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国道157号線は日本一危険な道路?ドライブするときには要注意!

国道157号線は日本一危険な道路?ドライブするときには要注意!
投稿日: 2017年11月24日最終更新日: 2020年10月8日

国道157号線を岐阜から福井まですべて走った人は少ないと言えます。その理由は1年のほとんどの期間で通行止めになってしまうからです。通行できる期間でも走破するのは大変困難な道です。国道157号線のことを知らない人のためにどんな道なのかを紹介します。

国道157号線は危険なのかを検証見出し

国道157線は酷道と呼ばれている道です。酷道は国道の中でも走るのが困難な道であったり、整備がほとんどされていないような国道を指します。国道157線は酷道マニアの中でも全路線を走破するのが困難な道です。油断をすれば命の危険性もある道です。ここでは国道157線が危険なのかどうかを検証していきます。

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国道157号線とは見出し

国道157号線は石川県金沢市から福井県大野市を経て、岐阜県岐阜市に行く国道です。北陸地方と東海地方を最短距離で結ぶルートです。福井県と岐阜県の県境にある温見峠付近から本巣市根尾能郷までの間は冬期は通行止めになります。冬期通行止め以外の期間でも、がけ崩れなどが頻発し、通行止めになってしまうことがあります。

温見峠からは能郷白山への登山道があるため、能郷白山へ登山をする人が多く訪れます。能郷白山は奥美濃の最高峰である山で、ところどころ素晴らしい景色が見られます。本巣市には薄墨桜があり、桜のシーズンになると大変多くの人が訪れる、国道157号線有数の観光スポットです。

国道157号線は通行止めが多い見出し

国道157号線は前述したように通行止めが非常に多いところです。冬期は本巣市根尾能郷から温見峠付近にかけては豪雪地帯となり、冬期期間は通行できなくなってしまいます。冬期期間が終了しても、がけ崩れなどの災害が頻発するため、災害が発生するたびに通行止めになってしまいます。自然の影響を受けやすい国道です。

災害が発生すると復旧までにかなりの時間を要してしまいます。道路状況が大変悪いため、災害が発生した場所に駆け付けるのに大変なことと、災害場所に駆け付けられたとしても、復旧作業が難航する場合が多いので、長期通行止めになってしまいます。本当に1年のうちに通行できる期間がかなり限られてしまう国道です。

国道157号線の岐阜県側について見出し

国道157号線の岐阜県側は岐阜市からスタートします。岐阜市をスタートしてから本巣市に入るまでは市街地を通行します。本巣市に入ってからもしばらくは市街地を通行し、道の駅富有柿の里いとぬきを過ぎたあたりからのどかな風景になり、道の駅織部の里もとすを過ぎたくらいから徐々に山道になってきます。

道の駅うすずみ桜の里・ねおまで山道が続きますが、比較的走りやすくなっています。そこを過ぎたあたりから道の状況が一変します。ガードレールがない細い道になり、対向車との離合困難箇所の連続になります。福井県境の温見峠まではかなり長い道のりに思えるに違いありません。本当に慎重に運転しないと危ないです。

国道157号線の福井県側について見出し

岐阜県境にある温見峠を過ぎると福井県になります。温見峠を過ぎてからしばらくは細い道が続きますが、細い道を抜け出すと道路状況が良くなります。ただし、まだ未舗装区間が残っているので運転は慎重にしなければなりません。巣原トンネルを過ぎたくらいからは快適に走行できるようになってきます。

笹又トンネルを過ぎてからは気分良い快走路になり、快適なドライブができるようになります。しばらく走ると大野市から勝山市に入ります。勝山市には若干走りにくい道もありますが、岐阜県側のことを思えば、全く問題はありません。谷トンネルを過ぎると石川県に入ります。福井県側はは岐阜県側よりもはるかに走りやすいです。

国道157号線にある不気味な看板について見出し

国道157号線で名所となっているのが、「落ちたら死ぬ」と書かれている看板です。根尾能郷に冬期閉鎖のゲートがありますが、そのゲートから進んですぐのところにあります。道の片側は崖になっており、ガードレールがなく、ロープが張られているだけなので、崖の方に行ってしまうと本当に落ちてしまいます。

「落ちたら死ぬ」という言葉を見てしまうと、本当に恐怖に陥ってしまいそうです。酷道マニアにはこの看板が見たくて行く人もいます。この看板を見たら、いつも以上に慎重に運転しようという気持ちを持ってもらいたいです。決してリアルに落ちることを想像してはいけません。変な想像をしてしまうと先に進めなくなってしまいます。

国道157号線には川が流れている見出し

国道157号線には川が流れていることで知られています。これを洗い越しと言い、国道157号線では数箇所洗い越しを見ることができます。洗い越しを初めて見た人はここを通って本当にいいのだろうかと思ってしまうかもしれません。十分気を付けて通れば問題ありませんが、水量が多い時もあるので、慎重に通行するようにしましょう。

大雨が降った後は特に水量が多くなるので、通行しない方が良いかもしれません。洗い越しの手前まで行ったのは良かったけど先に進めなくなってしまう状態になる可能性もあります。洗い越しがあるような国道は日本全国でもほとんどないだけに、酷道マニアの人には是非見ておきたい風景に思えるでしょう。

国道157号線は動物に注意しないといけない見出し

国道157号線には動物注意という看板をよく見ますが、本当に動物がよく出現します。本巣能郷から温見峠までの間は人がほとんどおらず、手つかずの自然になっており、動物が住みやすい環境になっています。そのため、人間に慣れておらず、車に向かって襲ってくる可能性もゼロとは言えません。

熊もよく出現するという話を聞きます。野生の熊も多数生息しているため、国道に出現してくる可能性があります。熊に遭遇してしまうと逃げるしかありません。逆方向でも逃げるスペースがあれば、すぐに逃げた方が良いです。命の危険があることは絶対にいけないことなので、動物の危険を感じたらすぐに逃げましょう。

国道157号線にある温見峠について見出し

岐阜県と福井県の県境にある温見峠は国道157号線の目玉と言えます。温見峠の付近は冬期は雪が深くなるため走行不能になってしまいます。温見峠は景色が良いところでもありますが、道幅が狭く、路面状況も良くないため快適に走行することは難しいでしょう。対向車が来るとすれ違うことはかなり困難です。

峠を上がっていくと今まで走ってきた道が下に見え、かなり高いところまで上ってきたということがわかります。よくこんな大変な道を上がってきたなと思うはずです。能郷白山の登山口があり、一番頂上に最短距離で行くことができるので、登山口を求めて温見峠を訪れる人も少なくありません。

国道157号線の事前準備について見出し

国道157号線を走行するためには事前準備が必要になります。この事前準備なしで走行することは危険だと言えます。その理由は根尾能郷から先は全くお店がなくなってしまうからです。大野市へ抜ける間に食料や飲料を調達できるお店が皆無で、準備し忘れたために飲料等がない状態での走行を余儀なくされてしまうと大変です。

事前準備の中には走行計画をしっかりと立てておくことも含まれています。どういったスケジュールで走り切るのかを計画を立てておかないといけません。根尾能郷から大野市へ抜けるのには相当時間がかかると覚悟をした方が良いです。距離自体はそれほどたくさんではありませんが、道の状態が悪いので、どうしても時間がかかります。

国道157線は運転に自信のない人にはおすすめできない見出し

国道157号線は前述してきたように道が悪かったり、道幅が狭かったり、崖になっていたりして運転に自信がない人にはおすすめできません。根尾能郷からの運転は相当の覚悟がいります。「落ちたら死ぬ」とか洗い越し、動物が出てくる危険性を考えると運転に支障をきたしてしまう可能性があります。

どうしても国道157号線を運転したいという人は、できるだけ多くの経験を積んで、自分の運転に自信が持てるようになったら挑戦してもいいかもしれません。国道157号線に挑戦する時は、1人で行くのではなく誰か運転に自信を持っている人と一緒に行った方が良いです。もし困った時に交代できる人がいるだけで精神的に違います。

国道157号線は最強酷道と言える見出し

国道157号線は冬期通行止め以外で通行できる期間は限られます。通行できる期間でも運転によほど自信があり、しっかりとした計画を立てることが必要です。日本全国に酷道はいくつかありますが、国道157号線は最強クラスの酷道と言えます。最強クラスの酷道をなめていると大変な目に遭うので、通行する時は慎重にして下さい。

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投稿日: 2017年11月24日最終更新日: 2020年10月8日

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