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鋸山の登山特集!おすすめの登山道や所要時間・適した服装を紹介!

鋸山の登山特集!おすすめの登山道や所要時間・適した服装を紹介!
投稿日: 2017年11月24日最終更新日: 2020年10月8日

千葉にある鋸山は、気軽に登山をしながら絶景を楽しめるおすすめの山です。鋸山おすすめの登山道や所要時間、そして鋸山登山に適した服装や持ち物、見どころなどを一挙ご紹介いたします。鋸山登山をする前の参考にしていただければ嬉しいです。

鋸山の登山特集!見出し

千葉にある鋸山というと、ロープウェイに乗って絶景空中散歩を楽しめる観光スポットというイメージが強いかと思いますが、実は登山道もあり、気軽に登山を楽しめる山でもあります。今回は、千葉の鋸山でおすすめの登山道ルートや所要時間、鋸山に適した服装や持ち物、見どころをなどをまとめましたので、一挙ご紹介をいたします。

鋸山絶景ロープウェイ!アクセスは?観光やハイキングのおすすめポイント!	 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
鋸山絶景ロープウェイ!アクセスは?観光やハイキングのおすすめポイント! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
房州石の産地で鋸の歯のイメージそのままのダイナミックさが人気の鋸山。山頂へのアクセスにはロープウェイが便利です。今回は鋸山やロープウェイ乗り場までのアクセス方法、大仏、地獄覗き、下山後におすすめ金谷温泉など観光スポットを余す所なくご紹介します!

千葉の鋸山登山について見出し

千葉県富津市にある鋸山は、鋸山山頂にせり出した地獄覗きと呼ばれる岬で、絶壁から房総半島や東京湾などの絶景を眺められることで有名な展望スポットです。通常ロープウェイに乗って観光をすることが一般的ですが、標高329メートルほどの山のため、初心者でも気軽に登山を楽しめる場所です。麓から歩いて片道一時間ほどの登山です。

麓から登っても片道一時間程ですが、あまり長時間歩けない方に関しては、ロープウェイや車を使って途中まで上がることも可能です。鋸山の山頂は、安兵衛・沢コース側に位置し、ルート的に半端な場所にあるため、山頂を目指して向かう必要はありません。むしろ鋸山の目玉である地獄覗きを目標に向かった方が達成感があると言われています。

鋸山登山スタートの場所見出し

体力に自信がない場合

登山初心者の方や、長時間の登山ができる自信がない場合、車で「日本寺の上まで」行くことが可能です。日本寺の駐車場から約2・3分ほどの登り階段で大仏を鑑賞をでき、地獄覗きまでもゆっくり歩いて5分ほどで到着することが可能です。ご年配の方や、お子様連れの方にはおすすめのルートです。拝観料はお一人様600円必要となります。

ロープウェイに乗りたい方

鋸山で人気のロープウェイに乗りつつ、登山を少し楽しめるルートも人気です。その場合、鋸山ロープウェイの駐車場に車を停め、ロープウェイ山頂駅から地獄覗きまで、約20分ほどの時間で到着します。その他、大仏や百尺観音なども見ると、約一時間から一時間半ほどの所要時間が掛かるでしょう。ロープウェイ料金と日本寺拝観料が必要です。

麓から登山をしたい方

鋸山の麓からしっかりと登山をしたい方に関しては、登山道入り口に一番近い、かぢや旅館の駐車場(入浴付き一日700円)を利用することが可能です。しかし繁忙期は日帰り入浴を廃止しているそうなので、事前に確認をしておきましょう。その駐車場から山頂までは片道約一時間ほどの登山となります。初心者でも頑張ればいける距離です。

住所:千葉県安房郡鋸南町鋸山  電話番号:0470-55-1103

鋸山おすすめ登山道ルート1:関東ふれあいの道見出し

鋸山にある3つの登山道についてご紹介をいたします。まず一つ目は、お散歩道レベルの登山ルートである「関東ふれあい道」です。ゆったりと山道を歩くルートとなっておりますが、階段や勾配が多い登山道となっているので、行きにチョイスをすると、結構辛いと感じる方も多いそうです。帰り道であれば下りなので楽に感じるでしょう。

関東ふれあい道では、登山道が比較的整備されているので、危ない場所などはありません。ただ急な上り坂や階段、人一人くらいしか通れない狭い道もあるので、油断はしないよう気をつけてください。滑りにくい靴や、汚れても良いような登山用の服装で行くことをおすすめいたします。他のルート同様に一時間ほどの登山ルートとなります。

鋸山おすすめ登山道ルート2:車力道見出し

車力道は、5つの登山ルートの中で最もおすすめの登山道です。その名前の通り、かつては岩を荷車で運んだ道なので、岩にわだちが残っています。登山道は整備されているので歩きやすくなっていますが、周囲はもちろん山道です。江戸後期から昭和後期までの130年近くの間、職人たちが一生懸命歩いた道だと思うと、感慨深くなります。

車力道は、岩の登山道が長らく続きます。途中で石を採掘していた場所なども通りますので、当時の面影を感じることができるでしょう。急な階段もありますので、足元には注意をしてください。距離的には片道一時間ほどと大したことはないのですが、それでもやはり山道なので、しっかりとした装備で行くことをおすすめいたします。

鋸山おすすめ登山道ルート3:安兵衛・沢コース見出し

鋸山の「安兵衛・沢コース」は、鋸山の登山道の中で一番難易度が高いため、本格的な登山の服装の方で、体力に自信のある方におすすめのルートです。ぬかるみが続くルートとなっており、滑りやすくなっています。途中ロープを使用し崖を登ったり、マムシやへび、ヒルなども出てくることがあるそうなので、お子様にはおすすめできません。

またロープを使って崖を登ったりするので、軍手が必須となります。途中真っ暗なトンネルがあったり、下手すれば迷子になってしまうこともあるそうなので、この道を登山するときは、二人以上で行くことをおすすめいたします。鋸山だからと言って甘くみず、しっかりとした装備で行きましょう。大変なだけあり、達成感は一番高いルートです。

鋸山おすすめ登山道ルート4:東の肩見出し

東の肩は、安兵衛・沢コースの途中に経由するコースです。東の肩では、ベンチがあります。安兵衛・沢コースは結構ハードな道のりのため、少し一息いれられる場所と思っていただければと思います。特に山頂への道しるべや、この場所が東の肩だという看板などが表示されていないので戸惑うかもしれません。迷子になる方もいるそうです。

東の肩(ベンチがある所)から山頂への行き方としては、安兵衛沢ルートからベンチに向かって右側に向かって進んで行きます。看板や目印などがないので迷ってしまう方もいらっしゃいますので、気をつけてください。木にリボンがついているので、その通りに歩いて行くと迷わないでしょう。ここまでくれば、もう少しで鋸山山頂に着きます。

鋸山おすすめ登山道ルート5:鋸山山頂見出し

千葉の鋸山山頂までは、上記の東の肩から歩いて20分ほどで到着します。山頂といっても、何か目立って感動する景色があったりなどなく、山頂と書いてある突起物があります。木が生い茂っているので見晴らしも良いわけではないので、あまり期待をせずに山頂へ向かいましょう。ただ頑張って登山をした方にとっては達成感があるはずです。

鋸山の山頂に到着をしたら、日本寺方面に向かって進んでください。地球が丸く見える展望台を目指して進みましょう。山頂からはしっかりと道があり、看板もあるので安心です。看板どおりに進まず、木のリボンを目印に進むと、大きくルートを外れ山中に入ってしまう危険性があります。鋸山も立派な山なので、油断をしないようにしてください。

鋸山登山に適した服装見出し

千葉の鋸山で登山をする方におすすめの服装をお伝えいたします。登山をする場合、夏の暑い時期であっても基本的に長袖、長ズボンの服装がおすすめです。登山道には蜂や蚊、ムカデなどの虫も沢山います。思いがけず蛇などと遭遇する場合もあります。また滑りやすい場所や土の上などを歩くので、半袖半ズボンでは怪我をする可能性があります。

秋以降、肌寒い時期での登山の場合には、脱ぎ着できるように長袖の上にウィンドブレーカーなどの上着など、重ね着の服装がベストです。またぬかるんだ場所も多いため、滑りにくい登山靴がおすすめです。登山靴がない場合には、靴の底がボコボコしているような滑りにくい運動靴で行くようにしましょう。しっかりとした服装がおすすめです。

鋸山登山におすすめの持ち物見出し

鋸山登山におすすめの持ち物をお伝え致します。山道を歩くことになるため、虫除けは必要です。また夏場は日焼け止めや帽子なども必要でしょう。安兵衛・沢コースに関しては本格的な登山道となるので、軍手が必要です。真っ暗なトンネルも通るので、できれば懐中電灯、なければスマートフォンのライトなどで照らしても良いでしょう。

また登山なので、ペットボトルのお水と、チョコレートなどの軽食も持参してください。途中エネルギー不足になってしまうと体力的にきつくなるので、必ず必要なものです。あとはウェットティッシュや汗拭き用のタオル、ゴミを入れるためのビニール袋など持って行くと便利です。沢山歩くので軽装が良いですが必要最低限のものは持参しましょう。

鋸山登山の見どころ1:地獄覗き見出し

千葉鋸山の一番の見どころは「地獄覗き」です。週末などに観光へ行くと、地獄覗きを見るために行列ができているほど人気を集めています。地獄覗きは、山頂付近の突き出た岩の上から見下ろす形で景色を眺めることができます。真下を見ると足がすくむ感覚がしますが、周辺の千葉の房総半島の景色や東京湾などは絶景でおすすめです。

地獄覗きは、支えのない岩の上から覗くかたちになるので、まさか崩れ落ちたりしないかという恐怖感もあります。千葉の鋸山といえば地獄覗きなので、絶対に行った方が良い場所と言えるでしょう。特に頑張って登山をしてここまで辿り着いた方にとっては、達成感を感じることのできるスポットです。絶景を見て感動すること間違いなしです。

鋸山登山の見どころ2:百尺観音見出し

鋸山の見どころの2つ目は「百尺観音」です。昭和35年から6年間をかけて昭和41年に完成された観音様で、高さは30メートルほどと、近くで見るとその大きさに圧倒されます。もともと百尺観音は、交通事故犠牲者への供養と、世界戦争戦死病没殉難者供養のため作られたもので、その彫刻の技術は驚くほど見事なものです。絶対に見逃せません。

百尺観音は、陸上交通と航空、航海など、全ての交通安全を守る本尊として祀られています。全て人の手だけでこれだけ立派な作品を作り上げたと思うと、当時の人々の努力を感じます。車で行っても、ロープウェイで登っても、登山の場合でも百尺観音は見られる場所にあるので、鋸山へ訪れた際には、是非ご覧いただければと思います。

鋸山登山の見どころ3:磨崖仏見出し

日本寺にある「磨崖仏」は、総高が約31メートルと、日本で最も大きな磨崖仏です。奈良の大仏よりも大きく、近くから見ると、圧倒されるすごい迫力を感じるでしょう。磨崖仏の原型は、1783年、天明3年に大野甚五郎英令が門弟と共に建造しました。約三年をかけて作ったそうですが、風蝕によって崩壊があり、荒廃してしまいました。

一度は崩壊してしまった磨崖仏ですが、1969年、昭和44年に復興工事を四年に渡って行い、復旧しました。日本寺にある磨崖仏なので、車で行ける場所でもあるため、足が悪い方でも気軽にアクセスが可能です。もちろんロープウェイでお越しの方、登山の方でも見ることが可能です。とても大きく迫力があるので、一度は見ておきましょう。

ルートを外れると大変!見出し

鋸山は標高329メートルと低い山なので、遭難をしたり、迷子になるだなんて想像もできないのではないでしょうか。しかし中には、山頂から登山道があることを知らずに、大きく道を外れてしまった方もいらっしゃいます。ルートを外れてしまうと、道無き道が多く、戻るのも大変になったり、途中で蛇などと遭遇した方もいるそうです。

標高の高い山であれば、しっかりと迷わないようにみなさん気をつけるかと思いますが、鋸山のような観光地の場合、ついつい油断をしがちです。しっかりと看板を見つけ、迷わないように気をつけてください。鋸山もれっきとした山なので、蛇やムカデなど、様々な虫、動物がいます。危険な目に遭わないように、しっかりと歩きましょう。

きちんと看板などを見落とさずに歩いて行けば迷うことはないはずですが、万が一迷ってしまった時のために、方位磁石のアプリなどをスマートフォンに入れておくと便利です。またペットボトルのお水や、小腹が空いた時のために軽食を忘れないようにしてください。遭難はしないと思いますが、念のため持っておくと安心です。

鋸山ロープウェイもおすすめ!見出し

上記で鋸山登山についてご紹介をしましたが、鋸山の目玉であるロープウェイで登るのも、おすすめです。料金は往復大人930円、片道の場合500円です。行きは登山をし山頂まで登って、帰りはロープウェイという方法でも可能です。ロープウェイからは360度のパノラマ絶景を楽しめます。天気が良い日は富士山も望めるおすすめのスポットです。

また元旦には、早朝営業を行います。みなさんがラッキーな場合、ロープウェイや山頂から初日の出と共に赤富士を見ることもできるかもしれません。房総の山々、海など、美しい景色を楽しみましょう。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は年によって雪景色など、季節によって様々な表情を見せてくれることも鋸山の魅力といえます。

鋸山登山を楽しもう!見出し

いかがでしたか?今回は、千葉の鋸山の登山特集と題し、おすすめの登山道や所要時間、登山に適した服装などをご紹介いたしました。鋸山は低い山のためついつい油断しがちですがコースによっては険しい道もあることを忘れずに、しっかりとした登山用の服装で行くようにしましょう。千葉の美しい景色を見つつ、登山を楽しんでください。

投稿日: 2017年11月24日最終更新日: 2020年10月8日

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