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谷瀬の吊り橋特集!アクセスや駐車場に周辺の観光スポットもご紹介!

谷瀬の吊り橋特集!アクセスや駐車場に周辺の観光スポットもご紹介!
投稿日: 2017年12月26日最終更新日: 2020年10月8日

奈良県十津川村にある谷瀬の吊り橋を知っていますか?有名な観光地なので、団体旅行のコースとしても含まれていることも多く、沢山の観光客で賑わっています。今回は、そんな谷瀬の吊り橋特集と題し、アクセスや駐車場、注意点に周辺の観光地もご紹介します。

谷瀬の吊り橋特集!見出し

奈良県十津川村にある谷瀬の吊り橋は、生活用の吊り橋としては日本一大きい立派な吊り橋です。多くの観光客で賑わう谷瀬の吊り橋の見どころやアクセス方法、駐車場情報、そしてあわせて観光を楽しみたい谷瀬の吊り橋周辺の観光スポットなどをご紹介いたしますので、谷瀬の吊り橋の観光へ行く前にチェックをしていただければ嬉しいです。

谷瀬の吊り橋は奈良の日本一の吊り橋!そう呼ばれる理由やアクセス紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
谷瀬の吊り橋は奈良の日本一の吊り橋!そう呼ばれる理由やアクセス紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
皆さんは奈良県にある「日本一の吊り橋」と呼ばれる「谷瀬の吊り橋」をご存知でしょうか。渡る時は絶景とスリルを味わうことができるとあって人気の吊り橋です。今回は、奈良県にある「谷瀬の吊り橋」の情報やアクセス方法、また周辺の観光スポットなどもご紹介してまいります。

谷瀬の吊り橋とは見出し

谷瀬の吊り橋の大きさは、長さ297.7メートル、下に流れている川からの高さが54メートルある、生活用の吊り橋としては日本一の大きさを誇ります。谷瀬の吊り橋というと、奈良県の田舎にある有名な吊り橋という印象があるかもしれませんが、その橋の大きさと歴史、景観共に素晴らしく、知れば知るほど谷瀬の吊り橋に魅了される人が多いです。

谷瀬の吊り橋がある奈良県十津川村は、日本一吊り橋が多い村なのです。その村だけで、なんと60本以上の吊り橋が存在している珍しい村。その中でも谷瀬の吊り橋は最も知名度が高く、大きさや歴史も深い吊り橋です。全国には観光目的で作られた大きな吊り橋が数多く存在しますが、谷瀬の吊り橋は観光目的で作られたわけではありません。

谷瀬の吊り橋は、現在となっては観光スポットとして、お土産屋さんや民宿も隣接しているほどですが、谷瀬の吊り橋が作られた本来の目的は、谷瀬集落と上野地を結ぶための住民には欠かせない生活用吊り橋でした。また現在であっても、地元小学生の通学路や住民の人々が通る大切な橋として使われています。そんな吊り橋の歴史をお伝えします。

谷瀬の吊り橋の歴史見出し

谷瀬の吊り橋は戦後復興期の1954年、奈良県十津川村に住んでいた村民は、長年の水害に苦しめられていました。住民達は力を合わせ、一戸あたり20万円から30万円ほどのお金を出し合って、総工費800万円ほどかけて、谷瀬集落と上野地を結ぶ谷瀬の吊り橋を作りました。その時代を考えると、住民らが大金を出して建てた大切な吊り橋です。

その時代、大卒の初任給が8000円ほどだったにも関わらず、一戸あたり20万から30万円も出しただなんて、それだけこの村には吊り橋が必要だったのでしょう。現在はダムの堆砂によって川床が持ち上げられていますが、完成当時は70メートルほどの高さがあったそうです。ちなみに谷瀬の吊り橋は、当時は谷瀬橋という名称でした。

また谷瀬の吊り橋の表札には、現在でも谷瀬橋と表記されております。読み仮名が「たにぜ」と表記されていたり「たにせ」と濁らない読み仮名で表記されていたり、正式名称が曖昧というところも、昔からある建築物の特徴とも言えるでしょう。昔も今も、住民達にとっては生活をするにあたり欠かせない生活用の大吊り橋として活躍しています。

谷瀬の吊り橋へのアクセス方法見出し

谷瀬の吊り橋へのアクセス方法をご紹介いたします。名古屋からの車でのアクセスの場合、東名自動車道にて亀山ICへ行き、そこから名阪国道25号線と、西名阪自動車道で郡山ICへ行きます。そして郡山ICから国道24号線で五條まで行き、国道168号線で約1時間で到着します。続いては、大阪からの車でのアクセス方法をお伝えいたします。

大阪から車でのアクセス方法は、松原JCTより阪和自動車道にて美原JCTへ行き、南阪奈道路で葛城ICまで向かいます。そして国道30号線、261号線、310号線を通り、五條へ行き168号線で約1時間ほどで到着します。電車でのアクセスの場合、天王寺よりJR特急に乗り3時間50分で新宮駅に着き、奈良交通バスにて3時間程で上野地に到着です。

名古屋駅からのアクセスの場合、JR特急に乗り3時間10分で新宮駅に到着し、奈良交通バスに乗って約3時間で上野地に到着します。羽田空港からアクセスをする場合、白浜空港から明光バスに乗って1時間半ほどで本宮大社前まで行き、奈良交通バスに乗り換えて1時間半程で上野地まで行くかレンタカーで国道311号線、168号線を通って行きます。

谷瀬の吊り橋へは、自家用車、もしくはレンタカーでアクセスすることをおすすめいたします。もしくは、各旅行会社から谷瀬の吊り橋へのツアーが出ていることが多く、団体ツアーに参加するとバスで連れて行ってくれるので、アクセスも簡単ですし、安く済むことが多いです。

住所:奈良県吉野郡十津川村谷瀬 電話番号:0746-62-0001

谷瀬の吊り橋の駐車場情報見出し

谷瀬の吊り橋の駐車場情報をお伝え致します。谷瀬の吊り橋を渡ること自体は無料なのですが、駐車場代金は有料となります。駐車場の料金は、2時間の利用で普通車500円、単車100円、バスが1000円というお値段です。周辺にも駐車場はいくつかあり、お土産屋さんに併設している駐車場等はお土産を1000円分購入すると無料の店舗もあります。

お土産を買いたいと思っている方は、谷瀬の吊り橋周辺のお土産屋さんと併設している駐車場に停めてみてはいかがでしょうか。いくら買えば駐車場料金が無料とうたっている駐車場がお得なので、周辺を探してみてください。ただ観光シーズンではない場合、夕方になると早くからお店が閉まってしまうので、その点は予めご了承ください。

谷瀬の吊り橋の見どころ1:高さが高い!見出し

谷瀬の吊り橋の魅力の1つは、なんと言ってもその高さではないでしょうか。高さ54メートルある橋の上から下を覗いてみると、想像以上に高く足がすくんでしまったという方が少なくありません。例えるとビル18階分あるのです。しかもつり橋の踏み板部分は4枚の木製板なので、恐怖感が増します。そして幅が80センチほどと意外と狭いのです。

ただ吊り橋効果という通り、カップルで谷瀬の吊り橋を渡ればハラハラドキドキして、二人の仲がより一層深まるかもしれません。なかなか日本一の大きさを誇る橋を渡ることは少ないかと思うので、ドキドキしながらもその高さを楽しんでみませんか。高所恐怖症の方もいるかと思うので、そんな方は渡らずに周辺の景色を楽しんでください。

谷瀬の吊り橋の見どころ2:紅葉の季節見出し

谷瀬の吊り橋は、紅葉の時期がおすすめです。紅葉のシーズンの中でもピーク時の11月下旬は年間を通して最も混雑する時期なので、周辺の駐車場も混み合うことを、予めご了承ください。例年11月下旬になると、周辺の木々が赤や黄色、オレンジ色など色鮮やかに染まり、大変賑やかで華やかな色合いになります。吊り橋から絶景を楽しめます。

おすすめの紅葉シーズンには、周辺の紅葉と川とのコラボレーションが見事です。紅葉シーズンは観光シーズンのため、周辺のお土産屋さんも夕方までは空いていることが多く、賑わっています。混み合っている場所は苦手という方は、平日に訪れることをおすすめいたします。その時期になると団体ツアーなどの観光客も訪れています。

谷瀬の吊り橋の見どころ3:ライトアップ見出し

谷瀬の吊り橋は、紅葉シーズンなど繁忙期になると夜間吊り橋がライトアップされます。十津川村の星々が見える美しい空を彩る幻想的で神秘的な吊り橋に変身します。尚、ライトアップの時間帯は17時から20時までとなります。見る人によると、ライトアップされると怖い…不気味かも、と思う方もいるようですが、期間限定なのでお見逃しなく。

谷瀬の吊り橋のライトアップは、ロマンチックな雰囲気になるので、デートスポットとしてもおすすめです。幻想的な空間になるだけではなく、吊り橋効果も合わさり、カップルで橋を渡るといつのまにか二人の仲が深まりそうではないでしょうか。しかも夜は周辺真っ暗で下も見えず、恐怖感が増します。デートにおすすめの観光スポットです。

谷瀬の吊り橋の注意事項見出し

谷瀬の吊り橋の注意事項をお伝え致します。谷瀬の吊り橋へ行くと分かる通り、いくつかの注意事項が記載されています。第一に、危険なので、一度に20人以上は渡れませんという注意事項。ただ人気の観光スポットだけあり、どう見ても20人以上乗っていることがあります。橋がすぐに崩れるわけではないですが、要注意して橋を渡りましょう。

また橋を渡っている時は、わざと揺すったり走ったりしないこと、混雑時は監視員が付き一方通行などの規制を行うので、指示に従うこと。万が一従えない時は渡橋を拒否されてしまうということ。住所以外の方が二輪車で渡ることは禁止されているというような注意事項があります。現在でも通学路となっているので、安全に注意して渡りましょう。

谷瀬の吊り橋は揺れる⁈見出し

吊り橋を渡るときに最もきになるのは、谷瀬の吊り橋は揺れるのかどうかということではないでしょうか。揺れませんと伝えたいところなのですが、残念ながら大変揺れる吊り橋です。特に風が強い日などは揺れが大変強く、橋の上にいる人は恐怖を感じることでしょう。高所恐怖症の方は特に、揺れることを覚悟して注意して渡りましょう。

谷瀬の吊り橋は、両脇は金網で底は木の板が敷いているだけの吊り橋です。高さが高いし揺れるしということで、若い女性などはキャー!と悲鳴をあげている人もいます。強風の時は、一時しゃがんで風がおさまるのを待つという動作も必要となってきます。谷瀬の吊り橋を渡る時はゆっくりと歩き、走らないよう注意して渡ってください。

谷瀬の吊り橋周辺のおすすめ観光地1:十津川温泉見出し

「十津川温泉」は、谷瀬の吊り橋と同じ奈良県十津川村にある温泉なので、宿泊スポットとしてもおすすめです。二津野ダムのある温泉郷で、山々に囲まれた場所で、ボート遊びをしたり、鯉やフナなどの釣りをすることができます。温泉のお湯は、十津川の支流沿いの下湯から引いているそうです。静かな温泉でゆっくりと寛ぐことができるでしょう。

十津川温泉は、もともと1690年頃、炭焼職人が下湯を発見したと言われています。温泉施設は全て源泉掛け流しとなっていて、温泉泉質は炭酸水素塩泉、ナトリウム炭酸水素塩泉です。温泉の効能は、リューマチ・神経痛・外傷・骨折・火傷・痛風などが挙げられます。観光客も多くはないので、プライベートな時間を大切にできるおすすめスポットです。

谷瀬の吊り橋周辺のおすすめ観光地2:玉置神社見出し

おすすめの観光スポット「玉置神社」は、谷瀬の吊り橋の同じ十津川村にあります。紀元前37年に崇神天皇によって建てられた標高1076メートルの玉置山頂付近にある歴史のある神社です。パワースポットとしても有名で、樹齢3000年にも及ぶの神代杉は天然記念物として指定されていて、触るとパワーをもらえるということで人気を集めています。

玉置神社では、例祭は毎年10月24日に、初午祭は3月の初午の日に行われています。普段は静かで落ち着いた雰囲気の玉置神社ですが、例年お祭りの時期になると、地元の人々を中心に、多くの人々で賑わっています。玉置神社の駐車場までは曲がりくねった道を30分以上も走らなくてはいけませんが、谷瀬の吊り橋と合わせて観光してください。

谷瀬の吊り橋周辺のおすすめ観光地3:瀞峡見出し

十津川村の道の駅が、瀞峡観光の始まりとなります。瀞峡は、旅行会社からも団体ツアーで立ち寄るくらい有名な観光スポットで、和歌山・三重・奈良3県にまたがる北山川の美しい渓谷です。ボートに乗って瀞峡を観光したり、特に紅葉シーズンには周囲の自然に圧倒されます。ボートに乗る時は、落ちないように注意して乗ってください。

瀞峡ではその昔、プロペラ船が新宮から瀞峡間を航行していました。現在では志古から瀞峡間をジェット船が行き交っています。静かで落ち着いた壮大な自然の中、ゆっくりと観光してみてはいかがでしょうか。谷瀬の吊り橋の後には、スピード感のある瀞峡にある断崖や奇石の絶景を楽しめるジェット船に乗って、思い切り観光を楽しみましょう。

谷瀬の吊り橋のイベント見出し

谷瀬の吊り橋には、毎年恒例のイベントが開催されることを知っていましたか?谷瀬の吊り橋では、例年8月4日に太鼓をたたく行事が開催されます。それは、谷瀬の吊り橋の上に5人の人が太鼓を持って立ち、太鼓を打ち鳴らすというイベントです。威勢良く太鼓を打ち鳴らすその姿はカッコ良いのですが、橋が揺れてドキドキハラハラします。

イベントで5人が谷瀬の吊り橋の上で太鼓を打っている姿は、橋が強く大きく揺れます。壮大な山々の合間に太鼓が強く鳴り響き、見ごたえのあるイベントです。地元にとっては夏の一大行事なので、是非見ていただきたいイベントです。夏場の8月4日にちょうど奈良県へ行く際は、十津川村の谷瀬の吊り橋へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

谷瀬の吊り橋で素晴らしい景色を見よう見出し

いかがでしたか?今回は、谷瀬の吊り橋特集と題し、アクセス方法や駐車場情報、注意事項、周辺の観光スポットなどをあわせてご紹介をいたしました。谷瀬の吊り橋は、実際に乗ってみると想像以上に高く、橋も揺れるので、ハラハラドキドキするかもしれません。しかし周辺の景色が大変綺麗なので、是非楽しんで観光をしてきてください。

投稿日: 2017年12月26日最終更新日: 2020年10月8日

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