さいたま市の公園特集！人気の遊具やアスレチック・水遊びも楽しめる！

埼玉県の南東部に位置するさいたま市は、全域が台地と低地になっています。政令指定都市でもあるさいたま市は、スポーツや公園の整備、運営にも積極的に取り組んでいます。約129万人の人口を持つさいたま市には、多くの公園があります。ここでは、そんなさいたま市のおすすめの公園について、遊具、アスレチック、水遊び、バーベキューなどの情報を交えて紹介します。

大宮公園はさいたま市大宮区にある公園で、大宮駅の北東、約1.5キロ、徒歩約20分の場所にあります。JR大宮駅からバスでアクセスする場合は、国際興行バス導守循環･寿能回りに10分ほど乗車し、大宮サッカー場前で下車後すぐのところとなります。また、東武アーバンパークライン大宮公園駅または北大宮駅から徒歩7分ほどで行けます。

公園の駐車場は3か所あり、一般駐車場には314台、体育館使用者に限りますが、体育館裏には60台の車が停められます。大宮公園は現在ある県営公園の中で、最も長い歴史を持つ公園で、埼玉県で一番利用者の多い県営公園でもあります。広大な公園内には芝生広場こそありませんが、体育館や小動物園、児童遊園地、日本庭園などがある他、野球場や水泳競技場、陸上競技場などの施設もあります。

障害者への配慮も行き届いており、障害者用駐車スペースや多目的トイレがあり、事務所内にはおむつ交換･授乳室が設置されています。また、車いすやベビーカーの無料貸し出しも行われています。公園内には四季折々の花が咲きます。特に、三月下旬から4月初旬の花見の時期には、ソメイヨシノや枝垂桜、サトザクラなどが咲き乱れ、花見客で賑わいます。

園内には、約1000本もの桜が植えられており、樹齢100年を越える赤松林があります。また、噴水のある美しい白鳥池や児童スポーツランドと呼ばれる児童遊園地があり、飛行塔やバッテーリカーなどの遊具があります。その他にも、滑り台やジャングルジムなどのアスレチック遊具があり、子供たちを楽しませています。大宮公園は、どなたにもおすすめできる魅力的な公園です。

大宮公園小動物園は大宮公園の中にある動物園です。園内には、ツルやキジ、フラミンゴなどの鳥類、ニホンザル、ツキノワグマ、カピバラなどの哺乳類、亀やトカゲ、ヘビなどの爬虫類など種々の動物がいます。また、この公園では様々なイベントが行われ、子供たちとの触れ合いを大切にしています。この動物園では、多岐にわたるおすすめのイベントが開催されています。

イベントとしては、4つのスタンプを探して動物を守る方法を考えるスタンプラリー2018が無料で行われています。また、2月中は、カピバラの湯浴みが見られたり、秋の祝日には南米のチンパンジーと呼ばれるフサオマキザルのおやつタイムが見られます。土日祝祭日には、サバンナの掃除屋とも言われるブチハイエナのガリガリタイムを見学できます。

また、土日祝日にはツキノワグマのペロペロタイムを見たり、テンジクネズミと触れ合ったり抱っこができるふれあいタイムもあります。更に、かわいい動物や普段触れないような動物に触れることのできるドキドキコンタクトや、飼育係が動物たちの生態や裏話などを紹介してくれるキーパーズトークなど、盛りだくさんのイベントがあります。

さいたま市の別所沼公園は浦和駅西口の繁華街を抜け、埼玉県警本部や埼玉県庁などの立ち並ぶスポットを越えて数分ほど歩いたところにある緑豊かな公園で、浦和駅から1キロ半ほど歩けば到着します。また、埼京線の中浦和駅から東口の階段を下りて右に行けば、駅から3分ほどでこのおすすめの公園に到着します。

この公園は100万年という古い歴史を持つ別所沼を中心に、昭和26年に開設されました。広さ8ヘクタールの広大な園内には、メタセコイアなどの大木が立ち並び、北欧の雰囲気を感じさせます。都会の真ん中とは思えない静かな公園の半分ほどを占める別所沼には、1周1000メートルのトリムコースが設けられており、散策やジョギングを楽しむ人たちの憩いの場所となっています。

駐車場は30台ほどのスペースしかありませんので、できれば電車と徒歩でのアクセスをおすすめします。主な施設は、年代別になった遊具が備わったみんなの広場、小高い山を中心にした多目的広場、水遊びができる流れ、噴水、水鳥園、屋根付き広場デッキなどです。古い公園だけに、芝生のエリアがなく、むき出しの土になっている点が少々残念です。

みんなの広場は、幼児エリアや児童エリア、誰でも使える健康エリアなどに分かれています。この広場には、様々なスタイルの滑り台やジャングルジム、うんてい、ロープウエイなどのアスレチック遊具やブランコ、スプリング遊具などがあり、子供を飽きさせません。また、食事や宿泊ができる別所沼会館があり、その左手前にあるメキシコ広場、風の神などの像も人目を惹きます。

さいたま市の岩城城址公園は、東武野田線岩槻駅または東岩槻駅からさいたま市コミュニティバス岩槻区ルートで岩槻城址公園バス停で下車後、徒歩約3分のところにあります。車の場合は、国道16号線トイザラス岩槻店の交差点をトイザラス側に曲がってすぐのところです。駐車場が4か所にあり、合計341台の車が駐車可能です。

岩槻城は、15世紀に太田道灌の父、資清が築城したとされており、川越城、忍城と並ぶ県内三名城の一つに数えられていました。現在、この城跡に設けられた公園は埼玉県史跡に指定されており、運動広場の南側にある欅の大木は、さいたま市指定の天然記念物になっています。また、荒川寄りの駐車場横に東武鉄道の古い急行電車「きぬ｣が展示されており、人々の注目を集めています。

園内には、池に架かる赤い八つ橋、からくり人形時計、人形塚、芝生広場、市民会館いわつきなどの施設があります。また、遊具の広場の遊具はアスレチックの大型複合遊具やつり橋型遊具、子供む向けの機関車型遊具や滑り台などが備わっています。園内にある菖蒲池には八つ橋が架かり、水遊びこそできませんが、花見の季節には、その脇に美しい桜が咲き人々を楽しませてくれます。

この公園では、バーベキューこそできませんが、美味しいラーメンを楽しめます。市民会館の1階にある｢大手門｣というレストランの名物、｢豆腐ラーメン｣は、埼玉B級グルメの大会でたびたび優勝している有名なラーメンです。このラーメンは、しょうゆラーメンにとろみのある豆腐を乗せたもので、少し辛目の美味しいラーメンです。値段もお手頃ですので、トライすることをおすすめします。

さいたま市の与野公園はさいたま市中央区にある公園で、埼京線与野本町駅西口から歩いて10分ほどのところにあります。この公園は明治10年に県下で3番目の公園として開設されました。園内には芝生こそありませんが、すりばち山や自由広場、多目的広場などがあります。バラ園の横にあるゲームスペースと呼ばれる遊具はユニークで、登って歩くだけの遊具ですが、やってみると結構楽しく遊べます。

他にも、ロープピラミッドのアスレチック遊具や子供向けの遊具、健康器具などで遊ぶことができます。また、弁天池付近では水遊びも楽しめます。この公園は桜やバラの名所としても知られており、3月末から4月初旬の花見の時期には多くの花見客で賑わいます。また、24のブロックに仕切られたバラ園には、約170種、3000株の美しいバラが咲き乱れ、毎年5月中旬には、バラ祭りが開催されます。

北浦和公園は、さいたま市浦和区にある公園で、北浦和駅から徒歩3分ほどのところにあります。この公園には埼玉県立近代美術館が併設されており、アートの好きな人にも人気のある公園です。また、園内には彫刻広場があり、本格的なアートの一部が遊具にもなっており、作品を見ながら遊ぶことができます。

また、公園内には、音楽に合わせて飛び出す噴水があり、朝から夜まで、2時間置きに踊る噴水を見ることができます。また、子供たちは徒渉池で水遊びを楽しむこともできます。黒川紀章氏設計による中銀カプセルタワービルのカプセルもあり、中を覗くことができます。このおすすめの美しい公園で、様々なアート体験をしてみませんか。

市民の森はさいたま市北区にある公園で、JR宇都宮線土呂駅から徒歩10分または、JR大宮駅東口から東武バスに20分ほど乗り、神明橋バス停から徒歩5分ほど行ったところになります。この公園は、面積約14万平米の広大な地に、常緑樹や落葉樹が植えられている緑豊かな公園です。休日には区民まつりや春の園芸まつり、さつきまつりなど、多くのイベントが催されます。

園内には、広大な芝生広場やリスを放し飼いにしているりすの家、熱帯植物などのある展示温室、盆栽展示場、健康歩道、林間テラス、見沼グリーンセンター本館などがあり、多くの人に利用されています。見沼グリーンセンター本館は、市民生活の中に自然とのふれあい場や憩いの場を提供し、農業の振興を促進するための施設です。この広い公園の芝生の上でゆったり過ごしてみませんか。

秋ヶ瀬公園はさいたま市の西の端を流れる荒川の河川敷で、秋ヶ瀬橋からその上流約3キロ半先の羽根倉橋までの広大な面積を持つ公園です。昭和46年にオープンした公園の園内には、野球場やテニスコートなどのスポーツ施設と、芝生広場、子供の森、ピクニックの森などがある緑地公園があります。子供の森には複合アスレチック遊具があり、沼では水遊びを楽しめ、バーベキューのできる場所もあります。

秋ヶ瀬公園へは、ＪＲ浦和駅西口から志木駅行きに乗り、さくら草公園下車後、徒歩3分ほどで行けます。この公園には広大なバーベキューエリアがあり、食料を持参してのバーベキューが楽しめます。バーベキュー利用期間は3月から11月までで、1火気につき500円となっています。おすすめの自然豊かな公園で、家族揃って美味しいバーベキューを楽しんでみませんか。

平成の大合併により浦和市、大宮市、与野市が合併し、その後岩槻市も編入となった大きな都市、さいたま市には、自然の利を生かした素晴らしい公園がいくつもあります。遊具やアスレチックで遊べる公園、広い芝生で寝ころびながらのんびりできる公園、バーベキューや水遊びができる公園など様々です。ここではそんなさいたま市の公園について説明してみました。