エーウロコはその場で牡蠣が食べれるお店！新鮮な海産物を堪能！

北海道の厚岸町には、牡蠣を買ってすぐに食べることができる、漁業組合の人気直売所エーウロコがあります。牡蠣をはじめ、さんま、鮭など、エーウロコで食べられるおすすめグルメをご紹介いたします。北海道内のアクセス方法や、エーウロコと一緒に行きたい周辺の観光情報まで、一緒にお楽しみください。

エーウロコは、北海道厚岸町にある直売所です。レストランはありませんがイートインコーナーがあり、牡蠣やお刺身などを買ってすぐに食べることができる、おすすめのグルメスポットです。漁業組合の直売所なので、もちろん購入、発送もできる人気の場所です。厚岸町に行ったらまずここという方も多いもよう。

厚岸町は北海道の東に位置する町で、人口は約1万人です。釧路市と根室市の中間に位置しており、海に接しているため漁業が盛んな町です。北海道外から向かう場合は、釧路空港まで空路でアクセスし電車に乗り換えると、早く到着できます。札幌から向かうとなると、電車でも4時間は必要となります。

漁業が盛んな厚岸町ですが、漁獲高では1位がさんまとなっています。牡蠣のイメージが強い町ですが、漁獲高では牡蠣は5位です。他にも昆布、鮭やます、あさりやつぶ貝などの貝類が上位を占めています。厚岸町に行くときはぜひ、人気の海産物をお召し上がりください。産地直送の新鮮な海産物を食べることができます。

エーウロコは駐車場が広く取られており、自動車でのアクセスをメインに考えられています。駅前からのバスは本数が少なく、学校の登下校時のみしか運行していません。駅前からは平地で、徒歩でもおよそ15分で到着します。タクシーを利用しても利用料金は高額にはならないでしょう。

5月から12月の漁が盛んな時期は無休です。1月から4月までは、火曜日が定休日となっています。時間は午前9時から午後5時までです。もちろん遅い時間になると魚介類が売り切れていたり、少なくなっていることは十分に考えられます。計画を練る際は十分にご留意ください。

エーウロコで食べられる、あるいは購入して持ち帰ることができる、人気のグルメを5点に絞っておすすめいたします。この他にもおすすめしたい魚介類、たとえばウニやカニ、エビなどもあるので、ぜひ現地に赴いて、その時の旬の食材をお召し上がりください。獲れたてフレッシュを味わうことができます。

エーウロコ、厚岸とくれば、まずは牡蠣でしょう。通年、美味しい牡蠣を食べることができます。イートインコーナーで生牡蠣を食べるも良し、持ち帰ってカキフライなどに調理するも良しです。直売所であるエーウロコでは、安い価格で牡蠣を購入することができます。いくつでも食べてしまいそうです。

カキえもん、マルえもん、ナガえもんという呼称で3種類の牡蠣が販売されています。おすすめはカキえもんです。こちらは厚岸で生まれ育った純厚岸産。マルえもんは育ちが厚岸、ナガえもんは生まれ育ちは三陸で仕上げが厚岸という種類です。特徴や価格も違うので、食べ比べをしてみてください。1番安価なのはマルえもんです。

購入時、店員さんにイートインとお伝え下さい。牡蠣とお皿、箸、殻を外すナイフを貸してもらえます。まずは生牡蠣をどうぞ。人気の生牡蠣を堪能したら、次は蒸し牡蠣。電子レンジでチンしてみてください。個数と時間が表に書かれているので便利です。蒸し牡蠣の中はあっつあつですので、火傷にはご注意ください。

イートインコーナーには醤油、わさび、七味唐辛子といった調味料が用意されています。ここでのおすすめはわさび醤油。しっかりわさびを醤油に溶かし、漬け込んでください。わさびの風味が最高です。イートインには用意されていませんが、レモンやすだちなど柑橘類との相性は抜群。お持ち帰りの際はぜひ柑橘類とご一緒に。

牡蠣以外の魚介類も、購入して追加料金を支払うことで、刺し身仕様にしてもらえます。道民に人気のつぶ貝、ほたて貝もイートインで実食することができます。エーウロコ内に自動販売機はありますが、飲み物はあらかじめ用意しておくと良いでしょう。アルコール飲料は販売していません。

その場で食べることができるのもエーウロコの人気の秘密ですが、ぐっとこらえて、持ち帰って一手間掛けると、イートインでは味わえない体験をすることができます。あさりは酒蒸しにしたり、パスタの具にしてボンゴレ・ビアンコにしたりと、美味しい食べ方がたくさんあります。貝のお持ち帰り、おすすめです。

厚岸町での漁獲高1位であるさんま。当然エーウロコでも購入することができます。こちらも追加料金を支払って、イートインコーナーでお刺身をいただくこともできます。さんまといえば何と言っても、塩焼き。大根おろしを用意して、焼いていただくのが人気の食べ方です。ぜひ塩焼きにしてお召し上がりください。

ニュースでご存知の方もいらっしゃると思いますが、2017年はさんま漁が不漁に陥っています。2016年も不漁と言われましたが、それ以下の漁獲高となっています。厚岸町とて例外ではありません。獲れるさんまが例年より小さいこともあるそうです。来年はどうなるのかわかりませんが、秋の味覚さんまを存分に楽しみましょう。

時期によって様々な種類を見ることができる鮭。厚岸町の漁獲高でも高順位に食い込んでおり、おすすめの一品です。脂の乗った鮭とぷちぷちの色鮮やかないくらは大人気です。持ち帰って調理するのがおすすめです。贅沢にも、鮭といくらの親子丼を作ってみるのも良いでしょう。

魚介類そのものではないですが、おすすめの炊き込みご飯をご紹介します。その名も「厚岸海の男まかない飯」です。厚岸産のさんまがごろりと入っています。ご飯を炊く時に、炊飯器に入れるだけというお手頃さも魅力です。さんま炊き込みご飯は、自宅に誰かが来るという時も、活躍すること間違いなしです。

「厚岸海の男まかない飯」は好評につき、新しい味が出ました。ずばり、人気の牡蠣味です。厚岸の牡蠣が入っており、お値段はさんまより高価なのですが、そのかいあってか見た目にも豪華。おすすめの炊き込みご飯です。ちょっとしたおみやげでも、喜ばれるでしょう。「厚岸海の男まかない飯」は1袋2合分の量となっています。

遠方からお越しの場合でも、ご安心ください。直売所内をぐるっと回って荷物がいっぱいになっても、その場で発送手続きができます。一緒に梱包してもらえるので、手ぶらでも安心です。実際に活きの良い魚介類を見ると、ついつい財布の紐が緩んでしまうでしょう。直売所価格なのも嬉しいポイントです。

北海道厚岸町に来たのなら、エーウロコ以外にも寄りたい場所があります。周辺情報を3つご紹介いたします。釧路にもほど近い場所ですので、人気の釧路湿原と合わせて観光することも可能です。ただしその場合、時間には十分余裕を持ってプランニングをお願いいたします。

厚岸のグルメで欠かせないのがここ、コンキリエです。イタリア語で貝殻という意味の言葉だそうです。こちらは2Fにレストランやバールが並び、エーウロコでは味わえない調理した牡蠣を食べることができます。ただしお土産を購入するならエーウロコでどうぞ。新鮮かつ安価で魚介類を手に入れられます。

住所:北海道厚岸郡厚岸町住の江2丁目2 電話番号:0153-52-4139

厚岸湖、別寒辺牛（べかんべうし）湿原の水鳥をはじめとした動植物の観察のため、設置された施設です。施設には休館日、開館時間があります。湿原で見られる鳥類は時期によりますが、白鳥をはじめ丹頂、大鷲と様々です。草原の中を線路が通っており、電車が通り抜けてゆく様も絵になります。

住所:北海道厚岸郡厚岸町サンヌシ66

あやめヶ原は広さ100万平方メートルを誇り、面積だけでいうと東京ドーム21個分の広さです。北海道なのであやめの旬は遅く、6月下旬から7月上旬です。花のない時期でも展望台から緑と海のコントラストを味わうことができます。あやめの時期には雑草を食べる馬が放牧されている、印象的なあやめ園です。

住所:北海道厚岸郡厚岸町末広321番地

人気の直売所、エーウロコの情報はいかがでしたでしょうか。新鮮な牡蠣を生のままで食べてみませんか。北海道観光の際、厚岸を観光プランに加えてみてはいかがでしょう。魚介類に水鳥、海に湿原と、普段はできない体験ができること間違いなしです。新鮮な魚介類を使ったグルメの数々、ぜひ味わってみてください。