USJへのアクセスを徹底解説！電車・バス・車での行き方や所要時間は？

USJは、大阪市此花区桜島にあり、中心部から電車やバス、車を使って簡単にアクセスすることができます。近づくにつれUSJをPRするPOPやラッピングされた電車やバスなどが走り、気分が高揚してきます。ここでは、そのUSJまでのアクセス方法、おすすめの交通機関と所要時間、及びその料金、周辺情報など含めながら徹底解説していきます。

USJの最寄の駅は、建築家の安藤忠雄氏が帆船をイメージし設計したユニバーサルシティ駅です。開放的鉄骨の骨組みとテント地で組み合わされた駅舎は、まさにレジャーランドに相応しいものを感じさせます。夜になり天井灯が灯ると、無機質なコンクリートジャングルに安らかな空間を作り出し、これから始まるワンダーランドの世界を予感させます。

ユニバーサルシティウォーク大阪のエリアに立つと、真横にホテル京阪ユニバーサルタワーがそびえ建ち、駅前の通りには、マクドナルドやサイゼリアなどお馴染みのチェーン店が並び、数多くのショップと一緒に華やかな雰囲気が広がります。USJ終了時には、帰りにこのシティウォークエリアで電車を待つ間、食事をする人で溢れ返ります。

ユニバーサルシティ駅を出ると、そこからすでにUSJの世界観が広がっています。アメリカのシティ文化を代表するHardRockCafeやCocaColaのきらびやかなネオンに囲まれて、気分は最高潮に達します。ここからUSJの入場ゲートまで歩いていきますが、おしゃれなカフェやアクセサリーショップなど、約60店舗が並ぶおすすめの複合商業施設です。

USJに隣接する複合商業施設ユニバーサルシティウォーク大阪の4階にある「大阪たこ焼きミュージアム」は、たこ焼きの本場、大阪ならではのおすすめゾーンです。たこ焼き店舗5店舗に加え、お土産屋、占いや似顔絵が楽しめるお店などがあり、たこ焼きのルーツや歴史を紹介展示してあり、いろんな味のたこ焼き食べ比べを楽しむことができます。

ライトアップされて一面に並ぶ看板類がワクワク感を盛り上げます。普段から見かけるモスバーガーの看板もこうして見ると、シティウォークの街中に見事に溶け込んでいます。キングコングやコーラのPOP看板がかなりインパクトあって、その場にいるだけでハリウッド映画の世界に迷い込んだかのような錯覚すら感じさせてくれます。

2018年3月10日に行われたユニバーサルシティウォーク、サプライズショーの様子を紹介する動画です。新作映画の紹介動画の後、突然と始まるサプライズショーは、園内のクリーンスタッフと思っていた人達が踊り始めるフラッシュモブです。道行く人から驚きの歓声が上がります。こんなラッキーな出会いがあるのも魅力のひとつです。

西九条駅からUSJへ行くには、JR桜島線、愛称ゆめ咲線に乗り、数えて2つ目の駅がユニバーサルシティ駅になります。片道約5分の所要時間で料金は160円となっています。毎日7分から8分間隔で出ており、201系8両編成のラッピング車両「ユニバーサルワンダーランド号」「ウィザーディングワールドオブハリーポッター号」が運行されています。

このゆめ咲線の電車の中は、まさに国際色豊かです。VisitJapanのキャンペーン効果もあり、海外からの来場者が増え、中国や台湾、韓国に加え、特にシンガポールやマレーシア、香港など東南アジアからの観光客が増えています。USJは、東京ディズニーランドと並んで日本で最も人気のあるテーマパークとして今も多くの観光客が訪れています。

西九条駅ガード下にあるトンネル横丁は、おすすめの食べどころ飲みどころのお店が軒を連ね、昭和の雰囲気を漂わせている横丁です。全長20mの空間にあって真ん中の通路を挟み両サイドにカウンター形式の居酒屋が並んでいます。どこも気兼ねなく入れ、しかも安いメニューがずらりと並んでおり、USJへ行く途中ぶらりと寄ってみるのもおすすめです。

JR西九条駅に乗り入れしている201系電車、2014年から公開されているハリーポッターのテーマパークTheWizardingWorldofHarryPotterをモチーフにしたラッピング電車です。ランドマークとなるホグワーツ城とハリー、ハーマイオニー、ロンの3人が描かれたラッピング列車の様子を撮影した動画です。2013年2月10日にYoutube上に公開されています。

関西以外の人が大阪で一番迷うのが、大阪駅と梅田駅の違いではないでしょうか。JR大阪駅があって、阪神、阪急、大阪市営地下鉄それぞれに梅田駅があり、大阪の迷宮、梅田地下街で繋がっていて同じエリアにあります。要するに、JR大阪駅と私鉄、地下鉄の4つの梅田駅、併せて5つの駅が混在していて、それぞれ乗り換えはできないようになっています。

USJへ向かうには、JR大阪駅の環状線内回り1番ホームから内回り普通もしくは快速電車、またはゆめ咲線直通桜島行きに乗車します。1番ホームの電車は、すべて西九条方面行きです。ゆめ咲線だと直行なので乗り換えなしでそのままユニバーサルシティ駅まで行けるのでおすすめです。片道約11分の所要時間で料金は180円となっています。

新幹線での大阪の玄関口、新大阪駅からUSJへ行くには、JR東海道本線新快速で大阪駅まで行き、JR大阪駅からは環状線内回り1番ホームに乗り換え移動し、内回り普通もしくは快速電車、またはゆめ咲線直通桜島行きに乗車します。乗車時間は、ゆめ咲線直行の場合で約16分、所要時間は、大阪駅での乗り換え移動含めて約23分。料金は220円です。

JR難波駅は、大阪市浪速区湊町1丁目にある複合商業施設大阪シティエアターミナル、略称OCATの地下1階にあります。このOCATの2階には、長距離高速バスの拠点となるOCATバスターミナルがあり、関西国際空港とのアクセス拠点にもなっていて、飛行機の利用の場合は、ここから電車かバスを利用してUSJまで行くのに便利なおすすめの中継点です。

JR難波駅からUSJへ行くには、JR大和路線で今宮駅まで行き、JR大阪環状線に乗り換えて西九条駅まで、西九条駅でJRゆめ咲線に乗り換えてユニバーサルシティ駅まで、と2回の乗り換えになり、このルートが最短で料金も最安値の180円で行けます。乗車時間は約15分、電車待ちや乗り換え移動も考慮すると所要時間は約40分ぐらいになります。

大阪ミナミの繁華街が広がる中心地にある大阪難波駅は、近鉄と阪神が共同使用をする駅です。周辺は、千日前通地下街のなんばウォーク、繁華街である道頓堀、アーケード商店街の心斎橋筋商店街など、大阪の顔ともいうべき中心街になっていて、USJに行った際には、ぜひとも訪れてみたい魅力溢れるエリアです。

大阪難波駅からユニバーサルシティ駅へ行くには、阪神なんば線3番線発尼崎行きに乗車し西九条駅まで行き、西九条駅からJRゆめ咲線に乗り換えてユニバーサルシティ駅まで行きます。乗車時間は約13分、所要時間は約20分です。料金は、阪神電車が200円、JRが160円で合計360円となっています。大阪難波駅からは最速最安値のおすすめルートです。

大阪の顔ともいうべき道頓堀のド派手な看板が立ち並ぶ一角は、グリコやかに道楽など、お馴染みの看板が街の賑やかさに一層派手さを加えています。阪神タイガースが優勝の際に、橋から飛び込む人がいてニュースになったのもこの場所です。とかく大阪をイメージする時に撮影などで頻繁に利用されるなど、一度は訪れておきたい有名な場所です。

JR天王寺駅は、大阪環状線の南に位置し、奈良、和歌山、関西国際空港から大阪中心部へのアクセス拠点となっています。天王寺駅からユニバーサルシティ駅への行き方は、天王寺駅14番ホームから環状線で西九条駅へ。西九条からゆめ咲線でユニバーサルシティ駅へ。乗車時間は約18分、所要時間は約27分で、料金は190円となっています。

JR天王寺駅隣には、地上60階、地下5階、横浜ランドマークタワーを抜いて高さ300メートル、日本一の高さを誇る「あべのハルカス」がそびえています。あべのハルカスの低層階には、近鉄百貨店のあべのハルカス近鉄本店と美術館である、あべのハルカス美術館、中層階にはオフィス、高層階には大阪マリオット都ホテルや展望台が入居しています。

大阪空港からユニバーサルシティ駅までの行き方は、まず大阪モノレールで阪急宝塚線の蛍池まで行き、その阪急宝塚線で梅田駅へ。JR大阪駅に移動し環状線で西九条駅へ行き、JRゆめ咲線でユニバーサルシティ駅へ向かいます。所要時間は、乗換時間を含めても50分から60分程度で運賃は600円と、とてもリーズナブルなのがメリットでおすすめです。

関西空港からは南海鉄道とJRの2つの乗り場があります。オレンジが南海鉄道、ブルーがJRなのですぐに分かります。関西空港駅からユニバーサルシティ駅へは、JR阪和線関空快速天王寺行きに乗車し、天王寺駅から環状線外回りで西九条駅へ行き、ゆめ咲線に乗り換えユニバーサルシティ駅へ。所要時間は約1時間20分で、料金は1190円となっています。

関西空港は、2007年から完全な24時間運用が行われています。空港ターミナルビルも24時間利用でき、空港内の店舗の一部も24時間営業を行っています。鉄道は南海電気鉄道とJR西日本の2社が5時台から23時台の間に運行していて、1時間あたり概ね南海鉄道が6本、JRが5本の計11本発着しています。ほぼ待ち時間なく乗車できる便利さです。

大阪環状線と阪和線を経由して関西空港と大阪駅を直通する唯一の電車「関空快速」。多くの「関空快速」が「紀州路快速」と途中まで併結して走るため、前4両が関空行き、後ろ4両が和歌山行きとなる「関空、紀州路快速」として運転されます。大阪駅や天王寺駅などから関西空港へ向かう方は間違わないようご注意ください。

東北地方からUSJへの高速バスでのアクセスは、仙台駅東口バスターミナルの東北福祉大学東側のバス停から、仙台発の神戸三宮行、JAMJAMライナーJX361便に乗車します。所要時間は13時間30分で20時30分に出発し、翌朝9時20分に到着予定です。料金は、乗車するシーズンや曜日によって異なりますが、大人ひとり片道7000円からとなっています。

関東地方からUSJへの高速バスでのアクセスは、代表的なところで、JR東京駅八重洲南口鍛冶橋駐車場バス停があります。様々なバス会社が数多くあり、日帰りプランやホテル付き、USJパス付きなどいろいろなプランがありますので、自分に合ったバス会社を選びましょう。大阪までの片道料金は、約1600円から4500円と曜日や時期で変動します。

新宿駅南口にある高速バスターミナル、バスタ新宿は、日本最大規模のバスターミナルビルです。これまで新宿駅周辺に分散していた高速バス乗場を一箇所に集約。券売機、待合室、トイレ、Wi-Fi、コンビニ、コインロッカー、周辺のカフェや漫画喫茶などの暇つぶしスポットまで便利な機能が揃ったスポットです。

バスタ新宿4階のバスターミナルD10からD12が、WillerExpressやジャムジャムエクスプレスなど、各バス会社の関西方面への出発乗場になっています。おすすめは、ブルーライナー利用で新宿発21時50分、USJ着7時50分で、所要時間10時間となっています。料金は、最安値1700円から6500円とWEB予約や曜日やシーズンでかなりの値幅があります。

中部地方からUSJへの高速バスでのアクセスは、代表的なところで、JR名古屋駅新幹線口を出てすぐにJR名古屋バスターミナルがあり、そこから複数のバス会社がUSJまで高速直行バスを運行しています。おすすめは、JR東海バスの名神ハイウェイバスで、名古屋駅からUSJまで約3時間半の所要時間で、料金は片道1600円から3100円となっています。

北陸地方からUSJへの高速バスでのアクセスは、代表的なところで、JR金沢駅西口ロータリー1番に高速バス乗場があり、そこから複数のバス会社がUSJまで高速直行バスを運行しています。おすすめは、日本海観光バスのブルーライナー北陸便で、金沢駅からUSJまで約7時間20分の所要時間で、料金は片道3500円から6500円となっています。

近畿地方で大阪難波に次いで最も乗降客の多い神戸三宮からUSJへは、三宮バスターミナルから直行バスが出ています。おすすめは、神姫バス4列シートで、予約なしで前乗り後払いなのでそのまま乗車できます。便数も三宮で一番多く、多いときで20分から30分間隔で、朝の7時から夕方17時まで運行しています。料金は、片道700円となっています。

中国地方からUSJへの高速バスでのアクセスは、代表的なところで、JR広島駅新幹線口高速バス停があり、中国JRバスがUSJまでの高速バスを運行しています。おすすめは、夜の23時15分に広島を出発し、朝の7時6分に到着予定のグランドリーム大阪2号です。所要時間は約8時間でぐっすり寝ている間に到着します。料金は4500円から9000円です。

四国地方からUSJへの高速バスでのアクセスは、代表的なところで、JR高松駅高速バスターセンターがあり、JR四国バスなどが運行しています。おすすめは高松エクスプレス神戸号で、朝の5時台と6時台がUSJまで、その他1時間ごとに夕方17時までは新神戸駅まで運行しています。所要時間は約3時間15分で、料金は片道早割3200円から通常3900円です。

九州北部からUSJへの高速バスでのアクセスは、代表的なところで、九州の玄関口、博多駅を出て右側にある博多バスターミナルがあります。おすすめは、博多バスターミナルを夜の22時45分に出てUSJに朝の7時に到着するユタカライナー関西5号車です。ぐっすり眠れて翌朝起きるとUSJは目の前です。料金はWEB割引の3600円から通常運賃5000円です。

九州南部からUSJへの高速バスでのアクセスは、代表的なところで、宮崎宮交シティバスターミナルを出発して大阪駅に到着する近鉄バスのひなたライナーがあります。宮交シティを夕方の18時40分に出てJR大阪駅に朝の7時33分に到着します。料金は大人1名11500円です。座席仕切りのカーテンがあるのでぐっすり眠れます。

USJと並んで海外からの旅行者が訪れる人気の水族館、海遊館とUSJを結ぶ海上シャトル線がCapt.Lineです。この海上シャトルによって、水族館とUSJが一体化され、大阪の新しいベイエリアになっています。乗船所要時間は約10分で、海遊館西はとばとユニバーサルシティポートを結びます。料金は片道700円、往復割引1300円となっています。

ユニバーサルシティポートは、ＪＲゆめ咲線「ユニバーサルシティ駅」からすぐのところにある乗船場です。海遊館などへの海上シャトル船や水上から大阪の街並みが楽しめる船が出ています。近くには、USJ専用のホテルユニバーサルポートや結婚式場のアルカンシェルベリテ大阪などが隣接していて、きれいなハーバービューが楽しめます。

海上シャトルのキャプテンラインに乗って、ユニバーサルシティポートから海遊館はとばへ向かう様子を紹介する動画です。船上から眺めるベイエリアの様子を伺うことができます。この他にも地下鉄中央線大阪港駅徒歩10分の所にある天保山渡船場からユニバーサルシティポートへ渡る渡船があり、航行距離400m運行時間3分で、運賃は無料です。

阪神高速湾岸線の北港JCT分岐をユニバーサルシティ出口方面へ向かい、ユニバーサルシティ出口を出るとUSJ専用駐車場に辿り着きます。北港JCTからユニバーサルシティ出口までは約0.9kmしかなく、出口付近の車線は、USJ駐車場待ちの渋滞が本線に達しないよう長めになっています。なお、ユニバーサルシティ出口は出口専用となっています。

USJには、収容台数約2800台の専用駐車場があり、オープン前1時間半前から閉園時間後2時間まで利用可能となっています。料金は、平日が2500円、土日が3000円、祝日大型連休は3500円となっています。USJ公式ホームページに駐車場カレンダーのページがありますので、詳しくはこちらで確認して万全の準備をしてください。

大阪市此花区桜島にあるUSJへは、電車、バス、車、バイクなどを使って簡単にアクセスすることができます。USJは旅行各社にとっても目玉商品のひとつで、各社いろんな割引プランや宿泊、USJのチケットとのセットプランなど、様々なサービス企画を提供しています。自分に合ったお得なプランを見つけてたっぷりとUSJの旅を楽しんでください。