星のブランコは国内最大級の吊り橋！アクセス方法や見どころを紹介！

大阪の憩いの場であるほしだ園地には、日本でも最大級のつり橋があります。周辺は紅葉のスポットでもありますので、デートやハイキングで多くの観光客が訪れます。星のブランコの基本情報やおすすめのポイントをまとめてご紹介します。デートの参考にしてください。

星のブランコと素敵な名前がついていますが、実はつり橋なんです。全長280mの長さで日本でもトップクラスの長さです。高さも50mありスリル満点のアトラクションのようです。デートで訪れればきっと絆が深まるスポットです。展望台からは絶景の大阪の光景が輝いて見られます。

星のブランコはつり橋なのになぜブランコという名前が付いているのでしょうか。渓谷をつなぐように架かる280mの長い橋が、天の川に架かる橋のように見えることからこの名前が付けられました。メルヘンチックな名前ですが、実はスリル満点の怖いスポットなんです。

奈良県に隣接する大阪府交野市にあります。交野市は約半分が山林で、その山間部に「府民の森ほしだ園地」があります。豊かな自然に囲まれて大阪府民の憩いの場所になっています。星のブランコはそのほしだ園地にあるつり橋で、ほしだ園地でも一番人気のスポットです。

星のブランコのあるほしだ園地は大阪市外からもアクセスが良く、電車やバス、車を利用して行くことができます。ほしだ園地は広大な敷地ですので、星のブランコまでは少し歩くことになりますが、ハイキングを兼ねて訪れると歩くことも苦になりません。アクセスや駐車場の詳細をご紹介します。

最寄駅は京阪電車交野線の終着駅･私市駅になります。大阪方面からのアクセスは良いのですが、すぐ隣の奈良県方面からは電車がありません。私市駅からは徒歩で約40分でほしだ園地駐車場に到着します。または、JR学研都市線星田駅からも約70分歩いて駐車場に到着です。駐車場からは遊歩道に入ります。

京阪電車交野線私市駅から京阪バスに乗って星のブランコバス停で下車します。星のブランコバス停は、ほしだ園地駐車場にありますのでそこからは星のブランコまでハイキングコースを歩くことになります。ただし、バスは休日のみの運行で一日二往復ですので少し不便です。

車を利用する場合は、国道1号線や国道163号線から国道168号線に入り、「大阪府民の森ほしだ園地」を目指してください。国道168号線からは駐車場へ向かうハイキングコースに入る場所に案内板がありますので見逃さないでください。駐車場から星のブランコまでは徒歩になります。

駐車場は有料で収容台数は88台分がありますが、紅葉シーズンは満車になることがありますのでご注意ください。駐車場料金は1時間ごとに200円です。星のブランコまでゆっくりと歩いて、絶景を観光しながら往復しても1000円以内の駐車場料金に収まるでしょう。

最寄の駅からもハイキングコースになっていて、楽しみながら歩いていくのもいいですが、楽な方法は車でのアクセスになります。子供が一緒の場合やグループの場合は車がいいでしょう。愛好家はバイクや自転車でもいいでしょう。駐車場に駐輪場もありますので安心です。

ほしだ園地は自由に入れそうだけれど営業時間はあるのかな？星のブランコまでのハイキングコースやつり橋は料金はかかるのかな？など分からないことがいっぱいあります。星のブランコに行く前に知っておくべき営業時間や料金などの基本情報をご紹介しますのでチェックしておいてください。

ほしだ園地の園内は入園自由で、年間をとおして営業時間はありません。ただし、園内にある施設は利用時間が異なります。ほしだ園地事務所は9時から17時までの営業になります。星のブランコは9時30分から16時30分まで利用ができますが、天候の悪い日は危険ですのでアクセスは控えましょう。

ほしだ園地は通年で入園できますが、星のブランコとピトンの小屋、駐車場には定休日があります。毎週火曜日が定休日です。ただし、4･5月と10･11月は火曜日も開園しています。また、火曜日が休日の場合は開園した翌日が休園になります。入園料はかかりませんが駐車場とクライミングウォールは有料です。

ほしだ園地の入り口になる駐車場から星のブランコまではハイキングコースを歩いていくことになります。着いた先にある星のブランコは渓谷にかかるつり橋です。大阪の市街地からも気軽にアクセスできるスポットですが、しっかりと準備しておくこともあります。こちらで確認してください。

星のブランコまではハイキングコースとして整備されています。それでも周囲は樹木が茂って落ち葉や小枝が落ちています。特に紅葉シーズンは注意が必要です。できるだけ歩きやすい履物で出かけましょう。はきなれたスニーカーがおすすめです。雨上がりの日には滑りにくいトレッキングシューズもおすすめです。

星のブランコは渓谷に架かったつり橋です。それも全長280mもあります。強風などで思わぬ事故や怪我に遭遇することもあります。悪天候の場合はハイキングコースもすべり易かったり、土砂崩れがあるかも知れません。事前に天候を確認し悪天候が予想される場合はデートの日でも延期するようにしましょう。

楽しいデートや観光をしていると、ついつい時間の経つのを忘れてしまいます。車で来ている場合は気にしなくても良いですが、電車を利用する場合は帰りの時間も気にして余裕のある計画を立てましょう。バスの運行は少ないです。駅まで歩く場合でも遅くなると街頭の無い路を歩くことになります。

星のブランコの楽しみは何でしょうか。日本でトップクラスの規模を誇るつり橋を見て満足してもいいのでしょうか。つり橋まで行ったら渡ってみましょう。橋の中央まで進むと渓谷の違った風景が見えてきます。絶景ありスリルありのデートにはピッタリのスポットです。

星のブランコは渓谷に架けられていて、高さが50mもあります。その上、橋の足元は木製の板です。板と板の間には隙間があって、50m下の景色が透けて見えます。人が通ると両側の手すりを持っていないと怖いくらいに揺れます。星のブランコは、スリル満点のアトラクションです。

森の中の渓谷に造られたつり橋は360度どこを眺めても絶景です。橋の上はドキドキしながら風景を眺めるデート中のカップルもたくさんいます。外国人は「山がピンクに染まる」と言っても信じてくれませんが、春には山桜のピンクで渓谷が染まります。新緑の夏も素敵です

春の桜、夏の新緑、冬の雪景色もすばらしいですが、星のブランコから見る風景は秋の紅葉が一番です。山一面が黄色や赤の紅葉で覆われます。晴れた日には太陽の光が差す部分と陰になる部分ができて、より一層幻想的な紅葉の風景を造ってくれます。デートには最高の時期です。

星のブランコを見るためには、ほしだ園地の入り口から森林の中を歩くことになります。その道のりには、様々なお楽しみスポットがあり単なるハイキングではありません。まっすぐに進めば約30分ですが、十分な時間を使って楽しんでいただけるスポットを道順に合わせてご紹介します。

ほしだ園地の入り口からハイキングコースに入るとすぐに木製の橋があります。これは、星のブランコではなく「森林鉄道風歩道橋」です。全長が200mで高さが10mあります。つり橋ではありませんが、なかなかのスリルです。下には川も流れていて、デートでは立ち止まって耳を澄ましてみましょう。

森林鉄道風歩道橋を過ぎると、ほしだ園地の中でも人気のスポット「クライミングウォール」があります。人工の岩場は高さ16.5メートルもあります。国体が開かれたこともある本格的なロッククライミングが楽しめます。子供用の岩場もありますので親子でも一緒に遊べます。

「クライミングウォール」の営業時間は9時30分から16時30分までです。定休日は毎週火曜日と年末年始です。火曜日が休日の場合は次の日が休みになります。また、4･5月と10･11月は定休日なしで営業して、利用料は700円です。年間パスもありますので、病み付きになった方にはおすすめです。

「クライミングウォール」の近くに、森の樹木に囲まれたログハウス風の「おじいさんの古時計」があります。観光客に人気のカフェです。森の中でマイナスイオンを感じながら飲むコーヒーや抹茶ラテ、ゆず茶などメニューもたくさん用意されています。日常とは別世界の贅沢なひと時を過ごせます。

「おじいさんの古時計」の店内には壁掛け時計が所狭しと掛けられています。コーヒーを飲みながら耳を澄ませば、チクタク･チクタクという時計の音が聞こえてきます。カップルで時計の音だけが聞こえる時間を共有すれば絆も深まること間違いなしです。デートには外せないカフェです。

磐船神社はおじいさんの古時計の近くにありますので、少し寄り道ですが立ち寄ってみましょう。巨岩が大きく張り出し今にも倒れてきそうですが、実はこの巨岩がご神体です。巨岩の下は空洞になっていて、岩窟めぐりもできます。パワースポットとしても有名で、パワーストーンのおみくじが人気になっています。

ハイキングコースを進むと、まもなく山小屋風の「ピトンの小屋」が見えてきます。案内所を兼ねた休憩所なので、困ったことがあればここで相談してみましょう。トイレもありますので、ハイキング中にはありがたい休憩所です。小屋の中にはテーブルや椅子、自販機があり、ゆっくりと疲れた体を休められます。

また、ピトンの小屋では地元で採れた野菜や果物が販売されています。紅葉時期に来ればマーケットでは売っていないキノコが買えるかもしれません。WiｰFi環境もありますのでネット利用もできます。メールを確認したり帰りの電車の時刻を調べることもできます。

ハイキングコースをさらに進むと、「足ひやし場あります。左30m」の看板が見えてきます。左には小川が流れていて、ベンチも置かれています。ハイキングで疲れた足を水につけて見ましょう。夏でも冷たくて気持ちがいいです。紅葉時期には落ち葉が水面に流れてきて、デートにはピッタリのメルヘンです。

ハイキングの途中で道が分かれます。緩やかな坂道の「管理の道」と急な坂道だけれど早く星のブランコに着ける「ぼうけんの路」です。多くの人は管理の道を選びますが、体力に自信のある方や体力を付けようと思う方は「ぼうけんの路」を行ってみましょう。バードウォッチングをしながら進めば「ぼうけん」ではなくなります。

山道を抜けると展望が開けて、ついに星のブランコに到着です。横から見ると美しい橋ですが、橋を正面から見るとなかなかの迫力です。橋の中央に向かって滑り落ちそうな急勾配に感じられます。周囲は美しい渓谷美ですが、風景を楽しむ余裕を失うスリルがあります。

星のブランコは勇気を出して足を踏み入れてみると、意外と平坦な道です。つり橋には手すりもあって、子供でも安全に渡ることができます。ここまで来たら、向こうの端まで渡っておきましょう。中央からは美しい渓谷の風景を見ることができます。人が歩くと揺れますが、それもつり橋の楽しみ方です。

星のブランコを渡ってさらに山道を歩くと、展望デッキがあります。展望デッキからは星のブランコが小さく見えます。晴れた日には紅葉した星のブランコの向こうに大阪の市街を見ることができます。夜景の穴場スポットかもしれませんが、残念ながら夜間は来ることができません。

展望デッキ近くに「やまびこ広場」があります。展望が開けた広い場所は芝生で覆われていますので、ゆっくりと休憩することができます。トイレもありますから弁当を食べてくつろぐこともできます。紅葉の時期には、ほしだ園地が色づいた絶景が見渡せます。

大阪で大自然の中でハイキングができる！ほしだ園地にある星のブランコはハイキングだけでなく桜や紅葉を楽しめるスポットです。園内にはたくさんの「遊び」の仕掛けがあり家族連れで楽しく過ごせます。星のブランコは絶叫アトラクションのようにデートにおすすめのスポットです。