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尾瀬をハイキング!おすすめのコース・時期・服装は?初心者でも大丈夫!

尾瀬をハイキング!おすすめのコース・時期・服装は?初心者でも大丈夫!
投稿日: 2017年4月4日最終更新日: 2020年10月7日

都会の喧騒を忘れて心地良い景色と空気を求めて有名な尾瀬のハイキングデビューをしませんか?ハイキング初心者でも気軽に歩ける尾瀬のお勧めハイキングコースや、初めてのハイキングに必要な服装やアイテム、尾瀬のハイキングに最適な時期などをまとめました。

景色を楽しみながらのハイキング見出し

最近は山ガールやスポーツクライミングなどのアクティブ系の趣味をする方が増えています。体を動かす趣味を探している方は気軽にハイキングから初めてみてはいかがですか?関東近郊からのアクセスもよく雄大な自然が楽しめる群馬、福島、新潟にまたがる尾瀬を紹介します。訪れる時期によって、雰囲気の異なる景色も魅力です。

尾瀬国立公園とは?見出し

尾瀬国立公園とは、群馬・福島・新潟の3県にまたがる日本最大の高層湿原です。関東近郊からもアクセスが良く年間30万から40万人が訪れる人気のハイキングコースです。公園内には、尾瀬ヶ原や尾瀬沼を始め百名山でも有名な至仏山(しぶつさん)や燧ケ岳(ひうちがたけ)などがあり初心者からリピーターまで幅広い層に人気があります。

尾瀬へのアクセス見出し

東京からアクセスが良いところも尾瀬を訪れる人が多い理由です。群馬県から入る沼田口、福島県から入る会津口、新潟県から入る越後口の3つが主なルートです。東京からは沼田口が、東北からは会津口が便利です。東京からは、群馬県の沼田口まで直行のバスが出ているので尾瀬初心者でも安心です。

電車やマイカーでの行き方

電車とバスでの行き方ですが、鳩待峠がある群馬の沼田口は、上越新幹線の群馬県側の「上毛高原駅」や「沼田駅」からバスが、沼山峠のある会津口は「会津高原尾瀬口駅」からバスが出ています。越後口のある尾瀬口は上越新幹線「浦佐駅」からバスに乗り、バス停から観光船で行けます。自家用車の場合はマイカー規制があり、毎年実施日や期間、車種が変わるため車で行く方は事前に確認が必要です。

尾瀬ハイキングのお花のベストシーズンは?見出し

尾瀬は白い水芭蕉から黄色のニッコウキスゲまで、多くの美しい花々が楽しめます。お花が楽しめる時期は5月下旬から8月上旬まで約3カ月間です。まず5月下旬から水芭蕉の季節が始まります。そして、リュウキンカの黄色の花は6月中旬まで。7月からはワタスゲの可愛い白い綿毛が楽しめ、その他にも多くの花が咲き乱れます。

7月下旬になると有名なニッコウキスゲが咲き始め爽やかな夏のハイキングが楽しめます。オレンジ色が鮮やかに咲くニッコウキスゲと湿原のコントラストの景色を楽しみにして訪れる人がたくさんいます。7月下旬は直射日光も強く、木道も混雑しているので脱水症状にご注意ください。カメラを持っていく方はカメラと帽子の相性も事前に確認を。

尾瀬ハイキングの紅葉のベストシーズンは?見出し

8月下旬からは草花が緑色からオレンジ色に変わっていく尾瀬の紅葉の時期が始まります。特に早朝から朝の逆光の中ではオレンジ色が金色に変化、とても幻想的な雰囲気になります。9月下旬からは、ブナ林の緑が紅葉していきます。尾瀬周囲の至仏山や燧ケ岳登山のベストシーズンにもなります。めっきり寒くなりますので服装には注意して。

尾瀬初心者でも楽しめる定番ハイキングコース見出し

群馬県側の鳩待峠をスタートして、尾瀬ケ原をぐるっと一周する全長約17kmのコースです。所要時間は6時間反から7時間程度。また、疲れてしまった場合は途中でショートカットして最短で11kmにも変更できます。ショートカットコースの所要時間は4時間半。その日の天候や体調に合わせてコースを選んで下さい。こちらは拠点となる鳩胸峠休憩所です。

鳩待峠からブナの林の下りの道を歩き始めて、山の鼻へ向かいます。山の鼻地点には山小屋とビジターセンターがあります。一息ついたら、木道を歩いて尾瀬ケ原方面に向かいましょう。この先の牛首分岐まで歩いて、そこで引き返すとショートカットのコースになります。牛首分岐から、次の目的地の竜宮十字までは約2キロの道のりです。

尾瀬が賑わう時期にテレビなどで見かけるこの山小屋が竜宮十字です。ここでもトイレ休憩と食事が可能です。ただし、尾瀬は運び運賃が掛かるのでお水やお弁当などは少々お高めです。休憩したら、折り返し地点のヨッピ吊り橋へ。

折り返し地点のヨッピ吊り橋です。今回のルートは先に竜宮十字に向かいましたが、ヨッピ吊り橋経由で竜宮十字のコースも有り。ヨッピ吊り橋を経由してグルッと牛首分岐まで戻ります。牛首分岐に着いたら、後一息。山の鼻で休憩をして、最後は軽い登坂を登って、鳩待峠に戻ってきます。

体力の無い方やファミリー向けの最短ハイキングコース見出し

福島県側の沼山峠バス停からスタートします。群馬県側の定番コースとは場所が少し離れています。こちらはニッコウキスゲの大群生地のために「花の湿原」とも言われている大江湿原を巡る全長7キロメートルを3時間で往復する最短ハイキングコースで、燧ケ岳を眺めながらの気持ちの良いコースです。お勧め時期は尾瀬ケ原の開花から一週間後から。

バス停をスタートし、階段もある登坂を沼山峠展望台に向かいます。道中は山間に尾瀬沼を眺めてながら歩きます。展望台から大江湿原小渕田分岐までの道は、咲き誇る花を楽しみながら歩けます。約1キロでトイレなどがあるビジターセンターに到着します。センター周辺のカマッポリ湿原などを軽く散策するのもお勧めです。帰りは来た道を逆向きに歩きます

尾瀬ハイキング初心者の基本服装見出し

ハイキング初心者のための服装やアイテムですが、尾瀬は標高1000メートルを超える山岳地帯。真夏でも最低気温が零度以下の日もあるので服装は長袖と長ズボンが基本。上着は脱ぎ着がしやすい長袖、ズボンは動きやすく歩きやすい素材で選んで下さい。気温対策や靴擦れ防止で重ね履き可能な靴下やレギンスも重宝します。直射日光も強いので帽子もお忘れなく。

服装以外にもあると便利なハイキングアイテム見出し

荷物は全てザックやデイバックなどの背負えて両手が空くタイプが基本。日帰りのハイキングの時はコンンパクトなデイバックで十分です。アイテムは、上下が分かれている雨具、軽くて暖かいフリースまたは長袖。500mlのお水も最低でも1人1本。小腹対策でのおやつ。また、尾瀬はトイレがチップ制なので100円硬貨を数枚あると便利です。

尾瀬ハイキングコースの歩き方見出し

尾瀬のハイキングコースは、木道と呼ばれる湿地帯を歩くための板を渡して作った道です。そして右側通行が基本で木道以外は歩くことは勿論、踏み出すこともダメです。複数で歩く時は、一番足の遅い人のペースで歩きます。歩くペースは50分歩いたら10分休むなどの一定のリズムも大切です。2時間以上歩く時は休憩時間におやつなどの栄養補給も忘れず。

尾瀬湿原以外のハイキングの見どころ紹介見出し

尾瀬はハイキングコースの定番の湿地帯を歩く尾瀬ケ原や尾瀬沼以外にも見どころがたくさんあります。代表的な至仏山、燧ケ岳、三条ノ滝の3か所をご紹介します。頑張って登った高い山頂から、眼下に広がる尾瀬も違った迫力で楽しめます。三条ノ滝は行くまで距離がありますが、お勧めの滝です。

至仏山(しぶつさん)

至仏山は日本百名山の一つです。岩谷で出来ているので湿原地帯では見られない花も咲いています。6月末までは入山禁止で、雪が残ってる7月初旬までは上級者用の山です。雪解けが済んだ後は、初心者でも登れます。尾瀬ケ原から山頂まで登れる東面登山道が登り専用になっています。

至仏山の山頂まではこのような木で出来た階段を登っていきます。登りながら振り返ると眼下の景色に圧倒されます。この景色を見れば登ってきた疲れも忘れてしまいますね。初心者でも登れますが山道なので、マイペースに無理なく、怪我無く楽しん下さい。

燧ケ岳(ひうちがたけ)

燧ケ岳も日本百名山の一つで尾瀬を代表する東北地方最高峰の山です。標高が2300メートルを超えている5つの山頂を持つ連峰のうち3ツの山頂は登頂可能です。山頂からは尾瀬沼や尾瀬ケ原の雄大な景色が見渡せます。ハイキングの気軽な服装ではなく、登山用のしっかりとした装備と複数のルートの選択や地図などの事前準備が必要です。

三条ノ滝

マイナスイオンを浴びたい時は三条ノ滝まで足を延ばすこともお勧めです。日本百滝のひとつで、尾瀬に降った雨が最終的に集まる場所にある滝です。そのため、水量も多く湿原の穏やかさは全く違う尾瀬の一面を感じられます。場所は、入山口から距離のある燧ケ岳西側。日帰りは難しいので山小屋に一泊してから向かいます。訪れる人が少なく尾瀬の大自然を感じられる場所にあります。

尾瀬のハイキングにチェレンジしてみませんか?見出し

今回は初心者向けでまとめましたが、山小屋に宿泊して更に尾瀬の大自然を楽しむこともお勧めです。尾瀬の短くも美しい景色と心地よい解放感を是非味わってみてください。時期によってガラッと雰囲気が変わるのでリピーターになってしまうことも納得出来るはずです。

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