利根川サイクリングロードまとめ！千葉の銚子をめざす下流ルート中心にご紹介！

利根川サイクリングロードを走って、千葉の銚子まで行くルートをまとめました。風と一緒に利根川沿いを自転車に乗って走るのは、最高に気持ち良いです。今回は利根川下流のルートを中心にご紹介いたします。休憩や食事に良い場所や、絶景スポットなどもありますので是非チェックしてください。

まず最初に千葉から銚子の国道51号線利根川ルートをご紹介します。千葉駅から国道51号線を走り佐原まで行きます。そこから利根川サイクリングコースを利用して銚子に行くコースです。総距離は約111kmあり、比較的分かりやすいコースです。目的地の銚子までは約7時間25分ほどみておいたほうが良いでしょう。

サイクリングにとって風向きは重要です。追い風の時は、風にのって走っているようでラクですが、向かい風の時はかなり体力を使います。これも自然の中を走り抜ける醍醐味だと思って頑張るしかありません!ひたすら続くサイクリングロードは、ほとんどすれ違う人もおらず気分爽快に走れます。単調な道が長距離で続き、睡魔が襲ってくる人もいるそうなのでご注意ください。

利根川ルートで東京から銚子を目指すコースです。東京都内を出発し木下街道を抜けて、利根川サイクリングロードを利用します。東京から船橋近辺までは交通量も多いので注意が必要です。中山競馬場の開催日は特に混雑します。利根川までたどり着くと、ぐっと交通量も減り安全に走ることができます。

木下街道から船橋法典、馬込沢、鎌ヶ谷大仏あたりは道が狭く歩行者などもいるので注意して走りましょう。国道16号線は標識が分かりづらいので、あらかじめ地図で確認しておくかナビを見るかした方が良さそうです。利根川が見えてきたら、後はサイクリングロードをゆっくり楽しんでください。

東京都内から銚子ルートの総距離は約136kmで、所要時間は約9時間4分です。中級者向けのコースになります。雄大な利根川を見ながらのサイクリングは最高です。特に銚子大橋から見下ろす利根川は絶景なので自転車を停めて深呼吸するのもおすすめです。銚子大橋を渡るといよいよ銚子の街に到着します!

群馬県渋川市から千葉県銚子市に渡る総距離約220kmの利根川サイクリングロード。長い距離の中にはまだ舗装されていない砂利道も所々ありますが、ロードであれば自転車から降りて歩けます。また舗装中などで迂回するルートもあるので、事前にチェックしておいた方が良いと思います。サイクリング休憩中に出会う人との情報交換もお役立ちです!

サイクリングロードに入ると人の気配もなくなりお店も少ないので、ところどころにある飲料自動販売機を見かけたら水分補給しておくことをおすすめします!出発付近の「水と緑の公園」に自動販売機があるのでそこで水分補充しておくのもおすすめです。公園から少し進んだところにミニストップがあり、食料や飲料水を購入できます。

利根川サイクリングロードに入れば、道を間違えることもないので安心です。千葉県側のサイクリングロードを走っているとロード沿いに道の駅・水の郷さわらが見えてきます。駐車場も広く、綺麗な施設でトイレ休憩や食事にももってこいです。周辺の川には白鳥もいるので、気分転換にちょっと散歩するのもおすすめです!

また食べ物も充実しているので腹ごしらえするのにもバッチリです。地元の野菜や千葉の特産品も販売されていますが、サイクリング中はあまり荷物を増やせないので是非その場で味わってみてください。ちなみに道の駅では、レンタルサイクルができて佐原の街の散策などに利用する人も多いそうです。

長さ約510mの長豊橋を渡ると茨城県に入ります。この長豊橋は車道しかなく交通量も多いところです。このルートで一番危険なところかもしれません。トラックも結構走っている上に道も狭いので、走る時は細心の注意が必要です。長豊橋近くの土手のところで利根川を見ながら小休憩するのも気持ち良くていいと思います。

長豊橋から神崎大橋の土手上には牛が放牧されてのどかな風景を見ることができます。たまに牛がサイクリングコースに入ってくることもあるそうですが、それもなかなか楽しそうです。結構沢山の牛がいて草を食べている姿がかわいいです。写真撮影にもおすすめのスポットです。ここはウォーキングをしている方もいるので、走行中はご注意ください。

目的地の銚子まで行くルートに犬吠埼灯台があります。本州の最東端の灯台で、階段を99段上って塔の頂上へ行けます。エレベーターはないですが、頂上から見た景色は絶景ですので是非頑張って上ってみてください。入園料は200円で、資料館で展示品を見たり灯台の歴史に触れることができます。

白い灯台の近くには白いポストがあり、2つの名物ショットを撮影するのが人気です。灯台の周りをぐるっと1周散歩できます。灯台の目下には崖があり、そして大西洋、白い灯台とても絵になります。サイクリングの途中に休憩がてら是非立ち寄って頂きたいスポットです。周辺のレストランや食堂では人気のなめろうも食べれます。

利根川大橋を渡る手前で右折すると、右岸沿いがサイクリングロードになります。見落としやすいのでご注意ください。土手下には広くはありませんが、腰かけて一息休憩するのに良い場所があります。そこからさらに距離的には15kmほどサイクリングロードは続きます。そして利根川サイクリングロードの最終地点に到着します。

サイクリングロード終点から銚子までは一般道を走ります。主要国道を避けて裏道を通って行くこともできますが、路面の状態が悪い箇所もあります。進んでいくと銚子大橋が見えてきます。利根川河口にかかる橋でその大きさは圧巻物です。この橋を渡って千葉方面へ進み銚子を目指します。銚子までの距離はあと少しなので力も湧いてくることでしょう!

銚子へのルートはいくつかあり国道356号に入ったり、銚子の港を見たりしながら寄りたいところに合わせて決めて下さい。さぁ、いよいよ銚子に着きました。きっとお腹を空かせている方も多いことと思います。まずは休憩して銚子ならではの美味しい海鮮料理や、温かい麺類などを食べて腹ごしらえをして下さい。

JR東日本の千葉支社が2018年1月より運行開始予定のサイクルトレインです。これは自転車を愛する方々にはとても嬉しい情報です。自転車を折りたたむ必要がなくそのまま列車の中に乗せれるのがいいです。運行区間は運行区間は東京(または両国)駅と、千葉の佐原、銚子、館山・和田浦、勝浦です。

銚子の街へ到着したら、ほとんどの方が銚子駅を利用してそれぞれの目的地へ帰ります。自転車は他の乗客の迷惑にならないように折りたたんで乗車して下さい。列車の出発時刻まで時間があれば、銚子駅周辺を観光するのも良いと思います。2018年よりサイクルトレインが運行し始めたら、より一層サイクリングを楽しむ機会が増えそうです。

いかがでしたでしょうか?利根川サイクリングロードは全体的に人が少なく単調な広い道が続くのが特色のようです。雄大な利根川を見ながら気持ちよく走れそうです。道中立ち寄って観光したり、美味しいものを食べたりと事前に計画を練って、より充実したサイクリングを楽しんで頂きたいです!