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京都の高台寺を観光!おすすめの観光名所や見どころもご紹介

京都の高台寺を観光!おすすめの観光名所や見どころもご紹介
投稿日: 2017年4月15日最終更新日: 2020年10月7日

日本を統一した太閤豊臣秀吉の妻「ねね」が秀吉の没後、その冥福を祈るために建てたのが京都にある「高台寺」です。京都の東山にあり、観光地として賑わいがある大変人気の場所です。高台寺の観光名所や見どころなどはどこでしょうか。まとめてみました。

京都高台寺とはどのような名所でしょう見出し

京都府京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺院が「高台寺」です。高台寺は、戦国時代の三英傑としても知られている太閤「豊臣秀吉」の正室である「ねね」、のちの高台院がその弔いをするために建てられた菩提寺としての意味合いが大きい寺です。「秀吉とねねの寺」として、地元の人から観光客、外国の人にまで幅広く人気で親しまれている、見どころたっぷりのおすすめの寺です。

京都高台寺はねねが晩年に過ごしたところです見出し

高台寺は秀吉が亡くなった後、実際に正室「ねね」が住んでいた場所です。だからこそ、見どころが満載であり、豪華な作りの人気の名所になっています。寺でありながら女性的な感じや、雅な印象があり、おすすめです。たくさんの桜や紅葉など四季折々の木々に囲まれ、ねねはここで静かにこの世の安寧、秀吉の安らかな眠りを祈っていたことでしょう。

秀吉とねねとは

豊臣秀吉とねねは戦国時代には珍しく恋愛結婚をしました。豊臣秀吉は愛知県中村の出身であり、農民の出であると言われています。その後、織田信長の草履取りなどを務め、大名になり、太閤へと駆け上がりました。妻「ねね」との間には子どもができませんでしたが、しっかりと秀吉の後押しをし、支えたとして、「ねね」はその妻としての働きから女性の鏡として今でも人気があり、カップルなどにおすすめの場所です。

京都高台寺へのアクセス見出し

京都の東山にある高台寺へは、JR京都駅・近鉄京都駅から市バスのD2乗り場から、206系統のバスに乗り、「東山安井」で降りると徒歩5分で行くことができます。阪急河原町駅、京阪祇園四条駅から207系統のバスに乗り、「東山安井」で降りることもできます。

車でのアクセス

車では京都駅から東大路通りから高台寺南門通りへ入って直進すると駐車場があります。高台寺には専用駐車場が150台分あるので、車での観光もおすすめです。また、少し離れた場所にも約500台の駐車場があるので、混雑時はこちらを利用するのも良いでしょう。

京都高台寺の拝観時間・拝観料見出し

京都の高台寺の拝観時間は9時~17時30分で、受付は17時までです。拝観料は大人600円、小中学生250円となっています。これは、高台寺掌美術館との共通券です。その他にも、高台寺・高台寺掌美術館・圓徳院の3館共通割引拝観券が900円で、お得になっていておすすめです。その他に、人気のライトアップ時期などには22時まで拝観時間が延長となります。

京都高台寺はの名所の一つです見出し

高台寺は、「ねねの寺」とも呼ばれています。その造営には徳川家康も援助し、とても素晴らしい伽藍でした。しかし、その大半は度重なる火災で焼失してしまい、今は開山堂、霊屋、茶室の傘亭・時雨亭、観月台などが残っていて、当時の雰囲気を伝えています。今では京都めぐりで八坂神社から清水のコースの真ん中にある寺としても名所として有名です。また、桜や紅葉がきれいで人気があり、ライトアップする時期も見どころです。

京都高台寺「開山堂」とはどのようなところ?見出し

京都の高台寺にある「開山堂」は高台寺を代表する名建築物の一つであり、桃山時代建築の重要文化財です。元々は持仏堂でした。ここの前方は豊臣秀吉の使用した御座船の格子天井が、中央にはねねの使っていた御所車の天井が使われていて、とても豪華で、名所として見どころの一つです。

京都高台寺「霊屋」とはどのようなところ?見出し

京都の高台寺にある「霊屋」は、秀吉とねねをまつる高台寺の中で一番の見どころとなっています。桃山時代の建築であり、重要文化財に指定されています。小さな建物ですが、中には秀吉とねねの木造が安置されています。木造がある厨子や須弥壇(しゅみだん)、柱、長押にあるきらびやかな「高台寺蒔絵」は圧巻であり、高台寺一の見どころとなっていて、おすすめの場所です。

京都高台寺「傘亭」とはどのようなところ?見出し

高台寺には茶室が2つあります。平屋建ての茶室を「傘亭」と言い、伏見城から移築されたものと言われています。この茶室は伏見城にあった時には西側の入り口が水路に繋がっていたとされていて、船で直接乗り入れることができました。天井が竹と丸木を使って放射状になっていて、開いた傘のように見えます。そこから「傘亭」と名付けられました。

京都高台寺「時雨亭」とはどのようなところ?見出し

「時雨亭」は二階建ての大変珍しい作りの茶室です。正式名称は「安閑屈」であり、傘亭とは土間廊下で繋がっています。こちらの茶室も「傘亭」同様に、伏見城から移築されたと言われています。「時雨亭」は、一階は水屋などになっていて、二階でお客様をおもてなしをする作りです。伏見城にあった当時は二階から大阪を眺めることができたらしく、夏の陣での大阪城の炎上をねねはここから見ていたという逸話もあります。

どちらの茶室も作者は同じです

高台寺にある茶室「傘亭」と「時雨亭」はどちらも茶人として知られている「千利休」の意匠による茶室です。どちらも秀吉の好みの茶亭であると伝わります。従来の「千利休」の茶室より、広々とした印象があり、茶道や建築が好きな人にはとてもおすすめの見どころと言えます。

京都高台寺の「観月台」とはどのようなところ?見出し

高台寺の池には月を見上げるために作られた「観月台」があります。これも伏見城から移築されたものとされていて、檜皮葺きの三方に唐破風がある屋根があり、大変雅やかな作りとなっています。ここからねねが月を眺め、亡き夫秀吉を偲んだと言われています。

京都高台寺には名所の庭園があります見出し

高台寺には二つの池があり、「臥龍池」と「偃月池」と呼ばれています。目の前に広がる東山の山々の景色は観光地としての喧騒を忘れさせてくれ、息を飲む美しさがあります。臥龍池に映る景色は高台寺一の見どころです。この二つの池を含む庭園は「小堀遠州」の作であり、国の史跡・名勝として指定されています。これら全体の庭園のことを「方丈前庭」と言い、観光で高台寺を訪れる時にはおすすめの場所です。

京都高台寺はライトアップも見どころ見出し

高台寺では春・夏・秋に長い期間ライトアップされ、夜間の見学もできるようになっています。日が沈むころにライトアップが開始され、月夜に浮かび上がる高台寺を楽しむことができ、おすすめです。春や秋の特別展などと同時に行われることもあり、見どころが豊富になります。プロジェクションマッピングなども用いられ、彩豊かに魅力溢れる高台寺を感じることができます。

混雑を避けるためのおすすめ情報

高台寺のライトアップは京都の紅葉ライトアップ人気の中でも上位に入る場所です。紅葉の盛りには1~2時間程行列となることもあります。高台寺のライトアップは日没後に開始ですが、入れ替え制ではないため、ライトアップ時間の前から入場しておきそのままライトアップを楽しむこともできます。また、3館共通割引拝観券を購入し、他の施設を先に見ておくと入場券購入の列に並ぶことなく入場でき、おすすめです。

京都高台寺で美味しいお茶を飲もう見出し

高台寺の境内にある「雲居庵」では高台寺の素晴らしい庭を眺めながら美味しいお茶を楽しむことができます。ライトアップ期間中は夜間も営業していて、ゆっくりと景色を見ながらほっと一息つくことができる場所として知られています。

圓徳院にも足を延ばそう見出し

圓徳院は、秀吉の正室「ねね」が晩年の19年を過ごした場所であり、ねねはここで亡くなりました。ねねが秀吉との思い出の伏見城の化粧御殿と前庭をここへ移築したと言われています。高台寺との3館共通割引拝観券を購入するとここにも入ることができるので、静かで美しい庭園を是非見に行きましょう。

周囲の見どころ!台所坂!見出し

高台寺を訪れるときに通る細い階段の道を「台所坂」と言います。ここは周囲を木々に囲まれていて流れる水の音が静かに聞こえる大変雰囲気のある場所として知られています。この台所坂は、ねねが実際に秀吉の墓所へ参拝する際に使った道と言われています。当時の二人にに思いを馳せることができる場所と言えるでしょう。

周囲の見どころ!ねねの道!見出し

高台寺から円山公園に抜ける道として知られているのが「ねねの道」です。それほど広い道ではありませんが、人力車が通り、御影石の石畳が敷かれていて、大変風情のある道となっています。もちろん秀吉の正室「ねね」にちなんで名づけられた道です。

周囲のみどころ!御陵衛士の屯所!見出し

高台寺には幕末の時代に京都で活躍した「新選組」から離脱した一派である「御陵衛士」が屯所としていた場所がありました。御陵衛士は、高台寺に屯所を置いたことから「高台寺党」とも呼ばれています。しかし、新選組とは対立が深まり、隊長である伊東甲子太郎が謀殺され、その後隊士はばらばらとなってしまいました。屯所跡の前には石碑や案内板があります。

高台寺を楽しみましょう見出し

京都で有名な寺や神社がたくさんある場所として有名な東山。その一角にあるのが「高台寺」です。戦国武将とその妻に縁のある場所いう大変歴史的にも重要なところであり、四季折々の景色も楽しむことができる観光としても大変人気のある寺です。昼とライトアップされた時ではまた魅力が違い、何度も訪れたくなる心が落ち着くおすすめの名所です。

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投稿日: 2017年4月15日最終更新日: 2020年10月7日

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