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間欠泉は日本でも見れる!吹き出す水が迫力!おすすめのスポットを紹介

間欠泉は日本でも見れる!吹き出す水が迫力!おすすめのスポットを紹介
投稿日: 2017年12月22日最終更新日: 2020年10月8日

皆さんは「間欠泉」をご存知でしょうか。ダイナミックに噴出する「間欠泉」は地球が生きている証といえるでしょう。今回は日本で見れるおすすめ「間欠泉」スポットや仕組みについてご紹介してまいります。皆さんも一度「間欠泉」の大迫力をご覧になってみてください。

迫力満点!日本国内で間欠泉を見よう!見出し

皆さんは日本でも「間欠泉」があることをご存知でしょうか。「間欠泉」は地熱によって沸騰した水が一定周期で地上に吹き上げ、まるで噴水のように高く吹き上げる温泉のことです。世界的にはアメリカのイエローストーンが有名ですが、日本国内でも「間欠泉」が見れます。今回は日本で「間欠泉」を見れるおすすめスポットをご紹介します。

2つの説がある!間欠泉の仕組みを解説!見出し

高さ50mも吹き上げるとされる「間欠泉」ですが、どのような仕組みで水が吹き上げるのでしょうか。実は「間欠泉」の仕組みについては2つの説が存在します。日本国内で「間欠泉」が見れる観光スポットをご紹介する前に「間欠泉」の仕組みについてご紹介しましょう。「空洞説」と「垂直管説」の2つの説があります。

間欠泉の仕組みを解説:空洞説見出し

「間欠泉」ができる仕組みの1つ目の説が「空洞説」です。「空洞説」は地中に空洞があり、そこに溜まった地下水が地熱によって熱せられて、やがて水蒸気となって地上へと吹き上げられるというのが「空洞説」の仕組みです。ちなみに、噴出する時間間隔などはその空洞の大きさ、地下水が溜まる時間・温められる時間などによって変化します。

間欠泉の仕組みを解説:垂直管説見出し

「間欠泉」ができる仕組みの2つ目の説が「垂直管説」です。「垂直管説」では地中に垂直の管が存在しており、そこに溜まった地下水が地熱によって熱せられることで、例えるとやかんの水が沸騰した際に、水が吹き上がるような形で地上へ吹き上げられるというのが「垂直管説」の仕組みです。

温泉大国・日本で間欠泉を見よう!見出し

間近で見ると大迫力の「間欠泉」ですが、温泉大国と呼ばれる日本においても、「間欠泉」を観賞できるスポットは数えるほどしか存在しません。そこで、ここからは日本国内で「間欠泉」を観賞できる観光スポットを北は北海道、南は九州までご紹介してまいります。皆さんもダイナミックな「間欠泉」の噴水をその目で体感してみてください。

日本で間欠泉を見れるおすすめ観光スポット1:羅臼温泉見出し

まず、日本で「間欠泉」が見れる観光スポットの1つ目が北海道にある知床国立公園の「羅臼ビジターセンター」です。知床横断道路を沿いに「間欠泉入り口」という看板があり、そこを進んでいくと、やがて「間欠泉」に到着します。こちらの「間欠泉」は2時間おきに5mから10mの「間欠泉」が吹き上げるとされています。

「羅臼温泉」の発見は江戸時代とされており、昭和37年(1962年)の群発地震によって噴出が始まったとされています。今は噴出が縮小傾向にありますが、それでも約2時間おきに「間欠泉」の噴出がおきています。また、ここは北海道の天然記念物に指定されており、観光スポットとして観光客が訪れる場所となっています。

また「羅臼温泉」は無料で入浴することができる露天風呂「熊の湯」があります。「熊の湯」は特に男性の入浴ですが、浴槽が広く、仕切りが無い為、近くの川のせせらぎを聞きながら素晴らしい景色が見れるとのことで人気の露天風呂となっています。知床の自然に触れながら露天風呂をお楽しみください。

日本で間欠泉を見れるおすすめ観光スポット2:登別温泉見出し

日本で「間欠泉」が見れるおすすめスポットの2つ目は北海道の登別温泉です。支笏洞爺国立公園内にある「地獄谷」に熱水が吹き上げる「間欠泉」があり、登別温泉でも人気の観光スポットとなっています。洞窟のような場所にあって勢い良く噴出する登別温泉の「間欠泉」は迫力満点です。

登別温泉の「間欠泉」は温度が80度、1回の噴出量は2000L以上、天井はあるものの吹き上げる熱水の高さもある為、近くに柵が設けられています。近づくことはできませんが、それでも迫力は十分伝わります。また硫黄の匂いもあり、さすが温泉地であるというのが伺えます。ここでは力強い「間欠泉」の噴出を見ることができますよ。

登別温泉は「地獄谷」も有名な観光スポットです。登別温泉は日和山噴火による爆裂火山跡があり、あちらこちらに火山ガスや噴気が見られるなどそのスケールの大きさを感じることができます。登別温泉を訪れた際は、「間欠泉」だけではなく地獄谷も行かれてみてはいかがでしょうか。

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日本で間欠泉を見れるおすすめ観光スポット3:しかべ間歇泉公園見出し

日本で「間欠泉」が見れるおすすめスポットの3つ目は「しかべ間歇泉公園」です。鹿部の「間欠泉」は大正13年(1924年)に温泉開発時に偶然発見されたのが始まりとされています。こちらの「間欠泉」は約5、6分の間隔で103度もの高温の熱水を15m以上の高さまで吹き上げます。きっとその光景に圧倒されることでしょう。

また「しかべ間歇泉公園周辺」では温泉の熱を利用してBBQや蒸し釜が堪能できたり、海の幸を堪能できるコーナーが設けられているなど、食と温泉を楽しめる施設が「しかべ間歇泉公園」です。是非、温泉に浸かった後は美味しいものに舌鼓を打つという贅沢をしてみませんか。

「しかべ間歇泉公園」にはもう1つの見所があります。「展望の館」と呼ばれるスポットがあり、駒ケ岳を囲むように位置している為、駒ヶ岳や噴火湾越しの羊蹄山など、周辺の山々を望むことができます。その雄大な景色は必見の価値ありです。また、「展望の館」の1階には「洞窟の穴」があり、「間欠泉」の仕組みや様子を知ることができます。

日本で間欠泉を見れるおすすめ観光スポット4:鬼首温泉見出し

日本で「間欠泉」が見れるおすすめスポットの4つ目は宮城県・鬼首温泉の「間欠泉」です。この鬼首温泉の「間欠泉」は他では見られないものがあります。ここでは約10分間の時間間隔で熱水が吹き出す「弁天」と約20、30分の間隔で吹き出す「雲竜」の2つの「間欠泉」を見ることができるのが鬼首温泉の特徴です。

鬼首温泉にある「弁天」と「雲竜」の「間欠泉」ですが、それぞれ仕組みが違うのが特徴です。「弁天」は垂直管説の「間欠泉」とされており、高さ15m程まで吹き上げます。一方の「雲竜」は空洞説の仕組みの「間欠泉」とされています。同じ「間欠泉」ですが、仕組みが違う「間欠泉」を一度に見れるとあって日本では珍しいスポットとされています。

また周辺には「地獄谷遊歩道」と呼ばれる観光スポットもございます。この「地獄谷遊歩道」は名前の通り、遊歩道の周辺において溫泉や湯気があちらこちらに立ち上げており、自然の様子を間近で見ることができます。時間にすると約30分程の行程となりますが、自然の力を体感できる遊歩道として観光客に人気です。

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鬼首温泉を楽しもう!日帰りなど間欠泉や地獄谷で地熱を感じよう! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
宮城県大崎市に鬼首温泉(おにこうべおんせん)があります。ここは温泉地で、川沿いの遊歩道のすぐ側から100℃近い高温泉が次々と湧き出ている光景を見ることができ、地球のパワーを身近に感じられる場所なのです。小さく静かな鬼首温泉の神秘的で力強い風景をお届けします。

日本で間欠泉を見れるおすすめ観光スポット5:川俣温泉見出し

日本で「間欠泉」が見れるおすすめスポットの5つ目は川俣温泉の「間欠泉」です。川俣温泉の「間欠泉」は温泉街の中心街に位置しており、川にある岩の間から熱水が吹き出しています。その光景は近くの噴泉橋からも見ることができ、絶景ポイントの一つとなっています。

約1時間おきに吹き出す川俣の「間欠泉」。その高さは20、30mまで達します。蒸気を吹き上げるとともに120度にもなるとされる熱水が吹き出す光景は圧巻です。近くに展望できるスポットや足湯など周辺の観光スポットも充実しておりますので、タイミングを見計らいながら「間欠泉」の観賞を楽しむことができます。

また川俣温泉は渓谷沿いに位置しており、露天風呂などが多く点在しています。また渓谷と山々の大自然は絶景です。特に新緑・紅葉シーズンは多くの観光客が訪れます。その他にもとちぎの景勝100選にも指定されている瀬戸合峡や川俣湖まど見所も充実しています。是非、川俣温泉を訪れた際には溫泉とともに大自然もご堪能ください。

日本で間欠泉を見れるおすすめ観光スポット6:諏訪湖間欠泉センター見出し

日本で「間欠泉」が見れるおすすめスポットの6つ目は「諏訪湖間欠泉センター」です。当時の「諏訪湖間欠泉センター」は高さ50m以上吹き上げる「間欠泉」でした。これは、イエローストーンに次ぐ世界第2位の高さを誇っていました。しかし、現在では吹き上げる高さは低くなり、プロセッサーによる高さ5m程の噴出となっています。

今は当時ほどの迫力を感じることはできませんが、周辺の観光スポットは豊富です。温泉地では定番の温泉卵作りを体験できたり、「間欠泉」の隣には無料で足湯が利用できるスペースや近くに諏訪湖があり、遊歩道やヨット、釣りなどを体験できます。是非、自然の感じながら観光されてみてはいかがでしょうか。

日本で間欠泉を見れるおすすめ観光スポット7:広河原温泉湯ノ沢間欠泉湯の華見出し

日本で「間欠泉」が見れるおすすめスポットの7つ目は山形県の「広河原温泉湯ノ沢間欠泉湯の華」です。「広河原温泉湯ノ沢間欠泉湯の華」は混浴露天風呂の中にあり、日本で唯一の入浴ができる「間欠泉」として知られており、全国の温泉ファンが「広河原温泉湯ノ沢間欠泉湯の華」に訪れるとされています。

こちらの混浴露天風呂はお湯の温度が35度とぬる目の設定となっていますので、長風呂が好きな方におすすめです。「間欠泉」は炭素の力で吹き上がるとされており、噴出する時間間隔は早く10分程度、遅くて1時間以上とされています。その間は露天風呂に浸かって気長に待ちましょう。

「広河原温泉湯ノ沢間欠泉湯の華」ではお食事や宿泊も可能となっています。こちらの宿泊部屋はブナの原生林が広がっており、季節によって様々な景色が楽しめるお部屋となっています。お食事も地産地消をテーマにしており、山形県の「山の幸」を頂きことができます。季節によってメニューも変わりますので、事前にお問い合わせください。

日本で間欠泉を見れるおすすめ観光スポット8:熱海温泉見出し

日本で「間欠泉」が見れるおすすめスポットの8つ目は熱海温泉の「間欠泉」です。こちらは熱海温泉の大湯間欠泉ですが、大昔は熱水と湯気が立ち上がり、地面が揺れるほどの噴出が見られたと伝えられています。しかし、その後は次第に噴出が少なくなり、現在は人工で湯が噴出する仕組みとなっています。

昔の噴出の迫力は無くなってしまいましたが、その代わり温泉街の情緒を味わうことができます。熱海の街を歩いてみると、あちらこちらに湯気が立ち上る場所があり、「熱海七湯」と呼ばれています。「熱海七湯」は街歩きをしながら熱海温泉の歴史に触れることができます。

また、熱海温泉にはかの徳川家康公が愛したとされる「家康の足湯」が熱海駅にあります。丁度良い湯加減となっており、旅行に疲れた方は是非、ご利用になってみてはいかがでしょうか。こちらは屋根が設けられておりますので、雨の日でも安心して入浴することができますよ。

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日本で間欠泉を見れるおすすめ観光スポット9:草間の間欠冷泉見出し

日本で「間欠泉」が見れるおすすめスポットの9つ目は「草間の間欠冷泉」です。この「草間の間欠冷泉」は岡山県新見市のカルスト地形にある「間欠泉」です。この「間欠泉」は他のスポットとは違い、熱水ではなく、冷水が吹き上がるという少し異色な「間欠泉」となっているのです。

「草間の間欠冷泉」は高梁川支流の佐伏川に位置しており、高さ1mの石灰岩下の洞孔から冷水が吹き出します。この「間欠泉」は他とは仕組みが違うのも特徴です。「草間の間欠冷泉」は石灰岩下に石灰洞が存在しており、そこに地下水が溜まります。その地下水がいっぱいになるとサイフォンの原理によって水が吹き出すと考えられています。

この「草間の間欠冷泉」は国の天然記念物に指定されているなど、大変貴重なものとなっています。この「間欠泉」は1日約4回程冷水が吹き出すとされています。「間欠泉」としては珍しく熱水ではなく、冷水が吹き出す「草間の間欠冷泉」を是非、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

日本で間欠泉を見れるおすすめ観光スポット10:別府地獄めぐり 龍巻地獄見出し

日本で「間欠泉」が見れるおすすめスポット、最後にご紹介するスポットは「別府地獄めぐり龍巻地獄」です。「別府地獄めぐり龍巻地獄」は「別府の地獄」の一つとされており、国の名勝に指定されています。別府には海地獄、血の海地獄、龍巻地獄、白地地獄などの7つの地獄が観光客を待ち受けているのです。

別府にある「間欠泉」は別府市の天然記念物に指定されています。「間欠泉」は30、40分間隔で噴出しており、他の「間欠泉」に比べて噴出時間の間隔が短かいことが大きな特徴です。こちらの「間欠泉」は噴出が強いことで知られており、安全のために天井が設けられていますが、高さ50m以上吹き上がるとされています。

また「別府地獄めぐり」では、他にも見所がございます。例えば「海地獄」では大変美しいコバルトブルー色の池があります。見た目は水のように見えますが、湯気が立ち上っており、温度も98度以上となっていますのでくれぐれも近づかないようにしてください。是非、ここで温泉卵を作ってみてはいかがでしょうか。

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是非日本で迫力ある間欠泉をご覧ください!見出し

今回は日本国内にある「間欠泉」が見れるスポットをご紹介してまいりましたが、いかがだったでしょうか。温泉大国・日本でも「間欠泉」を見ることができるポイントは少ないですが、その迫力は必見の価値アリです。皆さんも一度「天狗岳」をご覧になって自然の力を体感してみてください。

投稿日: 2017年12月22日最終更新日: 2020年10月8日

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