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マンハイムの観光紹介!宮殿や給水塔などドイツならではの美麗スポット!

マンハイムの観光紹介!宮殿や給水塔などドイツならではの美麗スポット!
投稿日: 2017年11月10日最終更新日: 2020年10月8日

ドイツ南西部に位置するマンハイムは、歴史あるドイツ国内で最大級の宮殿や、給水塔など観光スポットが数多く存在し、観光客にも人気の高い都市となっています。今回はそんなマンハイムを訪れるなら見逃せないおすすめ観光地についてご紹介します。

マンハイムとは?見出し

ドイツ南西部に位置し、バーデン=ヴュルテンベルク州内の大学都市であるシュトゥットガルトに次ぐ第2の都市として知られるマンハイムは、中世より栄える歴史ある町。ドイツ国内では最大級とされる宮殿や街のシンボルである給水塔や噴水など魅力的な観光スポットを数多く擁し、観光客にも人気の高い都市となっています。今回はそんなマンハイムを訪れるなら見逃せないおすすめ観光地についてご紹介します。

マンハイムってどんな街?見出し

31万にも及ぶ人口を擁し大学都市としても繁栄するマンハイムは、ドイツ南西部のライン川とネッカー川の合流地点に位置しています。マンハイムはドイツ古城街道の出発地点でもあり、古くから交通の要衝地として発展してきました。また1600年頃形成されたとされるマンハイムの街は、ドイツでは珍しい宮殿を中心とした碁盤目状の広がりを見せています。

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マンハイムの歴史見出し

マンハイムが初めて歴史に登場するのは8世紀のことですが、この頃のマンハイムは小さな集落だったようです。そのマンハイムが発展を遂げるのは17世紀初頭のこと。当時ハイデルベルクに本拠を構えていたプファルツ選帝侯フリードリヒ4世がこの地で城塞の建設を開始したのです。しかしその後マンハイムの街は三十年戦争、プファルツ継承戦争と度重なる戦火に見舞われ、荒廃してしまいます。

そんなマンハイムを救済すべく、戦争終結の後プファルツ選帝侯ヨハン・ヴィルヘルムはマンハイム再建の命を下します。さらにその後1720年にはマンハイムが繁栄するきっかけとなる出来事が起こります。選帝侯カール3世フィリップが自らの本拠地をハイデルベルクからマンハイムへと移すことを決定し、宮殿の造営が始まったのです。これを機にマンハイムの街は宮廷都市として栄えていくこととなりました。

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マンハイム観光で欠かせないマンハイム城見出し

17世紀から宮殿と共に発展を遂げてきたマンハイムを観光するのであれば、見逃せないのがこちらの「マンハイム城」。ドイツ最大級、ヨーロッパ内でもヴェルサイユ宮殿に次ぐ最も大きな宮殿の一つとして知られるこちらのマンハイム城はバロック様式の城となっており、多くの観光客を魅了してきました。

プファルツ選帝侯領カール・フィリップにより1720年に建築が開始されたこちらのマンハイム城はヨーロッパでも最大級の城とされるだけあり、その大きさは圧倒的。正面の幅は440メートルにも及び、総面積は約6ヘクタール、さらに部屋数は500もあるとのことです。一方、マンハイム城は第二次大戦の際にはその大部分が破壊され、戦争後に元の宮殿を簡略化する形で再建されたそうです。

マンハイムはモーツァルトが訪れた街としても知られていますが、マンハイム城ではモーツァルトがその中を歩いたとされるホールを見学することも出来るようになっています。またそれ以外にも宮殿の中ではプファルツ選帝侯にまつわる展示や選帝侯妃エリーザベト・アウグステが使用していた図書小部屋なども見学することが出来るようになっています。

宮殿の中に大学?

マンハイム城がユニークなのは、宮殿の中に大学が入っているということです。現在のマンハイム城の大部分は「マンハイム大学」という大学によって使用されており、そのため城の周辺では多くの学生の姿が見受けられます。大学内には一般の方が入ることも出来、また大学内には日曜日でも利用出来る図書館も設置されています。

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マンハイムのシンボル給水塔見出し

マンハイムの街のシンボルともいうべきなのがこちらの給水塔。フリードリヒ広場の噴水前に聳える高さ60メートルほどにも及ぶこちらの給水塔は、1889年にドイツの世紀末芸術“ユーゲントシュティール”の建築家B.シュミッツによって建築されたアール・ヌーヴォー様式の美しい外観を呈しています。

こちらの給水塔は最大で2000トンもの水を貯蓄することが出来、給水塔としても優れたものとなっていますが、それよりも目を惹くのはその周囲に施された美しい彫刻の数々。給水塔本体にはトリトンやサイレーン、ポセイドンといったギリシア神話の神々が飾られ、給水塔本来の役割よりも観光スポットとしておすすめの場所となっています。

給水塔の前には美しい噴水も!見出し

フリードリヒ広場と呼ばれる広場の中心に聳える給水塔の周辺は公園として整備されており、目の前には美しい噴水が設置されています。噴水の周囲は市民の憩いの場ともなっており、日曜日には多くの現地の人々が優雅な時を過ごしています。またこちらの噴水は夏の夜にはライトアップも行われ、昼間とは異なる表情を見せてくれます。

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マンハイムで歴史ある音楽に酔いしれるならローゼンガルテンへ見出し

モーツァルトが訪れた街としても知られるマンハイムは、1750年頃にマンハイム楽派と呼ばれる楽派が誕生した街であり、古くから音楽都市としても名を馳せてきました。そんなマンハイムの街で歴史あるクラシック音楽に酔いしれたいのであれば、ローゼンガルテンは外せないおすすめの観光地となっています。

フリードリヒ広場からほど近い立地にあるローゼンガルテンは1903年にオープンしたコンサートホールとなっており、建設当時はドイツ最大のホールだったそうです。重厚感あふれる外観も見事なここローゼンガルテンは、マンハイム国民劇場管弦楽団の本拠地として使用されると共に現在では会議室等としても使用されているとのことです。

マンハイム旧市街の中心マルクト広場見出し

マンハイムの旧市街の中心といえるのがこちらのマルクト広場です。広場の中心には1719年に建築されたという「泉の記念碑」が構えており、なんでもこちらはハイデルベルク城に置かれていたものが運ばれてきたとのこと。こちらの広場には市庁舎や教会、さらには多くのレストランやカフェなども面しており、ここを起点に旧市街を観光してみるのもおすすめです。

世界で最も美しい公園の一つルイゼンパーク見出し

園内に建つ1975年建築の通信塔が目を惹くここルイゼンパークは、世界で最も美しい公園の一つと称賛されています。敷地内には広々と芝生が広がり、うさぎやフラミンゴがいる動物園まで設置されています。また園内の通信塔には展望デッキやレストランもあり、多くの観光客に人気のおすすめスポットとなっています。

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ドイツケルンのおすすめ観光スポット厳選10選!外せない名所ばかり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
ドイツの西部に位置する古都ケルンは、ケルン大聖堂や多くの教会など、歴史建物が並ぶ観光地です。ライン川を挟んで広がる風景はヨーロッパならではの美しい街並みで、美術館や博物館も充実しているケルンの観光スポットなどをお伝えします。

マンハイムで博物館を訪れるならライス・エンゲルホルン博物館見出し

マンハイムで博物館を訪れたいのであれば、ライス・エンゲルホルン博物館へ足を運んでみてはどうでしょうか。こちらは世界文化博物館と考古学博物館、そして写真博物館が一体となった複合施設となっており、ヨーロッパ内でもその分野においては有数の博物館として知られています。

マンハイムの歴史感じさせる広場とピラミッド見出し

給水塔と噴水のあるフリードリヒ広場からほど近い場所にあるパラーデ広場はプファルツ選帝侯時代からの歴史を感じられる広場となっています。なんでも選帝侯のパレードのため造られたというこちらの広場の中心には「グリュッペロのピラミッド」と呼ばれるモニュメントがあります。こちらは元々デュッセルドルフに建てられたものがカール・フィリップによりマンハイムまで運ばれてきたのだそうです。

マンハイムへの行き方は?見出し

マンハイムまでは、近隣のフランクフルトから行くのがおすすめです。日本からの直行便が出ている空港があるフランクフルトからマンハイムまでは鉄道ICEで約40分となっています。また最も近い大都市ハイデルベルクからは鉄道ICEで約15分となっており、マンハイム観光の際にはハイデルベルクと併せて訪れるのがおすすめです。

マンハイムを訪れるなら古城街道も!見出し

マンハイムは全長約1200キロの古城街道といわれる街道の出発地点でもあります。この街道はマンハイムからチェコのプラハまで続いており、途中には約90もの古城が点在しています。また古城街道途中に位置する小さな街ローテンブルクは、ノイシュヴァンシュタイン城はじめとする多くの観光地を結ぶロマンティック街道との交差点となっています。マンハイムを訪れる際には古城街道沿いを観光してみてもいかがでしょうか。

ドイツ観光の際はマンハイムもお忘れなく!見出し

マンハイムは日本での知名度は高くはないものの、歴史ある宮殿をはじめとし、給水塔や街の中心にある噴水など、ドイツならではの美しい観光名所が数多く点在する街となっています。文化的にも発展した町として知られており、観光する際には事欠きません。ドイツを訪れる際にはそんなマンハイムにもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

投稿日: 2017年11月10日最終更新日: 2020年10月8日

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