明神池は上高地のパワースポット！釣りや散策も人気でおすすめ！

昔から人気の観光スポットとして人々に親しまれてきた上高地。上高地には多くの見どころがありますが、その中でも一番のおすすめは、上高地で最強のパワースポットとして人気のある「明神池」です。明神池は現在は釣りはできませんが、カフェや宿泊施設があり、とても人気の観光スポットです。今回はそんな明神池の魅力の数々を紹介してゆきたいと思います！

明神池のある穂高神社は『金運』や『仕事運』のご利益があることで有名な神社です。『穂高神社奥宮』は上高地の穂高岳の入り口付近にあり、恋愛成就や安産、子授けのご利益があるそうです。奥宮の参拝料は無料で、参拝方法は、2礼2拍手1礼です。明神池は奥宮のさらに奥にあります。

『穂高神社奥宮』の御祭神は社殿によると穂高見命（ほたかみのみこと）、古事記ではご祭神は海の神（ワタツミ）の子である「宇都志日金拆命（うつしひかなさくのみこと）」と伝わっています。『穂高神社奥宮』の唯一の奥宮祭神である穂高見命は、日本アルプス総鎮守、海陸交通守護の神であると言われています。

上高地の入り口付近にある河童橋から明神池への散策ルートは二つあり、『梓川の右岸コース（3.7km）』と『梓川の左岸コース（3.2km）』に分かれています。もちろん、行きと帰りで違うコースを楽しむこともできます。おすすめは、人気のある『梓川の右岸コース』（約60分ほど）で、距離は長いですが歩きやすく、人通りも多いです。

『梓川の左岸コース』は距離は短いですが、道は険しい箇所もあり、野生のサルと一緒に歩くことになるので、それなりの覚悟が必要です。足首を保護するために、軽い登山靴を履いて行くことをおすすめします。これらの散策ルートは紅葉の絶景が見られる場所としても有名で、紅葉の見ごろは毎年10月上旬から10月下旬となっています。

明神池は穂高連峰の各山々からの龍派が流れてきている場所で、上高地で最強のパワースポットと言われています。明神岳と河童橋を結ぶ梓川いもパワーが流れているので、水に触れるだけでも生気を感じることができます。特に何をするでもなく、神聖な空気を感じ取りながら、リラックスするようにしましょう。明神池に足を浸けるなどマナーに反する行為は避けるようにしましょう。

その清らかで透き通るような池の水は、実は湧き水が源泉と言われています。そのためか氷点下の冬でも凍ることがなく、多くの鳥や動物の憩いの場となっています。もともとは3つの池の分かれていたそうですが、今は2つのみです。その形はひょうたんのような形をしていることで有名。明神池では一人300円ほどの参拝料をおさめます。

ブラックトラウトやイワナが生息していることで有名な明神池ですが、今は明神池を含む上高地全域において釣りは禁止となっています。これは動物保護の観点から、禁止になったと言われています。どうしてもイワナが食べたい！という方は、明神池のほとりにある「嘉門次小屋」（かもんじごや）で絶品のイワナをいただけます。

囲炉裏の炭火で焼かれたイワナはとても新鮮で美味しいとの評判です！「嘉門次小屋」は日本登山の父と敬われる、W・ウェストンの山案内人をされておられ上條嘉門次のひ孫に当たる方が明治13（1880）年に建てられた小屋を改装したのが始まりと言われています。宿泊もできて、大人1名の一泊料金は2食付で8000円、素泊りが6000円となっています。

明神池から車で1時間ほど車を走らせたところに、有料で釣りをできるスポットがあります。こちらは梓川の下流エリアで、波田漁業協同組合が管理をしている漁業区域です。波田漁協同組合が管轄する区域は梓川と黒川合流点から梓橋（県道316）までの島々谷川を除く本支流で、禁止区域は松本市安曇の梓川頭首工から上下流150mとなっています。

2月から9月は、にじます、やまめ、いわななどが釣れ、うぐいは一年中釣れます。5月から2月は、かじかが釣れます。遊漁料は一日釣り券が1050円で、年釣り券は4200円、現場付加金1000円、小学生は無料、中学生は半額、身体障害者は半額となっております。釣券は組合事務所や松本市内のコンビニでの購入が可能です。

住所:長野県松本市波田10098番地 電話番号:0263-92-2246

毎年紅葉の美しい時期に行われる（10月8日）明神池お船まつりは、穂高神社奥宮の例大祭でもあります。平安時代の衣装をまとった神官たちが雅楽の演奏とともに、2艘の船で明神池を周遊します。その様子はとても優雅で、古代のゆるやかな時の流れ方と、人々の在り方を想像させます。

この儀式はもう60年も前から続いており、山への感謝のお祈りと登山安全の祈願がこめられています。静まり返った水面に写る紅葉に、雅楽の奏が辺りの空気を振動させ、とても神聖な気持ちにさせてくれること間違いなしです。奥宮への参拝料は無料ですが、こちらは明神池で行われるので拝観料300円が必要です。朝11時から行われます。

住所:上高地明神池穂高神社 電話番号:0263-82-2003

トワ・サンクはお店自慢のアップルパイがとても美味しい人気カフェです。信州産の完熟りんごを100％使用しており、このアップルパイを食べにわざわざ遠方から訪れるリピーターも多いとのこと。そんなトワサンクのこだわりは、注文を受けてから一つひとつ手作りするパイ生地。季節や天候によっても焼き方が変わってくるそうです。

住所:長野県松本市安曇上高地4468 電話番号:0263-95-2221

ファイブホルンは河童橋の手前にある上高地五千尺ホテル1階にある、大正モダンな雰囲気の名店です。売り切れ次第販売終了の人気レア・チーズケーキは850円。ふんわりとしたレアチーズムースと特性のブルーベリーソースが人気の秘密です。ブルーベリーソースはお持ち帰りようとして単品でも販売されており、1本1340円です。

住所:長野県松本市安曇上高地 電話番号:0263-95-2111

明神館や明神池がある『明神』という場所は、昔から上高地のはじまりの地と言われ、敬われてきました。そんな『明神』の地域にまるで隠れ家のように、そっと建っているのが明神館です。朝は100種類以上もの鳥たちがさえずり、穂高岳の朝焼けを一望できる明神館は、知る人ぞ知る強力なパワースポットなんです！

明神館は明神池から徒歩5分の場所にあり、宿泊は毎年4月27日から11月3日頃までと限定されています。選任の講師によるスターウォッチングや、女性ガイド付きの女性初級登山なども主催しています。宿泊料金は大人1名1泊2食付で、個室が13000から16000円、相部屋は9000円となっております。館内には食堂があり、お食事だけも可能です。

住所:長野県松本市安曇上高地4468　明神 電話番号:0263-95-2036

上高地へは、自然保護の理由から一般車が進入できないことで有名ですが、どのようなアクセス方法があるのかを紹介したいと思います。車でのアクセスは禁止ですが、上高地から30分ほどの場所にある駐車場に停めて、そこからシャトルバスを利用できます。また、県外からのアクセスは、上高地まで直通の高速バスをおすすめします。

高速バスは、東京の新宿や大阪、京都から出ており、アルピコ交通が運営しています。アルピコ交通は上高地だけでなく乗鞍方面へのバスも運行しています。松本方面からの車でのアクセスは、158号線で途中まで行き、沢渡駐車場で下車、シャトルバスに乗り換える必要があります。また、電車でのアクセスは新島々まで行き、バスに乗り換えます。

ここまで、上高地の最大のパワースポットと言われている明神池への行き方や、周辺のおすすめスポットについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？ぜひ、穂高岳や明神池のパワーを頂いて、心身ともに浄化させましょう！