高崎名物とは?食べ物・グルメ・お土産にも最適なものを一挙紹介!

高崎名物とは?食べ物・グルメ・お土産にも最適なものを一挙紹介!

更新日:2024/01/26

群馬県の高崎市は、古くから交通の結節点として栄え、多方面からのアクセスがしやすく、また豊かな自然に育まれた食べ物があります。それらは魅力的な高崎名物を作り出し、お土産やグルメとして親しまれています。そこで高崎名物として特に人気のグルメやお土産について、その特徴やおすすめポイントを紹介します。

群馬県高崎市の名物を厳選して紹介◎

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東京から日帰りでき、気軽に旅気分を味わえる群馬県高崎市は、美味しい名物や魅力的な観光スポットがたくさんある街です。そこで今回は高崎でぜひおすすめしたい名物を紹介します。なお、こちらの情報は2023年10月時点のものです。実際に訪れる際はお店の公式HPなどで最新の情報を確認することをおすすめします。

高崎市ってどんなところ?

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群馬県の中南部に位置する高崎市。高崎駅には新幹線も停まりますが、東京から近すぎることもあって、ふだんあまり注目することはないかもしれません。そこでまずは高崎市がどんな魅力にあふれた街なのかについて紹介していきましょう。

群馬県随一の都市

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高崎市は群馬県で最も人口が多い中核市 です。古くは中山道と三国街道の分岐点で、現在は北陸新幹線と上越新幹線、関越自動車道と北関東自動車道の分岐点というように、 古くから交通の要衝 となっていました。

群馬県の県庁所在地は前橋市ですが、新幹線は高崎駅に停まるため、高崎は群馬県の玄関口の役割も担っています。

文化・グルメ・自然いずれも豊富で旅行先としても人気

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今述べたように高崎市は 新幹線、高速道路いずれも便利な場所に位置 し、東京周辺からも楽に日帰りでアクセスできます。それでいて、 榛名山などの豊かな自然に恵まれ、美味しい名物グルメも豊富 に揃います。

さらに高崎市は、戦後すぐに高崎市民オーケストラが誕生し、 「音楽のある街」 と呼ばれるなど、文化的な活動も盛ん。ドラマや映画のロケ地としてメディアに取り上げられることも多々あります。

このように高崎市は文化、グルメ、自然とさまざまな魅力にあふれた街。休日の小旅行などでも存分に楽しむことができます。

高崎名物・特産品編①高崎うどん

高崎市の名物グルメとして最初に取り上げるのは「高崎うどん」です。実は 高崎市は日本でも有数の小麦の生産地 。「きぬの波」などの良質な小麦が収獲できる土地柄でもあります。

この高崎産の小麦を使って作った名物うどんが「高崎うどん」で、高崎の飲食店などで販売されるほか、麺そのものもお土産として人気となっています。

高崎産小麦100%使用の高崎ならではの一品

「高崎うどん」とは、地元農家が愛情を込めて栽培した小麦 「高崎市産きぬの波」 をJAが責任を持ってプロデュース、販売する、地産地消にこだわったうどんのことです。この「きぬの波」は明るいクリーム色をしており、滑らかな食感が特徴。粘りとコシもあるため、うどんの麺の原料として最適といえます。

「高崎うどん」は市内の飲食店3店舗ほどで提供されていますが、ほかにもお土産としておすすめなのが高崎うどんの「乾麺」と「半生麺」。 モチモチとした食感、滑らかな舌触り、冴えのある色調が特徴の逸品 です。

麺のタイプによりゆで時間などが違うので、お土産にする場合にはぜひそのあたりもチェックしてください。高崎のお土産話とともにうどんを自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか。

高崎名物・特産品編②バンズパン

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高崎の学校給食などでもおなじみのパン、「バンズパン」。高崎の人にとってはあまりにも一般的な食べ物なので、全国的なパン、とイメージしているそうです。実は主として群馬県南西部の限られた地域で食べられているパン、ということを知らない人も多いとか。

「バンズパン」は、 ふわふわのパン生地の表面に甘いビスケット生地をかぶせたもの 。ドーム型をしていて甘みがあり、 おやつとして食べられることも多いご当地パン です。高崎が誇る名物は、多くのパン店で販売されています。

高崎市民の誰もが愛するパン

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このバンズパンはそのまま食べてもコーヒーや牛乳との相性が抜群で美味しいのですが、実は中にさまざまなものをはさんだ商品が販売されています。生クリームやあんこ、マーガリンなどの定番から、上州名物の「みそパン」とコラボした、みそあん入りのものまで、 バリエーションは豊富 にあります。

お店によってバンズパンの中身は違うので、高崎観光のときには店頭をのぞいて、お気に入りの組み合わせを見つけるのもいいでしょう。

高崎名物・特産品編③高崎そだち

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東京の近くでありながら、豊かな自然に恵まれている高崎では、さまざまな農産物が作られています。それらは地元の飲食店で食事として使われるほか、東京など周辺都市の食を担います。

その 高崎の農畜産物のブランドが「高崎そだち」 です。トマトや野菜、梨に梅と、種類は多岐にわたります。近年では東京をはじめ大都市圏の大手百貨店のイベントなどでも「高崎そだち」は幅広い人気を集めています。

高崎のきれいな水と空気が育んだ美味しさ

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なんといっても「高崎そだち」が魅力的なのは、それらの農産物を育てる自然の力があるからです。高崎のきれいな水と空気、そしてそれらの農産物を作り出す農家の方の力により、質の高い農畜産物が生まれます。

これら高崎そだちの農畜産物を使った高崎グルメも多く生まれており、レストランなどのメニューやお菓子などに多く使われます。ぜひ、質の高い高崎そだちを味わってみてください。

東関東を代表する「箕郷梅林」と梅は見て食べて楽しめる高崎名物

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高崎の農産物の中でも特筆すべきものとしてあげられるのが「梅」です。実は群馬県は 梅の生産が和歌山に次いで全国2位で、そのうちの75%が高崎周辺で作られている ほど。日光をたっぷり浴びて育つ梅は、梅干しのほかジャムなどさまざまな食材となっています。

2月から3月に高崎に行くなら、ぜひ「箕郷梅林」に足を伸ばしましょう。榛名山の山麓に広がる箕郷梅林は、 東関東随一の規模 を誇り、樹齢100年以上の古木もあるなど、見ごたえたっぷりです。開花時期に合わせて「みさと梅祭り」も行われます。

高崎名物・ご当地グルメ編①麺や Co粋のラーメン

高崎名物の小麦を使った食材といえば、ラーメンも外せません。高崎には美味しいラーメンを提供するお店が多くありますが、中でも人気なのが「麺や Co粋」です。

こちらのお店のオーナーはもともと和食の料理人であったことから、 “和食のような”ラーメンが楽しめる と評判になっています。外観と店内も和食店のような雰囲気で、ゆったりとラーメンを堪能できます。

和食テイストの上質ラーメンが楽しめる

カツオ荒削りや昆布などでとった一番ダシをメインに、上州地鶏の旨味を加えたスープ、小麦全粒粉を使った麺、そして「ぐんま麦豚」を使ったチャーシューと、 和のテイストに高崎周辺の地元食材をたっぷり使ったラーメン は、とても食べやすく、上品な美味しさです。

さらにこちらのお店では「変え玉」が人気。 「変え」なのは麺に味がついていて、味変することができる ためで、一杯で二度美味しいと評判になっています。和の技術を投入したこの店ならではのラーメンをぜひ味わってみてください。

高崎名物・ご当地グルメ編②パスタ

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さて、先ほど高崎名物として「高崎うどん」を取り上げました。前述したように、高崎市は日本でも有数の小麦の生産地。高崎の良質の小麦は、いろいろな食材に使われています。次に紹介するパスタもまた、小麦を材料とする代表的な食べ物です。

高崎はパスタの街、魅力的なパスタがたくさん

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全国有数の小麦産地・高崎では、うどんのほかにもその良質な小麦を使ったさまざまな料理が名物となっています。パスタもそのひとつ。 「キングオブパスタ」というイベントが毎年行われる ほど、高崎は「パスタの街」としても広く知られるようになりました。

人口比におけるパスタ店の数も多く、それぞれの店の趣向をこらしたパスタはどれも魅力的です。高崎に行く際にはぜひチェックして、お気に入りを見つけてください。

高崎の老舗イタリアン「シャンゴ」は間違いない美味しさ

数ある 高崎のパスタ店のなかでも、代表的な老舗といわれるのが「シャンゴ」 です。群馬県内で高崎市3店舗・前橋市2店舗・伊勢崎市2店舗と複数展開しているので、観光の際にも立ち寄りやすくなっています。

提供するメニューはパスタだけでも30種類以上。サイズを選ぶことができるうえ、さらにセットメニューやドリンク、ドルチェも豊富で、 無限大といっていいほどの組み合わせ を楽しめます。目移りしてなかなか決められないという方もいるかもしれません。

おすすめの 「シャンゴ風」は、パスタの上にとんかつをのせ、ミートソースをかけた創作パスタ 。濃厚で赤みそのような甘みがあり、やみつきになる美味しさと評判の人気メニューです。このミートソースをはじめとするソースやケーキは自社工房で生産しています。ぜひお気に入りの一皿を堪能してください。

地元高崎の新鮮食材を「パスタール」のパスタで堪能

高崎には「高崎そだち」をはじめとして、多くの新鮮で質の良い食材があります。「パスタール」は、これら 地元高崎の新鮮食材をたっぷり使ったパスタが人気 のお店です。パスタとともに、契約農家から仕入れた10種類以上の旬の野菜を堪能できます。

パスタの種類は常時50種類以上。定番のものから味噌味などの高崎らしい味つけのものまで、いつ行っても新たな味に出合えます。セットメニューも充実しているうえ、値段も手頃。お友達とシェアして楽しむのもいいでしょう。

季節のおすすめなどパスタ以外のメニューも豊富なので、ぜひ全内ですみずみまでチェックして、お気に入りの一皿を見つけてください。なお、「パスタール」は人気店でピーク時には混雑が見込まれます。時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

高崎名物・ご当地グルメ編③だるま弁当

高崎市は 日本一のだるまの産地 で、製造工場も多く立地しています。高崎といえばだるまを連想する、という方も少なくありません。

この「だるま」をイメージした駅弁として有名なのが「だるま弁当」です。 だるまをデザインしたパッケージと、山の幸の食材をたっぷりと使ったメニュー は、旅のワクワク感を高めてくれるでしょう。

だるま弁当を作っている「たかべん」(高崎瓣當)の創業は1884(明治17)年。それ以来、長年にわたって高崎を代表するお弁当を多数製造しています。

高崎といえば「だるま」、パッケージも中身も魅力的

「だるま弁当」が生まれたのは1960(昭和35)年のこと。高崎市郊外に少林山達磨寺というお寺があり、こちらでは毎年1月6、7日に「だるま市」が行われます。このときに授与される 縁起物の「目なしだるま」にあやかって、駅弁の容器にだるまを取り入れました

赤いだるまのパッケージは、遠くからでも目を引きます。ふたを開けると山菜や鶏肉、群馬名物のこんにゃくなど、群馬の豊かな自然から生まれたさまざまな食材が広がり、山の幸の魅力を存分に楽しめます。

自然の味わいをいかしたおかずは、何度食べても飽きのこない美味しさ。長年愛されるだけのことはある、と納得できるでしょう。

高崎名物・ご当地グルメ編④鶏めし弁当

「だるま弁当」と並ぶ高崎の名物弁当として知られるのが「鶏めし弁当」です。鶏めしは駅弁メニューとしては全国各地にありますが、このお弁当が生まれたのは「だるま弁当」よりも前、 1934(昭和9)年 のことでした。

先代の主人が九州出身で、鶏肉の美味しさを存分に堪能できるように、と誕生した鶏めし弁当は、 鶏肉が好きという方にはたまらない、高崎の定番中の定番弁当 として愛されています。

鶏肉の魅力を堪能できる、高崎の定番中の定番弁当

「鶏めし弁当」の魅力は、鶏肉の多様な味わいにあります。 茶飯の上には鶏そぼろ、コールドチキン、鶏の照り焼きがトッピング 。同じ鶏肉でありながら、調理法によりさまざまな美味しさを引き出しているのは「鶏めし」ならではです。

また、赤こんにゃくに栗の甘露煮という彩りもきれいで、食欲をそそります。昔ながらの味を大切に守っているので、いつ食べてもあのときの味が楽しめると評判です。 高崎に来たらこれは外せないという根強い人気 があります。

「だるま弁当」と「鶏めし弁当」は高崎駅の駅弁の双璧といえるでしょう。ぜひ高崎からの帰りに味わってみてはいかがでしょうか。

高崎名物・ご当地グルメ編⑤焼きまんじゅう

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美味しい高崎グルメを堪能しつつ観光を楽しんだら、甘いものでひと息入れるのはいかがでしょうか。そんなときにおすすめなのが「焼きまんじゅう」です。 群馬のソウルフードともいわれる焼きまんじゅう は、高崎でも高い人気を誇ります。

高崎の焼きまんじゅうは、まんじゅうに味噌だれをかけて焼き上げたもの。注文するとその場で焼いて、熱々のものを提供してくれます。

某グルメドラマでも取り上げられた焼きまんじゅうはソウルフード

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お店の前を通りかかっただけで、その香ばしい香りに足を止めてしまうほど、焼きまんじゅうは 出来たてが美味しいご当地グルメ です。某グルメドラマにも登場し、今や高崎のおやつメニューとして広く知られます。

高崎には複数の焼きまんじゅうのお店があります。しかし、売り切れ次第閉店というところも多いので、もし焼きまんじゅうを食べるなら、早めに行くことをおすすめします。ぜひ熱々のまんじゅうを楽しんでください。

高崎名物・お土産編①ガトーフェスタ ハラダ

高崎を代表する洋菓子のお店といえば、「ガトーフェスタ ハラダ」は外せません。 お洒落なパッケージに包まれたさまざまな味のラスクが特に有名 で、大切な方への手土産に購入したことがあるという方も多いのではないでしょうか。

季節限定の商品や、人気キャラクターとのコラボ商品が販売される時期になると、店舗には行列ができるほどです。文字どおり高崎を代表するお洒落なお土産として、ぜひおすすめします。

本社工場では工場見学や試食もできる

もともと「ガトーフェスタ ハラダ」は1901(明治34)年に高崎で創業した老舗の和菓子店から始まります。そして終戦後にパンの製造を開始。ここからラスクが生まれ、好評を博することとなりました。

工場は高崎にあり、毎日質の高いお菓子の製造が行われていますが、見逃せないのが本社工場です。本社工場の「工場見学ギャラリー」では、 ラスクの製造工程を見て学んだり、工場見学ギャラリー限定の試食 を味わったりすることができます。また1階の多目的ホールでは定期的にコンサートや作品展が行われます。

ガトーフェスタ ハラダは、 お土産の購入だけでなく、観光もできるスポット です。ぜひタイミングが合えば、工場見学も楽しんでください。

さまざまなラスクや群馬限定商品はおしゃれなお土産としておすすめ

「ガトーフェスタ ハラダ」の人気商品と言えばラスク です。こだわりの小麦粉を使ったフランスパンは、ラスクのためのパンであり、それに上質なバターやチョコレートを使うことで上品な味わいが楽しめるお菓子となっています。

また、 群馬限定商品も多数販売 しています。「グーテ・デ・ロワ 群馬エディション」は群馬県産小麦を使用し、パッケージにぐんまちゃんが描かれたガトーラスク。群馬土産に最適です。

さらに、ココアラスクでチョコレートクリームとキャラメルフレークを挟んだ「グーテ・デ・レーヌ キャラメルショコラ」も群馬限定商品として人気を博しています。ぜひ店舗で見比べて、お気に入りを選んでください。

高崎名物・お土産②観音の里 かくし味

高崎の観光スポットのひとつ 「高崎白衣大観音」は、高崎市の観音山の丘陵にある、文字どおりの「大観音」 です。観音像の肩のあたりからは高崎の市街地、さらには八ヶ岳方面まで一望できます。多くの方が観音参拝と共に内部に入り、その景色を堪能します。

この観音像にちなんだお土産品も高崎名物のひとつ。なかでも特に人気の 「観音の里 かくし味」は、大観音が描かれたパッケージと、群馬ならではの味が楽しめるおすすめの商品 です。

高崎の魅力的な食材が生み出す「つけもの処旬彩」の漬物たち

「観音の里 かくし味」は「つけもの処旬彩」の人気商品のひとつです。店舗が「高崎白衣大観音」のすぐそばなので、大観音の参拝の際のお土産として購入する方が多く、桜の時期などには多くの参拝者とお花見を楽しむ観光客でにぎわいを見せます。

高崎には美味しい食材がたくさんあり、特に 榛名山麓、高崎市十文字町で栽培した大根を使用したぬか漬けの「十文字沢庵」はおすすめ です、大根栽培からたくあんの漬け込みまで自家製のため、数量や販売期間に限りがありますが、県内外からお客様がこの商品を目当てに来店するほどの根強い人気商品となっています。

ごはんのお供にぴったりな商品がたくさん揃っているので、ぜひ参拝のあとでひと休みしつつ、見比べてみてはいかがでしょうか。

珍しいこんにゃくの佃煮「観音の里かくし味」は群馬ならではの美味しさ

群馬県の名産品というと「こんにゃく」をイメージする方は多いでしょう。先ほど紹介した 「観音の里 かくし味」は、そのこんにゃくに木くらげ、たらこを加えた佃煮 です。

こんにゃくを使った佃煮というだけでもかなり珍しいですが、それにコリコリとした食感の木くらげ、プチプチした食感のたらこを加えることで、 ひとくちでいろいろな食感が楽しめる美味しい佃煮 になりました。しその実の風味も絶妙に効いています。

そのまま食べるのはもちろん、おにぎりの具材やお茶漬けに使っても、やみつきになる美味しさ。幅広い食べ方ができるので、自分のお土産にも、またお友達などへのお土産にもぴったりの商品です。

高崎名物・お土産③コーヒー豆

コーヒー豆が高崎名物のひとつというと、意外に感じる方もいるかもしれません。そもそもコーヒー豆はブラジルやコロンビアなどで生産されるもの。しかし、ここ高崎には特に人気の高いコーヒー豆の専門店があるのです。

高崎の「大和屋」で販売している「和の珈琲」は、高崎名物として知られています。 「和の珈琲」とは、「日本の風土に合う、日本人の味覚に合った」コーヒー 。商品には「珈琲」と漢字表記が使われています。

「大和屋」は「和の珈琲」にこだわった木炭焙煎珈琲のお店

大和屋の「和の珈琲」の大きな特徴は、 木炭焙煎 という点にあります。「炭火焼き」という調理法のように、木炭を使って焙煎された珈琲は、 芳醇な香りが余韻となって残る、ほかにはない逸品 です。

もともと大和屋は1980(昭和55)年、小さな骨董品店としてスタートしました。そのかたわら焙煎していた珈琲が人気を呼び、珈琲豆の専門店に業態を転換。やがて広く知られるようになります。今や群馬県を代表する企業のひとつといっていいでしょう。

また、日本各地の作家や窯元を訪ねて取り揃えたやきものも魅力的です。珈琲を楽しむための珈琲カップやマグカップなどを一緒に探す方も少なくありません。

常時40種類以上の豆が勢揃い、お気に入りを見つけて

店名がつけられた「大和屋ブレンド」をはじめとして、大和屋には 常時40種類以上の珈琲豆 が揃っています。さらに、季節ごとに販売する 「季節珈琲」など限定商品 もあるため、好みに合わせて選べます。高崎ならではの高崎だるまをテーマにした 「だるま珈琲」も人気 です。

豆はガラス瓶に入っていて、100gから量り売りをしているほか、ドリップパックや、珈琲を使用したチョコレート、バウムクーヘンなどオリジナル商品も充実。自分好みの珈琲を探しているという方は、きっといい珈琲が見つかるでしょう。

なお、高崎本店の前にはコーヒースタンドが併設。 ドリップコーヒー、コーヒーソフトクリームを持ち帰り で楽しむことができます。

高崎の名物は食べ物だけではない!おすすめ観光スポット3選

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さて、ここまで「高崎名物」のさまざまな食べ物を取り上げてきました。やはりグルメは旅の際には外せないものではないでしょうか。しかし、高崎の名物は美味しい食べ物だけではありません。美しい観光スポットも多く、東京近郊からのアクセスもよいので、こちらも人気です。

そこで次に、高崎のおすすめ観光スポットをいくつか紹介します。ぜひ、名物グルメを組み合わせて、高崎をまるごと楽しんでください。

みさと芝桜公園

「みさと芝桜公園」は、 2.9ヘクタールの広大な敷地に約26万株の芝桜 が植えられていて、4月上旬から5月上旬に見ごろを迎えます。 「織姫が置き忘れた桃色の羽衣」をイメージしてデザイン された赤やピンク、白の芝桜が美しいグラデーションを作ります。

遊歩道もきちんと整備されており、丘に続く階段を上ると、 芝桜と共に高崎市内を一望 することができます。さらに、丘のふもと一面に咲く菜の花の黄色とのコントラストも鮮やかです。

開花時期に開催される「みさと芝桜まつり」では、ここまで紹介してきた高崎名物を味わえるほか、各種イベントが行われます。行く前にぜひこちらもチェックしてください。

榛名湖

上毛三山のひとつ、 榛名山の噴火によりできたカルデラ湖が「榛名湖」 です。「万葉集」にも「伊香保の沼」として出てくるなど、古くからこの地の象徴的なスポットとして親しまれてきました。現在では 一年を通じて多くの観光客が訪れる、群馬を代表するスポット になっています。

夏はボートや水上スポーツ、冬にはスケートやワカサギ釣りなどが楽しめ、紅葉の時期には榛名山ロープウェーで、眼下に広がる紅葉と榛名湖を見ることができます。さらに榛名湖遊覧船で湖上遊覧するのもおすすめです。

イベントも年間を通じていろいろと開催されるので、行く計画を立てる際にはぜひチェックをお忘れなく。

群馬県立観音山ファミリーパーク

アウトドアを楽しみたい、家族連れで観光したい、という方におすすめなのが「観音山ファミリーパーク」です。2006(平成18)年に全面オープンした 県内初の大規模公園 で、広さはなんと東京ドーム約13個分。敷地にはさまざまな遊具やバーベキュー広場など、家族で遊べる施設が揃っています。

アクティビティやイベントが多く行われるので、さまざまな体験を楽しめるのもいいところ。のんびり花や木を見ながら散策するだけでも、ゆったりとした時間を過ごせると評判です。

また近くには高崎の有名観光スポットのひとつ「高崎白衣大観音」があり、参拝もできます。高崎観光の際には立ち寄りたい場所の候補として、ぜひチェックしてみてください。

高崎市で定番&おすすめグルメや観光地を楽しみつくそう!

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高崎は交通の結節点ということもあって各地からのアクセスがよく、見どころも多いので、気軽な観光にぴったりの街。美味しいグルメも楽しめます。ぜひ、高崎の観光とグルメの魅力にふれ、その両方を満喫してください。

旅色編集部 いたがき

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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき