さいたま水族館！羽生水郷公園内の子連れで楽しめるスポット！見どころまとめ！

埼玉県羽生市に羽生水郷公園は県営の都市公園です。菖蒲田など水を取り入れた施設が中心の公園であり、またさいたま水族館が隣接してるなど生物と自然が体感できる環境となっています。子連れで楽しめる、そんな自然豊かな羽生水郷公園とさいたま水族館をご紹介します！

さいたま水族館は1983年に開館した水族館で水族羽生水郷公園内にあり、埼玉と東京を流れる荒川に生息する約70種類の淡水魚を展示する水族館です。生き物を見るだけではなく、えさやりなどを通じて触れ合うこともできイベント満載な体感型の水族館となっています。

特にコイやソウギョにえさやりできるのが目玉であり、水族館で退屈しがちな子どもも楽しめる子連れ向けの水族間です。大型魚や海獣はいませんが子どもが楽しめることは間違えなしです。

入館料は、高校生以上の大人料金が310円。小・中学生の子ども料金が100円、小学校就学前は無料となっています。また4回以上の入園でお得になる年間パスポートは大人料金が1030円、子ども料金が310円、65歳以上のシニア料金が820円となっています。

開館時間は、3～11月は午前9時から午後5時。12～2月は午前9時から午後4時30分となっています。また入館は閉館30分までとなっています。冬場は少し早めに閉館です。ご注意ください。

車でのアクセスは、東北自動車道羽生ICから栗橋方面へ3㎞となります。また電車でのアクセスは東武伊勢崎線羽生駅または加須駅から7㎞でタクシー利用で15分となります。平日なら羽生福祉バスを利用して駅からアクセス可能です。

住所:埼玉県羽生市三田ヶ谷751-1 電話番号:048-565-1010

荒川では87種類の魚が生息するとされおり、その中の約70種類がこのさいたま水族館で見られます。荒川の上流から河口部までを再現したレイアウトで荒川の生態系を学ぶことができます。上流部に生息するイワナやヤマネ、トウキョウオオサンショウウオが展示されており、中流ではウグイやカワムツ、下流ではウナギやナマズが展示されています。

さいたま水族館では希少な天然記念物に指定されている生息するミヤコタナゴや、国内でも埼玉でしか生息してないとされていて荒川の源流の一部に生息しているムサシトミヨを見ることができます。

これらの生き物は都市開発により生息数を減らしている生き物です。貴重な生き物をみて親子で荒川の水質問題や外来種などの環境問題について考えてみてはどうでしょうか？

実は埼玉県は全国3位キンギョの生産地です。そのためかワキンからコメット、ピンポンパールまで約30種類のキンギョの展示を行っています。子連れでぜひキンギョで癒やされてみてはどうでしょうか？水族館の大きい水槽で優雅に泳ぐキンギョを堪能しましょう。

またキンギョの水槽がドーム状になっていて、人が入れるようになっています。360度に広がるキンギョを見ることもさながら、外からみると水槽の中にいるような幻想的な状態となりインスタ映えする写真を撮ることができます。子連れの方はぜひ我が子のインスタ映えする写真を撮ってみてはどうでしょうか？ドームの他に水槽と一緒に写真撮影できるようなところもあります。

館内ではアメリカザリガニやクサガメ、ニホンイシガメと触れ合えるタッチングコーナーがあります。身近な自然がなくなり生き物を触ることが減った現代、子供と一緒に生き物と触れ合い自然を感じ取ってみてはどうでしょうか。

館内の庭池には1mを超えるソウギョやアオウオ、コイが飼育されており、えさを買ってえさやり体験することができます。えさやりを通して魚と急接近し触れ合うこともでき、子供も大喜びすることでしょう。

さいたま水族館ではいろんなイベントを開催しており、子連れで楽しめるものから勉強になるものまで幅広いイベントが開催されます。その数ある中から面白そうなイベントをピックアップして紹介します。

ドクターフィッシュと呼ばれるガラの足湯が体験できるイベントです。古い角質を食べてくれるためエステ効果があり、また生き物と触れ合うことによりヒーリング効果も発生すると言われ心身共にリラックスする事ができます。子供もドクターフィッシュについばまれるくすぐったいような感覚で楽しめることでしょう。子連れでも十分楽しめるイベントです。

高級食材のキャビアを生むチョウザメの餌の食べ方を観察し、実際にえさやりをできるイベントです。観察しやすくなったリニューアルしたチョウザメ池で特徴的なえさの食べ方を間近で見られ、自分の手でえさやりできる貴重なイベントとなっています。思い出づくりに最適です。

水族館の裏側を覗けるのがこの水族館探検ツアーです。このツアーでは魚の飼育方法や水族館の設備などを学べ、大人でもためになる知識満載のイベントとなっており子連れでも十分に楽しめることができます。子どもの夏休みの自由研究として参加してみてはどうでしょうか？

大小さまざまなカメに触れ合えるのがこのイベントです。飼育スタッフの解説付きで触れ合いながらカメのことを知ることができます。カメ好き必見のイベントです。ペットショップで見るようなメジャーなカメから水族館でしか見れないカメまで多種多様です。

羽生水郷公園は1981年に開設された公園で、菖蒲田や修景池など水を中心とした施設が多く存在します。遊具など公園としての機能はもちろん、日本で唯一のムジナモ自生地があるなど自然的に重要な役割を持っています。またゆるキャラのイベント開催地など文化的交流も盛んです。子連れで１日中遊べる公園で、開館時間は3月～11月は、午前9時30分～午後5時、12月～2月は、午前9時30分～午後5時です。

コバトンが行く！水辺のワンダーランドは2014年に完成した大型遊具です。荒川に生息する魚がモチーフとなっていて、埼玉県の県の鳥であるシラコバトをモチーフとしたキャラクターコバトンのタワーを目指す大型遊具です。ローラーすべり台などがあり子どもも大はしゃぎ間違い無しの遊具です。また小さい子どもでも遊べるように幼児エリアもあります。

羽生水郷公園の豊かな自然を満喫しながらカヌー体験ができます。体験前にスタッフによるレクチャーがあり、池でカヌーを漕ぐため波もなく初心者でも安心して体験することができます。埼玉県産の西川材で製作した本格的なカナディアンカヌーに乗ってみてはどうでしょうか？

3月から11月にかけてバーベキュー広場を利用することができます。カヌー体験のあとに家族でバーベキューはいかがでしょうか。完全予約制で利用する前の月の1日からの予約となります。問い合わせ先は羽生水郷公園管理事務所（さいたま水族館事務所）となります。

電話番号:048-565-1010

水生植物園ではガマを始めとした多くの水生植物が生育しています。特に夏に生い茂るミズカンナは背丈が人よりも高くなり、圧倒的な存在感があります。散策ルートとしてとっておきの場所です。

食虫植物である水生植物ムジナモの日本国内唯一の自生地があります。エリア内は立ち入り禁止となっており近くで観察することは難しいですが、希少性から一見の価値ありです。

多目的広場は東京ドーム半分ほどの広さを持つ広大な場所となっています。ドックランとして利用できる他に、イベント会場として利用させることがあります。特に有名なものとしては「世界キャラクターさみっとin羽生」のメイン会場として利用されています。

「世界キャラクターさみっとin羽生」とは日本のゆるキャラが集まるイベントで、ふなっしーやひこにゃんなど有名なゆるキャラからねばーるくんなどご当地ゆるキャラまで総勢300体以上が参加する日本最大のゆるキャライベントとなります。

ゆるキャラと一緒に撮影できるなど非常に満足度の高い全国規模のイベントです。開催時期は11月下旬となっています。かわいいキャラクターが好きな人に必見のイベントです。ぜひ個性あふれるゆるキャラと記念撮影してみてはどうでしょうか。

さいたま水族館は都内の水族館に比べて規模が小さいですが、えさやりイベントや触れ合いなど他所にはない魅了がある水族館です。また羽生水郷公園ではカヌー体験などアクティビティを楽しむことができます。ぜひ親子で自然と触れ満喫してみてはどうでしょうか。