「こめらく」で食べるお茶漬けは極上！人気メニューやおすすめの食べ方は？

東京都内を中心に複数の店舗を展開しているこめらく。メニューの中心にあるのはなんとお茶漬けです。今まではメインの料理として扱われることがなかったお茶漬けに注目し、おしゃれな一品に仕上げました。この記事では、そんなこめらくのメニューやおすすめの食べ方、店舗情報などをご紹介します。

お茶漬けと聞くと、今までのイメージは若い人が食べているものというよりも、年配の方が自宅で食べているようなイメージが強かったのではないでしょうか。しかし、このこめらくの店舗は従来のそんなお茶漬けのイメージをガラリと変えるようなおしゃれなカフェ風の店舗になっているのです。

そんな店舗に惹かれてか、こめらくの店内を見てみると若い女性だけのテーブルや、デート中かと思われる男女のペアもたくさん。といっても、アットホームな感じも漂っているので男性が一人で入っていっても全く問題ない雰囲気です。仕事の合間にさくっと昼ご飯を済ませる会社員風のお客さんも多く見かけられます。

おしゃれなカフェ風の店舗でお茶漬けを提供するこめらく。そのコンセプトは、「お茶漬けのある日常」です。パスタやラーメンなどと違って、なかなか食事のメニューとしてのイメージが薄いお茶漬け。こめらくはお茶漬けをランチに食べたり、ディナーに食べたりするライフスタイルを提案しています。

そんなこめらくは、代表を勤める梅澤氏が「飲んだ後のラーメンがきつい!」と思うようになったところから始まりました。日本人の体にやさしいお茶漬けを専門店にしている飲食店はまだ少なかった2001年、第一号の店舗をオープンしたのは銀座です。飲食業が未経験だった梅澤氏にとって苦労の連続でしたが、現在では20店以上もの大人気店となりました。

こめらくというのが基本の名前ですが、実はこめらくの店舗がある立地に応じて少しずつスタイルが違います。忙しいビジネスマンの多い場所にある店舗ではおむすびの提供があったり、スープを楽しみたい方が多い場所では和のスープの提供があったりします。もちろん、ゆっくりとお茶漬けを楽しみたい方には人気のおひつごはんやお茶漬け膳があります。

こめらくのお茶漬けなどのメニューをご紹介する前に、おすすめの食べ方をご紹介しましょう。まずはお茶漬け膳セットです。詳しいメニュー内容は後の項目でご紹介しますが、お茶漬け膳セットにはメインメニュー、発芽玄米入りごはん、各地名産お茶漬け具材、小鉢、厳選素材を使用したかつおだしがセットになっています。

こめらくでのお茶漬けの楽しみ方はちょうどひつまぶしを楽しむように、途中で味を変え、二種類のスタイルで楽しむというのがおすすめの食べ方です。まず一つ目の食べ方は、シンプルにそのままのごはんを楽しむという方法です。発芽玄米の入っているごはんは食感も楽しく、体にも良いという一石二鳥のメニューです。

そして、そのままのごはんを味わったら、次はいよいよお茶漬けにして食べます。一緒についてくるかつおだしをかけ、セットについてくるお茶漬け具材をお好みで入れて楽しみます。テーブルには、刻み海苔、かつお節、あられ、わさび菜がありますので、それを入れるのもおすすめです。

続いてご紹介するのはおひつごはんの食べ方です。おひつごはんの詳しいメニューも後ほどご紹介しますが、イメージとしては丼のようなスタイルです。先ほど紹介したお茶漬け膳セットの場合は、白いごはんがセットになっていましたが、今度はすでに具材とタレがかかった状態で提供をされます。

使われている魚はメニューによって異なりますが、それぞれ築地直送の新鮮な海鮮、発芽玄米入りごはん、厳選素材で作られたかつおだし、そして小鉢がおひつごはんセットにはついてきます。おひつごはんはどれも非常に見た目が鮮やかでインスタ映えも抜群!美しい盛り付けを崩す前に思わず写真を撮りたくなるのにも納得してしまいます。

そんなおひつごはんのおすすめの食べ方も基本はお茶漬け膳と同じスタイルで、二段階に分けて楽しむという食べ方です。まずは、おひつごはんをそのまま楽しみます。どのおひつごはんも、タレと具材のバランスが絶妙で、ついついお箸が進んでしまいそうですが、ある程度食べたら今度はセットについてくるかつおだしをかけてどうぞ。

ここからはこめらくの各おすすめメニューについてご紹介しましょう。まず始めにご紹介するのは、こめらくと言えばのお茶漬けです。こめらくのお茶漬けはすべてセットになっており、「お茶漬け膳セット」という名前でメニューに紹介されています。2018年4月現在のセットは合計5種類。

「豆乳タルタルチキン南蛮膳」、「豚の生姜焼き膳」、「アボカド・ツナ・きのこの胡麻ソースサラダ膳」、「塩だれ風味の鶏唐揚げ膳」、そして「茄子の京風そぼろあんかけ膳」です。どれも新鮮な食材が使用されており、体によさそうなメニューですが、口コミで特に人気だったのは豚の生姜焼きと鶏唐揚げでした。

続いてご紹介するメニューは先ほど丼のようなものだとご紹介した「おひつごはんセット」です。こちらもおひつごはんの単品での販売はなく、すべてセットでの提供となります。おひつごはんの種類は全部で6種類。どれも美味しそうで迷ってしまうこと間違いなしのメニューです。

「鮭といくらの親子ごはん」、「鯛とアジの漁師ごはん」、「アボカドとサーモンごはん」、「漬けまぐろのねばねばごはん」、「二色まぐろごはん」、そして「ねぎとろ温玉ごはん」があり、先ほども少し触れましたが、おひつごはんに使用されている海鮮は築地から直送された新鮮なものばかり!色の鮮やかさが違います。

こめらくの店舗によってはスープを販売している店舗あり、「和のスープ」としてメニューに載っています。現在スープは2種類あり「鶏肉とごろごろ野菜のけんちん汁」と「いわしのつみれ汁」です。どれも国産の野菜を使用しているので安心して食べることができるのもポイント。

日ごろ野菜不足を感じていても、なかなか大量の野菜を摂取するのは難しいですが、スープにしてあると食べやすいこともあって、仕事の忙しい社会人を中心に大人気のメニューです。また、テイクアウトも可能なので、冷房の効いた社内で冷え切ってしまった時などにもおすすめです。

こめらくの店舗の中には、おむすびを提供している店舗もあります。どのおむすびにも使用されているのは発芽玄米入りのごはん。プチプチとした食感がたのしいごはんです。そして塩は沖縄シママース塩、海苔は有明産です。おむすびの味には、博多明太子、おかか、葉わさびなどがあります。

そしてこめらくには朝ごはんメニューを提供している店舗もあります。その名も「ニッポンの朝ごはん」。朝からヘビーなものは食べられないという人でも、お茶漬けならさらさらと食べやすいこともあって、老若男女問わず人気メニューです。メニューは「お茶漬け朝ごはん」と「郷土汁」の2つに分かれています。

「お茶漬け朝ごはん」には、郷土のお茶漬け、刻みわさび、お漬物がついてきて、メニューは和歌山がテーマの「紀州五代梅とじゃこのお茶漬け」と東京がテーマの「江戸前佃煮とかつお節のお茶漬け」があります。朝からもりもり食べたいという人には、ごはんを大盛りにすることもできますし、逆に小盛りにしてもらうこともできます。

「郷土汁」は、新潟がテーマの「のっぺい汁のお茶漬け」と北海道がテーマの「十勝野豚とごろごろ野菜の極み豚汁」です。どちらのメニューも、郷土汁の他に2品のお惣菜がついてくるほか、ごはんを小盛りや大盛りにすることも可能です。また、うれしいのはその値段!どれも500円以下のワンコインで食べられるというコスパのよさです。

こめらくの人気メニューには、熱々の器に入った「石焼きごはんセット」というものもあります。こちらも食べ方はお茶漬けやおひつごはんと同じようなイメージで、はじめに石焼きごはんをそのまま楽しみ、途中でだしを掛けてお茶漬けにして楽しむという食べ方がおすすめです。程よくできたおこげが香ばしいと評判!

特製かつおだし、石焼きごはん、小鉢が3品ついてくる「石焼きごはんセット」には、「角煮・明太子・高菜の博多石焼ごはん」、「アボカドと甘辛そぼろの石焼ごはん」、そして「海の幸たっぷり海鮮石焼ごはん」があります。かつおだしを入れた時のジュージューという音が食欲をそそる人気メニューです。

こめらくには一年を通して食べることのできる人気メニューの他に、季節に応じて登場する季節限定メニューもあります。過去の季節限定メニューを少しご紹介しましょう。まずは春の季節限定メニューとして登場したことがあるのが「アジのなめろうおひつセット」です。春から初夏が旬という脂ののったアジ。

鳥取県の境港で水揚げされたそんなアジを、丁寧に叩き、生姜や白みそを和えたものが美味しい丼になりました。大葉の香りの爽やかなメニューです。もう一品春の限定メニューが「揚げ餅とたっぷり大根おろしの特製みぞれ汁茶漬け」です。揚げ餅の触感が楽しいメニューで、たっぷり入った野菜も人気の秘密でした。

続いてご紹介するのは秋の限定メニューです。「藁焼きかつおのビビンバ風おひつごはん」は、しっかりと脂ののった別名トロ鰹とも呼ばれる鰹を少し炙ることでさらに風味豊かに仕上がっているメニュー。一緒に提供されるナムルとの相性も抜群です。「青森名物!鶏と野菜のせんべい汁茶漬け」は、青森の八戸で食べられている郷土料理のせんべい汁です。

最後にご紹介するのは夏の限定メニューです。暑くてどうしても食欲の落ちる時期ではありますが、そんな時こそ食べやすいお茶漬けがおすすめ。「柚子胡椒風味!キハダまぐろのたたきおひつごはん」も「宮崎名物 冷汁」もすっきりとした柚子胡椒の風味や、冷たいだしが暑い夏こそおいしく食べられると評判でした。

いろんな食べ方でお茶漬けが楽しめると評判のこめらく。一度食べて好きになった、何度も通っていろんな食べ方を試したいなどの理由でリピーターになった方へのおすすめがあります。それが「こめらく VALUE CARD」です。これは、こめらくの全店で使用できるプリペイドカード。

一度きりではなく、なんどもチャージして繰り返し使えるタイプのカードで、嬉しいのは店舗で会計をする時とチャージする時の両方ポイントが貯まるという点。レジでの会計時に時間短縮になるのも嬉しい点です。手に入れたい方は各店舗のレジのところにありますので、次回来店時にぜひ加入してみてください!

こめらくの美味しい食べ方やメニューについてご紹介してきましたが、最後に店舗情報をご紹介しましょう。こめらくと一口に言っても様々なスタイルの店舗があります。「こめらく ニッポンのお茶漬け日和。」という店名で展開しているのが新宿京王モール店、ペリエ千葉エキナカ店です。

「こめらく 和のスープとお茶漬けと。」があるのが、横浜西口ジョイナス FOOD&TIME ISETAN YOKOMA店、セレオ八王子店、京急川崎店、東急プラザ銀座店です。「こめらく たっぷり野菜とお茶漬けと。」は、渋谷ヒカリエ店、二子玉川店。「こめらく 海鮮茶漬けとおむすびと。」があるのは足柄SA店。

「こめらく みんなでお茶漬け日和。」はレイクタウン店と東京ドームシティ店、「こめらく 本日、おむすび日和。」は海老名SA店です。「こめらく 贅沢な、お茶漬け日和。」という名前で展開しているのは汐留店、ルミネエスト新宿店、横浜ランドマーク店、そして横浜ポルタ店。

「至福のお茶漬け こめらく」は汐留シティセンター店、「串かつと創作茶漬け ダイニング 茶らく」は東京駅キッチンストリート店、「串かつ お酒 創作茶漬け こめらく」は有楽町店、「お茶漬け膳 八十八楽」は日比谷店です。中には店舗限定のメニューがあるところもあるので、ぜひチェックしてみてください。

お茶漬けというシンプルなメニューだからこそ、質の高い素材の味がしっかり分かると評判のこめらく。店舗や時期によってメニューが頻繁に入れ替わりますので、お目当てのメニューがある場合には、事前に店舗に問い合わせてからお出かけされるのがおすすめです。お酒の後にラーメンも美味しいですが、次回はお茶漬けというのはいかがですか?