お台場でVRを体験してみよう！予約はできる？初心者にもおすすめ！

一度は体験してみたいVR空間。家庭でも体験出来るゴーグルなどが発売されていますが、まだまだお値段も高く、手を出すのは少しためらいます。なので、まずは一度VRを体験出来る施設へ行ってみるのがおすすめです。一日中遊べるお台場にもVR体験施設が続々と登場中。おすすめのVR施設の気になるポイントをまとめて紹介します。

「ZERO LATENCY VR」はオーストラリアの企業が開発した世界初の6人同時プレイ可能なVRアトラクションです。シューティングゲームとなっており、所要時間は説明時間とプレイ時間各15分ずつの計30分となります。プレイ人数は、1プレイ最大6人ですので、参加人数によっては1つの空間内で他の人と一緒に遊ぶことになります。

ゲーム内容は2017年7月15日より「SINGULARITY-宇宙武力偵察隊-」という近未来アクションになりました。突然連絡の途絶えた宇宙ステーションの真相解明のため、銃を持って敵に挑む設定となっています。何もなかった空間が一気に宇宙船の内部映像に変わる瞬間は鳥肌もので、SF好きの人には特におすすめのゲーム内容です。

「ZERO LATENCY VR」は予約制となっています。ホームページより事前に予約時間を指定し、クレジットカードまたはPayPalにて支払いを行います。プレイ日の15日以上前はサイト上より日時の変更が可能ですが、それ以降は変更不可です。また、キャンセルによる返金は出来ません。枠が空いていたら現地で当日予約も可能となっています。

「ZERO LATENCY VR」では約4kgのバックパックを背負い、約2kgの銃を持って空間の中を動き回ります。こう聞くと大変そうに感じますが、女性の利用者も多いです。ただ、安全のため動きやすい服装と靴で参加するのがよさそうです。前作のゾンビものは怖くて参加できなかった人も、今回のSFシューティングならプレイしやすいでしょう。

VRゴーグルを付けて乗り物に乗るのではなく、自由に空間を歩けるというのはまさにVRの醍醐味を味わうことができます。また、自分の動きと目線が一致するので、酔いにくく、より没頭感があるともされています。見る目線で映像が変わるヘッドセットを利用するので眼鏡を外す必要がありますが、視力にあわせて調節も出来るとのことです。

ゲーム終了後は得点を確認することができます。プレイ前に登録した名前で個人とチームのランキングが表示されます。1つの空間とはいえ、狭い通路を歩き、上下階に移動したり、銃の種類を変えたり、ヘッドセットで周りと連携をとったりと自由度がとても高いので何度もチャレンジして高得点を目指したくなる仕組みになっています。

ワープや宇宙ステーション内のエレベーターを移動するなどの仕掛けもたくさんあって夢中になることは間違いないでしょう。前作のゾンビより恐怖度はやや落ちますが、それでも目線の先にはいなかった、360度全方向から突然出て来る敵に驚いたり、仲間の声に驚いたりと大人でも大はしゃぎ出来てしまう内容でとてもおすすめです。

「ZERO LATENCY VR」は東京ジョイポリスの1階奥にあります。東京ジョイポリスはゆりかもめ「お台場海浜公園」徒歩2分、りんかい線「東京テレポート駅」徒歩5分です。品川駅港南口から出ている「お台場レインボーバス」を利用するのも210円とお安く済むのでおすすめ。「台場2丁目」で降りてすぐ前に東京ジョイポリスがあります。

「ZERO LATENCY VR」は10:30～21:00まで30分間隔でプレイ出来るようになっています。利用制限の確認やプレイヤーの情報登録があるので、予約時間の15分前には受付カウンターにて予約完了メールを提示する必要があります。予約は現在12月31日まで可能で、それ以降は恐らく12月に入れば1月中の予約が開放されるでしょう。

「ZERO LATENCY VR」の料金は、平日:1800円、土日祝日＆年末年始及び特別営業日:2000円です。現在は2017年12月23日～2018年1月8日が特別営業日とされ、2000円になっています。予約の券とは別に、東京ジョイポリスへの入場券も必要なのでご注意ください。そちらは18歳以上の大人800円、小中高生500円となっています。

「コニカミノルタ VirtuaLink」は集団体験型VRサービスと銘打った、新しい形のVRです。現在「ワンダーポッド」というゲームをプレイすることができます。プラネタリウムを運営しているコニカミノルタのサービスですので、目線の先に広がるのは大宇宙。まさに宇宙空間に飛び出たような感覚を味わうことができます。

VRゴーグルにはPlayStation VRを採用しています。「ナビゲーター」と呼ばれるクルーの解説と誘導で、360度3D映像のバーチャル空間内を浮遊しながら参加者と共に課されたミッションに挑戦します。特徴的なたまご型ポッドに、クルーのホスピタリティや制服、雰囲気などお客様のあらゆる目線に対応しこだわり抜かれたVR体験施設です。

チケットは14日前から前日まで、オンラインによるチケットの事前予約が可能です。オンライン予約の決済はクレジットカードのみとなるのでご注意を。当日券は10:00～チケットカウンターにて販売され、席が空いている希望の回のチケットを購入することができます。当日券の販売終了は平日19:40、土日祝日が20:20となっています。

「コニカミノルタ VirtuaLink」はまさに初心者向け、初VR体験にはぴったりです。たまご型ポッドに座り、VRゴーグルとヘッドセットを付けるだけで体験出来ます。1人でプレイするのではなく、目線の先に広がる宇宙の中で参加者全員と協力プレイを行うのも魅力。ただ、クリアはなかなか難しいとのことでやりがいもありそうです。

ポッドに乗り込み、目線を下げると足元には天の川が広がるという滅多に経験出来ない景色を味わうことができます。目線によって動く3D空間内に入ることにはなりますが、VR酔いにもかなり対策がなされているので安心して体験できます。ただ、眼鏡をかけている方は形状によってはゴーグルが付けにくいかもしれませんので、ご注意ください。

「コニカミノルタ VirtuaLink」はダイバーシティ東京 プラザ2階にあります。ゆりかもめ「台場」から徒歩5分、りんかい線「東京テレポートB出口」から徒歩3分です。こちらも「お台場レインボーバス」を利用して「フジテレビ前/アクアシティお台場前」にて下車するのもお安く済むので良いでしょう。

各副都心の施設や駅を巡回する無料シャトルバスも運行していて便利です。お台場にはショッピングやご飯など楽しめる場所がたくさんあるので、プラネタリウムのVRを楽しんだあとは、シャトルバスで移動してもっとお台場を満喫することができます。デートのプランを考える時に移動手段の1つとして参考にしてみてください。

「コニカミノルタ VirtuaLink」の営業時間は10:00～21:00で年中無休となっています。体験の開始時間は平日11:00～約40分間隔で19:40が最終上映です。土日祝日は11:00～約20、40分間隔で20：20が最終上映となっています。車椅子の方はご利用できない時間帯もありますので、事前にホームページで確認しておくといいでしょう。

料金は1名1500円で、対象年齢は12歳以上となります。障害者の方は手帳をご持参頂ければ半額の750円で利用できます。介助される方も1名まで半額で入場出来ます。2017年11月は3名以上のグループ利用で1名1200円に割引されるキャンペーンも実施中で、この秋の利用が特におすすめです。

いかがでしたでしょうか？VR施設は期間限定の物が多いですが、お台場のこの2施設は、ゲームの内容は変更されても今のところ常設となっているので、今年の冬から来年にかけて遠方からの計画に組み込むのもおすすめです。どちらも家庭では絶対に味わえない空間が待っていますので、お台場に訪れた際は是非VR体験をしてみてください。