那覇祭りの開催日程は？大綱引きや花火・パレードなどの見どころも調査！

那覇市の有名なお祭り「那覇祭り」。昔から伝わる伝統行事から無料ライブ、打ち上げ花火まで盛りだくさんなイベントがお祭りの日程に組み込まれています。特に注目なのが、大綱引き。巨大な綱を大勢で引っ張り合う姿は圧巻です。では、今から那覇祭りについて詳しく紹介して行きましょう。

那覇祭りは年に1度沖縄県那覇市で開催される大きなお祭りです。那覇祭り最大の見どころは、大綱引きです。現在では那覇大綱挽祭りの名で親しまれています。昔から沖縄地方では、綱引きによってその年に起こり得る良い事や悪い事を占う風習が存在。現在、お祭りの大綱引きは那覇市の一大イベントになり、毎年盛大に開催されます。

那覇祭りのメインイベントである大綱引き。綱には、米わらを使用。毎年新しい綱がお祭り用に作られています。その全長は、なんと全長200m。世界一のわら綱としてギネスブックに認定されたほどの大きさです。大綱は男綱と女綱に分かれており、両綱はかぬち棒で結ばれています。

男女綱が結ばれた後、お祭りの目玉である大綱引きがスタート。東西に分かれた町が引っぱり合います。観光客やアメリカ軍の方も地元の人に交じって大綱引きに参加できます。綱引きが終わると、手綱の一部を切り取って、綱引き参加者に配布。切り取った手綱は縁起が良いと言われています。

毎年10月に行われます。体育の日を含む土曜日・日曜日・月曜日の3日間にかけて開催。日にちにより様々なイベントが組まれており、伝統芸能パレードから大規模な花火まで楽しめます。特に大綱引きには大勢の人が参加。3日間の全体参加人数は、27万人を記録。では、那覇祭り参加前に知っておきたいイベントの日程をチェックしておきましょう。

日程は主に市民演芸・民俗伝統芸能パレード、那覇大綱引き・旗頭行列、RBC市民フェスティバルの3つに分かれます。2017年の那覇祭りでは、1日目市民演芸・民俗伝統芸能パレード。2日目が那覇大綱引き・旗頭行列。土曜日・日曜日・月曜日の3日間は、RBC市民フェスティバルの日程で開催。花火は3日間毎晩打ち上げられます。

那覇祭りの会場は、日程により会場が分かれています。パレードは那覇のメインストリート・国際通り。大綱引きは、久茂地交差点付近を中心に行われます。開催当日は交通規制があり、時間帯により車は通れません。RBC市民フェスティバルは、奥武山公園で3日間様々なイベントが開催されます。

市民演芸・民俗伝統芸能パレードは、那覇市中心に位置する国際通りで盛大に行われます。パレードは、地域団体をはじめ、サークルや伝統芸能保存会等の50団体が参加。児童学生による鼓笛隊や通り会等のローカル団体、そして有名企業が華麗なパレードを繰り広げます。

パレードは、モノレール「牧志駅」近くにある蔡温橋からスタート。パレードの先頭は、那覇のマーチングバンドや那覇市長、那覇市関係者。その後に続くのが、子供たちの旗頭演舞やダンス、エイサー演舞等。また、サンバやハワイアンダンスと言った外国の有名な演舞も楽しめます。

2017年のパレードでは、デイズニーパレードが開催。2015年にもミッキーたちがパレードに参加した事があり、2017年は2年ぶりのデイズニーパレードでした。パレードが行われた場所は、国際通り沿いにある牧志公園前からみずほ銀行前まで。特にデイズニーパレードは混み、3時間前くらいから場所取りをする人も見られたほどです。

那覇大綱引き・旗頭行列は、国道58号線久茂地交差点を中心に行われます。参加する各町の若者が旗頭を持って町内を練り歩く事から始まり、その後国際通りに各町の旗頭が集まり行列を行います。最後に大綱引きの会場となる国道58号線久茂地交差点で大規模な大綱引きが開催されます。

RBC市民フェスティバルは、奥武山公園にて3日間の日程で行われます。ゲームやカラオケグランプリ、ライブ、参加型イベント等、盛りだくさんな日程です。イベントだけでなく、屋台も出店します。また、オリオンビールが堪能できるオリオンビアパラダイスも奥武山公園で開催されます。

夜には、奥武山公園内にある陸上競技場より打ち上げ花火が夜空を彩ります。打ち上げ期間は3日間毎日開催。2017年の花火打ち上げ時間は、20時から。奥武山の会場では、どこにいてもキレイに見る事ができます。屋台やオリオンビアパラダイス会場、橋の近く等でも大きな打ち上げ花火が楽しめます。

那覇祭りへのアクセスは、車・タクシー・路線バス・モノレールが利用できます。ただし、お祭り当日は時間帯により交通規制が設けられる為、車でのアクセスはおすすめしません。車で来場の場合、混雑が予想されます。時間には十分ゆとりを持って行くことをおすすめします。

那覇空港から国際通りまでタクシーで通常15分ほどかかります。空港からレンタカーで移動の場合は、レンタカー営業所への移動と手続き時間がかかる事を頭に入れておきましょう。駐車場ですが、国際通り周辺の場合、那覇市役所の駐車場がおすすめです。コインパーキングもいくつかあります。

奥武山運動公園内には駐車場がありますが、お祭り当日の一般利用はできません。公園周辺にはコインパーキングが点在しており、コインパーキング利用となります。奥武山運動公園はモノレール「奥武山公園駅」のすぐそばに位置。モノレールでのアクセスがおすすめです。

那覇祭り期間中は、イベントにより交通規制が設けられます。交通規制は、主に1日目と2日目の日程を中心に行われます。1日目の交通規制は、パレードが開催される国際通り。2日目の交通規制は、国際通りと国道58号線の一部。車で出かける場合は、交通規制の場所と時間帯を調べておきましょう。

2017年の祭りの交通規制を見てみると、1日目が国際通り(パレットくもじ前交差点から安里交差点)にて13:45から18:30まで交通規制が行われました。2日目が国際通り(パレットくもじ前交差点から安里交差点)にて11時30分から14時まで。14時30分から19時まで国道58号線(松山交差点から泉崎交差点)に交通規制がかけられました。

那覇祭りを満喫したいなら、那覇市内のホテルがおすすめです。お祭り当日は大変混雑するので、お祭り会場近くのホテルが移動に便利。また、ホテルによっては、夜に打ち上げられる花火を部屋やホテル内から見る事ができます。では、おすすめなホテルを幾つか紹介しましょう。

「西鉄リゾートイン那覇」は、大綱引きが開催される久茂地交差点そばに位置します。パレードが行われる国際通りへは、徒歩で気軽に移動できる距離。また、モノレール「県庁前駅」へは徒歩3分ほど。花火やフェスティバルが行われる奥武山運動公園へは、モノレールで簡単に移動できます。

住所:沖縄県那覇市久米2-3-13 電話番号:098-869-5454

「ホテル サン沖縄」は、パレードや大綱引き会場に近い場所に位置します。国際通りへは徒歩4分ほどの距離です。モノレール「県庁前駅」へは徒歩2分ほど。奥武山運動公園への移動も、モノレールが利用でき便利です。大綱引き会場へも徒歩数分の距離。祭りを楽しむのに最適なロケーションです。

住所:沖縄県那覇市久茂地1-5-15 電話番号:098-866-1111

「メルキュールホテル沖縄那覇」は、モノレール「壷川駅」目の前のホテルです。花火が打ち上げられる奥武山公園に近く、客室によっては花火が楽しめる部屋があります。また、奥武山公園へは徒歩数分の距離。パレードや大綱引きが行われる国際通り周辺へは、モノレールでアクセスが可能です。

住所:沖縄県那覇市壺川3-3-19 電話番号:098-855-7111

以上、大綱引きで有名な那覇祭りをお届けしました。那覇祭りの3日間は様々な行事が開催され、家族全員で楽しめるお祭りとなっています。ギネスにも認定された大綱引きは迫力満点！地元の人だけでなく、観光客も参加可能です。歴史ある那覇の伝統行事を是非一度体験してみて下さい。