柏崎市の花火大会特集！日程やプログラム・穴場の観覧情報など徹底紹介！

皆さん、夏と言えば、花火大会という方が多いと思います。その中でも今回注目したいのが、新潟県柏崎市で開催される海の大花火大会です。港町にふさわしく、海を活かしたプログラムが好評で毎年全国から観光客が殺到しています。今回は海の柏崎大花火大会について見どころや穴場などについて紹介いたします。

柏崎は、新潟県の真ん中あたり、中越地方にある市です。日本海、米山という海と山に囲まれている場所です。江戸時代から天領・佐渡へ渡るための宿場町として発展し、明治以降は石油事業で栄えました。今でもその名残を残した街となっています。

今日では、ご当地キャラ『えちゴン』が大人気です。全国的な人気はまだまだですが、ぜひ会いにに来てください。なお、特徴は「きげんがよいと、ポケットからおかしをだしてくれるかも。」「ピンチになるとツノがあかくひかるよ。（さいきんは電池切れ）」「はやりのギャグをマネするよ。（でもすべるよ）」「ぼんおどりはとくい！ダンスもとっくんちゅうだよ。」とのことです。

「海の柏崎」「川の長岡」「山の片貝」を聞いたことがあるでしょうか。これらは「新潟三大花火」と呼ばれる花火大会の名称です。「海の柏崎」とはその名の通り、海を活かしたプログラムの花火大会であり、日程も新潟三大花火の先陣を切って開催されています。

柏崎市内も花火の時はとても盛り上がります。屋台はもちろんのこと、地元の企業や市民の方々なども一丸となって盛り上がります。元々は京都の八坂神社の流れをくむ柏崎市内の八坂神社、のちに商工会が主体となっていた大会ですので、その名残がうかがえます。

柏崎市では毎年7月24日から26日の日程で京都の八坂神社の流れを汲む『ぎおん祭り』を開催しています。海の大花火大会は、ぎおん祭りの最終日である7月26日の午後7時30頃からから花火を打ち上げます。日程が固定しているため、平日のときもありますが、人口約10万人の市に20万人の方が来ると言われているほど大人気の花火大会になっています。

スターマインとは、高速で次々と連続して打ち上げられる花火のことです。柏崎海の大花火大会では、海中に向かい花火を打ち上げるので、海の上がとても華やかになります。夜は暗い日本海が、とても幻想的に光り、異世界に迷い込んだ気分になります。

柏崎の花火は、海の中でスターマインを打ち上げます。花火は空へ打ち上げるイメージですが、海から花火が飛び出してくる姿もぜひ見てほしいです。それだけではなく、「600メートルワイドスターマイン」という大迫力なプログラムもあるので、プログラムの中でもスターマインへの力の入れ具合を伺えます。

次は100発一斉打ち上げです。尺玉を100発ずらっと並べて一斉に打ち上げます。一斉に打ち上げるので、一瞬で終わってしまいますが、右も左も花火が上がっている風景はとても迫力があります。一見の価値があるプログラムです。

柏崎花火は、スターマインも注目ですが、空に打ち上げられる花火にも注目です。三尺玉を使っているので、大迫力を味わえます。ちなみに『えちゴン』の身長は「三尺玉二個分くらい」です。二個というのは、二発同時打ち上げをすることが由来です。

そして、こちらは名物、市民花火です。柏崎市民の方々が協力し合い、打ち上げている花火です。市民の方がいかに花火大会を愛しているかを感じられる花火です。その他、花火大会協賛企業様も花火を打ち上げ、打ち上げられた際には企業様の名前が読み上げられます。

見てくだい。これが、ラストの300玉連続打ち上げです。一気に打ち上げるので、見る側もついていくことが大変です。そして、見ているだけで花火が目の前に落ちてきそうな迫力です。海風が少し吹いていると煙がうまく流れて、とてもきれいに見えます。

その他のプログラムを含め、海の大花火大会では約15000発が打ち上げられています。有名な江戸川区花火大会（市川市民納涼花火大会）と比べると江戸川区花火大会（市川市民納涼花火大会）が14000発なので、大量に打ち上げられていることが分かります。

インスタグラムの画像を見てください。まさしく屋台の中に花火が落ちてきそうな画像です。このように柏崎海の大花火大会では昨年の流行語大賞にも選ばれた『インスタ映え』を狙える写真がたくさん撮れます。それでは、これから力作の『インスタ映え』を紹介いたします。

こちらは100発一斉打ち上げの様子です。16:9のワイドサイズで撮ることがポイントとなっています。大迫力の画像・動画を撮りたい方はぜひ現地に撮影に行きましょう。インスタグラムで「いいね」が稼げる画像・動画が撮れること間違いなしです。

人気急上昇中の柏崎市ご当地キャラ『えちゴン』ももちろん空へ打ち上げられます。とてもかわいいインスタ画像です。これは柏崎海の大花火大会でしか撮れない画像ですので、とてもおすすめです。かわいいキャラクターで女子力もアピールできます。

グリーンフラッシュはご存知ですか。普段、日が沈むときは赤く町が染まりますが、たまに一瞬だけ、緑に染まるときがあるのです。気象現象などであまり見れないので、グリーンフラッシュを見ると幸せになれるという言い伝えもあります。運が良ければ、グリーンフラッシュを撮影することができるかもしれない穴場でもある花火大会、ぜひ行きたいです。

柏崎市は、東京駅から新幹線と在来線で約3時間から3時間半ほどです。まずは東京駅から長岡駅に向かいます。長岡駅から信越本線直江津方面に乗ります。各駅・快速ともに停車いたします。なお、特急『しらゆき』ですと特急料金がかかりますが、運が良ければ約2時間で到着も可能です。

こちらは快速電車の車両です。快速電車の車両は2016年のダイヤ改正まで各駅停車用に使われていた車両を使用しており、昔ながらの電車の旅が楽しめます。なお、各駅停車の車両は2016年のダイヤ改正時から運行を開始したワンマンカーです。

柏崎駅では、『えちゴン』と『NGT48』の『太野彩香』さんがお出迎えをしてくれます。なお、柏崎海の大花火大会がある7月26日は特別ダイヤで運行されます。運行本数が増加するため、電車で現地に向かう際はダイヤには注意してください。

高速バスは、池袋駅東口から約4時間40分で柏崎駅へ到着します。柏崎駅の近くはお菓子メーカー『ブルボン』本社があり、ブルボン好きにはおすすめの観光地となっています。なお、『ブルボン』ももちろん協賛企業として花火を打ち上げています。

会場である中央海岸一帯へは柏崎駅から道沿いにまっすぐ20分ほど歩きます。途中、イトーヨーカドーやセブンイレブンもあるため、食糧調達もできます。なお、当日は人がたくさん歩いているため、人の波に乗っていれば迷うことはありませんが、混雑が激しいため、早めの移動をおすすめします。

なお、当日は市内各所からシャトルバスが運行しています。シャトルバスの停留場まで車で行き、そこからバスに乗るという方法が混雑および駐車場情報を気にしなくてもよくおすすめです。なお、シャトルバスも定員があり、駐車場も有料で限りがあるため、お早めの確認と移動をおすすめします。

花火大会と言えば、場所取り問題があります。実際に、花火大会前日でも場所取りを開始している方たちもいます。人気の花火大会なので当日の午後4時ごろになると、場所がなくなってしまうくらいの争奪戦になるので覚悟をして会場へ向かいましょう。

まだ明るい時間です。それでも、前方席は埋まってしまっています。せっかくの花火大会、後ろで見づらいとなったら、がっかりです。また、帰りは混雑必至です。そこで、席取り合戦や帰りの混雑対策におすすめの穴場を紹介いたします。

花火は見たいけど、例えば「場所取りは大変だ」「この日程だと仕事が忙しいから夜遅くまで外に出たくない」「外に出たい気分ではない」「日程が合わなくて遠くて見に行けない」など思っている方におすすめです。柏崎海の大花火大会はインターネット、FMラジオ、地上波すべて生中継で花火を見る・聴くことができます。家で予習をしてから、次の年は会場へという方法もあります。

海の大花火大会の会場である『みなとまち海浜公園』から少し離れた場所に穴場の1つである『海岸公園』があります。『海岸公園』でも、花火自体がとても迫力があり、なおかつ花火がとても大きいため、十分きれいにはっきりとした花火を見ることができます。

柏崎市はあまり高い建物が無く、平野が広がっているため、空に打ち上げられる花火だけでしたら少し標高が高い土地の道端でしたり、建物の屋上でも十分見えます。自分だけのお気に入りの穴場スポットを見つけましょう。ただし、道端や建物で観覧する際は、マナー違反をしないようにしましょう。

せっかくの花火大会。一瞬で終わってしまって物足りないと思いませんか?そこで余韻を少しでも感じたいへお知らせです。まずは、『えちゴン』と花火の特製きんちゃくです。花火大会の際に冷たいドリンクなどを買うときんちゃくがもらえます。とてもかわいいきんちゃくなので、自分用のおみやげにほしい一品です。

そしてこちらは柏崎市が販売している公式カレンダーです。あの時、あの場所、あの花火の感動を家の中でも体験できます。柏崎市にある指定の書店での限定販売ですが、郵送も受け付けていますので、柏崎住まいでなくても安心してお買い求めいただけます。

今回は新潟三大花火大会の一つである海の柏崎大花火大会を紹介いたしました。海で打ち上げられる工夫かつ壮大で大迫力なプログラムの花火大会です。空の風景だけではなく、海の風景も楽しめる花火大会、ぜひ一度訪れてください。きっとその風景に圧倒され、ひと夏の思い出になります。