「ななつ星in九州」の料金は？ルートや食事・内装など豪華列車を徹底解剖！

2013年に運航開始となった「ななつ星in九州」。最上級のおもてなしを受けながら旅をする事が出来る、人気の豪華列車です。おもてなしはもちろん、列車内で見るもの、感じるもの全て、超高級ホテルのような空間が広がっています。しかも、超高級ホテルにいながら、外を見るたびに、沢山の日本の美である自然あふれる風景を見る事が出来ます。そんな豪華列車の気になるところを徹底解剖しました。

最高級だと言われている「ななつ星in九州」。高級クルーズトレインの火付け役ともなり、他の列車の旅も出てきています。ななつ星in九州は、JR九州が運行する、九州を巡る豪華なクルーズトレインです。福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県の7つの県の「ななつ」、自然、食、温泉、歴史文化、パワースポット、人情、列車の「ななつ」、7両編成の客車の「ななつ」から名前が取られています。

お客様が最高のおもてなしを受けながら周るという意味で「ななつ星」という名前が付いています。このななつ星in九州は、大人の空間です。中学生以上の宿泊となっています。予約後から下車後までの待遇、列車の外装、内装、食事、全てに星が付くほど、至福の時を過ごす事が出来る「ななつ星in九州」です。ななつ星in九州は、人気があり、いつも予約の際に、抽選となっています。

ななつ星in九州の周遊コースは、1泊2日コースと3泊4日コースと2コースあります。「1泊2日コース」は、主に九州北部を2日間で周遊します。長崎や佐賀の風景を楽しめるのは、1泊2日のコースのみで、1日目の午後には実際に下車して停車地を散策する事も出来ますし、2日目の早朝には、観光プランと滞在プランを選ぶ事が出来ます。

2018年3月から9月の「ななつ星in九州」のJR九州の企画として、1泊2日コースに付ける事が出来る「前夜祭を楽しむ事が出来るコース(運行日前日から福岡市内宿泊)」(計2泊3日)と、1泊2日コースに付ける事が出来る「プレミアムな旅コース」(計3泊4日か計4泊5日)をセットにしたコースが用意されました。また、JR九州企画以外のツアーもあり、そのツアーのコースもあります。

「3泊4日コース」は、主に南九州を周遊します。大分、宮崎、鹿児島を楽しめるのは、このコースです。災害などの影響で、安全第一にルートが変更されていますし、半年ごとのルート変更がありますが、3泊4日のコースでは、観光したり、車中泊だけではなく、2日目の夜には、旅館に宿泊し、ゆっくりと地上の旅を楽しめるコースとなっています。

この2日目に宿泊する旅館も極上のサービスを受ける事が出来る、大人気の高級旅館で、大満足です。人気の3泊4日コースとなります。2018年前半は、1泊2日に付ける事が出来るコースが企画されていますが、その年その年で、3泊4日に付ける事が出来るコースも企画される事があります。度々、公式サイトのチェックをするのはおすすめです。

ななつ星in九州の運行日は、それぞれのコースで違う運行日となっています。JR九州の企画での1泊2日コースは、土曜日出発の日曜日帰着です。例えば、もう抽選が終わっている運行日を見てみると、2018年3月から9月の運行日は、3月17日(土)、24日(土)、4月7日(土)、5月12日(土)、7月14日(土)です。毎月や毎週、隔週などの定期運行日ではなく、指定の運行日となっています。

また3泊4日コースの運行日は、火曜日出発で金曜日帰着です。例えば、抽選日が終わっている2018年3月から9月の運行日は、3月27日(火)、4月10日(火)、6月12日(火)、6月19日(火)、7月17日(火)、7月31日(火)、8月21日(火)、8月28日(火)、9月18日(火)と、指定運行日となっています。そして、3泊4日の方が、1泊2日よりも運行日が多く設定されています。

その他の日は、旅行会社の運行日だったり、企画の貸し切り運行日だったりしますので、JR九州の企画の運行日では不都合だという人は、旅行会社のツアーを探してみると良い運行日を見つける事が出来るかもしれません。旅行会社でのツアーは、何か特典があったりもしますので、探してみるのはおすすめです。随時発表される予定です。

ななつ星in九州の料金は、運行日の月やコースや部屋によって異なります。2018年の案内を見ると、一番安いコースはスイート(全12室)です。「1泊2日・2名1室」、7月で1人31万5千円です。3月から5月で1人34万5千円となっています。「1泊2日・1名1室」となると7月で56万5千円、3月から5月で59万5千円と、一番安い料金でも、豪華な料金の旅を楽しむ事が出来ます。

1泊2日の旅で一番豪華な料金のデラックススイートA(1室)は、3名1室の利用が出来、7月で1人39万5千円、3月から5月で1人42万5千円です。2名1室は7月で1人43万5千円、3月から5月で1人46万5千円です。1名1室では7月で75万5千円、3月から5月で78万5千円です。その他にデラックススイートB(1室)は、デラックスAより、3名1室は1人3万安く、2名1室は1人4万安く、1名1室は5万5千円安く宿泊出来ます。

3泊4日の旅で一番安い料金のスイート(全12室)は、2日目の宿泊先で料金が異なりますので、いくらとは提示できませんが、参考として、3泊4日スイートで一番安く宿泊できるのは、2名1室、6月から9月で由布院玉の湯に宿泊、1人67万5千円です。3月4月は、1人72万5千円となっています。一番豪華なデラックススイートA(1室)では、亀の井別荘に宿泊、3名1室、6月から9月は1人83万円、3月4月は1人88万円です。

デラックススイートAの2名1室の場合は、6月から9月で1人90万円、3月4月で1人95万円、1名1室では、6月から9月が150万円で、3月4月は155万円となっています。その他にデラックススイートB(1室)もあり、デラックススイートAより、3名1室は1人10万安く、2名1室は1人10万安く、1名1室は20万安く宿泊出来ます。高い料金設定となっていますが、その料金が高いか安いかは、過ごしてみて分かる料金です。

ななつ星in九州の予約方法は、クルーズトレイン専用ホームページからの予約方法と、パンフレットを送ってもらい、パンフレットに同封されている申込用紙に記入し、郵送する予約方法があります。予約が多数の場合、抽選となります。過去の申し込み回数により当選の確立が高くなる抽選方法がとられますので、予約を申し込み、抽選から外れても次の半年、次の半年と楽しみに挑戦する事が出来ます。

ツアー枠もありますので、ツアーでななつ星in九州の旅を企画してある旅行会社に予約するのも一つの手です。ツアーの場合、東京や名古屋、大阪からの旅のセットになっていたり、ななつ星in九州に宿泊するものだったりします。JR九州、旅行会社ともに、予約のキャンセル待ちをする希望を伝えましょう。JR九州の企画は、多くの予約申し込みがあった場合、予約キャンセル待ちも抽選となっています。

日本中探せば沢山ある列車クルーズ。ななつ星in九州は、高い料金なのに、なぜこんなに人気なのでしょうか。理由のまず1つ目は、国内で至福の時を過ごす事が出来る事です。豪華トレインは、日本では少なく、海外に行って乗るという方法でしたが、ななつ星in九州は、それを安心の日本で体験する事が出来る、しかも日本のおもてなしを受ける事が出来るとあって、人気があります。

2つ目は、公平に抽選してくれるところです。申し込んでも、裏口で予約されてしまえば、一般の人達は乗れなくなってしまいます。しかし、このななつ星in九州は、裏口予約などはなく、純粋に日本人の真面目さが現れていて、きちんと抽選で決められますし、抽選の中でも、抽選に申し込めば申し込むほど当選率が高くなるような設定になっています。

イベントで、乗りたい年、月が決まっているなら、その時の予約は大切な1回で、抽選で外れてしまえば意味がなくなるのかもしれませんが、このななつ星in九州に乗りたいという気持ちで予約している人は、抽選に外れてしまっても、何度もチャレンジする人が多くいます。3つ目はあこがれです。ななつ星in九州は、外から見ても豪華で、いつか乗りたい!と思わせるような豪華さを感じます。期待が膨らみ、人気を集めています。

ななつ星in九州の旅は、当選した時から始まります。乗車1か月前まで、ななつ星in九州のクルーとの綿密な話し合いがあります。アレルギーは無いか、どういった旅にしたいか、2人以上の場合、相手はどんな人かなどです。メールなどではなく電話でクルーと話す事になります。このクルーとの話が、ななつ星in九州の中でのもてなしの基礎となり、最高のおもてなしを受ける事が出来ます。

そして、大きな荷物は、事前に自宅に取りに来てくれるサービスも。ななつ星in九州に乗る日、ドレスコードを守りつつお洒落に出かける装いで身軽に向かう事が出来ます。福岡県博多駅の集合場所は、ななつ星in九州専用ラウンジ「博多駅ラウンジ金星」です。そこで受付をし、旅の説明を受けます。この時のサービスも最高です。ウェルカムドリンク、高級のウェルカムスイーツなどが提供されます。

ラウンジを出ると、レッドカーペットが敷かれていて、その上を歩いて、クルーに誘導されながらホームへと降りていきます。このレッドカーペットの上を1歩1歩進むたびに、胸が高鳴ることでしょう。気持ちを膨らませるのも旅の楽しさの1つで、そのさり気ない盛り上げもサービスの一つです。ななつ星in九州に乗る事が出来れば、レッドカーペットの上を歩く貴重な体験が出来ます。

おもてなしと言えば、列車から降りて、観光する時の移動手段として、ななつ星in九州専用バスが待っています。この居心地のいいバスで、決まっている観光地、3泊4日なら宿泊先まで移動できます。列車から降りたら、勝手に動いていいという旅も良いですが、このななつ星in九州の旅は、至れり尽くせりの旅で、全てを任せて旅する事が出来ます。

ななつ星in九州の列車は、鏡のようにピカピカツルツルに仕上げてあります。JR九州グループのJR九州メンテナンス株式会社が担当していて、しっかりと研修を積んだスタッフが、気持ちよく乗車してもらいたいというおもてなしの心で、外装、内装ともに、掃除のプロとして仕上げてくれています。2日間から4日間、旅する列車内は、満足いく清潔さがそこにはあります。

このななつ星in九州専用バスは、外装はもちろんななつ星in九州と同じデザインで、かっこいいバスです。列車同様、鏡のようにピカピカです。綺麗なバスに乗って移動するのは、優越感があります。そして、シートも1つ1つの柄が違い、内装もななつ星同様素敵な仕様となっています。そして、ナンバーが「7」。すみずみまでこだわりを感じます。

ななつ星in九州のルートは、確実に、ずっと決まったルートを走っているわけではありません。半年ごとに変わるとも言われていますし、災害や台風などの影響でルートが変更されたり、今のルートも11月から12月前半のルート、12月後半、来年の3月からの運行分のルートはそれぞれ変更になります。参考に、今現在のルートは、1日目は、博多駅を出発し、佐賀県内の主要駅、長崎県内の主要駅に発着しながら進みます。

2日目は、夜中のうちに鳥栖へ戻り、熊本の主要駅に発着しながら、八代駅まで行き、八代駅から博多駅まで主要駅に発着しながら帰着します。有田焼で有名な佐賀の自然な風景や異国の雰囲気が漂う長崎の風景、自然いっぱいの山鹿エリアの風景、朝日や夕焼け、季節によって、桜や新緑、紅葉や雪景色と色々な自然の美を見る事が出来るルートを走ります。

3泊4日の旅は、ルートが長いので、気候によって良く編越されます。2017年11月までは、博多から出発し、長崎、熊本、鹿児島のルートで、特に秋は紅葉が綺麗なルートを走ります。12月前半は、ルート変更される可能性もありますが、博多駅を出発し、北九州の門司の方から大分へ行き、また戻る形で博多駅を通過し、熊本、鹿児島、そして博多へ戻ってくるルートです。

2017年12月後半になると、長崎や佐賀は外れますが、博多駅から北九州へ行き、大分、宮崎、鹿児島、熊本と九州を一周する形になります。2018年のルートも発表されています。2018年の3月からは、2013年運行開始以来の大幅なルート変更となっています。再び阿蘇を訪れる旅となりますし、日本三大車窓の1つを見る事も出来ます。門司港や宇佐、人吉などでの立ち寄り観光も入ります。

2018年3月からの気になるルートは、1日目、福岡県の博多駅から北九州の門司港駅へと出発し、オプションイベントで門司港駅見学、その後柳ヶ浦駅へ行き、観光か滞在蚊のプランに分かれます。次に別府、大分へ行き、阿蘇で列車泊します。2日目の朝、阿蘇では、バスか観光か滞在かのプランが選べ、その後いくつかの駅へと発着しながら由布院へ行きます。その後、各申し込み宿でゆっくり滞在です。

3日目は、各旅館から専用バスで別府駅まで移動し、別府駅から宮崎まで行きます。宮崎では、市内観光と滞在かのプランを選ぶ事が出来ます。その後鹿児島へ、夜は列車泊です。4日目は、鹿児島を早朝に出発し、熊本へ入ります。熊本ではオプションイベントで人吉の観光し、博多駅と戻ってきます。見どころ沢山のルートで、せっかく旅するならと3泊4日のルートは人気です。

ななつ星in九州の見どころは、足を踏み入れた瞬間に高級ホテルになる事です。一つ一つのこだわりを感じる事が出来る車内です。ななつ星in九州のデザインは、「水戸岡 鋭治(みとおか えいじ)」氏のデザインで、ななつ星in九州の存在感がしっかりとあります。このドアにしても窓にしても、ピカピカに磨かれていて、とても素敵な雰囲気を醸し出します。このななつ星in九州は、煌びやかさだけではありません。

列車内の廊下などの造りも一言で言えば「美」。列車内で素晴らしい作品を見る事が出来ます。日本の伝統工芸が取り入れられた車内です。各部屋には、シャワー、トイレ、洗面台があるバスルームが完備してあり、洗面台は、有田焼の陶芸家、人間国宝だった「酒井田柿右衛門(さかいだかきえもん)」氏の遺作という、貴重で素敵な洗面台です。

ななつ星には、大川の伝統工芸が施されている場所が至る所にあります。色々な模様になっている「大川組子(おおかわくみこ)」です。人の名前のような名前ですが、しっかりとした伝統工芸の名前です。大川は、昔から嫁入り道具として持参されていた家具屋が多く、職人たちも沢山います。その中に、「大川組子」の伝統工芸の職人もいます。

立派な木製家具の人気が無くなった今、大川の工芸を世に知ってもらいたいと、木下 正人(きのした まさと)氏が、大川組子の工芸をあしらったコースターの販売を始めました。このコースターがきっかけとなり、ななつ星in九州のデザインに採用され、「チーム大川」で作成されました。廊下、障子戸、間仕切りなど、至る所にあしらわれ、素晴らしい大川の職人の手仕事を見る事が出来ます。

列車に乗ると、クルーが部屋まで案内してくれます。素晴らしい廊下を通りますが、列車見学は、あとにして、部屋へと向かいます。ななつ星in九州の部屋は、全てスイートルームから上です。その部屋は、列車内とは思えない程広い個室となっています。ソファーがあり、椅子もあり、机もあり、鏡もあり、シャワー室や冷蔵庫も完備です。

窓ももちろんあります。この窓にもこだわりがあり、テーブルの高さに合わせた窓と、もう一つ低く設置された窓があります。低く設置された窓は、ベッドで寝ながら景色を見る事が出来るようにと設計されています。この料金に見合った配慮がなされています。もちろん見えないようにカーテンをすることも出来ます。部屋だけでも沢山の見どころがあります。

デラックススイートルームは、ベッドがそのまま用意されていますが、スイートルームは、ベッドがありません。でも心配しないでください。夕食を食べ終えた後は、ソファがベッドに変わっています。このななつ星in九州の冷蔵庫内は、自由に飲んでも追加料金を取られる事はありません。別途追加料金が必要な飲み物などもありますが、基本無料の嬉しいサービスです。

ななつ星in九州では、列車泊がほとんどなので、列車内での食事がほとんどです。この列車内でのお食事も、豪華、絶品な食事をいただく事が出来ます。ななつ星専用のシェフではなく、厳選に厳選を重ねた素晴らしいレストランや料亭の料理を、列車2号車のダイニングカー「木星」か1号車ラウンジカー「ブルームーン」で食事する形となっています。

ななつ星in九州で提供される料理は、全て最高の食材を使い、最高のシェフによる最高の料理をいただく事が出来、人気があります。最初にすべて列車に積み込まれるわけではなく、停車時に積み込まれているので、新鮮な物が提供されます。また、3泊4日の旅の2日目の朝は、阿蘇に停車しています。その阿蘇駅には、「火星」という、オーガニックレストランがあり、朝食ブッフェをいただけます。

この「火星」、ななつ星in九州の運行の為に準備されたレストランです。朝食は、ななつ星in九州専用レストランとなり、すばらしい朝食ブッフェをいただくことが出来ます。このレストランは、阿蘇駅横にあるので、お食事中は、待っていてくれるななつ星in九州を見ながら食事を楽しむ事が出来ます。大分地震、阿蘇噴火以来、ななつ星in九州は阿蘇はルートから外れ、この火星も休業中です。

列車が乗り入れていなかったので、阿蘇駅のレールも錆び、寂しい駅となっていますが、他の列車が乗り入れを始め、来年3月からまたななつ星in九州も走り始めますので、この「火星」も、営業再開する事でしょう。休業前は、ランチとディナーは、予約やツアーで一般客でも、入場料を払ってホームに入り、この「火星」を利用できていたので、営業再開するのを心待ちにしている人たちが沢山います。

ななつ星in九州では、ちょっとした気遣いがとても嬉しい場面が沢山あります。その中でも満足のいくアメニティ。バスタオルから、歯ブラシ、カップ、髭剃り、シャンプー、リンス、ボディーソープ、体を洗うタオル、コットンセットなど全てがななつ星デザイン。シャワー内は、檜で出来ているので、檜の香りで癒されます。そして、いつでもシャワー出来ます。

このななつ星in九州の中には、快適に過ごす事が出来るような空間作りがされています。このななつ星in九州での旅の中で、ピアノの生演奏を聞く事が出来たり、夜には、バーがオープンしたり、また列車の展望車の窓は、窓枠付き硝子がはめられていて、ガラスの中が一枚の絵に見えるように設計されています。通称「30億円の額縁」と言われていて、贅沢な空間を楽しむ事が出来ます。

ななつ星in九州は、絶景を見る事が出来るポイントがいくつかあります。日本の美を移動しながら、鑑賞しながら旅をするのが、一番の目的です。ここがポイント!という場所で、アナウンスが入り、走りがゆっくりとなり、その風景を見逃すことがないように配慮されています。ななつ星in九州から窓を見ると、いつも違う風景が広がっています。

ななつ星in九州列車内だけでも素晴らしい時間となりますが、それに加えて、朝日や夕日、そして、田んぼや山、田舎の町や都会の街、海や川、橋などを窓から見る事が出来、癒されます。全ての県を回るわけではありませんが、3泊4日の旅では、ほとんど九州を1周する形となり、素晴らしい風景を思う存分楽しむ事が出来ます。

季節によって、素晴らしい景色になる事は間違いなしです。春は、花見のように桜を見ながら旅する事が出来ますし、夏は新緑がきれいで、雄大な山々がきれいに見えます。秋は、紅葉で山が彩られ、紅葉トンネルのようになったポイントもあります。冬は山の上が雪を身にまとっている姿を見る事が出来、もしかしたら雪の野原を列車が走ることになるかもしれません。これ以上にない風景を見ながら旅する事が出来ます。

3泊4日の旅では、2日目の夜、高級旅館に泊まる予定となっています。この宿も変更になる事があり、確実な宿を記載する事は出来ませんが、鹿児島で停泊する時は、「雅叙苑」も利用されているようです。また、2018年3月から9月の宿が発表されています。湯布院の「由布院玉の湯」「亀の井別荘」「山荘無量塔(むらた)」です。

どの旅館も、自然に囲まれた、からだもこころも癒される宿です。ななつ星in九州内は、高級ホテルのようで、ゆったりすることも出来、夜は停車している時間があるので、眠れないという事はありませんが、やはり地上と列車内とでは、違いがあります。宿でもその配慮がなされていて、列車の旅で疲れたからだを癒してくださいという気配りを見る事が出来ます。

ななつ星in九州で過ごしている間、ほとんど別の料金はかかりません。列車の中のものは、一部特別なアルコール類などを除き、無料ですし、食事も全て料金に含まれています。列車から降りて観光する際の移動も、バスなどが用意されていますし、お土産やアメニティなども十分用意されているので、あまり買う必要がありません。ドレスコードがありますので、乱れた洋服を着ている人もいません。

海外や国内の列車の旅は沢山あります。ただ高級な列車の旅と思うと、料金が高いように感じるかもしれませんが、海外に行かず身近な日本で旅をする事が出来、旅の間の出費が少ない事や、列車内での雰囲気、仕様、宿泊、窓から見える景色、全てが絶品の食事、クルーの接客、全てを体験してみると、このななつ星in九州の料金が高いのか、結果的には安いのかが分かります。

徹底解剖は、いかがでしたか?予約が取りにくいななつ星in九州ですが、応募すればするほど当選の確率も高くなりますし、もしかしたら、抽選にならない回もあるかもしれません。おもてなしの感動は、実際に乗車してみないと分かりません。実際に旅をすると、「ななつ星in九州」がどれだけ素晴らしいかが分かります。ぜひななつ星in九州に乗って旅をしましょう!