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川原町は岐阜の古い町並みが残る観光スポット!おすすめグルメやお店を紹介

川原町は岐阜の古い町並みが残る観光スポット!おすすめグルメやお店を紹介
投稿日: 2018年5月15日最終更新日: 2020年10月8日

間口が狭く奥行きのある昔ながらの日本家屋が続く川原町は、岐阜県岐阜市にある長良橋南の通り界隈の通称です。空き家や倉庫だった建物を整備し、街並みを整えたことで、今や多くの観光客で賑わっています。カフェや食事処、土産屋もあり、手湯や見所もある川原町をご紹介します。

川原町は昔ながらの日本家屋が続く風情あるエリア見出し

岐阜県岐阜市の長良橋南界隈の一角に、まるで京都のような、間口が狭く奥行きのある昔ながらの日本家屋の続く古い町並みがあります。織田信長の時代から商人の行き交う川湊で、最近では明治時代の町家を改装した古民家カフェや伝統ある老舗、民芸品屋が軒を連ねています。気軽に観光できる、川原町のおすすめのグルメやお土産についてご紹介します。

川原町は今や岐阜の観光スポット見出し

格子のある町屋、蔵の高い壁に挟まれた路地と、普段私たちが生活する町並みとは全く違う景色が広がっています。そんな川原町を歩けば、どこか懐かしく、けれど新鮮な気持ちになります。2000年以降に整備が始まり、古い町並みの景観を守る為に電柱・電線の地中化が行われました。更に、木造の町家を守る為に、喫煙所以外での喫煙を禁止しています。

川原町は古い町並みや古民家カフェだけが魅力というわけではなく、おすすめの見所がたくさんあります。例えば、「見ざる・聞かざる・言わざる」で有名な三猿の庚申堂や、水滴が滴り落ちることにより琴のような音を響かせる水琴窟、更には水うちわ等伝統工芸品を製作する職人の手仕事模様と、川原町ならではの魅力が詰まった岐阜の観光スポットです。

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岐阜市の観光おすすめスポットは?名所巡りをするならココ! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
岐阜市は、岐阜県の中南部に位置しています。観光名所でもある金華山は斎藤道三や織田信長の城下町として栄えました。岐阜市は、観光名所が多数ある山林や長良川が流れています。長良川は日本三大清流の一つと言われ、中流域が「名水百選」などに選定されています。

岐阜長良川と言えば鵜飼い見出し

岐阜県長良川と言えば、1300年の歴史を持つ長良川鵜飼が有名です。毎年5月11日から10月15日まで、中秋の名月と川の増水時を除いて毎夜行われる鵜飼いは、岐阜の夏の名物で、篝火の火の粉を撒きながら豪快に行われる鵜飼いは生きた芸術と呼ばれています。鵜飼観覧船に乗る為には川原町にある鵜飼観覧船事務局や近隣の旅館に事前予約が必要です。

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鵜を操って魚を獲る長良川の鵜飼いは、1300年余りの歴史をもつ伝統の漁です。篝火で川面を照らしながら鵜匠と鵜が一体となって漁をする様は、単なる漁を通り越して芸術的で幽玄の美さえ感じます。今回は長良川の夏の風物詩、鵜飼についてご案内します。

川原町の魅力は昔ながらの古い町並み見出し

川原町の一番の魅力はやはり、その古い町並みです。濃尾大震災の火災や戦時中の空襲にも遭わなかった為、江戸から明治にかけての風情ある姿で観光客を迎え入れてくれます。町家の内11軒は岐阜市の景観重要建造物に指定されており、更に、昔ながらの古い町並みや景観の維持に取り組んでいるのが、地元住民や商店主らで構成された「川原町まちづくり会」です。

岐阜市の整備だけではなく、実際に住んでいる人たちが一丸となっているからこそ、川原町の通りは昔ながらの姿を維持できています。手は掛けられていますが、作り物ではなく、歴史ある建物と伝統工芸が今も息づく町であり、そこにレトロな雰囲気を活かしたカフェやイタリアン、雑貨店やギャラリーと年々お店の数が増え、観光地としての注目度と賑わいも増しています。

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有松絞りを作ってみる体験。それは「名古屋あたりに観光に行こう!」「どうせ有松に旅行で行くなら、ひと味違うお洒落アイテムをゲットしたい!」と考えているあなたの味方です。あなたが選んだ、あなたに似合う有松絞り。この夏は粋な浴衣で、友達に差をつけちゃいましょう!

川原町を散歩するなら着物で見出し

せっかく昔ながらの古い町並みを散策するなら、着物を着て、そのレトロな雰囲気に溶け込むのも素敵です。しかし、興味はあっても着付けが難しいと諦める人も少なくありません。そんな人におすすめなのが川原町にある「ORGANキモノ」です。遠方からや、移動中の着崩れが不安という人でも、現地で着物のレンタルができれば気軽に着物が楽しめます。

「ORGANキモノ」では昭和初期のアンティーク着物を30種類以上も取り揃えています。レンタルはもちろん、着付けも行っているので、着物をおしゃれに着こなして町歩きができます。帽子やバッグといった小物も揃っていて、おしゃれ女子は必見です。レンタルする際はウェブサイトに載っている中から好きな着物を選び、事前予約してから利用して下さい。

着物が似合う川原町の昔ながらの古い町並みを利用して、和装の婚礼写真を撮るカップルも増えています。川原町の中には披露宴、挙式を行える式場もあり、その前撮りの人気スポットが川原町の格子戸です。艶やかで凛とした和装だけでなく、洋装でも似合うと評判です。川原町は一生の思い出になる写真を飛び切り素敵に演出してくれる町でもあります。

川原町で楽しめる名湯見出し

川原町にある老舗旅館「十八楼」の前に、誰でも利用できる「手湯」があります。手湯はその名の通り、手をお湯に浸けるだけなので、足湯よりも気軽に温泉を楽しめます。手を浸けるだけでもじんわりと体の芯から温まります。手は第2の脳とも呼ばれ、たくさんのツボがあり、手を温めることで肩や首のコリ、頭痛を和らげてリラックスすることができます。

長良川沿いにある「長良川温泉」は「にっぽんの温泉100選」に4年連続で選出された程の名湯で、十八楼前の手湯も長良川温泉の温泉を引いています。長良川温泉の泉質は空気に触れると赤褐色に変化する単純鉄冷鉱泉で、神経痛や慢性消化器病、月経不順に効能があります。冬場は特に、その温かさが沁みるので、ぜひ散策がてら手湯で名湯を楽しんで下さい。

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岐阜の温泉でおすすめは?日帰りや宿泊も人気の宿や露天風呂などを紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
岐阜県には、日本三大名湯のひとつである下呂温泉や奥飛騨温泉郷をはじめ、魅力的な温泉がたくさんあります。今回は、日帰り・宿泊ともに楽しめる岐阜県の温泉についてご紹介します。ぜひ岐阜県の温泉で、身も心も温まるひとときを過ごしてみてください。

川原町のカフェで一休み見出し

川原町を散策していると、古い町並みにぴったりのレトロな赤いポストに目が留まります。ここは明治時代に紙問屋だった町家を改装した町家カフェ「川原町屋」で、和雑貨と喫茶が楽しめるお店です。入り口を入ってすぐの空間には岐阜提灯等の名産品や和紙を使った雑貨が並び、母屋を抜けた蔵がカフェスペースになっていて、散策の一休みにおすすめです。

蔵の一階にはグランドピアノがあり、土日には生演奏やコンサートも行われています。柔らかい照明と控えめに流れるジャズ、背もたれにクッションが用意されている一階の椅子席や、応接セットのような二階のソファー席と、ゆったりと落ち着ける雰囲気です。カフェは土足厳禁で、情報誌で紹介されて以降、平日でも時間帯によっては混み合う人気店です。

カフェメニューは豊富で、和テイストがメインのものも多いですが、それだけに拘らず、サンドイッチやケーキもあり、うどんや麺は月ごとに変わり種があります。古い町並み界隈で手軽にランチを食べることができるお店が少ない為、ランチ時は観光客や地元客で混み合います。和スイーツはやはり人気で、パフェやゼリーは甘さ控えめでおすすめです。

小腹満たしにおすすめなのが、アンティーク調のお盆にミニデザート2種類、スコーン、サンドイッチ、チョコレートが盛られたアフタヌーンコーヒーセットで、ドリンクの1杯目はエルダーフラワーのスパークリング、2杯目はコーヒーか紅茶かを選べます。注文は2名から2800円(1名1400円)、13時からの提供ですが予約をすれば9時から食べられます。

食べるのがもったいない!SNS映えするかき氷見出し

川原町には食べるのがもったいないと言われるスイーツがあります。それが、鵜飼乗船場前にある和菓子処「緑水庵」の夏季限定のかき氷メニュー「あんdeデコ氷」です。岐阜県産の揖斐茶を使った少し苦みのある抹茶のかき氷の上に、上生菓子の餡で作った花が乗っています。味はもちろん、フォトジェニックな見た目はSNS映えすること間違いなしです。

かき氷メニューは冬場はお休みで食べられませんが、緑水庵には他にもSNS映えする商品があります。それが、「あんdeデコ団子」で、岐阜県産「美濃ハツシモ」100%の米粉を使った串団子に、たっぷりの餡子と職人技ならではの美しい餡の花がデコレーションされています。緑水庵は岐阜市内に6店舗ありますが、イートイン可能なのは川原町店のみです。

岐阜のかき氷有名専門店や人気舞妓茶屋をご紹介!インスタ映えメニューあり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
岐阜のかき氷有名専門店や人気舞妓茶屋をご紹介!インスタ映えメニューあり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
岐阜を訪れるのなら、かき氷は必食です。岐阜のかき氷専門店「茶屋 赤鰐」や、舞妓茶屋「舞妓さんのかき氷」で、インスタ映えするかき氷を楽しむことができると話題になっています。インスタ映えするおしゃれなかき氷がおすすめの、岐阜の有名人気店についてまとめました。

川原町にはおすすめグルメもいっぱい見出し

川原町界隈には、実はおすすめグルメがたくさんあります。一見、同じような町家が続くただの古い町並みの通りに見えますが、引き戸を開けて中に入れば、個性的な魅力のお店ばかりです。先に紹介した川原町屋のような町家カフェだけでなく、本格的なイタリアン、予約制の中華レストラン、鮎料理や飛騨牛懐石が食べられるお店と、グルメの楽しみもあります。

川原町でおすすめのランチ:花ざくろ見出し

川原町のランチでまず紹介するのは、岐阜の高級グルメ、ブランド牛である飛騨牛が食べられるお店です。鵜飼観光船事務所から続く古い町並みをゆっくりと散策して行った先、美登里橋近くにあるのが「特選飛騨牛花ざくろ」です。ランチ、アフターヌーン、ディナーでメニューが変わるので、その時々のご自身のシーンに合わせて利用できておすすめです。

飛騨牛御肉懐石

花ざくろ川原町店のランチは2種類あります。飛騨牛も食べたいけれど、他の物も少しずつ食べたいという人におすすめなのが、「飛騨牛御肉懐石」です。先附、椀物、前菜盛り込み、炊き合わせ、食事、デザートがついて価格は3500円です。ちょっとリッチなランチに思えますが、どの料理にもふんだんに飛騨牛を使っているので、一度食べれば納得です。

飛騨牛網焼きステーキ重

がっつりとボリュームのある飛騨牛を食べたいという人におすすめなのが、飛騨牛網焼きステーキ重です。旬の野菜と飛騨牛を炙り焼きにし、錦糸卵ともみ海苔でちらし風に仕上げてあり、お好みでチリ酢をかけて頂きます。価格は3500円で、小食の場合や女性向けにハーフサイズも2000円で提供しています。焼き加減はレアで柔らかく仕上がっています。

2種類のランチでも十分に飛騨牛の美味しさが味わえますが、やはりじっくりと飛騨牛を堪能したいという場合はディナーの利用がおすすめです。花ざくろ川原町店ではディナーは懐石のみですが、岐阜駅近くにある本店ではステーキやしゃぶしゃぶのコースもあり、ランチメニューも網焼き丼や松花堂弁当、カレー、レアステーキのコースも用意されています。

川原町でおすすめのランチ:川原町泉屋見出し

長良川と言えば「鵜飼い」、鵜飼いと言えば「鮎」で、長良川沿いを観光していると「鮎」の文字を多く目にします。川原町の南端近く、大きく「鮎」の文字が書かれた暖簾が揺れているお店は種類豊富な鮎グルメを提供している「川原町泉屋」です。1階が物販、2階が食事処となっていて、鮎を使ったランチや予約制のコース料理を食べることができます。

鮎らーめん

川原町泉屋のランチは基本的に平日限定で、鵜飼いが繁忙期の間はお休みしています。しかし、ランチメニューの料理を単品で注文することは可能です。どかんと乗った一夜干しの鮎が香ばしい鮎らーめんは絶品で特に人気メニューです。天然鮎の魚醤をブレンドしたスープの残りにご飯と梅干を追加するのもおすすめで、玉子とじ鮎らーめんもあります。

鮎ぞうすい

川原町泉屋でランチでらーめんと同じく人気なのが「鮎ぞうすい」です。鮎の出汁はあっさりとしていながらもいい塩梅で、焼き鮎のほぐし身が香ばしいアクセントになっています。さらさらと食べることができるので、ランチに少し物足りないという場合は焼き餅を追加でトッピングできます。ぞうすいには「鮎ぞうすい」と「天然鮎ぞうすい」があります。

鮎ピザ

鮎の名店だけに、様々な鮎料理がありますが、川原町泉屋には鮎を使った度肝を抜くグルメがたくさんあります。その筆頭が「鮎ピザ」です。子持ち鮎の熟れ寿司の飯に生クリームとサワークリームをブレンドした鮎の白熟クリーム、鮎のアンチョビや鮎の魚醤を使ったピザは4種類あり、予想外の美味しさと大評判で、鮎の魚醤を使った鮎カレーもあります。

川原町でおすすめのランチ:十八楼見出し

川原町にある万延元年(西暦1860年)創業の老舗旅館「十八楼」でもランチを食べることができます。土蔵レストラン「時季の蔵」は約120年前の土蔵を移築して土壁を再現しています。ランチは予約制で、平日は3240円からのミニ懐石、土・日・祝は4320円からの懐石料理になります。天井が高く趣のある土蔵で、老舗の味を気楽な雰囲気で楽しめます。

ミニ懐石の内容は前菜盛り合わせ、お吸い物、旬のお造り、煮物、口代わり(海、山、里の物を少しずつ一皿に盛り合わせたもの)、ぞうすい、漬物、デザートという大満足の内容で、岐阜グルメである飛騨牛や鮎も味わえます。温泉付きの日帰りプランや薬膳料理、お祝い懐石、鮎懐石や飛騨牛懐石もあるので、特別な日のランチにもおすすめです。

十八楼の老舗ならではの上品かつ華やかな料理を味わったら、必ず宿泊してみたいと思うはずです。実は、十八楼には宿泊者のみが味わえるグルメがあります。それは、朝食バイキングのパンケーキで、専門のスタッフがリクエストに応じて色々な形に焼き上げてくれます。鮎や動物だけでなく、アニメのキャラクターも可能で、トッピングは自分でできます。

岐阜名産の鮎はグルメでもスイーツでも人気見出し

岐阜ならではのグルメであり、長良川のグルメと言えば鮎です。長良川にほど近い川原町には鮎のグルメやスイーツ、雑貨とたくさんの鮎商品があります。ランチで紹介した川原町泉屋には古い町並みを散策する観光客向けに食べ歩きできる鮎の塩焼きや、一口サイズの鮎の笹の葉寿司があり、ランチの時間がなくても手軽に岐阜ならではのグルメを味わえます。

岐阜グルメ鮎をスイーツにしているのは、川原町まちづくり会事務局にもなっている「玉井屋」です。岐阜の銘菓「登り鮎」の発祥のお店で、季節の生菓子やカステラもあります。そして、玉井屋の登り鮎をソフトクリームのトッピングにしているのが、あんdeデコ氷の緑水庵です。川原町を観光しながら定番鮎グルメや個性派鮎スイーツを楽しんで下さい。

川原町でお土産を買うなら見出し

観光に行くと、お土産を買って帰る人がほとんどです。せっかくならその観光地ならではのお土産を買いたいものです。川原町の古い町並みを歩いていると、「名産館」や「長良川デパート」をはじめとした岐阜土産や長良川土産を扱うお店や、伝統工芸「岐阜渋うちわ」を作る「住井冨次郎商店」のような川原町でしか買えないお店は必ず覗いてみて下さい。

川原町でおすすめのお土産:鵜飼茶屋しゃぐ「長良ういろ」見出し

岐阜の銘菓と言えば「長良ういろ」です。鵜飼観光船乗り場の待合室横にある「鵜飼茶屋しゃぐ」では、もちもちとした弾力のある食感のういろを、常時10種類以上の味で取り揃えています。シンプルな米粉の味を生かした「白ういろ」や「抹茶ういろ」の他、「桃ういろ」や「栗ういろ」といった季節限定のういろうは、一本サイズと一口サイズがあります。

川原町でおすすめのお土産:玉井屋本舗「登り鮎」見出し

岐阜銘菓「焼き鮎」「登り鮎」で名高い玉井屋本舗は明治41年創業の老舗で、今でも昔ながらの製法にこだわり、一つ一つ手作りしています。お菓子のお土産選びに困ったら、玉井屋本舗を覗いてみて下さい。登り鮎やカステラといった代表銘菓から季節の生菓子まで、目でも舌でも楽しめるお菓子が並んでいて、どれを選んでも失敗することはありません。

登り鮎

長良川に近い川原町銘菓と言うよりも、今や岐阜銘菓として全国的に有名な玉井屋本舗のお菓子が「登り鮎」です。カステラ生地で求肥の餡を包み、泳ぐ鮎の形を模しています。サイズも程よく、小さなお子さんからお年寄りまで、幅広い年齢層に人気の登り鮎は、賞味期限は約10日間です。1個130円から購入でき、化粧箱入りは7個1030円から用意されています。

味噌松風

玉井屋本舗では、宣教師ルイス・フロイスが織田信長に献上したという南蛮菓子の数々から、カステラ菓子も代表銘菓です。中でも「献上かすていら」は奥美濃古地鶏の卵をたっぷりと使用した名品ですが、岐阜の味噌文化ならではの、白味噌を使ったむっちりとした和風カステラもおすすめです。生菓子のような食感で、お茶会にもぴったりの銘菓です。

川原町でおすすめのお土産:長良川デパートの伝統工芸品見出し

「長良川の恵みを、つくり手の思いと共にお届けしたい」というコンセプトの下、長良川流域に受け継がれる職や伝統文化、伝統工芸品を取り扱っている逸品、お土産のセレクトショップである長良川デパート。ここには美濃和紙や竹細工を中心とした和のアイテムや天然鮎やジビエソーセージといった長良川グルメを、時代のニーズに合わせて提供しています。

雑貨やインテリアは岐阜和傘、アクセサリー、インテリア、コスメ、ファッション、食器やテーブルウェア、文房具と様々な種類を取り扱っています。中でも和傘は、日本で流通している和傘の約9割が岐阜県産という程で、カラーバリエーションやデザインも豊富です。美濃和紙を使った便箋には鵜飼のイラストが入り、手軽なお土産におすすめです。

食品やグルメは鮎の鮮魚や一夜干し等の加工品、奥美濃のジビエソーセージやハム、無農薬の野菜や果物、岐阜のブランド米「ハツシモ」、つるむらさきうどんや米麺、はちみつゼリーやうかい鮎、天然水を使った長良川サイダー、地酒や柚子を使った調味料と、ここでしか買えない物がたくさんあります。サイダーの売り上げは長良川の水源を守る活動に使われます。

川原町でおすすめのお土産:川原町泉屋「鮎のリエット」見出し

鮎を使った様々な商品を販売している川原町泉屋。ここでしか買えない商品が、鮎を使った洋風パテやクリームです。鮎のリエットはじっくりと焼き上げた鮎の塩焼きのほぐし身と、鮎うるか(内臓の塩漬け)、鮎脂で炒めた玉ねぎをブレンドし、パテにしています。同店で鮎ピザに使われている白熟クリームや鮎脂と太白ごま油で仕上げた鮎茶漬けもおすすめです。

川原町へのアクセス見出し

川原町へのアクセス方法をご紹介します。JR岐阜駅、又は名鉄岐阜駅からN系統(長良橋方面)及び、市内ループ左回りバス乗車「岐阜公園・歴史博物館前」下車徒歩1分です。お車を利用する場合は岐阜公園駐車場を利用できますが、駐車場の数に限りがあるので、ホテル宿泊予定がない場合はできるだけ公共交通機関を利用することをおすすめします。

長良川湖畔の風情ある川原町で街歩きを楽しもう見出し

以上、風情ある町屋が続く川原町をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。歴史ある古い町並みだけが魅力というわけではなく、カフェや雑貨店、レストランもあり、そこに今なお息づく長良川流域の伝統文化、工芸を感じることができます。古い文化を生かしつつ、新しい文化を織り交ぜている、どこか懐かしく、けれど新しい観光地、川原町をぜひ訪れてみて下さい。

投稿日: 2018年5月15日最終更新日: 2020年10月8日

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