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池島は炭鉱ツアーが出来る第2の軍艦島!観光の魅力や行き方などを紹介

池島は炭鉱ツアーが出来る第2の軍艦島!観光の魅力や行き方などを紹介
投稿日: 2018年5月10日最終更新日: 2020年10月8日

長崎県には数多くの観光名所がありますが、最近じわじわと人気になりつつあるのが池島です。池島はかつて大規模な炭鉱の街として栄えた島ですが、いまは建物のほとんどが廃墟と化しています。ちなみに日本にある炭鉱跡で坑道に入れるのはここ池島のみです。

アイコンこの記事の目次

      1長崎県の池島は炭鉱を巡るツアーが人気の小さな島
      2そもそも池島って何?
      3長崎・池島では観光ツアーに申し込むと炭鉱の内部へ入れる
      4長崎・池島で参加できる炭鉱観光ツアーの料金は?
      5長崎・池島の炭鉱観光ツアーは事前にお願いすればお弁当がつく
      6長崎・池島の炭鉱観光ツアーへ参加する際の注意点は?
      7長崎・池島の炭鉱観光ツアーはホームページからも予約可能
      8長崎・池島の炭鉱観光ツアーは電話予約なら当日でも大丈夫
      9長崎・池島の炭鉱観光ツアーへ参加するなら余裕を持った行動を
      10長崎・池島の炭鉱観光ツアーに参加するならフェリー選びに注意
      11長崎・池島の魅力は炭鉱だけではない
      12長崎・池島は至るところに廃墟が残されている
      13長崎・池島で廃墟巡りをするなら炭鉱跡は外せない
      14長崎・池島には炭鉱関係の大型廃墟がゴロゴロ
      15炭鉱や団地の廃墟を見学することで当時の池島の様子がわかる
      16長崎・池島には1件だけ宿泊施設がある
      17長崎・池島の炭鉱をゆっくり見学したいなら宿泊するのもあり
      18長崎・池島の宿泊施設は素泊まり限定
      19長崎・池島の宿泊施設『池島中央会館』はWi-Fiが完備されている
      20長崎にある炭鉱名所・池島への行き方は?
      21神浦港を経由した池島への行き方
      22瀬戸港を経由した池島への行き方
      23佐世保港を経由した池島への行き方
      24長崎・池島へは瀬戸港経由が計算できるのでおすすめ
      25長崎の池島は観光するならぜひ訪れるべき炭鉱の島

長崎県の池島は炭鉱を巡るツアーが人気の小さな島見出し

Photo by Ken OHYAMA

日本には約7000近い島があると言われており、近年ではそういった島を巡る観光ツアーなどが非常に人気です。特に長崎県はすべての都道府県のなかでもダントツで島の数が多く、島を巡ることのできる観光ツアーも数多く用意されています。そのなかでも最近特に注目を浴びているのが『池島』と呼ばれるとても小さな島です。

そもそも池島って何?見出し

『池島』とは長崎県の西彼杵半島から約7kmほど西側へ行ったところにある小さな島で、住所的には長崎県長崎市に属しています。かつて池島は炭鉱のある島としてと大いに栄えました。しかし、エネルギー革命が起こったことで日本における石炭の需要が少しずつ減り始め、そして2001年を最後に池島の炭鉱は閉鉱となりました。

『池島』は全周が4kmほどの非常に小さな島です。炭鉱の島として栄えた全盛期には約8000人近い人たちが島内で生活していたとも言われており、その人たちが使っていたマンション等の建物跡がいまでも池島には残されています。現在池島で生活しているのはたった150人程度で、かつて使われていた建物はいまは廃墟と化しています。

廃墟のある島として有名なのが同じ長崎県にある『軍艦島』こと端島ですが、廃墟が立ち並ぶ姿がその端島にそっくりということで池島はファンの間で『第2の軍艦島』と呼ばれたりもします。廃墟と化した島の姿が非常にノスタルジックで、さらに歴史の勉強にもなるということから最近は数多くの観光客がツアー等で池島を訪れます。

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長崎・池島では観光ツアーに申し込むと炭鉱の内部へ入れる見出し

長崎の池島にある炭鉱は観光ツアーに申し込むと実際に足を踏み入れて見学することができます。池島には廃墟と化したマンション群などほかにも見どころはたくさんあるので必ずしもこの炭鉱見学の観光ツアーに申し込む必要はありませんが、日本の近代化を支えてきた石炭産業の現場を生で見られる機械などそうありませんからぜひ参加をおすすめします。

長崎・池島の炭鉱観光ツアーは午前の部と午後の部のいずれかから選ぶことができます。コース内容はどちらもだいたい同じで、まずは池島港に集合しそこから現地ガイドの人と一緒に島内を巡るかたちになります。集合したら最初に池島開発総合センターまで移動してそこで炭鉱観光ツアーにおける概要を簡単に説明してもらえます。

観光ツアーの説明が終わるといよいよトロッコに乗り込んで鉱山へと入っていきます。炭鉱の内部では石炭を掘る時に使っていた機械の操作を体験することもでき、例えば採炭機ドラムカッターなどを触らせてもらえます。そしてひと通り見学が終わると再びトロッコに乗って地上まで移動し、そこで観光ツアーは終了となります。

長崎・池島で参加できる炭鉱観光ツアーの料金は?見出し

池島の炭鉱観光ツアーの料金は大人が2680円で小中学生が1340円となっています。ちなみに午前の部に関しては炭鉱内部の見学と島内の観光がセットになったオプションコースも用意されており、こちらは大人が3120円で小中学生が1560円です。時間とお金に余裕のある方はこちらをチョイスしてみるのもおすすめです。

長崎・池島の炭鉱観光ツアーは事前にお願いすればお弁当がつく見出し

おそらく午前のコースに申し込む方のなかには「お昼ご飯はどうすればいいの」とお考えだと思います。午前のコースについてはオプションとして別に食事を注文することができ、プラス800円を支払うことで池島炭鉱弁当(お茶付き)を事前に用意してもらえます。このお弁当は事前予約が必要で、支払いは現地に到着してから係りの人に手渡します。

長崎・池島の炭鉱観光ツアーへ参加する際の注意点は?見出し

長崎・池島の炭鉱観光ツアーに参加する場合にはいくつかの注意点もあります。まず観光ツアーへの参加には事前に予約が必要で、アポを取らずにいきなり島に押しかけても入れてもらえませんからその点は注意しましょう。ちなみに長崎・池島の炭鉱観光ツアーは電話とホームページのふたつの方法で予約を入れることができます。

長崎・池島の炭鉱観光ツアーはホームページからも予約可能見出し

より気軽に炭鉱観光ツアーを申し込めるのはホームページの方です。ホームページからの予約は基本的には24時間いつでも好きなタイミングで利用することができ、日中仕事で忙しくて電話のできない人にはとてもありがたいサービスでしょう。たた、ホームページからの予約は3日前までしか対応していないのでそこは気を付けてください。

長崎・池島の炭鉱観光ツアーは電話予約なら当日でも大丈夫見出し

これに対して、電話での予約は当日でも大丈夫です。池島の炭鉱観光ツアーは定員が50名までなのですが、そこにまだ達していなければ直前でも電話で予約を入れることができます。長崎へ遊びに来ていてふと「池島へ行ってみたい」と思った場合には電話の方がおすすめで、運が良ければ炭鉱観光ツアーにも参加できるかもしれません。

また、炭鉱観光ツアーでは服装についても少し注意事項があります。炭鉱の内部は当時のままで観光用に綺麗にされているわけではないため、歩き回っているとどうしても服や靴に汚れが付きます。ですから、炭鉱観光ツアーへ参加する際には汚れても構わない服や靴を選んで行きましょう。綺麗な服で行くのは避けるべきです。

長崎・池島の炭鉱観光ツアーへ参加するなら余裕を持った行動を見出し

午前の部では10時45分に池島港に集合することになります。長崎本島と池島の間には1日に何本かフェリーが運航しているのですが、午前の炭鉱観光ツアーに参加する場合には長崎市の大瀬戸港を10時15分に出発するフェリーを利用するとちょうどいいタイミングで島に上陸できます。帰りに関しては14時17分の池島港発のフェリーがおすすめです。

一方、午後の部の炭鉱観光ツアーに参加したい場合には14時15分に午前の部と同じく池島港に集合することになります。午後のコースに行く際には大瀬戸港を13時46分に出発するフェリーを使うと便利で、帰りに関してはちょうど15時47分に高速船の運航があるのでそれに乗ることができればかなりスピーディーに本島へと帰れます。

長崎・池島の炭鉱観光ツアーに参加するならフェリー選びに注意見出し

ただ、可能ならば乗るフェリーは余裕を持って選んだほうが無難でしょう。海の天候は私たちが思っている以上に変わりやすく、波の高さ等によっては予定通りに出港できなかったりスケジュール通りに到着できなかったりというケースが往々にしてあり得ます。せっかく池島に行くのに炭鉱の観光ツアーに参加できなければ興ざめです。

ですから、池島の炭鉱観光ツアーに是が非でも参加したい方は1本早めのフェリーを選ぶと確実です。なかには「何もそこまでする必要はないのでは」と思う方もいるでしょうが、観光ツアーに参加できなかった時の精神的なショックの大きさを考えるとここまでしても決してやり過ぎではありません。それだけの価値はあります。

長崎・池島の魅力は炭鉱だけではない見出し

長崎の池島にはかつて8000人近い人が生活していただけあって、かなりの数の施設が廃墟となって残されています。池島は石炭の町ですから多くの建物が炭鉱の周辺に集中しており、もし廃墟巡りをしたいのであれば基本的には池島港に近い方から順番に回って行けば問題ないでしょう。全長も4kmほどなので小一時間あれば十分に回りきれます。

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長崎県にはたくさんの島があり、その数は600以上にものぼります。そんな長崎の島には美しいコバルトブルーの海やキリシタン文化の名残などの観光スポットが満載です。そんな長崎の島の観光地を紹介していきます。小さな島に詰まった大きな魅力を見ていきましょう。

長崎・池島は至るところに廃墟が残されている見出し

池島港から西へと進み少し坂を上って行ったところにあるのが選炭工場の廃墟です。おそらく選炭工場と言う言葉を聞いたことがない人も多いとは思いますが、選炭工場とは鉱山で採掘した石炭のなかから大きな岩石を取り除くための施設です。港から1番近い場所にある廃墟のひとつで、まだ閉鉱してから20年ほどですがかなりの時間を感じます。

また、この選炭工場から少し行ったところにあるのが旧火力発電所の廃墟です。かつて8000人近い人たちが池島では生活をしていたのですが、当然周りは海に囲まれていますから本島から電気を引いてきた使うことなどできません。採掘した石炭を使って火を起こして水を蒸発させ、その水蒸気を用いて電気を発電して使っていたのです。

ほかにも、この旧火力発電所では電気だけでなく飲み水も作っていたと言われています。8000人もの人が暮らすためには当然かなりの量の水が必要になるわけですが、池島では海水を精製して淡水化し、それを飲料水や生活用水として利用していました。旧火力発電所は歴史だけでなく当時の島の人たちの営みをも感じられる廃墟です。

長崎・池島で廃墟巡りをするなら炭鉱跡は外せない見出し

池島の廃墟巡りで絶対に外せないのが坑道跡でしょう。坑道とは地中深くで採掘された石炭を地上まで運び出す際に通っていた道のことで、池島の採掘技術をより多くの人たちに知ってもらおうという考えからいまでもかなり綺麗な状態で残っています。ちなみに坑道の奥深くまで行くには観光ツアーへの申し込みが必要です。

日本には炭鉱の町として栄えた場所が数多くあります。長崎の池島のほかだと、例えば北海道の夕張などが全国的にも有名です。しかし、そのほとんどが安全性などが理由で坑道の内部へ入ることが禁止されています。そして日本で唯一坑道へ入ることが許されているのが長崎の池島です。ですから、池島に行った際にはぜひ坑道の姿を目に焼き付けましょう。

長崎・池島には炭鉱関係の大型廃墟がゴロゴロ見出し

池島で廃墟と化しているのは何も建物だけではありません。池島港の入り江をぐるりと進んでいくと『ジップローダー』と呼ばれる重機械が見えてきます。そしてそのすぐ横には『ジブローダー』と呼ばれる重機械の廃墟もあります。どちらも長いアームが特徴的で、一見すると手の長いカマキリのような姿にも見える廃墟たちです。

ジブローダーとは先ほど紹介した選炭工場からコンベアに乗って運ばれてきた石炭を搔きよせながらならす重機です。ちなみに国内でこのジブローダーを見ることができるのは長崎の池島のみです。ジブローダーの廃墟は私たちが思っている以上に大きいもので、このことからもここ池島が非常に大きく栄えていたことがうかがえます。

ジブローダーの横にある坂道を少し進むと今度は竪坑櫓の廃墟が見えてきます。この竪坑櫓は地中深くにある炭鉱の排気や坑道内部への人や資材の出入りを目的に作られたエレベーターのようなものです。こちらの廃墟もなかなかに保存状態が良く、かつての島内での暮らしをイメージするのにはもってこいの廃墟と言えるでしょう。

炭鉱や団地の廃墟を見学することで当時の池島の様子がわかる見出し

池島をどんどんと進んでいくと工場地帯を抜けて今度は団地の廃墟が現れます。廃墟と聞いて真っ先に連想するのはこういった人々が暮らしていた建物である人も多いと思います。廃墟化した団地の入り口にはいまだに『公住入口』と書かれたバス停が残っており、いまはだれも住んではいませんがどこか生活感を感じます。

団地の周辺は生活エリアとして使われており、マンションのほかにも学校や郵便局などの廃墟も見られます。なかにはスーパーマーケットの廃墟や映画館の廃墟なども残されており、池島の栄枯衰退を一番感じられるのがこのエリアではないでしょうか。ちなみに当時と比べるとかなり少ないですがいまでも池島で生活している人はいます。

池島の団地ゾーンのなかでもとりわけ人気が高いのが『8階建てアパート』の廃墟です。このアパートの廃墟はとても面白い構造になっており、高低差を利用して入り口が1階部分と5階部分に設置されています。このアパートにはエレベーターが付いていないのですが「少しでも暮らしやすいように」という工夫が随所に感じられる廃墟跡です。

長崎・池島には1件だけ宿泊施設がある見出し

長崎の池島にはホテルや民宿はありません。しかし、宿泊するための施設は一応用意されており、それが市営の『池島中央会館』です。この池島中央会館は素泊まりを前提にしている宿泊施設なので食事などはありません。ですから宿泊したいと考えている人は何らかの形で自分でご飯を用意しなければいけません。

住所:長崎県長崎市池島町1009番地1 電話番号:0959-26-2030

長崎・池島の炭鉱をゆっくり見学したいなら宿泊するのもあり見出し

池島にある炭鉱や廃墟を思う存分に満喫したいのならぜひ『池島中央会館』を活用してみてください。池島へ行く方法は船しかないためどうしても天候に左右されやすく、例えば「せっかく行こうと思ったのに行けなかった」といケースも珍しくありません。時間をかけて探索したいのなら宿泊施設『池島中央会館』の利用はもはや必須レベルです。

長崎・池島の宿泊施設は素泊まり限定見出し

宿泊施設の目の前には『かあちゃんの店』と呼ばれる食堂があるのでそこでご飯を食べるのもいいですし、ほかにも宿泊施設に予約をする際にお弁当を注文することもできるのでそれを利用するのもおすすめです。しかし、これらは両方とも日曜などになると閉まってしまう可能性が高いため、その点だけは注意する必要があります。

また、宿泊施設『池島中央会館』には調理スペースが設けられています。そのため、例えば池島の周囲で釣った魚などを持ち込んでここで料理し、みんなで食べるといったこともできます。もし、宿泊施設内の調理スペースを使いたい場合には予約をする時に管理人の方に一言その旨を伝えておくとスムーズです。

宿泊施設『池島中央会館』の料金は大人が3384円で、中学生が2746円で、小学生が2118円です。アメニティーグッズとしてフェイスタオル・バスタオル・歯ブラシ・ドライヤーが用意されており、お風呂場には石鹸やシャンプーやリンスもちゃんと備え付けられています。素泊まり専用の宿泊施設ではありますが、料金等を考えるとそこそこコスパはいいです。

ちなみに宿泊施設の『池島中央会館』から歩いてすぐの場所には銭湯もありますので、足をのばしてゆったりとお湯につかりたい人はこちらもおすすめです。宿泊施設のお風呂は基本的には24時間いつでも使えますが、時々管理人さんがボイラーの日を落としてしまうことがあるので朝風呂等をしたい場合は事前に声をかけるのが吉です。

長崎・池島の宿泊施設『池島中央会館』はWi-Fiが完備されている見出し

宿泊施設『池島中央会館』を利用する際の注意点としては携帯電話の電波が少し入りづらいのでその点はあらかじめ理解しておきましょう。docomoやauはまだ比較的電波が入りやすいですが、softbankは少し電波が入りづらいです。ただ、最近建物内にWi-Fiを設置したのでそれを利用すれば全館でインターネットを使えます。

池島で唯一の宿泊施設である『池島中央会館』にはいろいろなタイプの部屋が用意されています。1人部屋が2つ、2人部屋が4つ、3人部屋が1つ、大部屋が1つです。基本的にどの部屋を予約するかは早い者勝ちなので、例えば「どうしても1人部屋がいい」という人はあらかじめ予約しておくべきでしょう。特に部屋にこだわりがなければ当日予約も可能です。

長崎にある炭鉱名所・池島への行き方は?見出し

長崎の池島への生き方は大きく3つです。1つ目が神浦港に発着している船を使った行き方で、ほかのアクセス方法と比べると運賃が比較的安めなのが特徴です。2つ目の行き方が瀬戸港から出ている船を使っていく行き方で、朝早くから夜遅くまでとたくさんの便が出ているため非常に使い勝手のいい行き方となっています。

3つ目の行き方としては佐世保港からも上陸できます。ほかの2つの行き方と比べると料金も高く、所要時間も1時間程度と長めになっています。しかし、佐世保港はほかの2つの港と比べて長崎市内からのアクセスはとても良いです。ほかの2港は車を使わなければ少し行きづらい場所にありますが、長崎港は車なしでも行きやすいです。

神浦港を経由した池島への行き方見出し

長崎駅から神浦港を経由して池島への行き方は無料の駐車場があるので車を使うのが便利ですが、バスを使った行き方もあります。バスの場合には長崎駅から出ている『桜の里ターミナル行き』のバスに乗って『神の浦』と書かれたバス停まで行きましょう。ここからは船に乗り換えていくことになりますが、小型船は欠航しやすいので要注意です。

瀬戸港を経由した池島への行き方見出し

長崎駅から瀬戸港への行き方はこちらも同じでまずは『桜の里ターミナル行き』のバスに乗って『神の浦』まで行きます。そして、そこで『坂の浦行き』のバスに乗り換えて今度は『NTT大瀬戸』のバス停を目指します。ここまで到着したらあとは船に乗って池島に渡るだけです。瀬戸港では時間帯によって小型船と高速船の2つから行き方を選べます。

佐世保港を経由した池島への行き方見出し

佐世保港への行き方ですが長崎駅から直通のジャンボタクシーやバスが出ているため、これらを使えば乗り換え等を気にすることなく簡単に港まで行けます。佐世保港へは車で行くこともできますが、駐車場が有料になってしまうためできることならばジャンボタクシー等を使った行き方の方がお金もかからなくておすすめです。

長崎・池島へは瀬戸港経由が計算できるのでおすすめ見出し

池島への行き方を3通りご紹介しましたが、最も確実なのは瀬戸港からアクセスするかたちです。港までのアクセスだけを考えると直行バスやジャンボタクシーの走っている佐世保港が楽なのですが、1日に2本しか船が出ていないため観光のスケジュールのなかに組み込むのが少し難しいという欠点があります。

また、神浦港は本数や料金に関してはまったく問題ないのですが、運航している船が少し小さいこともあって少し天候が悪くなると欠航してしまうことがかなり多いです。そのためいざ行ってみたものの船が欠航して池島へ渡れないと言ったケースが普通にあり得ます。せっかくの旅で貴重な時間をロスしてしまうのはかなりのマイナスポイントです。

これに対して、瀬戸港から出ている船は本数も多いですし、欠航になることもほとんどないため安心して利用できます。料金も3つの行き方のなかではお得な方ですし、自動車だけでなく公共の交通機関を使って行くこともできますからあらゆる人におすすめできる行き方です。迷った時には瀬戸港経由を選んでおけば間違いないでしょう。

長崎の池島は観光するならぜひ訪れるべき炭鉱の島見出し

Photo by Ken OHYAMA

長崎県にはハウステンボスをはじめとする数多くの観光施設がありますが、池島もそれらに負けず劣らない非常に魅力的な観光スポットです。池島に広がっている廃墟の光景は普段なかなかお目にかかれないものだけにとてもインパクトがありますし、さらに日本の歴史の勉強にもなるためいろいろな人におすすめできる名所となっています。

投稿日: 2018年5月10日最終更新日: 2020年10月8日

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