都庁展望台はデートにも人気！無料で夜景が楽しめる有名スポット！

東京都、新宿に位置する東京都庁は、行政事務を執行する機関、お役所として都知事を筆頭に、職員達が務める日本で最も重要なビルのうちの一つとして知られています。けれど、一般の行政職以外にも公営機関から警察官、学校教職員まで全てを含むこの巨大な組織の最上階にある2つの展望台は、実はあまり知られていません。今回はそこが一体どんな場所なのかお見せしていきます。

東京駅から電車で都庁の無料展望台へ向かう場合、JR山手線で新宿駅へ向かい、新宿西口へ移動します。地下鉄を利用する場合は、地下鉄丸の内線で新宿駅下車、その後新宿西口へ向かいます。最寄駅の日比谷からは地下鉄日比谷線で、六本木駅まで向かえます。そこで地下鉄大江戸線に乗り換えれば都庁前に到着します。都庁前までは新宿駅西口から徒歩10分です。

新宿駅西口にある地下バス乗り場からは、都営バスまたは都庁周辺を循環している京王バスがあるので、「都庁第1本庁舎」又は「都庁第2本庁舎」もしくは「都議会議事堂」で下車します。JR新宿駅西口にあるバス停からは都庁本庁舎方面行きの新宿WEバスに乗車し、「都庁本庁舎」で下車をすると良いでしょう。

お車でお越しの場合には、第一本庁舎に駐車場が用意されています。2.2mの高さ制限があり、最初の1時間は30分ごとに150円。1時間以降は30分ごとに250円です。障害者手帳をお持ちの方や低公害車両の方、新宿WEバスのパーク&バスライドを利用した場合割引があります。利用時間は8時から22時までですが入り口や出口の場所により30分ほど違いがあります。

住所:東京都新宿区西新宿2丁目8番1号 電話番号:03-5320-7890

途上202メートルの高さから、東京の雄大な高層ビル群を一望できる都庁の展望台には北展望台と南展望台の2つが存在します。ここの展望台はもちろん無料、デートで訪れたカップルでも観光目的の家族でも誰でも気軽に入り時間が許す限り景色や夜景を楽しむことができます。南展望台の休室日は第一と第三火曜日ですが北展望台は第二と第四月曜日になっているので注意しましょう。

北展望台の営業時間は9時30分から23時まで、南展望台の時間は9時30分から17時30分と早めですが、北展望台が休室日にあたってしまった場合は23時まで開いています。遠方から遥々出向いたのに閉まっていたということがないよう、デートや夜景の見れる隠れ人気スポットの時間帯は事前にチェックしておくと良いでしょう。

一度足を運んだ方には、無料なのに想像以上にいい眺めと人気のある東京都庁の展望台。デートをする若い人や観光で訪れる家族ずれに定評があるその展望台へは、エレベーターを利用して上がっていきます。展望台から外に目をむけると、北東の方面にはスカイツリーが、南東方面からは東京タワーが姿を現します。

南西方面には新宿パークタワー、東京オペラシティーなどを見ることができ、西方面からは富士山が姿を現します。晴天の日などはかなり遠くの方まですがすがしい眺めを堪能することができます。展望台に日中登った景色と、夜デートで訪れた夜景とでは印象が全く違ってくるので時間があれば是非、朝と夕方訪れていただきたい場所です。

この2つのそれぞれの展望台には飲食店も用意されているので景色や夜景を楽しんだあとゆっくり食事やお茶で休憩を取ることもできます。まず北展望台にあるレストラン、グッドビュートーキョーにはカレーセット、パスタセットやケーキセットをはじめ手頃なランチが用意されカジュアルディナープランなどのおもてなしも整っています。

シックでエレガントな白と黒を貴重にした店内には、景色や夜景の他に巨大スクリーンが用意されピアニストによる演奏も行われている為バレンタインや誕生日で訪れてもしっかりとムードを盛り上げることができるでしょう。結婚式の2次会やイベントでも利用する人も多く夜景を背景に思い出に残るひとときとなるでしょう。

住所:東京都新宿区西新宿2-8-1東京都庁第一本庁舎北棟45階 電話番号:03-3345-1250

南展望台にある飲食店は、北に比べるとややカジュアルなカフェレストラン。デート以外にも友達や家族でお越しの方には気軽に入れ夜景や景色を堪能できるカフェになっています。昼間はセルフサービスですが、夜は貸切パーティー会場に変身。50から90名席、立食では90名から500名まで収容できる大きなパーティーやイベントも行えます。

満点の夜空やロマンティックで宝石のような夜景を背景に個人の予算に応じ江戸前寿司を出したり、ブユッフェメニューを出したりすることも可能だそうです。訪れた方達や日頃お世話になっている方達と、ここ45階で大規模なパーティーや、心に残る思い出深い一時を共有するのもいいでしょう。定休日は第一火曜日と第三火曜日です。

住所:東京都新宿区西新宿2-8-1東京都庁第一本庁舎南展望室45F 電話:03-5909-7945

一度展望台を訪れた方の口コミ情報によると、入り口付近で南展望室と北展望室のどちらを見学するかは訪れた人の好みで選択できるようで、北を選択する方がやや多めのようです。45階まではエレベーターですぐなので、時間がある方は両方見ることも可能です。32階の社員食堂は祝日は入ることができません。

北の展望台でも南の展望台でも見える景色は同じ。45階の温度は地上より高めになっています。南展望台は北の展望台に比べるとお土産屋はやや小さめなつくりになっています。絶対に景色を見ながら食事を堪能したいと思っている方であれば北展望台へ行くことがおすすめです。

展望台から遠ざかることとなりますが、都庁の第一本庁舎32階と、第二本庁舎4階には都庁に務める職員の食堂があり、ここでは主に和食が用意されています。ここは一般の方でも利用することができるので職員の方や食堂の雰囲気を垣間見ることができる絶好の場所となっています。なかなか職員の方を目にする機会は持てないのではないでしょうか。

ここには全部で4つの店舗があり、それぞれの店舗で昔ながらの社食を味わうことができるほっと一息つける空間になっています。食堂のランチ営業の時間は11時30分から14時まで。だだ12時から13時までの時間帯は職員が一斉に昼食を取りに来る時間帯でもあるため混雑には注意が必要です。

東京都庁の物販店にはここでしか購入できない都庁グッズ、東京限定グッズ、それから外国人旅行者や子供に人気の高いアニメグッズや漫画系キャラクターのお土産などがあります。ここにはかなり幅広いジャンルのお土産が用意されている為、やや独特のラインナップになっている雰囲気のお店もあるようです。

従来のお土産に加え、近年ではオリンピック関連商品や日本を代表するキャラクターグッズなども置かれている為、夜景デートでお酒や食事を堪能したあとは、童心に返ったような雰囲気で日本文化や日本が産んだ数々のデザイングッズを見てみるのもいいかもしれません。東京都庁限定のお土産はきっと喜ばれるでしょう。

例えば日本の絵画史や文化史を代表する葛飾北斎の絵が描かれた世絵風扇子。彼の絵画がほどされたグッズは海外の美術館でも人気がありゴジラなどにはじまるフィギュアなどはコレクター達にとても人気があるので、日本を代表する染物のお店などきになる場所は覗いてみると東京の今に触れることができるかもしれません。

都庁の他に日本ならではのお土産が購入できる場所として人気がある場所は銀座、それにスカイツリーや浅草です。この4つの場所は外国人旅行者に大変喜ばれる場所で、好みはありますがお土産にも定評があります。昼間富士山がよく見える場所は、ここ都庁もしくは東京タワーやスカイツリーが人気。夜景デートスポットとしてもよく知られています。

都庁の隠れ人気展望台のスポットをご紹介してきましたがいかがでしたか?東京の近郊で育った方は日頃都庁や展望台に目を向けたりする機会がなかなかないのではないでしょうか?2020年の東京オリンピックでは多くの外国人観光客が予想され、普段日本に住んでいては味わえない言語や文化、場所との出会いが多くあるかもしれません。これを機に、違った文化や世界平和、他の国にも意識をむけてみてはいかがでしょう。