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マーストリヒトはオランダ最古の美しい街!おすすめの観光スポットを紹介!

マーストリヒトはオランダ最古の美しい街!おすすめの観光スポットを紹介!
投稿日: 2017年12月27日最終更新日: 2020年10月8日

オランダ語で、マース川を渡った場所という意味の町「マーストリヒト」は、オランダの中でも古くて美しい景色が人気の観光地。フランスやベルギー、ドイツと国境を接しているマーストリヒトは、近隣国から電車や車でもアクセス可能です。今回は、マーストリヒトの魅力に迫ります!

マーストリヒトはオランダの美しい景色が楽しめる町見出し

オランダのマーストリヒトは、EUの条約が締結されたことで再び注目された、オランダ南部の小さな町です。古くから、運河と共に発展してきたマーストリヒトには、美しい橋や旧市街など、インスタ映えする景色がたくさんあります。今回は、おすすめのアクセス方法の他、マーストリヒトの観光スポットなど、情報満載でお伝えします!

オランダ最古の町「マーストリヒト」の歴史見出し

オランダ最南端で最古の町と言われるマーストリヒトは、ドイツのデュッセルドルフから車で約1時間ほどでアクセスできる小さな町です。中世には、スペインやフランスなど、ヨーロッパの近隣各国から何度も支配されてきた歴史があり、オランダの古い町並みを保ちつつも、どことなく異国情緒が感じられるのが、マーストリヒトの魅力です。

マーストリヒトを流れるマース川を挟んだ西側には、町並み自体が絵になる旧市街が広がっています。美しい景色の広がる旧市街は、かつては城壁で囲まれていたようです。迷路のように入り組んだ旧市街の街の中には、17世紀に建てられた建築物も数多く残されています。ナポレオンの支配を受けた時代には、建築物にも税金がかけられたそうです。

マーストリヒトは、オランダに統一されるまで、実に20以上もの国に繰り返し侵略され、支配されてきたという歴史を持つ町です。そんな辛い歴史の中で、美しい景色を守りながら生き抜いた小さな町は、EUの条約締結の場に選ばれ、ヨーロッパ中の注目を浴びたことでも有名です。旧市街のあちこちには、今も中世の城壁が残されています。

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オランダ最古の町「マーストリヒト」の文化見出し

オランダで最も南にあるマーストリヒトは、周囲をフランス、ベルギー、ドイツに囲まれているため、様々な国の文化が融合しています。オランダ人は倹約家と言われますが、マーストリヒトの人は、ベルギーの影響で、同席した客にお茶や食事をご馳走する文化もあるそうです。また、フランス文化の影響で、テラス席のあるカフェもたくさんあります。

19世紀にオランダに統一されるまで、マーストリヒトは様々な国の侵略を受けてきたため、北部のオランダ人に比べると、比較的異文化を取り入れることに寛容であるといえます。マーストリヒトの名物料理の中には、ドイツでもよく食べられるホワイトアスパラガスがあります。ホワイトアスパラのとろける食感を活かしたコロッケが人気だそう。

また、マーストリヒトの郷土料理と言えば「ズールフレーズ」という煮込み料理。ズールとはオランダ語で「酸っぱい」の意味。馬の肉を酸味の効いたスープで煮込むという珍しい料理です。ズールフレーズの付け合わせのジャガイモを浸して食べると、とてもおいしいそうです。続いては、マーストリヒトへのアクセス方法をご紹介します。

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オランダ最古の町「マーストリヒト」へのアクセス見出し

ここからは、オランダ最南端で最古の町、マーストリヒトへのアクセス方法です。日本から、マーストリヒトへの直行便は飛んでいません。飛行機でのアクセスは、成田または関空からオランダのアムステルダムへ直行便での移動が便利です。アムステルダムからのアクセスは鉄道が便利です。鉄道でのアクセスにかかる時間約2時間40分ほどです。

Rail Europeでのアクセスは非常に便利で、アムステルダムだけでなく、ドイツのデュッセルドルフからも、マーストリヒトまで行く電車が出ています。また、オランダの観光名所として人気のユトレヒトからのアクセスなら、マーストリヒトまで2時間で到着です。ヨーロッパ各地の美しい景色を眺められるので、鉄道でのアクセスがおすすめです。

マーストリヒトおすすめの観光地1:聖セルファース教会見出し

マーストリヒトで最初におすすめしたい観光地は、旧市街地の中心にある「聖セルファース教会」です。フライトホフ広場と呼ばれる広場に建つ歴史ある教会は、ロマネスク様式で建築されています。聖セルファース教会には宝物館があり、宝石や象牙で作られた数々の宝飾品が展示されています。開館時間は、10時から17時で、入館料は4ユーロです。

マーストリヒトおすすめの観光地2:世界一美しい本屋さん見出し

続いてご紹介するマーストリヒトおすすめの観光地は、世界一美しい本屋さんに輝いた「Boekhandel Dominicanen」です。元々は、800年以上の歴史を誇る古い教会だった建物は、マーストリヒトの町の人々が、催しの場として使ってきたという珍しい教会です。そんな教会が、今は、本屋さんとして改装され、世界中から注目を浴びています。

教会特有の高い天井を生かした広々とした空間には、本がぎっしり!オランダ語の本はもちろん、英語の本やドイツ語の本も並んでいます。ほんの少しですが、日本語の本も並んでいたりするそうです。また、階段を上がった2階の陳列棚からは、教会の天井画を眺めることもできるそうです。キリスト教の世界観が描き出された美しい天井画も必見です。

こちらの本屋さんでは、なんとかつて祭壇だった場所にカフェが設けられているんです!昔はマリア様の置かれていた場所で、お買上げした本をゆっくり読みながら、コーヒーをいただく。斬新過ぎるアイデアに、びっくりしてしまいます。伝統を大切にしながらも、近代的な物をうまく取り入れた美しい空間は、世界中の人々から愛されています。

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オランダで使う言語は英語が便利!公用語は何?観光で活かせる情報を解説! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
多くの人が英語が話せると言われているオランダ。オランダの観光には実際にどのくらい英語が使えるのでしょうか!?オランダで使われている言語や英語がどのくらい通じるのか、ドイツ語やフランス語など他の言語は使えるかなど、観光で活かせる情報をご紹介します。

マーストリヒトおすすめの観光地3:聖セルファース橋見出し

続いておすすめするマーストリヒトの観光地は、聖セルファース橋です。オランダで最も古い橋の一つと言われているこの橋は、運河の町として発展してきたマーストリヒトの景色に欠かせないシンボルとなっています。アクセスのところでご紹介したマーストリヒト駅からまっすぐに伸びる道を進むと、聖セルファース橋を通ります。

元々、マーストリヒトはローマ人が作った町で、かつて聖セルファース橋があった場所には、マース川の両岸をつなぐための別の橋がかかっていたと言われています。石のアーチが美しい現在の聖セルファース橋は、1300年頃に作られたものと言われています。美しい橋の景色は、インスタ映え間違いなしのおすすめの撮影スポットです!

マーストリヒトおすすめの観光地4:地獄の門見出し

正式名称は、Helpoortと呼ばれるこの門は、マーストリヒトの城壁の一部です。ガイドブックに必ず載っている有名な観光地は、緑と城壁に囲まれた美しい景色を見ながら、お散歩するのにおすすめのスポットです。地獄の門は、現在は、マーストリヒトの歴史を伝える博物館にもなっているようです。開館時間を事前に確認しておでかけ下さい。

マーストリヒトおすすめの観光地5:水車のあるパン屋さん見出し

続いてご紹介するおすすめの観光地は、De Bisschopsmolenです。オランダ最古の水車で挽かれた小麦粉で作られたパンを作っているお店です。まるで絵本の中から抜け出してきたようなかわいらしいお店は、カフェを併設していて、イートインも可能です。観光で疲れたら、ぜひ、水車で自家製粉して作られたパンを食べつつ休憩しましょう。

De Bisschopsmolenで、ぜひ食べてみていただきたいパンは、マーストリヒト名物の「フラーイ」です。フラーイとはパン生地に季節のフルーツを載せてタルトのように焼いたものです。地元の人にとっては、定番の朝食メニューなのだそう。美しい水車は、細い道を抜けたお店の奥にあります。ちょっと分かりにくいですが、探してみて下さい!

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オランダの風車は世界遺産!原風景キンデルダイクの魅力を解説! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
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マーストリヒトおすすめの観光地6:聖ピーターの砦見出し

続いてご紹介するのは、戦争と関わりの深いマーストリヒトの聖ピーターの砦(Fort sint Pieter)です。オランダは平地が多く高台になっている場所はありませんが、この砦は丘の上に立っており、美しいマーストリヒトの景色を見渡せるのでおすすめです。第二次世界大戦中は、レンブラントの名画「夜鐘」もこの砦で守られたそうです。

マーストリヒトおすすめの観光地7:聖マリア教会見出し

マーストリヒトの美しい景色を背景に立つこじんまりとした教会が、聖マリア教会です。11世紀に建築された聖マリア教会は、教会の両脇に高い塔がついた珍しいデザインの教会として知られています。立派なパイプオルガンのある教会は、近隣国から侵略された折には、マーストリヒトの人々を守る要塞として使用された歴史があります。

ステンドグラスもありますが、特別派手な装飾がされているわけでもなく、神聖で厳かな雰囲気のある教会です。礼拝堂には、精巧な聖母マリアの像が祭壇にあり、訪れた人を優しく見守っているようです。教会の前には、観光客で賑わうカフェテラスがあります。マーストリヒトの美しい景色を眺めながら、カフェでお茶を飲むのもおすすめです。

マーストリヒトおすすめの観光地8:マクルト広場見出し

マーストリヒトの旧市街地にあるマクルト広場は、17世紀に建築された立派な市庁舎がトレードマーク。観光客に大人気のマルクト広場では、毎週水曜日と金曜日に、出店が並びます。新鮮な果物や野菜の他、洋服や雑貨もあります。アンティークの雑貨が並ぶ店もあるので、マーストリヒトならではの美しい堀り出しものが見つかるかもしれません!

オランダ人は、ドイツ人と同じく自転車が大好きですが、マーストリヒトのマーケット広場では、オランダ一の自転車レースのスタート地点になっています。また、威厳ある市庁舎のてっぺんには、カリヨンというフランスの伝統的な技法を用いた鐘楼があります。このカリヨンは今も現役で、49の鐘が時を告げる美しい音色を町に響かせています。

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オランダの観光&旅行スポット21選!運河や美術館など人気の見所を網羅! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
人気旅行先として常に上位にある「オランダ」には、美しい風景が見れる観光スポット、穴場の観光スポットなど見所が数多く点在しています。今回そんなオランダでの厳選した観光スポットを紹介していきます。一緒にオランダ旅行を有意義なものにしましょう。

マーストリヒト観光におすすめのシーズン見出し

オランダ北部の観光シーズンは春から秋ですが、マーストリヒトは、オランダ南部にあるため、少し寒い季節でも観光におすすめです。過ごしやすいのは4月から9月頃ですが、オランダ北部の美しいチューリップの景色を眺めてから、セットで観光するなら、4月から5月に北部を回ったついでに、マーストリヒトまで遠出するのがおすすめです。

チューリップには、こだわらないという方には、クリスマス・シーズンのマーストリヒトもおすすめです。オランダにはクリスマスが2回あり、11月中旬には1回目のクリスマスである聖ニコラスの到着を祝うパレードも開催されるそうです。マーストリヒトおすすめの観光地でもご紹介した聖セルファース教会周辺のデコレーションも見物です。

マーストリヒトの通りのあちこちに、美しいイルミネーションが輝き、小さな町はクリスマス一色に輝きます。また、クリスマス・マーケットでは、名物料理と共に、ホットワイン等も楽しめます。グリューワインと呼ばれるかなり甘いホットワインは、紙コップで飲むこともできますが、クリスマス仕様のマグカップで飲むのがおすすめです!

マーストリヒトで買いたいオランダ土産見出し

マーストリヒトで買いたいお土産は色々ありますが、絶対に立ち寄っていただきたいのが、ミッフィーの公式ショップです。マーストリヒトも合わせて、オランダにたった3軒しかないミッフィー公式ショップ。看板を見るとあれ?と思われる方もいらっしゃると思いますが、実は、ミッフィーの本名はオランダ語で「nijntje」(ナインチェ)なんです!

オランダの名産品であるデラフト焼きの柄の入った服を着たミッフィーなど、どうしても買いたくなってしまうかわいいお土産がいっぱいです。ミッフィーのぬいぐるみは、€16.99前後、キーホルダーは€2.0前後で販売されているようです。続いて、おすすめのマーストリヒトのお土産はチーズ。オランダと言えばやっぱり本場のチーズが人気です。

特に、濃厚な味わいのスモークチーズはオランダならでは。ぜひ、マーストリヒトのおしゃれなデリで探してみて下さい。オランダの伝統的な景色やモチーフを題材にしたデルフト焼きも見逃せませんが、マーストリヒトには、観光名所としてご紹介した本屋さんのように、おしゃれな雑貨を扱うお店もたくさんあるので、巡ってみるのもおすすめです。

オランダの「マーストリヒト」で美しい景色を堪能しよう!見出し

オランダ最南端で最古の町、マーストリヒトの情報はいかがでしたか?アクセスからおすすめの観光スポットの他、ぜひゲットしていただきたいお土産までいろいろとご紹介しました。マーストリヒトは、どこを撮っても絵になる景色が素晴らしい町です。マーストリヒトにお出かけの際は、ぜひ、グルメと一緒に美しい景色を堪能してください。

投稿日: 2017年12月27日最終更新日: 2020年10月8日

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