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クロナッツは表参道で買える!本場ニューヨークからやってきた人気スイーツ!

クロナッツは表参道で買える!本場ニューヨークからやってきた人気スイーツ!
投稿日: 2017年11月21日最終更新日: 2020年10月8日

ニューヨーク生まれの人気スイーツクロナッツを表参道でも買うことができます。こちらではクロナッツとは一体なんなのか?クロナッツが買える人気のベーカリーの表参道の店舗に関してや、クロナッツ以外の名物スイーツなどの情報をご紹介します。

ニューヨーク生まれのクロナッツ見出し

ニューヨーク生まれの人気スイーツクロナッツが日本で買えるようになりました。こちらではクロナッツとはいったいどんなスイーツなのか、どちらのお店の商品なのか、表参道の店舗の他の人気メニューなども含めてご紹介していきます。

クロナッツとは?見出し

クロナッツとはクロワッサンとドーナッツを組み合わせた言葉です。世界の最先端のものが集まるニューヨークで「もっともすぐれた発明品25」にも選ばれたこのハイブリッドスイーツの作り方は、発酵させたクロワッサン生地に近い生地をドーナツ型にしグレープシードオイルで揚げたものです。そしてすべての工程に3日かかります。

特別な温度設定で揚げられたクロナッツには砂糖がまぶされます。そしてクロワッサンの様な層ができたクロナッツの間にはクリームが詰められて、さらにグレーズををデコレーションします。とても甘い組み合わせのようですが、香ばしくサクサクとしたクロワッサンのような生地はとフィリングとグレーズのバランスは最高です。またクロナッツはすべての工程が店舗内で行われ毎日作り立てが店舗に並びます。

クロナッツの食べ方見出し

そしてこのクロナッツには食べ方にポイントがあり、そのポイントを守っていただくことがクロナッツをより美味しくいただくコツだそうです。ポイントは3つです。一つ目はカットして食べるときはクロナッツの層を崩さないように歯がギザギザしているナイフを使用すること、二つ目は食感を保つために冷蔵庫には入れないこと、三つ目は中にクリームが入っているので温めて食べないほうが良いということです。

クロナッツは登録商標見出し

クロワッサンとドーナツを組み合わせた人気のスイーツ「クロナッツ(Cronut)」は登録商標ですのでほかのドーナツ店やベーカリーで似たようなものを作りクロナッツという名前を付けることは許されません。つまりクロナッツは日本と海外の両方で登録商標を取ったドミニクアンセルベーカリーの店舗でしか買うことができないものなのです。

ドミニクアンセルとクロナッツ見出し

ドミニク・アンセルは1978年にフランスで生まれました。ニューヨークのドミニクアンセルベーカリーのオーナーパティシエでもあります。ドミニクアンセルベーカリは2011年の11月にオープンしてからその個性あふれる作品によりとても有名になりました。

その後ドミニクはドミニクキッチンをニューヨークに、ドミニクアンセルベーカーリーを東京とロンドンに持ち、2017年には「the World's 50 Best Restaurants awards」において世界で最も優れたパティシエとして名を連ねました。また、ドミニクは最年少での受賞である上に、ニューヨークに本拠地を持つことから、アメリカを拠点とする唯一のシェフの受賞となりました。

ドミニクアンセルベーカリー初の海外店舗見出し

ニューヨークに拠点を持つドミニクアンセルベーカリーの最初の海外店舗がこのドミニクアンセルベーカリートウキョウでした。表参道というファッションや流行に敏感な人たちが集まる場所への出店は大成功をおさめました。2016年6月に開店したドミニクアンセルベーカリートウキョウは今では都内でも人気のベーカリーとして有名です。

ドミニクアンセルベーカリートウキョウは東京メトロ表参道駅のA1出口から徒歩5分の所にあります。レモン色の日よけにはおしゃれなフォントでDominique Ansel Bakeryと書かれています。光がたくさん入る前面ガラスの店舗は外からでも白と黄色を基調にしたセンスの良いお店の中が良く見えます。

表参道のドミニクアンセルベーカリートウキョウは1階と2階の2フロアありますが、それぞれの会にイメージがあり、1階はニューヨークとパリの地下鉄の世界観をイメージしており、2階はニューヨークとパリの公園の世界観をイメージした空間になっています。

1階のショーケースにはつややかなチョコレートケーキ、エクレア、シュー生地を使ったスイーツが並んでいます。ケーキのラインアップの中には、ドミニクアンセルが日本の為に開発した招き猫のケーキや、パリストウキョウなども並べられています。クロナッツやほかのパンなどを買うと自動的に箱に入れられるので、お皿はありません。水は紙コップと共に、奥の方に用意されています。

2階は公園の世界観がイメージされていますので、カフェメニューも1階のものとは別のものが用意されています。オーブンでスチームして作ったふわふわの厚焼き玉子が挟まったハンバーガーやピクニックのバスケットを模したメニューは店舗の世界観にぴったりで、ここが表参道であることを忘れてしまいそうです。

クロナッツのフレーバー見出し

クロナッツが生まれて数年たちますが、その人気が訪れない理由の一つは毎月変わるフレーバーです。クロナッツのフレーバーは毎月1種類と決められています。そして一度発売されたフレーバーは2度と発売されません。そのため一度クロナッツの魅力に取りつかれると、何度も別の味を食べたくなってしまうのです。

クロナッツの値段見出し

クロナッツのお値段は1個600円(税抜き)です。高級ブティックが並ぶ表参道らしく、少しお高めの設定です。しかしながらクロナッツはすべての工程を店舗内で丁寧に手作業で行い、毎日作り立てが店舗に並びます。店員さんの対応はとても丁寧です。世界でも高い評価を受けている話題のスイーツを日本でいただけることを考えるとこの価格も納得です。

クロナッツのテイクアウト見出し

そしてこの特別なスイーツはもちろんテイクアウトをすることができます。できるだけ多くの人がクロナッツを楽しめるようにテイクアウトは1人2個までと決められています。テイクアウトを注文するとドミニクアンセルベーカーリーのイメージカラーの黄色の箱に入れてくれます。

この箱もまたとてもユニークで通常のケーキやドーナツの四角い箱ではなく、とても立体的な面白い形をしています。あざやかな黄色と立体的な形の箱は店内のカウンターにディスプレイのように積み上げられています。白を基調とした店内に黄色の箱がオブジェのようによく映えます。

ドミニクアンセルベーカリートウキョウの行列見出し

ドミニクアンセルベーカリートウキョウが表参道に上陸した当初は、流行に敏感な人たちの口コミやメディア取材などで話題をよび、開店の2時間も前、朝8時ごろから行列をする人がいたようです。現在では少し行列は落ち着いており、午前中に行けば人気のクロナッツを手に入れることもできるそうです。

しかしながら、クロナッツはすべての作業工程を手作業で行うためにその日によって作られる数量が変わる場合があります。そのため、午前中に行けば購入できる場合もありますし、開店間もなくに売り切れてしまうこともあります。今でもテレビなどで放映されるとすぐに売り切れてしまいますのでご注意ください。

クロナッツ以外の人気メニュー1:クッキーショット見出し

ドミニクアンセルベーカーリーがニューヨークで話題になったのはクロナッツだけが理由ではありません。そのほかにもドミニクアンセルが作り出す自由で革新的な発想から生まれた代表的なスイーツがいくつかありますので、ご紹介していきます。

なかでもCookie shot(クッキーショット)はとても革新的なスイーツです。クッキーショットを注文すると、チョコチップクッキーで出来たショットグラスが軽く温められます。ショットグラスと言ってもグラス(クッキー)の厚みは1センチほどあり、高さは10センチほどあります。実際はショットグラスとコップの間くらいの大きさです。

そこに注ぎ入れられるのは特別な冷たいミルクです。このミルクははただのミルクではなく、バニラビーンズを24時間浸し、バニラの香りが漂う甘くて濃厚なミルクです。クッキーのグラスはこのミルクに合うようにビターに作られていますので濃厚なミルクによく合います。

このクッキーショットはまずクッキーのグラスに入れられたミルクをそのまま味わいます。バニラミルクの芳醇な香りを味わってください。次にミルクを少し飲みグラスを少しかじります。冷たく冷やされたミルクと少し暖かいクッキーの温度が口の中で交わるのがとても面白いです。

そのままミルクを少し飲みクッキーのグラスをかじることを繰り返していっきに食べきってしまっても良いですが、途中で少し時間を置いてみてください。するとクッキーのグラスの内側にコーティングされているチョコレートが溶け出してミルクにチョコレート風味が加わりまた新しい楽しみ方ができます。まるで奇跡のようなスイーツです。

また、ドミニクアンセルベーカーリーではこの奇跡のようなスイーツのテイクアウトも可能です。テイクアウトのパッケージはクッキーのグラスとバニラミルクが入った小さな瓶が黄色のの箱に詰められており、お土産としていただいてもとてもわくわくするようなパッケージになっています。

クロナッツ以外の人気メニュー2:フローズン スモア見出し

また、ドミニクアンセルの独創的なスイーツはアメリカのキャンプの定番のスイーツも「スモア」も特別なスイーツに変えてしまいました。「スモア」はキャンプファイヤーなどの火に串に刺したマシュマロを焼いて作るスイーツです。

外がカリカリ中がふわふわに焼けたところでクラッカーでマシュマロを挟みながら串を抜くのですが、その際に一方のクラッカーにチョコレートを置いておくとクラッカーにチョコレートとマシュマロが挟まったものができます。それがアメリカの定番スイーツである「スモア」です。

ドミニクアンセルベーカーリーのFrozen S'more(フローズン スモア)は濃厚なバニラアイスの周りにチョコレートフレークをコーティングし、マシュマロで包んだものをスモークで香りづけされた木の棒に刺し、注文を受けてからバーナーで外側をあぶります。

表面が炙られてパリパリとしたマシュマロの表面。モチふわのマシュマロ、サクサクのチョコフレークという面白い食感が次々と感じられます。そして中心部のアイスの冷たい感覚が通常の「スモア」とは違い、全く新しいスイーツとなっています。お持ち帰りもできるフローズンスモアですが、店舗でいただくのをおすすめします。

クロナッツ以外の人気メニュー3:ディーケーエー見出し

そしてニューヨーク店での一番人気で、オーナーシェフであるドミニクアンセル自らも一番のお気に入りと称するのがこちらのDKA(ディーケーエー)です。フランスの伝統菓子である「クイニーアマン」をドミニクアンセルの天才的な感性でアレンジを加えた「ドミニク・クイニーアマン」の略でDKAと名前が付けられました。

フランスのブルターニュ地方における伝統的な洋菓子の一種で1860年頃に生まれたお菓子と言われています。ブルトン語で「バター(amann)の菓子(kouign)」という意味のこのお菓子が生まれたのはブルターニュ地方の1860年ごろの食糧事情によるものでした。当時は小麦粉が不足しバターが豊富にある状態だったため、小麦粉とほぼ同量のバターを使用したパンが作られたのが始まりです。

DKAはそんなクイニーアマンを独自のレシピでさらに洗練されたものにしました。一口食べればサクサクとした食感とキャラメリゼされた香ばしい表面、芳醇なバターの香りが一度に口の中に広がります。たっぷりと加えられたバターは中心部のなんとも言えないモチモチ感を出しており、食感のバランスも最高です。

クロナッツは銀座店でも買える見出し

日本上陸が大成功したドミニクアンセルベーカーリーは表参道に次ぐ日本の第2号の店舗を東京の銀座三越地下2階に2017年にオープンさせました。こちらの店舗は表参道とは違いイートインスペースはありません。お持ち帰り専用で人気のフローズンスモアはありませんが、代表作のクロナッツとクッキーショットは購入することができます。

またこちらの店舗限定の商品で面白いのがフラワークッキー(Pull-Apart Flower Cookie)というクッキーで花びらをかたどったクッキーで大きな花が造られたものです。一枚一枚花びらを取るようにクッキーをいただく事ができるとてもロマンティックなスイーツです。パーティーなどにいかがでしょうか。

また、銀座の店舗で人気なのは、表参道の本店でも人気のDKAに黒糖を使用して作った銀座限定の「黒糖DKA」です。黒糖の香ばしさとコクがオリジナルのDKAに和の香りと上品な甘みを加えています。ご自宅用にもギフトにも大変おすすめです。

大人気のクロナッツを買いに行こう見出し

いかがでしたでしょうか。ドミニクアンセルの天才的な発想と繊細な感覚が生み出す独創的なスイーツから、目が離せません。最新のスイーツの情報や、今月のクロナッツのフレーバーについては、ドミニクアンセルベーカリーのホームページをチェックするとよいでしょう。おしゃれな街表参道でおしゃれなスイーツを楽しみましょう。

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投稿日: 2017年11月21日最終更新日: 2020年10月8日

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