鳴門海峡の渦潮は潮流が創る芸術!観光船や潮見時間帯も紹介!

2017年4月10日 (2020年9月6日最終更新)

鳴門海峡に出来る自然現象「渦潮」は、潮流が創り出す美です。狭い鳴門海峡の潮流がぶつかり合って、海面に大きな渦ができるのです。その規模は世界最大とも言われています。迫力いっぱいの渦潮を見るための観光船や見ごろ、さらにはメカニズムなどもご紹介します。

目次

  1. 鳴門海峡の潮流がつくる「渦潮」を見る!
  2. 鳴門海峡「渦潮」の徳島ってこんな県
  3. 渦潮で有名な鳴門海峡はどこにある?!
  4. 鳴門海峡にできる渦潮ってどんなもの?!
  5. 潮流ってどんなもの?!
  6. 世界三大潮流のひとつ鳴門海峡
  7. 鳴門海峡の潮流と渦潮のメカニズム
  8. 鳴門海峡の潮流からできる渦潮の規模
  9. 潮流からできる渦潮には巻き方がある!
  10. 鳴門海峡の渦潮の見ごろは?!
  11. 潮流からできる渦潮の「潮見表」の見方
  12. 渦潮を真上45mから見ることができる!
  13. 観光船「わんだーなると」なら渦潮の真上へ
  14. 観光船「アクアエディ」で水中から渦潮を
  15. 潮流が創る芸術「渦潮」を体感しよう!

鳴門海峡の潮流がつくる「渦潮」を見る!

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徳島県と兵庫県の間にある鳴門海峡では、潮流がおりなす「渦潮」という自然の芸術が見られます。その規模は世界一とも言われており、観光メッカのひとつです。渦潮でも有名な徳島県やその他の知られざる魅力、そして「渦潮」見学の詳細をご紹介いたします。渦潮を見るには時間帯も重要ですよ!

鳴門海峡「渦潮」の徳島ってこんな県

「阿波踊り」で燃え尽きる

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徳島県と言えば、あの四国の中のひとつの県ですが、まずは夏の風物詩である「阿波踊り」を思い起こす人も多いでしょう。旧名は「阿波国」と呼ばれていました。県庁所在地は徳島市であり、四国の中でも特に都会的な都市です。

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徳島の人口は76万人弱。県内を西から東へ荒い川「吉野川」が貫通しています。自然が豊富で歴史もある徳島は、日本人なら誰もが知る日本三大盆踊りのひとつ「阿波踊り」がありますね。なんと400年もの歴史があるんです。徳島県民は4日間、阿波踊りに入り込み燃え尽きるそうです。

特産品やグルメが多い!

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徳島と言うと、農産物から海産物、その他さまざまなグルメで有名な県でもあります。柑橘類の「スダチ」は、徳島県が9割以上を生産しています。また「阿波尾鶏」というシャレのきいた名前の地鶏も有名。地鶏としては国内で最多の出荷量だとか。さらに甘くて美味しいサツマイモの「なると金時」でも知られますね。

野菜では、レンコンやブロッコリーの産地でもあります。渦潮の中で育つ「鳴門わかめ」も、コシがあり自慢の産物です。濃いめのとんこつ醤油のスープが魅力の「徳島ラーメン」は絶品ですね。一度食べたら病みつきに。

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また徳島で「カツ」と言うと、「フィッシュカツ」のこと。魚のすり身にカレー粉など香辛料を混ぜて、パン粉を付けて揚げたものです。なかなか知られていないのが、「ポカリスエット」は徳島市の大塚製薬の工場で作られています。

渦潮で有名な鳴門海峡はどこにある?!

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徳島と言うと、鳴門海峡の「渦潮(うずしお)」を思い出す人も多いでしょう。鳴門海峡は、徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間にある海峡です。

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鳴門海峡は、本州と四国の間に位置する瀬戸内海と太平洋を結ぶ海峡であり、鳴門海峡の幅は、約1.3kmと非常に狭いのも特徴です。海底は非常に複雑な地形で出来ており、その狭い海峡に、潮流が高速で流れていきます。

鳴門海峡にできる渦潮ってどんなもの?!

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鳴門海峡で発生する渦潮が「鳴門の渦潮」です。潮汐の影響で1日2回大量の海水が瀬戸内海に流れ込んでいきます。その逆に、1日2回瀬戸内海から流れ出てもいきます。それにより、瀬戸内海と太平洋には、最高で1.5mもの水位差が生じることもあるとか。

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速度の速い潮流と穏やかな流れの境目にできるのが「渦」。渦の直径は通常約15mと言われていますが、大潮のときには、最高30mにも達するのだそうです。これは、世界でも最大規模で知られています。

潮流ってどんなもの?!

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さて、「渦潮」を見事に作り出してくれる「潮流」とはいったいどんなものなのでしょうか。簡単に言うと、潮流とは「海水の流れ」のこと。もう少し詳しく言うと、海面が周期的に増えたり減ったりする昇降現象である「潮汐(ちょうせき)」によって現れる海水の流れなのです。

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時間の経過と共に、潮汐によって海面の水位も変化していきます。それは潮流をも変化させます。潮のみちひきである干潮と満潮で生じる潮流は、一日に二回ずつその流れが逆になります。鳴門海峡でのその流れはとても速く、周りの穏やかな流れとの間にあの「渦潮」ができるのです。

世界三大潮流のひとつ鳴門海峡

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鳴門海峡は世界三大潮流と言われています。他には、イタリアの「メッシーナ海峡」、カナダの「セイモア海峡」があります。鳴門海峡の潮流は、日本一の速さで知られています。大潮の際の潮流は、最速で10ノット(約20km/h)以上にのぼるとか。ちなみに「ノット」とは、1時間に1海里進む速さを表し、1ノットは、約1.852km/hです。

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鳴門海峡の潮流は、太陽と月の引力に大きく影響されます。それらが潮位を上げたり下げたりします。太平洋から来た潮汐は、淡路島があるため、そこで2つに分かれて流れていき、1つは鳴門海峡南側へ、もう1つは大阪湾や明石海峡を通過して、鳴門海峡北側へ回って来ます。

鳴門海峡の潮流と渦潮のメカニズム

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鳴門海峡の地形は、中央が大変深く、約100メートルはあると言われています。その上の潮流(本流)は、とても速い速度となります。

その本流の両サイドは、中央部とは違ってとても浅めです。ですから流れも大変穏やか。「渦潮」が発生するメカニズムはその流れの速さがポイントなのです。大変速い本流と緩やかな両サイドの境目に「渦潮」ができます。両サイドの緩い流れが、中央の速い流れに巻き込まれるように発生します。

鳴門海峡の潮流からできる渦潮の規模

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鳴門海峡の潮流から生じる「渦潮」は、前述しましたように、大潮時には、渦の直径が最大で30mにものぼるそうです。そんな巨大な渦を目の前にすると、自然の驚異を感じられずにはいられません。その渦のサイズは、世界でも最大規模と言われる意味がよく分かります。

またその潮流によってできる「渦」が巻いている時間は、たったの数秒から数十秒だとか。しっかり見ていないと見逃してしまうかもしれません。もし見逃してしまっても大丈夫。その渦は、消えてしまっても、またすぐに新しい渦が巻き始め、また消えていき、また新しい渦が生まれます。

潮流からできる渦潮には巻き方がある!

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続いて、「渦潮」の渦の巻き方ですが、太平洋側から大鳴門橋を見た場合、潮流が北から南向きで流れているときは、鳴門側には右巻きの渦ができ淡路島側には左巻きの渦ができます。さらに、潮流が南から北へ方向へと流れているときには、鳴門側には左巻きの渦ができ淡路島側には右巻きの渦ができます。

ただ原理的にはそうではありますが、実際の自然界ではそのとおりきれいに右巻きと左巻きで分かれるというわけではないようです。実際は、北から南の流れのときは鳴門側に多く渦が発生し、南から北への流れでは淡路島側に多く発生するようです。つまり、右巻きの渦の方が多いということになります。左巻きの渦潮はかなりまれだとか。

鳴門海峡の渦潮の見ごろは?!

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せっかく見に行く「渦潮」ですから、大きな規模のものを見たいですよね。渦潮には「見ごろ」というものが存在します。潮流が北から南に流れている「南流」のときと、南から北へ流れる「北流」のときの流れが、最速時である前後1時間半までがいいようです。

大潮が発生する新月のあたり(陰暦の1日から3日)と、満月の頃(16日から18日)には、すごい渦潮が期待できるのだそうです。渦潮を見に行くには、観光船も出ていますので、その「見ごろ」である時間帯を調べておき、その時間帯に乗船できるように計画を立てることをお勧めします。

潮流からできる渦潮の「潮見表」の見方

渦潮が見ごろなのかどうかを知るには、「潮見表」を参考にするといいでしょう。渦潮の観光船の施設やホームページなどに常に最新の潮見表が表示されています。

潮見表は、カレンダーになっている場合が多く、そこには毎日2つの時刻が記載されています(いろいろなタイプの潮見表があります)。1つは満潮の北流時、もう1つは干潮の何流時で、それぞれの最速の時刻です。

潮見表の表示されている時刻の前後1時間半までが、渦が観測できる時間帯です。ただし、天候等によっては、それが1時間であったり2時間であったりします。

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また潮の干満差が最も大きい新月や満月の前後数日間である「大潮」時は、潮見表には赤字などで強調して表示されていますので、時間に余裕のある方は、それを見計らって観光船に乗るのもいいでしょう。ものすごい渦潮が観測できる可能性大です。

渦潮を真上45mから見ることができる!

「渦の道」へ行こう

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鳴門海峡の渦潮に影響を及ぼさないように特殊な方法で建てられた大橋「大鳴門橋」は、鳴門海峡の最も狭い部分を結んでいる吊り橋です。大橋内の遊歩道「渦の道」は、渦上45mを歩けるのです。

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この「大鳴門橋」の橋長は1,629m、中央径間876m、幅25m、主塔の高さ144.3mという大橋です。この大橋の下部には、全長450mの「渦の道」という遊歩道が設置されており、展望台からは鳴門海峡を一望できたり、ガラス張りの足元には、45m真下の渦潮や時間帯によってはそこに浮かぶ観光船を見下ろすことができます。

ガラス張りから写真を撮ろう

「渦の道」の施設内には、大人気の足元ガラス張り部分があります。ちょうど大橋の下部あたりですね。床がガラス張りになっているということで、かなり恐怖を感じる人も多いようです。45m下には、渦潮を観察できます。地上で見るよりもまた違った迫力があります。

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そのガラス張りの上に立って写真を撮ると、その恐怖と鳴門海峡の迫力に驚くことでしょう。うまく時間帯が合うと、観光船が通過したり、とても面白い写真も撮影できます。「大鳴門橋」という大橋の中で、大自然がおりなす大きな渦を見ていると、人間の小ささを再確認するでしょう。

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カメラの角度によっては、すてきな魅力いっぱいの写真を撮ることもできます。周りの窓からは、大橋「大鳴門橋」の建築構造なども観察できて面白いですよ。

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子どものみならず、大人も見入ってしまう迫力です。渦潮がぐるぐると巻いている様子や轟音をたてながらの潮流を体感してみてください。

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勇気ある人は、こうして寝そべって撮影することもできます!このガラス張りで下にばかり気を取られがちですが、大橋から見渡せる瀬戸内海や太平洋の絶景も忘れずに。

観光船「わんだーなると」なら渦潮の真上へ

予約不要の30分間観潮でゆったり

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大型の観光船である「わんだーなると」では、予約不要で30分間たっぷりと渦潮を見にいくことができます。この観光船は、渦潮の真上を通過してくれ、迫力満点。

定員は399名で、1日12便出ています。観光船の1階と2階では、見える景色や渦潮の見え方にも違いが。観光船「わんだーなると」の運賃は、大人1,800円、子ども(小学生)900円です。出向時刻は、9時から16時20分で、1日12本出ています。

家族連れにも最高!「わんだーなると」の特徴

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大きな観光船ですので、ゆっくりと安全に進むことができ、家族連れにも人気です。安定感があるので、渦潮の上でも揺れが少なく、絶景と迫力に感動。乗船する場合は、時間帯をしっかり把握しておきましょう。

観光船「アクアエディ」で水中から渦潮を

水中展望室付きの高速小型船

もうひとつの渦潮の観光船「アクアエディ」。所要時間約25分の小型水中観潮船です。予約が必要ですが、水中展望室がある高速小型船なので、迫力満点です。海の表面の渦潮はいろいろなところから見ることができますが、水面下1mの展望室から見る渦潮はまた感動的!

迫力が違う!水中からも上からも渦潮を!

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アクアエディの定員は46人、1日15便出ています。デッキに出て、高速船のスピードと海の風を直に感じられます。渦潮を上からと水中から両方から眺めてみてください。アクアエディの運賃は、大人が2,400円、子ども(小学生)は1,200円です。ぜひ人とは違った体験をしてみてください。

潮流が創る芸術「渦潮」を体感しよう!

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鳴門海峡の自然の芸術「渦潮」は、そばで見るとものすごい迫力です。絶景と海の力強さに感動の連続となるでしょう。渦潮の素晴らしい瞬間を見ることができるよう、潮見表の提供や観光船の出航などがあります。ネットでも情報は得られますので、旅行前によく計画を練っておくと、より価値ある旅となるでしょう。

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この記事のライター
PeppoTigSola

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