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海蔵寺は鎌倉の花寺として人気!御朱印やアクセスなどまとめてご紹介!

海蔵寺は鎌倉の花寺として人気!御朱印やアクセスなどまとめてご紹介!
投稿日: 2017年11月24日最終更新日: 2020年10月8日

花と水で有名な鎌倉の観光地「海蔵寺」。1年を通してさまざまな花の景色を楽しむことができ、鎌倉の歴史を感じるスポットとして見どころが多く点在しています。子供から大人まで楽しむことができ、常に手入れの行き届いた花の寺、海蔵寺の魅力が沢山あります。

鎌倉の観光名所「海蔵寺」についてご紹介!見出し

花の寺と呼ばれている鎌倉の観光名所「海蔵寺」。境内にはさまざまな見どころが点在しており、いつ何度訪れても新しい自然の景色と出会うことができます。日本の歴史も垣間見ることができ、充実した時間を過ごすことができます。今回はそんな鎌倉にある海蔵寺の見どころをはじめ、御朱印やアクセス方法など情報をまとめてご紹介します。

海蔵寺の歴史について見出し

花の寺、海蔵寺の歴史は1253年にまで遡ります。かつて鎌倉幕府の6代将軍である「宗近親王」の命令によって建設されました。1度1333年である鎌倉幕府の滅亡の年に全焼したという歴史も残されています。その60年後、1394年に足利尊氏が建て替えたと言われています。室町時代からは大切に保管され続け、今でもなお日本の古き良き風景を楽しませてくれます。

海蔵寺が再興されたあとには、多くの人々が参拝に訪れ賑わいを見せます。ですが、歴史が過ぎゆくにつれて勢いが衰えていきます。今では本堂と薬師堂などが残り、こぢんまりとした寺院として有名です。そういった歴史の背景を見ながら境内を散策することができます。今では鎌倉の寺院の中でものんびりと過ごせる花の寺として、再度栄えはじめています。

海蔵寺の御朱印について見出し

海蔵寺の御朱印は約6種類あり、境内でもらうことができます。御朱印は1件300円となり、海蔵寺での御朱印帳は販売されていません。境内の見どころを巡る前に入口近くにある御朱印所に預けておくのがおすすめです。帰り際に受け取ればすでに御朱印を押してくれています。鎌倉三十三観音第二十六番の御朱印がもらえるので、御朱印帳を持っている方にはおすすめです。

南無瑠璃光如来の御朱印、鎌倉十三仏七番の御朱印、東国花の寺百ヶ寺の御朱印などあります。一気に2、3件の御朱印をもらう方も多くいます。休日や、長期休みの期間中は御朱印をもらうのに少し時間がかかってしまう可能性があるので、なるべく早めに御朱印帳を預けるようにしましょう。鎌倉でも多くの人が集まる海蔵寺に足を運んだならぜひ御朱印をもらいましょう。

海蔵寺の見どころ:1「山門」見出し

秋のハギが見ごろの時期には山門がハギで埋め尽くされます。その景色がとても幻想的だと多くの観光客から人気があります。見どころの1つとしておすすめになり、海蔵寺の入口に位置しているので今から始まる歴史の旅へのスタート地点にはとてもおすすめです。初夏の時期には山門の両側にあるハギの緑色がとても美しく、10月下旬には見事な紅葉が色づきます。

迫力ある花の景色を楽しめ、カメラ好きの方にはおすすめの撮影スポットになります。秋になれば白い花がまるで雪のように咲き乱れ、美しい自然の景色を楽しむことができます。ハギをかきわけながら山門の中へと進んでいき、境内へと入っていきます。山門の周りにはさまざまな植物が植えられているので、1度足をとめて景色を眺めるのもおすすめです。

海蔵寺の見どころ:2「本堂」見出し

先ほど紹介した山門を過ぎると、真正面に現れる建物が本堂になります。禅寺らしく華やかな装飾はありませんが、その堂々たる姿に目を奪われます。かつて海蔵寺を開山した心昭空外の像が安置されていることでも知られており、海蔵寺の見どころの1つとして人気があります。畳敷きの広い屋敷になり、日本の古き良き景色を楽しむことができます。

本堂の裏手には美しい日本庭園があると人気があります。一般の方は非公開の場所になりますが、秋には隠れた紅葉スポットとして地元の方からも人気があります。入口には「海蔵寺」と書かれた扁額が設置されており、遠くからでもその姿に圧倒されます。現在は残念ながら内部に入ることができませんが、外観だけでも充分に楽しむことができます。

海蔵寺の見どころ:3「薬師堂」見出し

薬師堂は海蔵寺の中でも観光客に人気のある見どころの1つです。かつて1777年に浄智寺から移築され、境内で最も歴史を感じられる建物として人気があります。内部には薬師如来、脇寺の日光、月光菩薩像などが祀られています。脇寺の日光、月光菩薩像は薬師如来を昼と夜に守っていると言い伝えられています。春の薬師堂の外には見事な枝垂れ梅が咲き乱れます。

十二神将も祀られており、365日薬師如来を守り続けていると言われています。また、薬師如来像の胎内にはかつて発見されたと言われる古い仏面が収められています。このお面は昔、山のほうから絶え間なく聞こえる赤ん坊の泣き声のする場所を掘ったところ、見つかったと言われています。胎内に収めてから赤ん坊の泣き声は聞こえなくなったと言い伝えられています。

海蔵寺の見どころ:4「庫裏」見出し

歴史的価値の高い建物になり、1785年に建造した茅葺屋根の建物になります。古民家のようなレトロな空間が流れており、隠れた撮影スポットとして人気があります。鎌倉寺院の庫裏を代表する建物になり、境内に咲き乱れる花の景色と一緒に楽しむことができます。不思議と静かな空間が広がっており、どこか懐かしい日本の風景を楽しめます。

庫裏の周囲には1年中色んな花の景色を楽しむことができ、珍しいハナショウブ、キキョウの景色を楽しめます。目の前には4月に見ごろを迎えるカイドウが咲き乱れ、幻想的な景色を楽しむことができます。カイドウに関しては鎌倉でも有数の木として有名になり、見ごろの時期には多くの観光客で賑わいます。ぜひ、時期の合う方は足を運んでみて下さい。

鎌倉にひとり旅!女子旅にぴったりなおすすめ観光コース!日帰りもOK! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
鎌倉にひとり旅!女子旅にぴったりなおすすめ観光コース!日帰りもOK! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
今回は鎌倉でひとり旅、女子旅、日帰りでおすすめしたいコースや見どころをご紹介します。鎌倉には地元の方が散歩で訪れる程様々な観光コースがあり、またすぐに行ける立地条件の良さなどもあります。なのでひとり旅におすすめの観光スポットになります。

海蔵寺の見どころ:5「十六ノ井」見出し

十六ノ井のみ拝観料100円かかりますが、見る価値のある歴史スポットになります。歴史は鎌倉時代まで遡り、当時作られた井戸がいまだに残されています。井戸には現在も清水が入っているので、お賽銭は投げないようにしましょう。全部で16個もの井戸があり、まるで機械で彫ったような大きさの揃う井戸が並んでいます。かつての人の技術に驚き、不思議な景色も楽しめます。

十六ノ井は海蔵寺が水の寺とも呼ばれるきっかけになっており、今でもなお綺麗な湧水が湧き出しています。昔弘法大師が井戸を掘ったという伝説が残っており、井戸の中央には弘法大師像が祀られています。洞窟内で直径70㎝、深さ50㎝の穴が並ぶ景色はなんとも言えない幻想的な景色をうみだしています。静かな空間で水の音に癒されます。

海蔵寺の見どころ:6「底脱の井」見出し

海蔵寺の境内には鎌倉十井の1つである底脱の井があります。入口に入ると右手に井戸があり、かつて安達泰盛の実の娘である「千代能」がこの場所に水を汲みに来ていたと言われています。そして水を汲みに来ているうちに水桶の底が抜けてしまったと歴史があります。その際に千代能が有名な歌をうたったことから「底脱の井」と名付けられました。

紅葉の季節には井戸の水の上に美しい紅葉が浮かび、幻想的な景色として隠れた撮影スポットになっています。歌は心の底が抜けて、心に合ったわだかまりが無くなったという意味の歌をうたっています。そのためか現在でもこの井戸の景色を見ると心がスッキリすると言われており、日々のストレスなど吹き飛んでしまいます。ぜひ、時間のある方は立ち寄ってみて下さい。

海蔵寺の見どころ:7「4つのやぐら」見出し

海蔵寺の境内には幻想的な景色を楽しめる4つのやぐらが点在しており、まるでジブリの世界へ迷い込んだような感覚になれます。本堂の左横にやぐらがあり、明るい時間帯はもちろん、夕方になると力強さを感じられるパワースポットとしても人気があります。4つを全部カメラに収めようと写真を撮る方も多くおり、神秘的な景色を楽しむことができます。

一番手前にあるやぐらはお墓になり、中世の横穴式墳墓になります。平地の少ない鎌倉で、かつて都として人口が増えていき、空間確保の対策として断崖に彫られた跡地になります。日本最古の神として知られる宇賀神が祀られており、長い年月を過ごした紅い鳥居が設置されています。歴史を感じ、鎌倉ならではの地層を利用した神秘的な景色を楽しめます。

春の海蔵寺の風景見出し

花の寺とも呼ばれる海蔵寺では、1年を通してさまざまな景色を楽しむことができます。まず、春には境内は美しいピンク色に染まります。桜はもちろん、桃や桜とは違う淡いピンク色をしたカイドウが色鮮やかに咲き乱れます。境内には枝垂梅も植えられており、歴史ある建物とともに昔から日本人に愛される春らしい景色を楽しむことができます。

思わず写真に収めたくなる景色が広がっており、桜やカイドウの季節には多くの観光客や地元の方が訪れています。枝垂れ梅の近くには薬師堂が設置されているので、見事な景色を楽しむことができます。山門のから見るピンク色の景色も抜群になり、外国人観光客からも人気のある景色になります。ぜひ春の時期には海蔵寺へ足を運んでみて下さい。

初夏の海蔵寺の景色見出し

海蔵寺は初夏の景色も抜群です。6月には鎌倉で有名な紫陽花が咲き乱れ、梅雨の時期でも傘片手に出かけたくなる景色が広がっています。また、石畳沿いの庭園では菖蒲やマツバギクが咲き乱れており、さまざまな色合いの鮮やかな境内の景色を楽しむことができます。初夏の花は先ほど紹介した茅葺屋根の庫裏の前に咲いており、幻想的な景色を楽しめます。

花好きにはたまらない景色が広がっており、毎年雨の日でも多くの人々が訪れています。初夏の花は本堂を背にして見渡すのが1番おすすめの景色になり、今までさまざまな人たちが心癒されてきました。鎌倉では紫陽花の時期には周辺の観光名所もかなり賑わうので、花の路散策コースの1つとしておすすめです。ぜひ、梅雨の時期も海蔵寺へ足を運んでみて下さい。

夏の海蔵寺の景色見出し

夏の海蔵寺ではツル状の花であるノウゼンカズラが咲き乱れます。庫裏の建物と隣に位置しており、夏の眩しい日差しを浴びながら美しい景色を見せてくれます。初秋まで楽しむことができ、季節感を最も味わえる花として人気があります。夏らしいオレンジ色の花を咲かせ、ツルの巻かれている景色は力強さも感じることができます。

境内で自由自在にツルをめぐらせ、ところどころに見せるオレンジ色の花は幻想的な世界を作りだしています。実はノウゼンカズラは洋風の建物に良く合うと言われている花になりますが、ここ海蔵寺の庫裏はそこ概念を覆すほど美しい絶景が広がっています。和と洋のコラボレーションのような新しい景色を楽しめ、夏の青空とともに楽しめます。

秋の海蔵寺の景色見出し

10月を過ぎると境内は美しい赤色へと姿を変えます。鎌倉でも人気の紅葉スポットとして知られており、古き良き日本の景色を楽しむことができます。境内の紅葉スポットは至るところに点在しているので、のんびりと散策しながら景色を楽しむことができます。また、紅葉の他にも背の高い花で知られるシオンが色とりどりの花をつけ出迎えてくれます。

11月の下旬には紅葉の赤い絨毯の上を歩くことができ、幻想的な景色を楽しむことができます。徐々に赤色に染まっていく紅葉の景色は何度きても心打たれる絶景として人気があります。紅葉の時期には地元の方たちも集まり、境内多くの人で賑やかになります。ですが、不思議と静かな空間が広がっており、のんびりと景色を楽しみながら過ごすことができます。

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海蔵寺へのアクセス方法見出し

海蔵寺へのアクセスは、JR鎌倉駅からのアクセスは徒歩で25分前後となります。鎌倉と北鎌倉の間に位置しているので、観光地を巡りながらゆっくりとアクセスすることができます。北鎌倉側からのアクセスの場合は、葛原岡ハイキングコースを経由するアクセス方法もあります。ですが、少し厳しい山道が続くので鎌倉駅からのアクセス方法がおすすめです。

葛原岡ハイキングコースを経由するアクセス方法の場合は、途中で源氏山公園、そして化粧板切通しを抜けていくアクセス方法になるので、鎌倉らしい見どころある観光地を通ることができます。だいたい40分前後で海蔵寺に到着できるので、時間のある方におすすめしたいアクセス方法です。ぜひ、花の寺までの時間も楽しみながらアクセスしてください。

歴史と花のあふれる海蔵寺へ行こう!見出し

花の寺「海蔵寺」には、1年を通してさまざまな景色を楽しむことができます。歴史に触れ、花の景色を楽しみ、鎌倉ならではの地層が生み出した自然の力を感じることができます。季節が変わるごとに景色も変わっていくので、何度足を運んでも新しい絶景と出会うことができます。鎌倉、もしくは北鎌倉で自然と歴史の景色を楽しみたい方はぜひ海蔵寺へ足を運んでみて下さい。

投稿日: 2017年11月24日最終更新日: 2020年10月8日

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