもおすすめです。

住所:岡山県備前市伊部1657-7 電話番号:0869-64-1100

深谷の滝

閑谷学校の紅葉と一緒にチェックして頂きたいのが「深谷の滝」です。高さ約13m、幅約2mの1段目と高さ約7m、幅約2mの2段の滝は、この近くでが最大級の滝となっています。春のサツキが有名ですが、秋の紅葉も見事で、閑谷学校からも車ですぐとアクセスしやすいので、一緒に訪れてみるのがおすすめです。

住所:岡山県備前市三石

閑谷学校の紅葉に行こう見出し

ここまで、閑谷学校の見どころや紅葉スポットやライトアップの情報、周辺の紅葉スポットなどをまとめてご紹介してきましたがいかがでしたか?アクセスもしやすく、歴史に触れて四季の自然も楽しめる岡山の観光スポット「閑谷学校」に是非お越しください。

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投稿日: 2017年11月6日最終更新日: 2020年10月8日

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