「豊洲ぐるり公園」は江東区の新名所！たくさんの遊具や釣り・夜景も楽しめる！

東京都江東区豊洲6丁目にある豊洲ぐるり公園は、豊洲埠頭をぐるりと囲むように歩道が整備された公園として、2017年7月にオープンしました。この公園は、約8.5へクタールという、区立公園の中でも大変広い面積を持つ公園で、水際では、散歩やジョギングなどが楽しめます。ここではそんな豊洲ぐるり公園についてアクセスや駐車場、釣り、遊具、夜景などの情報を交えながら紹介します。

江東区豊洲ぐるり公園へのアクセス方法は、電車の場合は、豊洲駅または新橋駅から新交通ゆりかもめに乗車し、市場前駅で降ります。市場駅前からは、レインボーブリッジに向かって右側に降り、その後はひたすらレインボーブリッジの方向に1キロメートルほど歩けば公園入口に着きます。市場駅前から公園入口までは徒歩で約10分ほどかかります。入口には看板がありますのですぐわかります。

豊洲ぐるり公園への快適なアクセス方法は、豊洲駅のレンタサイクル店で自転車を借りて行くことです。安い上に公園を廻るにも便利なのでおすすめです。マイカーでアクセスする場合は、都心から首都高速10号晴海線豊洲入口で下りてすぐのところとなります。公園に隣接した有料駐車場が利用できます。この駐車場は時間あたり400円で、駐車可能台数は58台となります。

江東区豊洲ぐるり公園は2016年11月に、豊洲市場のオープンに合わせて全域がオープンする予定でしたが、市場の移転の延期に伴い、オープンが先送りとなりました。そして、予定から９か月後の2017年7月7日に、部分的なオープンが実現しました。オープンしたのは、全敷地の内、市場に接する地域を除く３エリアとなっています。

オープンしたエリアの内の一つは、豊洲西小学校から豊洲六丁目公園横までのエリア、二つ目はワイルドマジック前から豊洲大橋下までのエリア、そして三つ目は、豊洲埠頭の最先端に位置する豊洲六丁目先端部のエリアです。その中には、公園乗船場や水陸両用車用バスの運行が可能な豊洲五丁目スロープや豊洲ぐるり公園自動車駐車場なども含まれています。

豊洲西小学校から豊洲六丁目公園横にかけてのエリアでは、近くに住宅やコンビニ、公園などがあり、遊具や芝生で遊ぶことができますので、子供連れの方には楽しいスポットです。ワイルドマジック前から豊洲大橋下までのエリアからは、晴海から豊洲にかけてのタワーマンションや高層ビル群の眺望が堪能できます。この場所から東京タワーも望むことができます。

晴海大橋下エリアには、公園内では数少ない日陰スポットがあり、ベンチで休憩ができる癒しの場所となります。この近くには、IHIステージアラウンド東京や新豊洲ブリルのランニングスタジオなどの新しい施設を裏側から見られるスポットもあります。また、寝ころびながらのんびりできる芝生エリアもありますので、ゆっくり読書を楽しむのも良いでしょう。

そして豊洲六丁目先端部はレインボーブリッジを正面から間近に見られるスポットです。このエリアからは、湾岸の風景を見渡すことができ、夜景スポットとしても最高の場所です。また、大きな遊具施設もありますので、子供と遊ぶには最適の場所と言えます。駐車場やトイレもこのエリアにあります。豊洲六丁目先端部には、朝７時から入場できるそうです。

江東区豊洲ぐるり公園は、一部がオープンしたとは言えまだ完成された公園ではないため、注意した方が良い点がいくつかあります。その一つ目は、この公園内にはドリンクの自動販売機がないので、あらかじめ、コンビニや駅で飲み物を買っていくか、水筒持参で入場することをおすすめします。トイレは豊洲六丁目先端部の駐車場付近にありますので、場所を知っておくと良いでしょう。

江東区豊洲ぐるり公園にはゴミ箱がないため、弁当などを食べ終えた後は、自宅に持ち帰るようにします。バイクは乗り入れ禁止になっていますが自転車は大丈夫です。また、市場周辺のエリアはオープンになっていないため、一周することができません。ワイルドマジック前から豊洲大橋下、豊洲六丁目先端部はそれぞれ行き止まりになっています。入口、出口も少ないので注意が必要です。

江東区豊洲ぐるり公園は、豊洲埠頭を囲むように歩道が整備されており、完成すれば一周５キロメートルのジョギングコースとなります。また、道が二股になっているため、散歩やジョギングの他にも、サイクリングを楽しむことができます。ただし現在は、市場周辺がオープンになっていないため、行き止まりの箇所があり、一周することはできません。

江東区豊洲ぐるり公園の沿岸部では、釣りのできるスポットがたくさんあります。特におすすめの場所は、豊洲公園のそばにある｢かすてなーに｣前の運河沿いテラスあたりです。ただし、投げ釣りは禁止されていますので注意が必要です。テラスには1メートルほどのフェンスがあり、随所にはしごや浮き輪が備えられています。水深は5メートル程度かと思われます。

江東区豊洲ぐるり公園で釣れる魚は、シーバス、クロダイ、ハゼ、セイゴ、フッコ、メバル、サヨリ、キビレなどです。公園南側の富士見橋付近も釣りスポットとしてはおすすめの場所です。ただ、公園全体が水面からかなり高いため、タモは３メートル以上の長めのものを使用した方がよいでしょう。特に7月から12月が釣りに適したシーズンとなります。

江東区豊洲ぐるり公園には、子供が楽しめる遊具などもたくさん備えられています。特に大きな遊具があるのは、レインボーブリッジ側の、豊洲六丁目先端部にある広場で、ユニークな形をした筒状の滑り台や、面白い形状の鉄棒、輪くぐりなど、子供たちが夢中になれる遊具が揃っています。メインの滑り台は秘密基地のような作りになっていて、思わず心がはずみます。

豊洲六丁目先端部の広場にはトイレの横に水飲み場や足の洗える水道がありますので、少々はしゃいで汚れても大丈夫です。豊洲ぐるり公園には、この他にも新豊洲駅の近くにある六丁目公園内に遊具や芝生の広場があります。広い芝生の上で、のんびり弁当を食べたり、テントを広げて寛ぐのもおすすめできる過ごし方です。

江東区豊洲ぐるり公園から見る夜景の美しさは、言葉にできないほどの素晴らしさががあります。特に六丁目先端部から眺めるレインボーブリッジやお台場、晴海埠頭などのパノラマの夜景は絶景です。晴海埠頭に停泊している豪華なクルーズ船や屋形船を眺めるのも、趣があって楽しいものです。デートには最高のスポットと言えましょう。

また、ビューポイントとして人気のある六丁目先端部と有明エリアをつなぐ全長213メートルの富士見橋や、公園に隣接する有明北緑公園から見るレインボーブリッジ、東京タワー、高層ビル群などの夜景も見逃せない景色です。この周辺は、湾岸部でも最も見晴らしの良い絶景穴場スポットとして人気沸騰中です。

江東区豊洲くるり公園の｢かすてなーに｣の近くに豊洲くるり公園乗船場があります。この場所は、遊覧船で東京湾を航行する乗船場の一つで、この船内からはレインボーブリッジなどの景色を楽しむことができます。乗船場へのアクセスは、新交通ゆりかもめ、豊洲駅または新豊洲駅から徒歩6分ほど歩いたところとなります。駐車場がないため、近くの有料駐車場に停める必要があります。

テニスの森公園は新交通ゆりかもめ、有明駅から徒歩約8分のところにある有名な公園で、このテニス場では、過去に様々なビッグトーナメントが行われてきました。また、この公園は東京2020大会の競技会場となりますが、建物や設備機器の老朽化による改修工事のため、現在、一部のコートや施設を除いて休館中となっており、全面オープンまでにはしばらく時間がかかるようです。

江東区豊洲ぐるり公園は豊洲埠頭を囲むように造られた公園で、2017年7月にその一部がオープンになっています。この公園では、水際の歩道で散歩やサイクリングなどが楽しめ、レインボーブリッジや東京タワー、高層ビル群などの眺望を満喫することができます。ここではそんなぐるり公園について、駐車場やアクセス、夜景、釣り、遊具などの情報を交えて説明してみました。