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黒岳は短時間で登頂できて初心者にもおすすめ!抑えておきたい見どころまとめ!

黒岳は短時間で登頂できて初心者にもおすすめ!抑えておきたい見どころまとめ!
投稿日: 2017年11月10日最終更新日: 2020年10月8日

北海道中央部に位置する上川郡東川町には高い山々が連なる大雪山系があることで有名です。その中でも「黒岳」は短時間で登頂できる、登山初心者にもおすすめの観光スポットです。そんな黒岳の見どころや、登山情報、ロープウェイ、スキー場、石室などをご紹介致します!

北海道の大雪山系黒岳の魅力見出し

北海道の最高峰の山々が連なる大雪山系には、初心者が登れることで有名な「黒岳」(1984m)があります。ロープウェイを使うことによって、とても簡単に登れることや、見たこともないような非常に貴重な高山植物が見られる人気の観光スポットです。そんな「黒岳」の登山や、スキー場の情報を詳しくご紹介します!

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「黒岳」がある北海道の大雪山系とはどんな所?見出し

北海道中央部に位置する「大雪山系」は、今でも噴気活動を行う旭岳などを包括する火山郡のことを指しています。北海道の最高峰とされている旭岳(2291m)以外にも、北鎮岳(2244m)、白雲岳(2230m)、愛別岳(2113m)、北海岳(2149m)、黒岳(1984m)、赤岳(2078m)、緑岳(2019m) などがあります。

先住民アイヌはこの大雪山を「ヌタップカウシペ」と呼び、昔からアイヌの人々から親しまれてきました。多くの貴重な動物や鳥が生息しており、国の天然保護区域と鳥獣保護区にそれぞれ指定されています。その総面積は非常に広く、日本最大の高山地帯を誇ります。

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誰もが一度は登りたいと思う山、旭岳。北海道の屋根といわれる大雪山山系の代表的ピークで、北海道の中では最高峰の山である。旭岳登山には、かなりの高さまでロープウェーで登ることができ、手軽に登山が楽しめると、多くの登山者が訪問しているが、実はそんなに楽ではない?

「黒岳」の初雪はいつ?見出し

黒岳の初雪は10月上旬で、日本で最も早く初雪が降る山の一つと言われています。2017年は去年よりも6日早い9月28日でした!まだ、紅葉が終わっていなかったので、紅葉と雪景色が同時に見られて登山客を楽しませてくれました。ちなみに、ロープウェイの運行会社が観測を行っているそうなので確かな情報です。

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「黒岳」は登山初心者にもおすすめ!見出し

「黒岳」はロープウェイとペアリフトを利用することで7合目まで行くことができるので、登山初心者にはロープウェイを利用することをおすすめします。また、7合目から山頂までは1時間半から2時間で登ることができます。7合目から山頂までの標高差は465m、歩行距離は約1.7kmで、ハイキング気分で登れる初心者向けの山です。

7合目以降は思わず息を呑むような絶景が続き、登山客を大いに楽しませてくれます。登山道もきれに整備されており歩きやすいので、ファミリーでの登山も可能です。ただ、ハイキング感覚で行けるのは、山頂や黒岳石室までで、それ以降は登山経験が十分にありフル装備をしている登山家でも厳しい道のりとなるので注意が必要です。

「黒岳」登山の注意点は?見出し

登山道は整備されているものの、岩や石で足元をとられるので、足首をきちんと保護してくれる登山靴やトレランシューズの着用をおすすめします。また、山の天気は変わりやすく、直射日光が照りつけたかと思うと急に雨が降り出して寒くなったりするので、吸水性が高く、速乾性のある下着の上に服を何枚も重ね着することをおすすめします。

登山は気付かぬ内にたくさん汗をかきます。その汗が冷えると風邪を引く原因にもなるので、少しでも暑いと感じたら、上着を脱いで汗をあまりかかないようにしましょう。また、水分補給のためのミネラルウォーターやレインコートも必需品です。体を徐々に気圧に合わせる必要があり、そのためには1時間に10分程度の休憩が必要です。

黒岳は8月でも残雪があることで有名な山です。初心者でも登れるハイキングレベルの登山だからと言って雪の上を歩いたりすることは、危険なので避けましょう。また、人気の黒岳から旭岳縦走コースは7時間から8時間もかかります。登山上級者でも十分な準備と注意が必要です。

7合目に到着したら、すぐに登山届を提出することも忘れずに。これは絶対に忘れてはいけません。もし万が一のことがあった場合の命綱となります。登山届の用紙は上川中部森林管理署の事務所にて売られており、同じ場所で提出することができます。

「黒岳」への登山はロープウェイも使えるので楽!見出し

黒岳のふもとの山麓駅(標高670m)から5合目にある黒岳駅(標高1300m)まで楽に行けることで有名なロープウェイ。黒岳登山が初心者に向いている理由はそれだけではありません。なんと5合目から7合目まではペアリフトで行くことができるんです!これで一気に標高1520mの7合目まで行くことができます。5合目からの所要時間は15分です。

7合目にはトイレがなく、5合目のトイレは混む可能性があるので山麓駅で済ませておきましょう。また、ロープウェイやペアリフトは一年中運行していますが、天候によっては運休することがあるので、運行会社の「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」に事前確認をしておきましょう。

住所:北海道上川郡上川町層雲峡 電話番号:0165-85-3031

「黒岳」の見どころ1:美しい紅葉見出し

黒岳の見どころはなんと言っても、美しい紅葉の絶景です。黒岳の紅葉は日本で一番早くはじまると言われており、いち早く紅葉を見ようと全国各地から観光客が訪れます。黒岳の紅葉がきれいな時期は、毎年9月上旬から1ヶ月間で、9月中旬からはナナカマド、ウコンウツギ、ミネカエデなどの紅葉を楽しむことができます。

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チョコレートは小さな子供から大人まで人気のスイーツ。スーパーやコンビニエンスストアでも気軽に購入できる物ですが、この記事では北海道でしか購入できないチョコレートについてまとめました。北海道のお土産にぴったりな商品もあります。

「黒岳」の見どころ2:高山植物見出し

黒岳のもう一つの見どころは多種多様な高山植物です。本来、本州なら3000m級の高い山にしか生息していない高山植物を黒岳では見かけることができます。その数は、大雪山系全体で250種類にも及ぶと言われており、日本一面積があると言われている広い高山地帯に広がるお花畑は見ごたえがあります!

頂上付近にある宿「黒岳石室」はなんとお花畑の中にあるそうです!季節に関係なく、どこまでも続く、夢の国のようなお花畑の光景を楽しめます。頂上のお鉢平を1周するだけでも、十分にお花畑を堪能することができ、イワギギョウ、ヨツバシオガマ、タルマエソウ、チングルマ、エゾノツガザクラ、チシマキンバイ等を見かけることができます!

「黒岳」はスキー場もある!見出し

大雪山層雲峡黒岳スキー場は、黒岳の7合目付近にあるスキー場で、良質の雪質と大雪山系の美しい絶景を見ながら滑れることで評判です。黒岳スキー場では11月から5月まで滑ることができ、春以降は半袖姿でスキーを楽しむ人の姿も。

スキーコースは斜度が最高25度、最低8度となっており、中・上級向けのコースです。コースは途中から分かれており、路線下コース、林間コース、雪庇コースに。スキー場ではスノーボードも全コース走行可能です。レンタルスキーは1セットで3500円。スキー、ブーツ、ポールなどの単品でのレンタルも可能です。

レンタルウェアも可能で、上下セットで1000円、レンタルスノーシューは1セット1000円です。スノーボードのレンタルはないので、持参しましょう。駐車場の収容台数は60台で、無料です。このスキー場はファミリー向けではありません。アフタースキーは、公共温泉施設の「黒岳の湯」で汗と疲れを洗い流しましょう!

住所:北海道上川郡上川町層雲峡 電話番号:0165-85-3031

「黒岳」での宿泊は「黒岳石室」がおすすめ!見出し

黒岳の山頂から10分ほど下ったところに素泊まりできる宿「黒岳石室」があります。普段は管理人はおらず避難小屋として機能していますが、6月中旬から9月下旬までは管理人が常駐し、毛布(トイレ利用料込みで2000円)や寝袋(1000円)をレンタルできます。石室にはベッドや敷布団はなく固い床の上で寝るので、覚悟しておきましょう。

テント場利用料金500円を支払えば、テントで寝ることもできます。その他、ガスボンベが700円で販売されています。この石室には早朝にご来光を見ようとする登山客でにぎわいます。というのも石室から15分登ったところにある桂月岳(1938m)が人気のご来光スポットだからです。せっかくなので、ぜひご来光を拝んではどうでしょうか?

北海道の大雪山系「黒岳」へ行ってみよう!見出し

以上、北海道の最高峰が連なる大雪山系の「黒岳」の魅力を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?初心者でも登れる山だからと言って、油断は禁物です。登山には危険が付き物なので、十分に準備をしてでかけましょう!

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投稿日: 2017年11月10日最終更新日: 2020年10月8日

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