彦根城桜まつり！見頃・開花情報まとめ！ライトアップや屋台も出る！

国宝としても歴史スポットとしても人気の「彦根城」は、言わずと知れた桜の名所でもあるんです！彦根城の城内にはソメイヨシノを中心とした約1200本もの桜が植えてあり、春になると美しい花を咲かせ彦根城をピンク色に彩ります。関西屈指のお花見スポットとしても知られる彦根城の桜の絶景は、人生で一度は見ておきたい光景です。

滋賀県彦根市金亀町に堂々とそびえ立つ「彦根城」。日本一の大きさを誇る琵琶湖の近くに佇むこの彦根城はかつて、譜代大名だった井伊家の居城として使用されていたお城です。現在では姫路城・松本城・犬山城・松江城とともに国宝に指定され、歴史的価値のあるお城として全国に名を馳せています。そんな彦根城は観光スポットとして人気を集める場所で、毎年多くの観光客がこの彦根城を訪れています。

「彦根城」の天守閣は国宝として指定されている、とても歴史的価値の高い建物なんです。日本の多くのお城の天守閣が再現・再建されたものなのに対して、彦根城の天守閣は1622年に築城された当時から現存しているもの。一昔前の明治時代に廃城令によってお城の破壊が進みましたが、明治天皇の命令により彦根城は危うく破壊を逃れることができたんですよ。歴史の趣漂う彦根城は、滋賀県を訪れたならば必見のスポットです！

彦根城の入園には入園料大人1000円・小中学生300円がかかります。また年中無休で開園しており、入場時間は通常は8:30〜17:00までですが、夜のライトアップが行われる桜まつり開催期間中は21:00まで入場することができます。

「彦根城」までのアクセスは、電車でお越しの場合はJR彦根城を下車し徒歩約10分です。またお車でお越しの場合は、名神高速道彦根ICより約7分です。彦根城には360台駐車可能な有料駐車場が備わっており、また桜まつり開催期間には臨時駐車場が開設され、1000台の収容が可能となります。ただ、桜まつり開催期間中は彦根城周辺の駐車場や道路は大混雑するのでご注意ください。

「彦根城」の桜の見頃はその年によって変動はあるものの、3月の終旬(30日〜31日頃)に開花し始め4月初旬(3日〜7日頃)に満開を迎え見頃となります。4月の半ば(8日〜13日頃)には桜が散り始めてしまうので、一面ピンク色に彩られた美しい桜と彦根城の光景を見たいのであれば、4月初旬に訪れることをおすすめします。

通常関西地方の桜の見頃は3月終旬ですが、「彦根城」のある滋賀県彦根市は関西の中でも比較的気温が低く、大阪などと比較すると2〜3度低い傾向にあるます。そのため桜の開花が遅い地域で、桜が見頃を迎えるのも4月に入ってからとなっているんですよ。4月初旬に咲き乱れる美しい桜は、彦根城の春を一層華やかなものにしてくれますね。

国宝で桜の名所でもある「彦根城」では、春になり桜の見頃が近づいた頃に彦根城の一大イベントである『桜まつり』が開催されるんです！毎年大人気のこの桜まつり。夜間には彦根城の桜のライトアップも行われ、幻想的で美しい普段とは違った顔の彦根城を見ることができるとして夜まで賑わいを見せる人気イベントです。

「彦根城」の『桜まつり』は開花状況により変動はあるものの、例年4月1日〜4月20日まで開催されます。桜まつりの初盤はちょうど桜の見頃の時期と重なり、美しいピンク色に染まった彦根城の光景を求め、桜まつりの期間中の中で一番多くの観光客が訪れ大賑わいを見せます。また桜まつり開催期間中は常に彦根城周辺は大変混雑するので、計画をしっかり立てていくことようにしましょう。

そんな大人気の「彦根城桜まつり」開催期間中は、電車を利用して訪れると交通渋滞に巻き込まれることなく行けておすすめです。また、お車でお越しになる場合は、JR彦根駅周辺にある駐車場を利用したり、彦根市にある駐車場を事前に探しておくと便利でおすすめですよ。

「彦根城」の魅力の一つといえば、お城の堀巡りをすることができる『屋形船』です。この屋形船は江戸時代に物を運搬するようとして利用されていた船を、当時の絵図面や写真をもとに忠実に再現した屋形船なんです。普段は間近で見ることができない石垣や米蔵水門を鑑賞できたり、四季折々の草木を鑑賞することができます。水面をのんびりと進む雰囲気の良い屋形船から見る景色はなんとも言えない美しさです。

「彦根城」の屋形船は『桜まつり』期間中でももちろん運行しています。美しいピンク色に染まった桜並木に囲まれてのんびりと水面を進む屋形船は、風情たっぷりでこれぞ日本美！と言った雰囲気で人々を魅了します。この屋形船の運行時間は、昼の定期便平日10:00〜15:00、土日祝10:00〜16:00の間で運行しています。

通常は昼の定期便のみ運行している屋形船ですが、桜まつり期間中は昼の定期便のほかに夜のライトアップ便も運行しているんです！城堀の水面からライトアップされた桜はとても美しく、感動的な美しさで人々を魅了し続けます。ぜひ、この特別な春の夜間屋形船で彦根城の美しい桜を鑑賞してみてください！

「彦根城」の屋形船乗船料金は、桜まつり期間を除き通常大人1300円・小人600円です。4月の桜まつり期間中には、昼の定期便・夜のライトアップ便ともに、大人1500円・小人700円となっていますのでご注意ください。

「彦根城桜まつり」の醍醐味といえば、夜間に行われるライトアップイベントです。20本の花見ぼんぼりによってライトアップされた夜桜は、昼間の明るい時間帯とは違った幻想的でロマンチック光景で、こう上ない感動的な美しさを堪能することができます。彦根城の桜まつりに来たならば夜のライトアップは必見です！

夜間ライトアップでぜひ見ていただきたいのが、「彦根城」のお堀と桜が水面に映し出される反転光景です。まるで鏡に映し出されたかのようにはっきりと水面に見ることができるお堀と桜の光景は、驚くほどの美しさで人々を感動の渦に巻き込みます。

「彦根城桜まつり」のライトアップは夜18:00〜21:00までの3時間開催されます。彦根城内の内堀沿いである玄宮園前・表門橋・大手橋・京橋口の桜がライトアップされる場所で、夜になるとこの美しくライトアップされた夜桜をみようと多くの人で賑わいを見せます。

「彦根城」のライトアップスポットは内堀沿いです。この内堀沿いは見る角度によって全く異なる顔を見せてくれるんですよ！ライトアップされた桜の姿も見る角度によって異なり、それぞれに個性的な美しさがあります。ぜひ、ライトアップ時間には桜観賞を楽しみながら内堀沿いを散歩してみてください！

おまつりでの楽しみといえば、B級グルメをいただけるお祭りならではの屋台ですよね。実は「彦根城桜まつり」でも、焼きそばやお好み焼きといった定番の屋台料理から滋賀県の名物料理をいただける屋台まで出ているんです！そこで、ここからは「彦根城桜まつり」の屋台情報をご紹介します。

毎年桜まつり前の3月中旬からゴールデンウィークにかけて開催される「ご城下にぎわい市」では、滋賀県の美味しいご当地グルメを食べることができるんです！グルメ好きにも人気のこのスポットでは、琵琶湖産の湖魚を使用した屋台や滋賀県の郷土料理である『ふなずし』の屋台をはじめ、特産の近江牛の屋台や地酒を味わえる屋台などなど思う存分味わうことができます。

ありとあらゆるジャンルの屋台が揃っている食のスポット「ご城下にぎわい市」は、9:00〜17:00までの間で営業しており、開催場所は金亀児童公園内井伊大老像横特設テントとなっています。彦根城桜まつりにぴったりなお花見弁当の屋台も出ているので、ぜひ美味しいお料理に舌鼓を打地ながら美しい桜鑑賞を楽しんでみてください！

毎年行われる「ご城下にぎわい市」ですが2017年は、国宝・彦根城築城410年祭と連動して『彦根ええもん物産館』として食のイベントが開催されます。開催場所は二の丸駐車場で、通常ゴールデンウィークまでの期間のところ、今年は12月10日まで開催されているんです！もちろんこのイベントでも、特産の近江牛や湖魚の佃煮、ふなずし、お弁当などをいただくことができます。

「彦根城桜まつり」についてご紹介しましたがいかがでしたか？歴史の趣ある雄大な彦根城とピンク色の美しく咲き乱れる桜は最強のコラボレーションと言っても過言ではないほど、感動的な光景ですよね。ぜひ美しい日本の春を感じに、滋賀県「彦根城」に足を運んでみてください。