チリワインおすすめランキングBEST11！特徴や人気の秘密もまとめて紹介！

美味しいチリワインを飲みませんか？チリワインは安い価格でありながら外れが少ない良質のものばかりである特徴もあり、ワインに親しみがない初心者の方でも飲みやすい人気の銘柄のワインが沢山あります。そこで、このページでは、チリワインを大特集し、チリワインの情報や、おすすめ人気チリワイン11選をカウントダウン形式でご紹介します。

チリはワイン用の葡萄栽培に最適な環境にあるので チリのワイン用の葡萄は良質ブドウが揃っているという特徴を持っています。長い日照時間で葡萄の成熟度が高く、また降雨量の少なさから品質劣化が殆ど無い葡萄が育ち、また、地形的に害虫の侵入がしづらい為、欧州から昔持ち込まれた品質の良い葡萄の苗木は今も接ぎ木無しで立派に育っています。

チリワインはワイン造りに必要な全ての人件費が他のワイン生産国よりも安いです。そして、日本とチリの間で結ばれているEPAによりワインの関税がよその国のワインを輸入する際にかかる関税よりも非常に低く2019年には関税が無くなります。こうした理由で葡萄が良質で品質が良いチリワインは安くても外れが少ないのです。

チリワインの多くの人気ワインの銘柄に共通する特徴として、単品種の葡萄だけで造られているものが非常に多いことが挙げられます。これにより、葡萄の味、質、特性等がそのままダイレクトに表に出てわかりやすくなります。これは葡萄自体が良質で自信作であるからできることでもあり、シンプルな中に最高の美味しさが詰まっています。

カベルネ・ソーヴィニヨンは、赤ワインに使用される黒葡萄の中で最も使用されている品種。小粒で大きな種という特徴を持つので果肉が非常に少なく、葡萄の皮と種の特徴も色濃く出て、濃い色で渋みの元であるタンニンが溢れ出た骨格がしっかりとした味わいでカシスやブルーベリー等の香り立つ芳醇で高品質赤ワインが生まれやすいので人気の品種。

カルメネールは、元来の原産地はフランスのボルドーですが、現在では殆どがチリで栽培されています。平均的な葡萄の実の大きさと色素の強い色の皮が特徴的で、産とタンニンが強くダークチョコレートやコーヒーを連想させる様な芳香と濃厚な味わいに深紅の色を持つワインが生まれます。この品種のワインは噛みごたえのある肉料理との相性も抜群。

メルロは粒の大きさは中位で房が大きいのが特徴。実が良くなり病気にも強いのでカベルネ・ソーヴィニヨンに次いで2番目に多く世界中で栽培されており、ブラックチェリーやプラムの様な香りで、カベルネ・ソーヴィニヨンよりも酸味やタンニンが穏やかでマイルドな味わいです。ワイン初心者等で赤ワインの渋みが苦手な方等にもおすすめの品種。　

ピノ・ノワールは栽培地により異なる特徴を持ち、チリ産のものの多くはタンニンと酸味のバランスが良好。チェリーや苺の様な香りで明るい色になります。そこそこの実の大きさに薄めの皮を持つ葡萄なので病気にかかりやすく栽培が難しい事や、時間をかけて成熟できない暑い気候の産地ではこの品種の味や特性が出にくいので生産地も少ない品種。

ソーヴィニヨン・ブランはシャルドネに次いで多い生産量の白葡萄で、小さい実で房も小さめですが早熟で実が付きやすく、柑橘系やハーブの様な芳香に新鮮で活発的な酸味とキレのある爽やかな味わいが特徴的です。冷涼な産地での栽培の方がこうした特性が出やすいですが、暖かいチリではこの特徴に加えてパッションフルーツの様な芳香も楽しめます。

シャルドネは世界で最も人気の白葡萄で、実は小さめで円筒形で皮は薄く、早熟で、寒冷地でも栽培可能ですが、栽培地によって味が無限に変化する特性があります。チリ産のものはグリーンアップルや洋ナシの様な豊かな芳香を放ちフルーティーでコク深い味わいが特徴です。この品種のワインは、魚介類の料理はもちろん鶏肉や豚肉のお料理にも最適。

創業1942年という長い歴史を持つチリの名門ワイナリー。チリのセントラルバレーでワイン生産を行い、チリの中でも早々にチリワインを海外市場に出したパイオニアで、現在では世界50か国以上もの国々でサンタ・ヘレナの様々なワインが愛されています。どのワインも高品質で、アルパカ、グラン・ヴィーノ、シグロ・デ・オロ等が有名。

チリ最大のワイナリー。葡萄栽培に最適な気候のマイポ・ヴァレーの9千ヘクタール以上もの広大な土地で、栽培セクションと醸造セクションが一丸となり、葡萄の品種それぞれに最適な場所を自社の広大な土地の中で分析して振り分けるマッピングシステムで最良の葡萄を生産。フロンテラ、カッシェロ・デル・ディアブロ等の高品質ワインを生産。

創業後わずか10数年でチリ第2位の輸出量のメジャーブランドになったワイナリー。スクリューキャップを取り入れたり、有機栽培やサステイナブル農法、新たな地においての葡萄栽培等と常に革新的なチャレンジを試み続け、20バレル、ヴァラエタル、シングルヴィンヤード、レセルバ等のコスパにも優れた高品質ワインを生産し続けています。

140年以上ものワイン生産の歴史を持つスペインのバルセロナ近郊のワイナリーのトーレスが1979年にチリで創業したワイナリーで、ヨーロッパのワイナリーではチリへ初めて進出したパイオニア。最新技術や醸造設備等を駆使してチリワイン産業の牽引役でもあり、チリワインの素晴らしさを世界中に広めたパイオニア。

ワインメーカーのアウレリオ・モンテス氏を中心に4人のワイン専門家が持つ経験やノウハウを結集して1988年に生まれたワイナリーで、モンテス アルファ カベルネ ソーヴィニヨンをはじめ世界中で高評価を貰う様々なワインを生産し続けるチリのプレミアムワインの牽引役でもありパイオニアのワイナリーです。

世界で最もワインの評論で影響力を持つ1人としてみなされている有名なロバート・パーカー・ジュニア氏によるワインの成熟度や品質を生産地や生産された年ごとに一覧表で評価したヴィンテージチャートを参考にしてみると、チリワインの当たり年は、2005年、2008年、2010年、2011年、2013年がそれぞれ該当しています。

今後、チリワインを購入する際にこの年号も参考にすると、より美味しいチリワインに出会うチャンスも格段と広がることでしょう。チリワインは世界のワインの中でも品質もコスパも非常に優れていることでも有名なので、手頃な値段のチリワインを飲み比べて、ぜひ、最高コスパのチリワインの発掘も楽しんでみてください。

サンタ バイ サンタカロリーナ カルメネール/プティ・ヴェルドは、日本人向けに造られた日本限定発売の人気銘柄で、価格が600円未満と安いのにもかかわらず、葡萄の濃厚さとしっかりしたタンニンが特徴の重厚感があるコスパも非常に優れたフルボディのおすすめの赤ワイン。焼き鳥や鶏のから揚げ等といった日本料理にもマッチします。

ビーニャ・ファレルニア・カルメネール・レセルバは、1500円前後と安いですが高価なワインに匹敵するコスパも最強の赤ワインの人気銘柄です。葡萄の濃厚な味わいとパワフルでもマイルドなタンニン、甘くスパイシーな芳香を特徴とし、フルボディで15度もアルコール度数があるので飲みごたえもしっかりと楽しめておすすめです。

シャルドネ・グラン・キュヴェ・ビーニャ・ウィリアム・フェーブルは、2000円前後と安い価格でも高価な辛口ワインのシャブリに匹敵するコスパも非常に優れた白ワインの人気銘柄です。酸味やミネラルがしっかりとしていますが樽の香りは少なめのシャブリの長所のみを取り入れているのが特徴です。幅広い料理にも合うおすすめワインです。

エミリアーナ・エコ・バランス・ピノ・ノワールは、1000円前後と安い価格ですが価格以上に優れた赤ワインの人気銘柄。葡萄のフレッシュさと花の様な芳香を放ちながらオーガニックワイン特有のワイルドな風味もある個性的な味わいが特徴。他の国の産地で造られたこの手のワインの価格から比べると驚愕の安さで品質も非常に素晴らしいです。

コノスル・ゲヴュルツトラミネール・レゼルバは、チリワインの中でも絶対外せない逸品で、1000円前後と安い価格ですがチリワインの中でもコスパも最高の中に入る1つでとても素晴らしい白ワインの人気銘柄です。白薔薇やライチの様な芳香とぎゅっと詰まった酸味、葡萄の味、雑味が特徴で、口の中で広がる風味や余韻を長く楽しめます。

テラノブレ カベルネ ソーヴィニヨン レゼルバ テロワールは1600円前後と安い価格ですが、他国の高価なワインに匹敵する価格以上に濃厚で深い味わいも楽しめる赤ワインの人気銘柄。チリワイン特有の華やかで存在感のあるカベルネソーヴィニオンの特徴が色濃く出ているので、濃厚で深みのある赤ワインがお好きな方には特におすすめのワインです。

モンテス・アルファ メルロは、メルロ品種を使用して作られたフルボディの人気赤ワイン銘柄で、カベルネ・ソーヴィニヨンに比べて重くはなく、酸味やタンニンもマイルドで飲みやすいのが特徴です。フルボディの赤ワインは好きだけどカベルネ・ソーヴィニヨンは少々重すぎるというような方にも特におすすめです。2500円前後で出回っています。

テラ・マター・アルタム・メルロは葡萄の出来が良い年のみに造られる希少ワイン。価格は2000円前後と安いですがチリワインの中でもコスパ最強クラスに入る人気の赤ワイン銘柄。花やベリー系果実に加えてスパイス系の芳香も放ちタンニンと果実味が濃厚でバランスが良いのが特徴。逸品のシャトー・ル・パンと間違える程の美味しさです。

ロスヴァスコス ソーヴィニヨン・ブランは、1855年にメドック格付け第1級 を授与されて以来、その座を一度も譲らない名門のシャトー・ラフィットが造る絶品の人気の辛口白ワインの銘柄です。価格は1200円前後と安いですがチリワインの中でもコスパ最強クラスに入る1本。樽で成熟させていないことから葡萄のフレッシュな味とキレが特徴。

ハーブに様な芳香の中にも、グリーンアップルやパッションフルーツの様なはじけた華やかな芳香も持ち合わせており、飲みやすさからワインの初心者でも美味しく楽しめるのでおすすめです。白身系の魚や肉料理、塩や胡椒のみで味付けしたような素材の旨味が引き立っている料理、寿司などの和食にも相性がピッタリです。

ビニャ マイポ レセルバ ビトラル シラーは、1500円前後と安い価格にもかかわらず品質、味、香り等が最高のチリワインの中でもコスパが最強クラスに入る人気の赤ワイン銘柄です。フルボディなので濃厚でありながらも酸味とタンニンのバランスが絶妙なのでマイルドな味わいで、赤ワインの渋みが苦手な方でも楽しめる飲みやすいのも特徴です。

ブラックベリーやプラム系の果実に加えて、チョコやバニラの様な芳香も楽しめます。どんな料理にも合う優れたワインで、料理を更に美味しく引き立てます。リピーター率も非常に高いことでも有名なこのワインのファンもとても多く、赤ワインを普段飲まない方でも十分に楽しめますので、プレゼントにも最適です。

コンチャ イ トロ カッシェロ デル ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨンはチリでもナンバー1のワイナリーが造る人気のフルボディの赤ワイン銘柄で、1200円前後と安いですが驚く程コスパも非常に優れています。カシスやバニラに様な芳香を放ち上品で深い味わいと共に口の中に広がった世界が飲んだ後も長く続く余韻も楽しめる特徴を持ちます。

このワイン製造当時、このワインが非常に美味しいが故に、蔵にあるこのワインを盗み飲みする従業員が非常に多かったので、悪魔の蔵＝カッシェロ・デル・ディアブロと名付けて、蔵に悪魔がいると触れ込んでワインを飲まないように務めた伝承を元にそのままこの名が付けられている絶品のワインです。良く噛みしめる様な肉料理等との相性も抜群。

チリは葡萄栽培に最適な環境にあり葡萄がワインに適した良い葡萄であるという特徴を持ち合わせているので、チリワインは安い価格でも美味しい人気銘柄ワインの宝庫です。このページの情報を参考に、ぜひ安い手頃な値段でも楽しめる美味しい人気チリワインの飲み比べを楽しんで、まだ知らない様々なチリワインも堪能してみてください。