みなとこうべ海上花火大会（神戸）2018の日程は？有料席や穴場など紹介

関西で弟2位の人気を誇る花火大会の「みなとこうべ会場花火大会」は、海上から打ち上げられる珍しい花火大会です。観覧海上の有料席だけでなく、高層ビルのレストランや海上からクルーズで花火を見られるのも珍しい花火大会です。2018年の日程やおすすめの観覧場所を穴場を含めてご紹介します。

神戸港の海の上から打ち上げられる花火は、神戸の夏の風物詩です。潮の香りを感じながらスターマインや仕掛け花火などの打上花火を堪能できる花火大会です。47回目を迎える「みなとこうべ海上花火大会2018」の日程や観覧場所、アクセスなどの基本情報をご紹介します。

みなとこうべ海上花火大会2018は神戸港の埠頭など周辺の公園などを会場にしています。花火の打上は神戸港のメリケンパーク沖の海上を打上場所にしています。観覧会場はメリケンパークの他に中突堤、ハーバーランド、ポートアイランドなどです。打上場所の正面にあたる第2突堤に有料席があります。

みなとこうべ海上花火大会の日程は、毎年8月の第一土曜日または第二土曜日に開催されますが、2018年は8月4日土曜日に開催されることが決定しました。花火の打上時刻は19時30分から20時30分までの1時間です。少しの雨では決行されますが、大雨の場合は中止になります。順延はありませんので注意しましょう。

みなとこうべ海上花火大会では約1万5000発の花火が打ち上げられます。人気のスターマインが中心ですが仕掛け花火や珍しい斜め打ちなども見られます。1時間の打上げ時間に打ち上げられる花火としては最大級の花火大会です。休みなく打ち上げられる花火が神戸の港を彩ります。

みなとこうべ海上花火大会は例年30万人近い観客が訪れます。短時間に多くの人が集まりますので、2018年も大変混雑が予想されます。それでも観覧場所が広いので場所取りに困ることはないでしょう。混雑を避けて見たい場合は有料席が準備されているので、早めに予約してゆっくり花火を堪能しましょう。

みなとこうべ海上花火大会では有料席は、花火サポーター向け観覧席と言います。有料席は新港第2突堤にあり、当日券3600円、前売券3100円です。全席椅子席で自由席になっています。有料席の前売り券は、JTBの神戸三ノ宮支店と神戸ハーバーランド店、近畿日本ツーリスト三ノ宮営業所、主要コンビで発売予定です。

みなとこうべ海上花火大会は神戸の人気スポットで開催されますので、アクセス方法もたくさんあります。公共交通機関も電車やバスの他、神戸らしく海上からアクセスも出来ます。会場の周辺は交通規制も敷かれ、駐車場の確保も難しくなりますので、できるだけ公共交通機関を利用するのがおすすめです。

電車でアクセスする場合は、JR三ノ宮駅東口から徒歩7分、阪急三宮駅東口から徒歩10分、阪神三宮駅東口A24番出口から徒歩6分です。地下鉄の場合は三宮駅から徒歩8分、三宮･花時計前駅から徒歩5分です。ポートライナー貿易センター駅から徒歩2分で会場に到着できます。三ノ宮駅からは臨時無料シャトルバスが便利です。

車でアクセスする場合は、阪神高速で下りてすぐのところです。姫路方面からは神戸線京橋ICから約3分、大阪方面からは神戸線生田川ICから約1分で到着できます。花火大会会場には駐車場が用意されていませんので、市内の有料駐車場に停めて臨時無料シャトルバスで会場まで行きましょう。

みなとこうべ海上花火大会では海上からアクセスしてみましょう。神戸の花火大会ならではのアクセス方法です。陸上の混雑を避けてのんびりと会場まで行くことができます。中突堤中央ターミナルとポーアイしおさい公園の間で、日程に合わせてシャトル船が運航されています。

みなとこうべ海上花火大会では日程に合わせて会場周辺に交通規制が敷かれ、規制エリアは通行はもとより駐車することはできません。交通規制は17時30分から21時30分まで実施されます。また規制エリア外でも、阪神高速3号神戸線では京橋ＩC入口が20時から22時まで閉鎖されますので注意が必要です。

公共交通機関の利用がおすすめですが、どうしても車を利用する場合は民間の有料駐車場が利用できます。三宮周辺の駐車場に停めて徒歩でアクセスするか臨時のシャトルバスを利用しましょう。車を利用するなら16時までには駐車しておくことをおすすめします。16時以降ではほとんどの駐車場が満車になります。

みなとこうべ海上花火大会のみどころは、他の花火大会では見られない幻想的な光景が見られることではないでしょうか。打上が場所が海上になっていますので、打ち上げられた花火が海面に映り、空と海に打ち上げられた花火が見られます。スターマインや尺玉が海面に映る光景は圧巻です。

みなとこうべ海上花火大会では、打上げ場所になっている神戸港のメリケンパーク沖を取り巻くように10ヶ所の観覧場所が決められています。そのうち新港第2突堤に有料席があります。30万人近い観客が集まりますが、会場は広いので、お気に入りの場所を選んで花火観賞を楽しみましょう。おすすめをご紹介します。

打上げ場所が海上になっていますので、観覧会場のどこからでも美しい花火を見ることができますが、正面から見られるのがメリケンパークです。花火の説明なども良く聞こえる場所です。屋台やトイレなどの設備も充実していますが、人気の場所なので混雑しています。

ハーバーランドモザイク前も人気の観覧場所です。大型のショッピングセンターがありますので、ショッピングの合い間にも花火が楽しめます。人出が多くなった場合は花火の開始前にも入場規制になることもあります。モザイクガーデンの南側がおすすめの場所です。16時前に入場すれば場所取りできます。

弟2突堤には有料席がありますが、無料エリアもあります。打上げ場所からは一番近い場所になりますので、迫力のある花火が楽しめます。無料エリアからは建物が邪魔になるところがありますので、なるべく18時までに入場して建物が邪魔にならない所に場所取りをしましょう。

打上げ場所から一番近くて邪魔な建物などがないのが、第2突堤にある有料席です。尺玉が打ち上げられた時には真上に花火が開いているような近さです。打ち上げられたときの音をからだで感じられる迫力タップリの観覧席です。2018年は第4突堤にも有料席が設けられる予定です。

神戸は夜景の美しい町として知られています。花火大会で豪快な打上げ花火と神戸の夜景を一緒に堪能できるスポットがあります。30万人の混雑を避けてゆっくりと食事をしながら目に前に打ち上げられる花火を見られるとしたら、これ以上のスポットはありません。予約制ですので、日程を確認して早めの予約が良いでしょう。

神戸メリケンパークオリエンタルホテルは打上げ場所から近くにあり、迫力のある花火を見ることができます。おすすめは、「オープンテラス花火鑑賞席と特別ディナープラン」です。特別席での花火観賞とディナーがセットになっています。部屋から花火が堪能できる宿泊プランもあります。

ホテルオークラ神戸には、夜景と一緒に花火を観賞できる花火観賞用プランがいくつも用意されています。ディナープランやブッフェ料理プラン、屋上ビアガーデンプランなど、予算に応じて選ぶことができます。花火会場から近いので、ゆっくりと間近の花火を楽しめます。宿泊プランもあります。

神戸みなと温泉蓮は有料席に近い第一突堤にありますので、正面に花火を見ることができる絶好のスポットです。宿泊プランもありますが、花火観賞席付の日帰り入浴プランもおすすめです。予約しても抽選になります。食事は付いていませんが、天然温泉に浸かって花火を観賞できる宿です。

住所:兵庫県神戸市中央区新港町1-1
電話番号:078-381-7000

神戸ポートピアホテルは花火会場から少し遠くなりますが、その分特典も付いてきます。百万ドルの夜景と言われる美しい神戸の夜景と迫力のある打上げ花火の両方を楽しめます。宿泊プランもありますが、花火観賞ディナープランは宿泊しなくても特別席で花火を観賞できます。

神戸港を花火会場にする「みなとこうべ海上花火大会」ならではの観賞スポットがあります。クルーズ船に乗って海上から花火を観賞することができます。花火大会当日のクルーズ船にはディナープランもありますので、ゆっくりと食事を楽しみながら海上から花火を楽しむことができます。日程を確認して予約しましょう。

全長74mの豪華なクルーズ船「コンチェルト」で花火を楽しむプランです。最上階のオープンデッキからは神戸の夜景が一望できます。花火大会当日には花火観賞とディナーをセットしたプランが人気です。6月上旬から予約が開始されますので、海上クルーズで贅沢なひと時を過ごしましょう。

住所:兵庫県神戸市中央区東川崎町1-6-1
電話番号:078-360-5600

ルミナス神戸2は国内最大級のクルーズ船です。その豪華クルーズ船でみなとこうべ海上花火大会を海上から楽しめます。2018年は6月2日から予約を開始します。「ルミナス神戸2 花火大会クルーズ」で検索すると予約ボタンが表示されます。スペシャルコースとデラックスコースがあります。

住所:兵庫県神戸市中央区波止場町5-6
電話番号:078-333-8414

布引ハーブ園は有名は夜景スポットです。風の丘芝生広場からは目線と同じ高さで花火を見ることができます。ロープウェイで行くことができますので、子連れでも混雑を避けて花火を堪能できます。飲食店もあり、テイクアウトもできますのでブルーシートを敷いて家族やグループでのんびりと花火観賞ができる穴場です。

六甲山の展望台は神戸でも一番の夜景スポットです。六甲山の展望台からは花火を見下ろすようになります。いつも見上げて見ている花火を見下ろすと、また違った景観が見えてきます。百万ドルの夜景の向こうに打ち上げられる花火は絶景です。六甲山でなければ見られない光景を楽しめる穴場のスポットです。

カップルにおすすめの穴場スポットがヴィーナスブリッジです。愛を誓い合う南京錠があることで知られている恋人の聖地ヴィーナスブリッジですが、花火大会の日は意外と穴場スポットに変わります。花火と神戸の夜景を見ながら愛を誓いあえるヴィーナスブリッジはカップルにおすすめです。

ポートアイランド北公園は花火会場からも近くてアクセスも便利ですが、混雑を避けて花火観賞ができる穴場のスポットです。広さがありませんが、遮るものがなく花火が見えやすい場所です。北公園からは花火の向こうに神戸の夜景が見られる珍しい観賞スポットです。

摩耶山掬星台からは少し遠くなりますが、綺麗に花火を見ることができます。六甲山が百万ドルなら摩耶山掬星台から見る夜景は1千万ドルの夜景とも言われています。絶景の夜景と一緒にみなとこうべ海上花火大会の花火を見ることができるのですから、贅沢な穴場スポットです。

みなとこうべ海上花火大会2018の日程などの基本情報とおすすめの観賞スポットをご紹介しました。花火大会は河川敷で行われることが多いですが、神戸では海上から打ち上げられます。決められた観覧場所だけでなく、神戸ならではの素敵な花火スポットがあります。2018年は神戸で花火を見ませんか。