台中にも鼎泰豐が！気になるメニューや混雑状況・アクセスまとめ！

台湾で小籠包を食べるなら鼎泰豊へ！と言われるほど、有名な点心料理のお店。薄い皮に包まれた旨味たっぷりの具と溢れるスープが評判の小籠包をはじめ、焼売や餃子、野菜、スープなど、子供からお年寄りまで楽しめる料理が人気です。そんな大遠東百貨にある鼎泰豊・台中店の人気メニューや待ち時間、アクセス方法などをご紹介します！

台湾の鼎泰豊は10名以上の団体を除いては基本的に予約はできません。しかし人気店なので、朝早くから行列ができていることもしばしばあります。そんな中でも台中の大遠東百貨にある鼎泰豊は、待ち時間が比較的少なく、お昼時や夕食時の混雑する時間帯を避ければ、数分の待ち時間で入れます。運が良ければ待ち時間ゼロということも。

台中の鼎泰豊は比較的空いているとは言っても、週末は最低でも30分は待ち時間があることを覚悟して行ってください。特に12時から13時のランチタイムは混雑する時間帯なので、60分から120分の待ち時間が出ることもあります。

それでも待ちたくない！という人は、スマートフォン用の鼎泰豊のアプリを活用してみてください！アプリを起動すると、台湾の鼎泰豊10店舗の待ち時間が表示されます。予約はできないので、店頭まで番号札を取りに行き、整理番号もしくはQRコードを読み込ませると、順番が近づいてきた際に通知がくるシステムです。但し、インターネットの環境が必要ですので注意してください。

台湾の小籠包といえば鼎泰豊と言われているくらい、小籠包は鼎泰豊の名物メニューとなっています。大遠東百貨の台中店も本店と変わらない味わいですので、台中に来た際はぜひ有名店の小籠包を味わってみてください。店内ではガラス越しに小籠包を手作りしている様子も見ることができます。

小籠包は5個入りから注文できます。定番の豚肉の小籠包の他にも、鶏肉やホタテ、ズワイ蟹、蟹みそ、ウニ、トリュフなど変わり種のメニューもあります。風味の強いものを食べる前に定番の小籠包を食べることをおすすめします。また、席には「小籠包のおいしい召し上がり方」という日本語で書かれたガイドがあるので、食べ方の参考にしてください。

小籠包で有名な鼎泰豊ですが、他にもおすすめなメニューがたくさんあります！そのおすすめの一つが羽付き餃子「蝦肉煎餃」です。皮はサクサクとしていますが、中の具は肉汁たっぷり。エビが丸ごと入っているので、食べごたえも十分あります。焼き餃子は一皿6個入りです。

小籠包と引けを取らないほどおいしいのが蒸し餃子です。小籠包より皮は厚めですが、肉汁を逃がさないように具がしっかりと包まれている評判の一品。食べたときのジューシーさが、小籠包と同じくらい衝撃的！エビと豚肉入りや魚すり身入り、野菜入りなど種類も豊富です。

餃子の他にも、焼売やワンタンもおいしいと評判です。焼売は日本で見かけるものと形が異なっており、可愛いフォルムが目でも楽しめる一品。ワンタンは歯ごたえがり、具の甘みがしっかり感じられると人気。水餃子のようにスープなしで注文することができます。辛いのが好きな人は、四川風エビワンタンがおすすめです。

鼎泰豊は小籠包や餃子だけではなく野菜の種類も豊富です。中華料理で定番のほうれん草や空芯菜、青菜の炒め物はもちろん、季節限定の変わり種メニューも存在します。一皿の量が多いのですが、シャキシャキの空芯菜など、日本とはまた違った味わいなので、ぜひ注文してみてください。

日本であまり見ない野菜もおすすめです。サツマイモの葉は台湾では一般家庭で食べられている野菜です。季節限定で、5月から9月頃までしか販売していないので、メニューで見つけた際はぜひ注文してみてください。また、ヒョウナも日本では一般的ではないですが、台湾の定番家庭料理です。湯葉入りのヒョウナの炒め物がおすすめです。

麺類も鼎泰豊のおすすめメニューのひとつです。麺類は、台湾グルメとしても有名な牛肉麺をはじめとするスープ有の「湯麺」から、ジャージャー麺や四川風担々麺などのスープがない「乾麺」の2種類から選ぶことができます。麺は軽く食べたいという方には「乾麺」がおすすめです。

鼎泰豊の麺類でいちばんのおすすめは、やはり「紅焼牛肉麺」です！ピリ辛な醤油ベースのスープに牛肉の旨味がしみ込んでおり、ストレートタイプの細麵と相性抜群の深みのある一杯です。具の牛肉も柔らかく、食べごたえがあります。台湾グルメの牛肉麺が好きな方にはぜひ食べてもらいたい一品となっています！

辛いものがあまり得意ではないという方にはエビワンタン麺がおすすめです。さっぱりとした味のスープにエビの風味をしっかり味わえるワンタンが絶品です。麺は量が多いかも、という方はワンタンスープもあるので、こちらもぜひ味わってみてください。

手作りの小籠包を出来立てで提供している鼎泰豊なので、ぜひ店内でアツアツの小籠包を食べていただきたいですが、大遠東百貨の鼎泰豊ではテイクアウトができるようになっています。テイクアウトはテイクアウト用のメニューから選んでオーダーし、店の入り口横のテイクアウトコーナーで順番を待ちます。

小籠包はもちろん、前菜からスープ類、麺類やチャーハンなども持ち帰ることができます。また、お土産用として台湾スイーツで有名なパイナップルケーキや鼎泰豊のXO醤、鼎泰豊平安箸のセットなど、有名店ならではの商品も販売されているので興味がある方はテイクアウトメニューを確認してみてください。

鼎泰豊台中店は大遠東百貨というデパートの地下2階、飲食フロアにあります。営業時間は大遠東百貨の開店に合わせて平日11時から21時半まで、土日と祝日は10時半から21時半までオープンしています。大遠東百貨で買い物をすれば無料で利用できる駐車場もあるので、車で行く方は利用されるといいでしょう。

大遠東百貨の隣には新光三越百貨店があります。台鉄台中駅のバス停から各社バスが出ていますので、新光三越に行くバスを目印に乗車しましょう。高鉄台中駅からは無料のシャトルバスが出ています。朝馬駅で下車後、徒歩約10分もしくはシャトルバスとは逆方向のバスに乗り換えてすぐとなっています。

台湾の小籠包のお店として世界中で有名な鼎泰豊は、世界各国に店を展開しているため、日本国内でも味わうことができます。東京では恵比寿店、銀座店、新宿店、東京駅八重洲口店、池袋店などの他にも4店舗、また仙台、横浜、名古屋、京都、大阪、福岡、熊本などの主要都市を中心に現在18店舗が展開されています。

日本の鼎泰豊でも、看板メニューである小籠包を台湾の鼎泰豊と変わらない味で楽しむことができます。その他にも点心や麺類なども同様に味わうことができます。台北や台中でしか食べることができない店舗限定メニューなど、店舗によってメニューは異なりますが、日本オリジナルメニューもあるので、ぜひ違いを楽しんでみてください。

台湾で販売されていて話題となっている「チョコレート小籠包」というものがあります。トロトロのチョコレートがもちもちの皮に包まれていて、美味しいと評判の変わり種メニューです。そのチョコレート小籠包が日本でも季節限定で食べることができます！バレンタインの時期だけ販売しているので、気になる人は要チェックです！

連日行列の絶えない鼎泰豊。本店のある台北が特に待ち時間が長い事で有名ですが、台中の鼎泰豊はそれほど待たずに入れるなど、意外な穴場となっています！もちろん日本でも食べることはできますが、旅行先で味わう本場の味はまた違った雰囲気で楽しめることでしょう。ぜひ、台中の鼎泰豊で、心ゆくまで点心料理を楽しんでください！