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ひな祭りの飾りを手作りで!折り紙での作り方やおすすめの飾り付けもご紹介!

ひな祭りの飾りを手作りで!折り紙での作り方やおすすめの飾り付けもご紹介!
投稿日: 2018年2月9日最終更新日: 2020年10月8日

もうすぐやって来るひな祭り。5段飾りの立派なひな壇に並べられたひな人形は圧巻ですがシンプルにお内裏様とお雛様が並ぶひな飾りもほっとします。折り紙や布などを使ったオリジナルの手作りひな飾りも最近は人気。住宅事情に合わせて気軽にひな祭りを楽しみましょう。

ひな祭りを楽しもう見出し

そろそろやって来る3月3日。皆さんはひな祭りが何故3月3日に行われるようになったのかご存知でしょうか。毎年恒例情事になっているひな祭りですが、意外にも知らないことがいっぱい。ひな祭りの風習やひな人形に関するあれこれ、手作りの簡単なひな人形など、ひな祭りに関する沢山の情報をお届けします。今年のひな祭りはちょっと違ったひな祭りに。

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ひな祭りの由来見出し

ひな祭りはひな人形を飾り、女の子の健やかな成長を願う日本の伝統的な行事です。桃の節句や上巳節などともいわれ、もともとは300年頃の古代中国の風習が始まりと言われています。3月の上旬に行われていたものが次第に3月3日に定着するようになりました。

季節の変わり目は何かと変化がある時期で、災いが多く発生する時期でもあります。外部からの邪気も入りやすく、この日は水辺で穢れを祓う風習があったと伝えられています。この風習が遣唐使によって日本に伝えられ、それが現在の禊の元にもなっています。平安時代に入り、ひな祭りは宮中で貴族の行事として行われるようになりました。

この時の日本では、人形で自分の体をなでて穢をうつし川に流すという風習に変わり、それがいわゆる今の流し雛へとつながっています。その後更にこの風習が武家社会に広がり、ひな祭りは女の子の節句として祝われるようになり、5月5日の男の子の節句と共に盛大なものになっていくのです。

ひな祭りが桃の節句と言われるようになったのは桃の開花の時期に重なるということももちろんですが、桃の木が邪気を払う神聖な木と考えられていたからです。また、人形作りの文化が発展し、人形が高級なものへと変わるにつれ、それまで流してしまっていた風習がなくなり、大事に飾るものへと変化してきたのです。

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ひな祭りカラーの意味見出し

最近はおびなとめびなの2対だけのシンプルなひな人形も多く見られますが、何段にもわたって飾る雛飾りには様々な装飾品がつきものです。それぞれにきちんと意味があり、飾られるべきところに飾られています。その中でも菱餅は雛飾りに欠かせないアイテムの1つ。赤・白・緑で彩られた菱餅の意味について詳しく説明していきましょう。

3色菱餅の意味

菱餅は桃色、白、緑の3色で出来ています。この3色カラーがひな祭りを象徴する配色とカラーでもありますが、江戸時代は2色の菱餅でした。当時はヨモギ餅と白いお餅に菱の実を入れた2種類のお餅を3段や5段に重ねていたそうです。菱の実には子孫繁栄や長寿の力があるとされていて、菱餅と言えば菱の実で作るものだったのだそうです。

現在の菱餅は時代が変わるにつれ、この菱の実が転じてひし形になったとも、長寿を祈願して四角を伸ばしたともいわれています。2色だった菱餅が現在のような3色になったのは明治時代に入る頃のこと。2色に加え、くちなしの実で色付けした赤が入り3色となりました。

赤は昔から魔除けの色として扱われてきたので、おめでたい日の色として最適で、また桃の花にも通じることから現在まで定借していると考えられています。赤は魔除けや解毒を意味し、白は子孫繁栄や長寿の意味がこめられ、、そして緑は厄除けや健康を意味するものとして存在し、3つが合わさった菱餅が飾られているのです。

またこの3色は日本の春の情景も意味していて、下から緑・白・赤と重ねると雪の下にはヨモギの新芽が芽吹き、桃の花が咲いている様子を、下から白・緑・赤と重ねると雪の中からヨモギの新芽が芽吹き、桃の花も咲いているという様子を表現しているのだそうです。

ひな人形の飾り方と飾る位置見出し

ひな祭りの人形の飾り方は地域によって多少差があるようで、お内裏様とお雛様の位置も地域によって逆です。基本的に男性は上座に座ることになり、この考え方は全国共通のようですが、その上座の考え方が関東と関西で違っているのです。関東は武家式と言われ、向かって左が上座。右が下座になります。一方関西は公家式で向かって右が上座で左が下座。

段飾りの場合は最上段にお内裏様とお雛様が並びます。後ろは金屏風で両脇にはぼんぼり、2人の間には桃の花をさした瓶子を乗せた三方を置きます。2段目には三人官女、両側が立つものと真ん中が立つものがあります。手に持たせるものは向かって右の官女が長柄銚子、左の官女が加銚子、間には高坏を置いて桜餅や草餅を飾ります。

3段目は五人囃子です。向かって左から太鼓、大皮鼓、小鼓、笛、扇を持つ謡い手となります。4段目は右大臣と左大臣を飾ります。右大臣の方が若者です。左手には弓を持たせて袖に挟み、屋は羽を下に右手に持たせます。背負い屋は向かって右の肩から先が見えるように飾ります。

5段目には仕丁を飾ります。沓代をもっている仕丁が中央で向かって左に台笠、右に立傘を持たせます。6段目と7段目にははっきりした決まりはありませんが食器箪笥や化粧道具などは段の上に、駕篭や御所車は下の段におくと調和がとれます。桜は向かって右、橘は向かって左に置きましょう。

ひな人形と婚期の関係見出し

ひな祭りの人形は3月3日を過ぎたらすぐに片付けなければ婚期が遅れるというのはよく耳にするセリフです。その理由は幾つかあるようですが、一つはもともとのひな祭りの風習と関係しています。先ほどもお話しましたが、ひな祭りはもともと季節の変わり目の邪気を払うというところからきているお祭りです。

人形に邪気をうつし、流してしまうという風習から、災いをいつまでもそばに置かずに片付けてしまいましょう、というのがその理由のようです。また、手早く片付ける事くらい出来ないとお嫁にもいけない、ということでもあるのだそう。そして最後はダジャレの世界。早く片付く=早く嫁に行く。この3つが合わさって早くしまう方が良いとされているのです。

ひな人形を片付ける時期見出し

ひな人形を片付けるのは必ずしも3月4日でなければならないわけではありません。天気が悪い日や湿度の高いときに片付けるとかえって湿気が溜まり人形がカビてしまうこともあります。できれば天気の良い、風通しtの良い乾燥した日にしまうのが賢明です。

都合がつくのであれば、3月の中旬ころまでには片付けたいところ。3月21日頃の春分が一つの目安と考えておいて良いでしょう。しかし、地域によっては旧暦の3月3日、つまり4月8日まで飾っておく風習のある地域もあります。自分の棲んでいる地域の風習に合わせて飾るのが一番です。

ひな祭りの食べ物見出し

ひな祭りを祝う代表的な食べ物として、菱餅の他にも雛あられやシロザケ、ちらしずし、ハマグリのお吸い物などがあります。それぞれの料理にはきちんと意味が込められていて、昔からの風習として受け継いでいきたいものです。

ハマグリの吸い物

ハマグリの吸い物は平安時代にしていた貝合わせという遊びからきていると言われています。ハマグリの貝殻は対になっている貝殻で鳴ければぴったり合うことはありません。これを仲のよい夫婦に見立て、一生一人の人と添い遂げるように、という意味が込められている縁起物です。

ひなあられ

雛あられはもちに砂糖を絡めて炒ったあられですが、地域によってはしょっぱい所もあるようです。ピンク、緑、黄色、白のひな祭りカラーが使われ、澱粉が多くて健康に良いとされ、1年間娘が幸せに過ごせるようにという意味が込められています。

白酒

白酒はもともとは桃の花びらをつけた桃花酒というお酒が飲まれていたと言われています。桃の木は邪気を祓い気力の充実をもたらしてくれる木であることからきているのですが、江戸時代頃から白酒に変わりました。子供にはアルコールの入っていない甘酒が丁度良いでしょう。

ちらし寿司

Photo by klipsch_soundman

ちらし寿司にはエビやレンコン、豆などの演技の良い食材がたっぷりと入っています。また見た目も華やかで春を呼ぶ料理として最近の定番になっています。えびは長寿、レンコンは先の見通しが効く、豆は健康でマメに働ける、など日本人の美学と願いがびっしりと詰まっているのがちらし寿司ということです。

ひな祭りにおすすめの手作りひな飾り1:「ちりめん人形」見出し

可愛らしうさぎをちりめん布を使って仕上げてあります。お内裏様とお雛様が微妙な色の違いで表現されているところがとってもキュートです。2つセットに黒いお盆に乗せればそれだけで玄関にも飾れる可愛い雛飾りの完成です。手先の器用な人はぜひ小さな人形作りにもチャレンジしてみて下さい。

ひな祭りにおすすめの手作りひな飾り2:「羊毛フェルト人形」見出し

羊毛をフェルト化させて作ったひな人形。地面に飾られている桃の花もとってもキュートです。フェルト用の羊毛をチクチクとさして言って作り上げる手間のかかる雛飾りですが、出来上がった時の可愛らしさはひとしおです。色遣いを考えて子供たちが喜ぶテイストに仕上げるのがポイント。

ひな祭りにおすすめの手作りひな飾り3:「あみぐるみ雛」見出し

あみぐるみでお内裏様とお雛様を作ることもできます。あみぐるみの場合、あみぐるみの良さを出すために顔を大きく表現しましょう。人間よりも動物の方が向いています。その年の干支を表現してみても良いかもしれません。細かなところまで可愛らしく仕上げてあるひな人形です。ぜひチャレンジしてみて下さい。

ひな祭りにおすすめの手作りひな飾り4:「フェルト人形」見出し

フェルトを縫い合わせて中に綿を入れる昔からある典型的なマスコットやぬいぐるみを作る手法でお雛様を作るのもとても良い雰囲気が出ます。形が自由自在で、比較的手芸の苦手な人でも可愛らしく仕上がるのが@お員とです。多少バランスが取れなくても、ちょっといびつになってしまっても、フェルト人形の良さはそんなところにあります。

ひな祭りにおすすめの手作りひな飾り5:「紙でつくる桃のモービル」見出し

梅の花をかたどったシンプルなモービルですが、ひな祭りの期間中、お部屋の天井をほんわかとつつんでくれます。忙しく手時間のない人でもちょっとした手間でお雛祭りを祝うのは心の安らぎにもつながりますよ。柔らかい光に揺れる梅をみながら自然の移り変わり思いを馳せましょう。

ひな祭りにおすすめの手作りひな飾り6:「紙で作る雛飾りモビール」見出し

ペーパークラフトのモビールです。無料でダウンロードできるので、紙と糸さえ準備すれば後は根気よく丁寧に組み立てるだけ。こんなものがお部屋から下がっていたら子供たちは喜ぶこと間違いありません。小さい子供のいるご家庭では子供たちの手の届かないところに飾るのも一つの手かもしれません。

ひな祭りにおすすめの手作りひな飾り7:「ペーパークラフトひな人形」見出し

無料のペーパークラフトダウンロードサイトから型紙をダウンロードして作れる雛飾りです。安定の可愛らしさで、まだ子供が小さかったり、何段にもわたる雛飾りを飾るスペースがない時などはと手も便利です。とりあえず緊急で雛飾りを用意したい時にもぜひおすすめ。印刷する用紙をの準備だけすれば大丈夫。手軽で簡単な雛飾りが完成します。

ひな祭りにおすすめの手作りひな飾り8:「ポップなペーパークラフト人形」見出し

ちょっとポップなバージョンのダウンロードもあります。色合いを工夫すればオリジナルのペーパークラフト雛の完成です。包装紙などを利用して面白いひな人形を完成させることもできます。子供と一緒に作るのも楽しいでしょう。手作りの良さは毎年違うひな人形を楽しむことが出来ることです。

ひな祭りにおすすめの手作りひな飾り9:「折り紙雛1」見出し

ちょっと高級感のある折り紙を使えば、シンプルだけど存在感のあるひな人形の完成です。屏風なども工夫すれば、和室にぴったりのインテリアにもなります。お内裏様とお雛様の形も微妙に違っていて、なかなかのひな人形です。紙でつくるひな人形は簡単なものも多く、どなたでも手軽に作れる人形です。

ひな祭りにおすすめの手作りひな飾り10:「折り紙雛2」見出し

爽やかでシンプルな折り紙のひな人形。部屋のあちこちにちょこんと置かれていれば、さりげないひな祭り感を楽しむことができます。ポイントは折り紙の選び方。ひな祭りの前後に毎日違った折り紙で折って飾ってみるのも良いでしょう。スタイリッシュなお部屋にもぜひおすすめの折り紙雛です。

ひな祭りにおすすめの手作りひな飾り11:「折り紙雛3」見出し

お雛様と一緒に三人官女もいかがでしょう。千代紙で折り上げるお雛様は雰囲気たっぷり。思わず三人官女や五人囃子もそろえてしまいたくなります。少し厚手の千代紙を使えば、存在感は更にアップ。金屏風はシンプルに金色にすることで千代紙の美しさが引き立ちます。顔は書き込まない方が大人っぽく仕上がります。

ひな祭りにおすすめの手作りひな飾り12:「折り紙雛4」見出し

一大ブームを巻き起こしている猫の雛飾り。こんなお茶目な雛飾りもいいかもしれません。猫にする方法は普通のお内裏様とお雛様の顔部分を爪を使って折り込んで耳に見えるようにするだけです。以外に簡単に普通の顔も動物になってしまいます。折り紙のチョイスで全体の雛飾りの雰囲気ががらりと変わります。大きさを変えれば三人官女や五人囃子も完成。

2018年はちょっと変わったひな祭りを見出し

いかがでしたでしょうか。いつものひな祭りの人形に加え、もうひとつ簡単に作れる雛飾りを作ってひな祭りを盛り上げてみてはいかがでしょう。いつもの年とはちょっと違ったひな祭りはきっと子供達も喜ぶこと間違いありません。また、女の子のいないご家庭でも、昔をちょっと思い出して家を可愛く飾るのもほっと心が和むものです。

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投稿日: 2018年2月9日最終更新日: 2020年10月8日

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