「ガーデンハウス クラフツ」で焼きたてパンの贅沢モーニング！人気メニューは？

休日の朝はおしゃれな代官山のカフェでゆったりモーニング。そんなドラマのワンシーンのような時間を実現してくれるのが「ガーデンハウス クラフツ」です。SNSを始め口コミで人気となっているガーデンハウス クラフツとはどのようなお店なのでしょうか。今回は、代官山のガーデンハウス クラフツで人気のモーニングやパンをたっぷりとご紹介。ガーデンハウス クラフツ各店舗の営業時間やアクセス情報もお伝えします。

「ガーデンハウス クラフツ」とは、2015年にオープンした代官山の新名所「ログロード代官山」に店舗を構えるベーカリーカフェです。母体は鎌倉にある人気レストラン「ガーデンハウスレストラン」で、レストランよりもカジュアルでライトなパンやデリを中心とした食事が楽しめるお店となっています。

「ローカル&クラフト」がコンセプトというガーデンハウス クラフツは、素材の生産者、料理の作り手、食べる人を繋ぐお店を目指しているのだそうです。そんなガーデンハウス クラフツでは、カフェの傍ら新鮮な産直野菜を販売するファーマーズマーケットやパン教室が開かれ、出された料理をただ食べるだけでなく食や素材により親しめるような食の提案をし、地元の人を始め多くの人から人気を集めています。

ガーデンハウス クラフツでは、ベーカリーショップのようにショーケースからパンやデリを選んでテイクアウトするスタイルも、席で食事をするスタイルも楽しめます。イートインはレジでメニューを選んで先に会計をし、席に座って料理を待つというカフェテリア方式です。店内の席は16席あり、焼きたてのパンの香りが漂うナチュラルで落ち着く空間となっています。

ガーデンハウス クラフツでぜひ楽しみたいのがテラス席でのモーニングです。テラス席は屋根のあるエリアが32席、オープンテラス席が48席と広々。朝の日差しを浴びながらウッドデッキでモーニングを楽しめば、一日を元気に過ごせそうです。テラス席はペットを連れての食事もできるので、犬の散歩がてらモーニングに訪れるという近所の常連さんも多いのだとか。

ガーデンハウス クラフツのパンは、国産の素材にこだわって丁寧に作られています。食事パンとして人気のカンパーニュは、石臼で挽いた国産小麦粉を4種類ブレンドした粉と、自家製天然酵母のルヴァン種を使用した、ガーデンハウス クラフツを代表するメニュー。16時間以上もの時間をかけて低温でじっくり発酵させ、日本に数台しかないというドイツ製のオーブンで時間をかけて焼き上げると、外はパリパリ、中はもちもちになるのだとか。

オーガニックグラハムスコーンは、モーニングにもおやつにも人気のメニューです。小麦を丸ごと粉にした全粒粉とは異なり、小麦と胚乳は細挽きに、表皮と胚芽を粗挽きに仕上げたグラハム粉はザクザクの食感が楽しめます。メープルと塩気が隠し味となって、大きくずっしりとしたスコーンですがペロリと食べられます。プレーン、チョコレート、ダブルブルーベリーアーモンドの3種類があります。

「まるぱん」という名前のかわいいパンは、見た目の色や質感からはハード系パンの印象ですが、抹茶用の臼で細かく挽いた全粒粉と湯種を使っているのでふんわり柔らかな口当たりに仕上がっています。まるぱんは、プレーンの他にあんバターや千葉県産ピーナッツクリームを挟んだメニューがあり、時には期間限定メニューも登場するそうです。

ガーデンハウス クラフツのサンドイッチはどれも個性的です。夏の終わりのクロワッサンサンドイッチは、手作りいちじくジャムとゴルゴンゾーラをサンドしたもの。クロワッサンに使用している酵母はポーリッシュ種とルヴァン種という2種類のミックス。粉は東北産のゆきちからとスムレラのブレンドで、フランス産のレスキュールバターをふんだんに使っているので濃厚な風味とザクっとした食感が楽しめます。

カンパーニュのグリルドサンドイッチは、とろけるチーズと香ばしいパンが魅力的。かぼちゃチーズサンドは、きのこのソテーとかぼちゃのペースト、そしてゴルゴンゾーラがはみ出すほどたっぷりと挟んであります。具のかぼちゃやチーズの味わいが引き立つのは、ほのかな甘みのある上質な全粒粉で作られたカンパーニュがあってこそ。

スライスしたアボカドが半分もトッピングされている、サラダのようなオープンサンド。レッドオニオンのピクルスとクレソンが、まろやかなアボカドの味を引き締めています。パンはトーストしたカンパーニュ。シンプルながら、素材の味を存分に楽しめるガーデンハウス クラフツらしい人気のメニューです。

季節のフルーツトーストは、トーストの上に生クリームと果物をたっぷりとトッピングしたケーキのようなオープンサンド。トッピングの果物は季節によって様々で、いちご、バナナ、ブルーベリーの組み合わせや、キウイ、ブルーベリー、りんごの組み合わせなどがあります。生クリームはさっぱりと軽めの仕上がりで、フルーツと良いバランスです。

ガーデンハウス クラフツには、朝の営業時間帯限定のモーニングメニューがあります。最もシンプルなメニューはトーストとドリンクのセット。白角食パン、全粒粉の食パン、カンパーニュいずれかのトーストとセットドリンクで500円です。トーストにはバターと自家製ジャムがついてきます。なお、オプションメニューのサラダはプラス200円、スープはプラス300円となっています。

食べたいパンがある時は、パンの価格にプラス200円でセットドリンクをつけられるモーニングメニューもあります。朝の営業時間帯に店頭に並んでいるパン、サンドイッチ、スコーン、パウンドケーキならどれを組み合わせても大丈夫です。チーズがたっぷりで人気のクロックムッシュも朝から元気が出そうなメニュー。

自家製のオーガニックグラノーラもモーニングにおすすめのメニューです。グラノーラには食物繊維やビタミンが豊富に含まれていて、話題の「腸活」で注目されている食材です。かかっているのは牛乳ではなくヨーグルトで、しかもりんごとバナナもトッピングされているので、より腸内環境の改善効果が期待できます。ドリンクがついて750円です。

栄養バランスの取れたモーニングプレートは、トーストに卵料理、サラダ、ベーコンがついたプレートにドリンクをセットしたものです。気になる卵料理は、目玉焼き、スクランブルエッグ、ゆで卵から選べます。どれもきれいな半熟に仕上がっていて、目玉焼きは黄身にナイフを入れるととろりとあふれ出す絶妙な半熟加減です。また、カリカリに焼き上がったベーコンは鎌倉ベーコンです。

トーストの種類は白角食パン、全粒粉の食パン、カンパーニュから選ぶことができます。こんがりと焼き上がった熱々のトーストにバターをたっぷりと塗って食べましょう。トーストは2枚セットになっているので、ベーコンとサラダを挟んでサンドイッチを作ってもおいしいです。

セットドリンクはホットコーヒー、アイスコーヒー、アイスティー、紅茶、オレンジジュース、ライムソーダから選べます。夏の朝には、テラス席でライムソーダを飲めば目が覚めそうです。モーニングプレートの価格は1050円で、プラス300円でスープをつけることができます。

ガーデンハウス クラフツでは、パンだけでなくデリの種類も豊富です。使用される野菜はオーガニックにこだわり、体の内側から元気になれそうなメニューが揃っています。味付けにも独自のこだわりがあり、アボカドのデリサラダには刻んだ柴漬けが混ざっていたり、ケチャップに梅を混ぜたりと和の食材もふんだんに使われているのも新しい味が発見できて楽しいです。また、健康食材として人気のキヌアもよく使用されています。

しっかりボリュームのあるデリなら、カンパーニュが入ったオニオングラタンスープやミートローフがおすすめです。また、寒い季節にはグラタンも登場します。ガーデンハウス クラフツでは、店で使う食材はできる限り産地まで足を運んで生産者と直接話をしたり栽培の様子を見たりして、本当に使いたい物を探し求めているのだそうです。ガーデンハウス クラフツを訪れたら、ぜひパンだけでなくデリも味わってみてはいかがでしょうか。

ガーデンハウス クラフツのカフェタイムや手土産に人気があるのはスイーツです。スイーツにももちろん国産の食材を使用していて、小さな子にも安心して与えられると人気です。人気のスイーツの一つがキャロットケーキ。ふんわりとしたブラウンの生地にはココナッツシュレッドや砕いたナッツが食感をプラスし、マヨネーズを思わせる少し酸味のあるクリームチーズが全体をまろやかに仕上げています。

たっぷり絞ったクリームの上に帽子が乗っているような、楽しいデザインのアーモンドクランチシュー。見た目はごつごつとしていますが食感は程良いサクサク感が楽しめるソフトな生地。味わいはアーモンドの風味が香ばしく、そのままでもおいしいです。クリームはカスタードとマスカルポーネという2層仕立てで、濃厚な味わいです。

スイーツの定番、いちごのショートケーキは国産のいちごにこだわっています。那須の御用卵とオーガニックの小麦をたっぷり使ったスポンジは色が濃く、しっとりとした食感。生クリームの甘さも程良く、大きくボリュームのあるケーキですがペロリと食べられる人気のスイーツです。トップに飾りがないところも、味と素材で勝負する潔さが垣間見えます。

代官山ガーデンハウス クラフツの営業時間は、8時から20時までとなっています。モーニングの営業時間は8時から10時30分まで。ランチの営業時間は11時から14時までで、この時間帯は平日のみランチセットが注文可能です。14時以降の営業時間にはケーキセットが注文できます。ラストオーダーは18時30分となっています。

代官山ガーデンハウス クラフツへのアクセスは、東急東横線代官山駅から徒歩が便利です。代官山駅からのアクセス方法は、駅北口の代官山アドレスの公園前を通る代官山通りを右に進み、中央分離帯のある分かれ道を直進します。そのまま道なりに進むと、右側に木造の建物と階段が見えます。ここが代官山ログロードです。

代官山通りから階段を上ってログロードに入ると、細い路地へと出ます。ガーデンハウス クラフツは、階段を上って左方向、渋谷方面へと進むと見えてきます。車でアクセスする場合は、代官山通りと山手線高架が交差する場所にあるコインパーキングが最寄りの駐車場です。また、渋谷からハチ公バスでアクセスすることもできます。「代官山保育園・ログロード代官山」バス停で下車するのがおすすめです。

ガーデンハウスクラフツは、代官山の他に都内に3店舗あります。一つ目は荻窪店。JR荻窪駅直結というアクセスの良さから、仕事帰りの人に人気があります。取り扱いメニューは代官山店ほど多くありませんが、イートインコーナーでサンドイッチやケーキなどの食事ができます。営業時間は10時から21時までで、モーニングはありません。

ガーデンハウス クラフツ新宿店も、JR新宿駅南口直結という好アクセスのNEWoMan新宿エキナカエリア2階に店舗を構えています。営業時間は8時から22時で、通勤途中にパンを購入するのに便利です。こちらの店舗はテイクアウトのみですが、同じNEWoMan新宿の4階にある姉妹店のガーデンハウス新宿店は食事ができるレストランです。

ガーデンハウス クラフツCPCM店は、原宿の人気セレクトショップ「CPCM」に併設されています。営業時間は11時から20時までで、席はカウンターのみなのでモーニングはありませんが、原宿でのショッピングの休憩に立ち寄りやすい立地です。アクセスは原宿駅から渋谷駅へ向かう明治通り沿いです。定休日は第2木曜と第3木曜です。

代官山ログロードにある「ガーデンハウス クラフツ」をご紹介しました。素材と製法にこだわって作られたパンをモーニングで楽しめるガーデンハウス クラフツは、代官山散策でぜひ立ち寄りたいおすすめのお店です。モーニングを食べるために電車でアクセスする人もいるというガーデンハウス クラフツで、上質な朝食を楽しんでみてはいかがでしょうか。