熊谷花火大会2018の日程は？穴場・有料席・駐車場や場所取り方法も紹介

埼玉の夏を彩る熊谷花火大会が、2018年も開催されることが公表されました。スターマインコンクールやメッセージ花火など話題の多い花火大会は、関東でも最大級と言われています。暑い熊谷の8月がさらに熱くなる熊谷花火大会の日程やおすすめの観覧方法、穴場のスポットなどをご紹介します。

1934年に「熊谷煙火大会」として埼玉県で最も早く始まった花火大会は、熊谷花火大会として復活し70回を迎えます。2018年も開催が決定されました。今では県内でも二番目に大きな花火大会に成長し、多くの観客が訪れています。熊谷花火大会の開催日程や会場などの基本情報をご紹介します。

熊谷花火大会2018の開催場所は荒川に架かる荒川大橋近くの河川敷になります。熊谷市にある熊谷桜堤下や荒川緑地が観覧会場に設定されています。荒川を挟んだ対岸が打ち上げ場所になっています。たくさんの人出がありますが、河川敷が広くなっていますので、十分な場所取りのスペースがあります。

熊谷花火大会は8月11日の土曜日に開催されることが決定しました。花火の打ち上げ時間は19時から21時までの2時間です。開催日は少しの雨では決行されますが、大雨の場合は翌日に順延されます。熊谷花火大会は天候に恵まれず延期されることが多くあります。過去には1週間延びたこともありますので、情報を確認しましょう。

熊谷花火大会の打ち上げ花火の数は、2017年に約1万発が打ち上げられました。2018年の打ち上げ花火数は発表がありませんが、2017年と同様に1万発の花火が打ち上げられると予想されます。スターマインや尺玉が多く打ち上げられますので、華やかで豪華な花火が見られます。

熊谷花火大会は例年40万人が訪れる人気の花火大会です。2017年は45万人が訪れました。2018年も40万人を超える人出が予想されます。観覧会場は広いのですが、40万人ともなればかなり混雑します。近くには運動公園も開放されますので、場所取りには困ることはないでしょう。子連れでも安心して出かけられます。

電話番号:048-524-1111(熊谷市観光局)

熊谷花火大会には場所取りを気にせずにゆっくりと花火を堪能できる有料席が用意されています。マス席は4名で22000円、テーブル席は4名で16000円、イス席は1名で3000円、ブルーシートの自由席は4名で6000円です。6月16日からJTB営業所やコンビニで有料席の前売り開始の予定です。

花火の打ち上げ会場は、熊谷市の南にある荒川河川敷に決定されています。会場へは最寄り駅からは徒歩圏内ですので、アクセスは便利な場所にあります。徒歩でも人の流れができていますので迷うことはありません。車の場合は交通規制や駐車場の確保が難しくなりますので、できるだけ公共交通機関でアクセスしましょう。

JRまたは秩父鉄道の熊谷駅から徒歩約5分、JRまたは秩父鉄道の上熊谷駅からは徒歩約10分のところにあります。熊谷駅発着のバスもありますが、河川敷に向かう道路は川風が吹き爽やかですので、徒歩がおすすめです。JR･秩父鉄道共に終了後の臨時列車が運行されます。ICカードがあれば帰りの切符の心配をしなくて済みます。

車でアクセスの場合には、近くに臨時駐車場が用意されていて利用できます。また、熊谷市内にもショッピングセンターなどの駐車場が花火大会のために提供されますのでその駐車場を利用できます。それらの駐車場はほとんどがすぐに満車になってしまいます。少し離れている駐車場に停めてバス利用もおすすめです。

花火大会の当日は、17時から21時30分の間で交通規制が敷かれる予定です。JR高崎線と秩父鉄道の線路の南側が花火会場までの範囲が交通規制の対象になります。熊谷駅南口も規制範囲内になりますので、バスの停留所も一時的に変更になります。バス利用を考えている場合は注意しましょう。

花火大会の臨時駐車場は約3000台が用意される予定です。第1臨時駐車場は約1750台、第2臨時駐車場は約750台、第3臨時駐車場は1000台で、13時から利用が可能です。なお、駐車場料金は1000円です。駐車台数は2017年の例ですので、2018年の詳細は確認してください。17時頃には満車になりますので早目がおすすめです。

花火大会当日は、熊谷市内の公共施設やショッピングセンターの駐車場が花火大会のために提供されます。熊谷市役所は約200台が無料、熊谷地方庁舎は約250台が無料、八木橋駐車場は約730台が無料、市営本町駐車場は約500台で有料、イオン熊谷は約300台が無料です、他にも民間の有料駐車場が利用できます。

花火大会のためにたくさんの駐車場が用意されていますが、夕方には満車になってしまいます。早い時間帯に熊谷まで来て駐車する場合はいいのですが、夕方以降に到着する場合は、予約できる駐車場を利用することを考えてください。熊谷駅周辺にも予約が出来る駐車場があります。

熊谷花火大会は、2時間の間に約1万発の花火が打ち上げれるます。埼玉県でも最大級の花火大会です。打ち上げ花火の中心は連続打ち上げされるスターマインやワイドスターマインで華やかさと豪華さが見どころです。また尺球やニ尺玉も打ち上げられます。埼玉県では珍しい斜め打ち上げ花火も見どころです。

オープニングは熊谷花火大会の名物になっているメッセージ花火から始まります。一般の人たちがそれぞれの思いを花火に込めて打ち上げます。メッセージ内容は会場にアナウンスされます。7号玉は24000円、8号玉は37000円、10号玉は52000円で打ち上げられます。スターマインも可能ですが26万円からと高価です。

熊谷花火大会のハイライトはスターマインコンクールです。埼玉県内の花火師がその技を競い合います。花火師が自慢の花火や新作のオリジナル花火を打ち上げますので、他を圧倒する美しさです。「八木橋百貨店」や「ティアラ21」のスターマインが人気です。

熊谷花火大会は打ち上げ場所が一箇所で、対岸の観覧席からみるようになっています。有料席が正面に位置しています。細長い河川敷の見る場所で、花火の趣が変わってきます。正面からでも横からでも、有料席でなくてもお好みの場所取りで花火を楽しむことができます。混雑を覚悟してお好みの場所取りをしましょう。

花火を正面から見たいなら有料席がおすすめですが、有料席でなくても有料席の後ろに場所取りをすれば正面からのすばらしい花火を堪能することができます。場所取りの競争率は高いのですが、開放されているラグビー場も正面から見ることが出きる絶好のスポットです。迫力も満点です。

会場近くにもうひとつ、熊谷大橋の近くにラグビー場があります。こちらからは少し斜めから見ることになりますが、広くて打ち上げ場所までに邪魔になる建物や木立がありませんので、見晴らしの良い場所です。こちらも込み合いますが、どこで場所取りしてもすばらしい花火を見ることができます。

花火会場に遅く着いてしまって良い場所取りができなかった場合にもおすすめの場所があります。正面のラグビー場の横に屋台が並んでいる場所があります。さらにその奥に広場があります。木が邪魔になって見づらい場所もありますが、到着が遅くなった場合におすすめのスポットです。

見晴らしも良く花火も良く見えて混雑していないベストスポットがあります。それは、荒川の堤防土手の傾斜地です。「花火を見る」ことだけを考えればベストスポットですが、シートを敷いても滑りますし、食べ物や飲み物も安定して置くことができません。場所取りが出来なかった場合に利用してみてはいかがでしょう。

美しい花火を正面から堪能するには有料席がベストですが、打ち上げ場所が河川敷にありますので見晴らしがよく遠くても美しい花火を見ることができます。熊谷花火大会にもおすすめの穴場観賞スポットがたくさんあります。混雑を避けて美しい花火を独り占めできる穴場スポットをご紹介します。

荒川緑地は観覧会場になっている荒川運動公園のとなりにありますので、ほぼ観覧会場と言ってもいいスポットです。朝から場所取りが出来る観覧会場と違い場所取りは16時からとなりますが、その分遅くなってからでも場所取りができます。熊谷駅からは徒歩約15分です。

花火会場から約1.8km下流にある久下の河川敷周辺です。打ち上げ場所を真横から見る位置にありますが、途中には遮るものが何もなく十分に花火を楽しめるスポットです。地元の人が楽しむ場所になっていて、人出はありますが混雑するほどではありません。ゆっくりと花火を楽しめます。

イオン熊谷店は上熊谷駅の北西にあり、花火会場から約1.3km離れています。イオン熊谷店は花火大会の当日は屋上を開放していますので、ショッピングの後に気軽に立ち寄れるスポットです。ショッピングセンターですので、食事もできますし、トイレなどの施設を使うことも出来る嬉しいスポットです。

住所:埼玉県熊谷市本石2-135

石原公園はイオン熊谷店から少し遠くなり、花火会場から1.8kmほど離れています。それでも、花火会場からは遮る大きな建物もなく、美しいく花火を見ることが出来ます。公園内には遊具も揃っていますので、昼間から子供達を遊ばせながらそのまま花火を楽しむことが出来るスポットです。場所取りは必要ありません。

住所:埼玉県熊谷市大字石原

ベルク赤城町店は花火会場から約2km離れているスーパーマーケットです。花火当日は駐車場が開放されています。少し遠いですが十分に花火を楽しめます。混雑はありませんのでゆっくりと花火を楽しめるスポットです。スーパーですので食料や飲み物を調達して時間をかけて楽しむのもいいかもしれません。

住所:埼玉県熊谷市赤城町3-1-33

熊谷大橋は花火会場から約2km上流に行ったところにあります。少し距離はありますので音の迫力はないですが、打ち上げ場所からは遮るものが何もなく、じっくりと花火を観賞することが出来ます。橋の上は交通量がありますので、河川敷に下りて花火を見ましょう。

ニットモール熊谷店は花火会場から約1kmにあるショッピングモールです。屋上の駐車場からは綺麗に花火を見ることができます。大きな音も聞こえますので、打ち上げ花火の迫力も十分に味わうことが出来ます。熊谷駅からも徒歩約5分ですので、帰りも楽なスポットです。

住所:埼玉県熊谷市銀座2-245

熊谷駅から花火会場までは約0.8kmです。灯台元暗しで、以外な穴場スポットが熊谷駅です。新幹線ホームからも綺麗に見ることができます。駅ビルの屋上にはビアガーデンがあり、ビールを飲みながらのんびりと花火観賞が出来ます。帰りの混雑も気にしなくてすむ絶好の穴場スポットです。

住所;埼玉県熊谷市筑波2-115

花火会場からは約4km離れていますが、十分に花火を楽しむことが出来ます。迫力は感じられませんが、夜空に広がる尺玉やスターマインの美しさは変わりません。地元の人が集まるだけで混雑はありませんので場所取りの必要もありません。見通しも良いのでしっかりと花火を見ることができます。

住所:埼玉県熊谷市上川上300

花火大会の楽しみは屋台にもあります。熊谷花火大会には例年約500店舗の屋台が出店します。2018年も同じくらいの屋台が出店すると予想されます。花火大会の屋台としては多い出店数です。屋台は有料席付近やラグビー場そばに多く出店しているようです。たくさんのお店がありますので、人出の割には並ぶことも少ないようです。

屋台グルメと言えば、たこ焼きやお好み焼き、イカ焼きに焼きそば、夏にはかき氷が定番ですが、熊谷花火大会の屋台では熊谷B級グルメの「チーズイン鶏メンチ」や「ピリ辛ハーフチキン」も食べられます。屋台は早くから開店していますので、早めに行って屋台グルメを楽しむのもいいかもしれません。

熊谷花火大会は40万人を超える人出がある人気の花火大会です。有料席で見るのも良いですが、広い河川敷を自由に使って好きな場所で見られる花火大会です。少し離れても見通しの良い穴場スポットもたくさんあります。暑い熊谷の8月ですが、河川敷へ納涼を兼ねて出かけてみましょう。