「雪ノ下 京都本店」はパンケーキとかき氷が絶品の町屋カフェ！人気メニューは？

世界的な観光地である京都は、名産品の宝庫でもあります。中でも抹茶は有名で、抹茶を使ったスイーツをメニューに掲げる店も多く、一度味わってみたいというお客さんが多くアクセスし、混雑する人気店も多く見られます。そんな人気店の一つ、雪ノ下京都本店へのアクセス、人気メニューなどについて紹介します。

雪ノ下京都本店は、その名の通り京都にあるカフェです。2014年に開店しました。京都らしい町屋づくりの建物で、特にパンケーキとかき氷が有名なお店です。世界的な観光地のど真ん中にあることもあって、いつも多くのお客さんで混雑する人気店でもあります。

雪ノ下京都本店がある場所は京都市中京区三条油小路町です。ご存知の方も多いと思いますが、いわゆる京都の碁盤の目の町並みの中にあり、次のアクセスで述べるように、アクセスそのものもとても便利な場所にあります。

京都本店は前述したように町屋風の建物になっていて、店舗が2階になっています。靴を脱いでスリッパであがる形式になっているようです。内装も木の風合いを生かした作りとなっていて、和の雰囲気が強く、いかにも京都らしい「お茶屋」のイメージに近い雰囲気が味わえます。

それでは、雪ノ下京都本店へのアクセスを紹介します。前述したように、雪ノ下京都本店は京都市内の中心地にあり、アクセスがとても便利です。特に地下鉄などの電車を使ってアクセスしやすいというのが大きなメリットと言えるでしょう。

まずアクセスする場合の最寄り駅ですが、最も近いのは京都市営地下鉄東西線「二条城前」駅となります。1番出口から出て、堀川通を南に進み、三条通を東に入ります。堀川通の一本東側、油小路通の角に雪ノ下京都本店はあります。ここまで徒歩で6分ほど見ればよいでしょう。

ただ、市営地下鉄東西線は京都駅から一本でアクセスすることはできません。遠方などで京都駅を起点にしてアクセスしたいという場合は、京都駅から市営地下鉄烏丸線に乗り換えます。烏丸線の「烏丸御池」駅がもう一つの最寄駅です。6番出口を出て少し南に行くと三条通に出るので、そこを西にまっすぐ行くと店に到着です。こちらは徒歩で7分ほどです。

阪急沿線からの場合は、阪急京都線「烏丸」駅で下車となります。烏丸駅は地下烏丸線の四条駅と接続しているので、ここで1区間烏丸御池まで乗り換えてもよいですし、駅から歩いてもさほど距離はありません。駅を出たら四条通を西に進み、油小路通に入り北に向かえばアクセスできます。

なお、雪ノ下京都本店の周辺は、市バス、京都バスなども多く通ります。しかし、京都の中心部のバスは混雑しがちで、時間が読めないところがあります。アクセスする場所にもよりますが、なるべくならば電車を利用してアクセスすることをおすすめします。

さて、「雪ノ下京都本店」という名前なので、京都が本店の店なのだろうか、また京都に複数の支店があるのだろうかと考える方もいるかもしれません。雪ノ下は現在、大阪の梅田、箕面キューズモール、東京の府中、銀座、池袋に店舗があります。このうち、梅田の店舗は梅田本店という名前になっています。

雪ノ下の創業地は梅田本店です。京都本店は梅田本店の姉妹店という位置づけがなされているようです。また梅田本店は予約が必要だと言われていますが、京都本店は予約がいりません。ただ、定休日がなく不定休なので、観光などで確実にこの機会に食べてみたいという方は前もって確認をすることをおすすめします。

さて、雪ノ下京都本店で最も心配になる点は、やはり混雑するのかということではないでしょうか。雪ノ下京都本店は予約がいらないと述べましたが、いらないというよりも予約の受付がないのです。ですから行く前に混雑の状況を聞いて、行くかどうかを考えるというのもおすすめです。

混雑の傾向としては、やはりパンケーキやかき氷がメニューの中心なので、昼過ぎから混雑しがちのようです。特に土日祝日などの休みの日は混雑します。ですから、日程的に可能であれば、平日の昼前くらいの時間帯を狙うと、比較的混雑を避けることができるようです。行く予定を立てる時にそのあたりも考えてみるとよいでしょう。

さて、雪ノ下京都本店が混雑する人気店である理由は、やはり人気メニューが多いからという点に尽きます。最初に述べたように、特に観光で訪れる場合は、その土地に関したメニューを選びたいと感じるものですが、雪ノ下京都本店にはパンケーキにもかき氷にも抹茶などを使った、京都らしいメニューがあり、それがまた人気につながっています。

また、特にフルーツなどを使ったメニューの場合、旬の時期のものはやはりおいしいです。雪ノ下京都本店では季節限定のメニューなども多く、中にはその日限定のおすすめメニューなどもあります。もし訪れたときにそういったメニューがあるならば、ぜひその旬の味わいを楽しんでください。

ちなみにメニューに使われる原材料に関しては、産地とブランドが示されており、日本全国の「おいしいもの」が使われていることがわかるようになっています。注文するときはこのメニューを見て、お気に入りの原材料が使われるものを選ぶとさらにおいしさが引き立ちます。

それではさっそく、雪ノ下京都本店の人気メニューを紹介していきましょう。まずは雪ノ下一番人気と言っていい、パンケーキから紹介します。雪ノ下のパンケーキはなんと高さが4センチもあります。パンケーキが自慢という店はたくさんありますが、これだけの厚みを持つパンケーキはそうそうお目にかかれません。

雪ノ下京都本店のパンケーキは、土台となるパンケーキの種類が選べます。土台のパンケーキには、プレーンの他に練乳ミルクの白、ココアチョコの黒、宇治抹茶の緑、チーズの5種類があります。これに蜜柑蜂蜜や苺コンフィチュールなどをトッピングしていく形となります。

初めて雪ノ下に来た方におすすめなのが、「発酵バター静岡産はちみつを添えて」です。いわゆる定番のパンケーキなのですが、このはちみつは静岡のみかんの花のはちみつを使っています。そのためほんのり香るみかんの風味が、パンケーキの味わいをさらに引き立ててくれます。厚みのあるふわふわな生地がその味わいをふんわり受け止めます。

京都らしい一品が味わいたいと言う方には「京都宇治抹茶の緑」がおすすめです。その名の通り、宇治抹茶をたっぷり使った緑のパンケーキの上に生クリームとつぶあんがのります。このつぶあんですが、一般的な小豆で作ったつぶあんと黒豆を使ったものとがトッピングされていて、まさに和の味わいが楽しめる、京都らしいパンケーキとなっています。

いちごのおいしい季節に行くことができたら、ぜひいちごをたっぷり使ったパンケーキを味わってみましょう。パンケーキの上にたっぷりと生のいちごが盛りつけられた一品は、これが出ると毎年一番人気の座をさらっていくほどなのだそうです。いちごですから練乳ミルクの白、ココアチョコの黒などと組み合わせてそのコラボレーションを楽しみましょう。

暑い季節になってくると、かき氷のお店はどこも混雑します。雪ノ下京都本店もそうですが、最近ではさまざまな工夫を凝らしたかき氷があり、食べ歩きなどを楽しむ方も多く見受けられるようです。雪ノ下京都本店の場合はいわゆる「かき氷」と「氷」があり、氷のほうがシャーベットに近い細かい感じになっているようです。氷はやわらかめで、ふわっと口どけがよくできています。

雪ノ下のかき氷がふつうと違うのは、果汁やピューレなどを直接凍らせていることです。それに天然水と砂糖を必要最小限だけ加えます。そのため、シロップがかかっていないところの味がなかったり、食べ進めていくと溶けて味が薄まったりすることもありません。最後までその味を存分に楽しむことができます。

まず、京都らしさという点でイチオシなのが、「京都宇治抹茶氷」です。これは宇治抹茶を氷にしてかき氷を作り、上につぶあん、黒豆がトッピングされています。抹茶につぶあんということで、かなり大人の味わいという印象なのですが、実は中に練乳アイスが入っていて、コクと甘味がプラスされるという仕掛けになっています。

また、他では見られないちょっと珍しいものとしてあげられるのが「高知黄金生姜氷」です。生姜などかき氷にしておいしいのだろうかと感じる方もいるようですが、生姜のぴりっとした味わいが夏の暑さを吹き飛ばしてくれるような感じがあります。そしてこちらも中に入っている練乳アイスの甘さが疲れを癒してくれる一品となっています。夏バテしそうな時にぜひどうぞ。

そしてかき氷で忘れてはならないのが季節限定のフルーツ系のかき氷です。定番のいちご系はもちろん人気の一品ではありますが、メロンや柑橘系、ブルーベリーなどの季節のフルーツがかき氷になっているのです。たとえば石垣島のパイナップル、大三島の甘夏を使った氷は、暑い時期にぴったりの旬のフルーツが堪能できる一品となっています。

フレンチトーストも雪ノ下京都本店の人気メニューの一つです。フレンチトーストというと、カフェの人気メニューの一つですが、雪ノ下京都本店で食べられるフレンチトーストは京都の名店のバゲットを使い、キャラメリゼすることで、風味と歯ごたえも感じられる一品となりました。

生クリームにフルーツがたっぷり盛りつけられていて、見た目の彩りも美しいだけではなく、ボリュームもたっぷりです。ぜひ季節のフルーツと香ばしいフレンチトーストの味わいを楽しんでください。

雪ノ下京都本店は2018年4月にリニューアルオープンしました。それに伴って登場したのがアフタヌーンティーです。イギリスを舞台にした物語などを見るとよく登場するものですが、雪ノ下京都本店のアフタヌーンティーはかわいいケーキが8品でなんと一人分1000円を切るという、「世界一お得なアフタヌーンティー」なのです。

こちらも他のメニューと同様に、季節のフルーツや季節感をいかした材料をメインに使ったものとなっています。たとえば苺フェアであれば苺のタルトやパイ、ブラマンジェなどがあります。店が開店している間はいつでも、また1人分から注文することができるので、いろいろなものを少しずつ味わいたいという方にはぜひおすすめです。

雪ノ下京都本店というとパンケーキやかき氷の印象が強いのですが、実はフードメニューも充実しています。オムライスやハンバーグ、グラタンなどがあり、ランチに利用しようという方にもおすすめです。こちらも自慢の原材料を使って仕上げているので、素材の旨みがよく引きだされています。かき氷などと共にどうぞ。

おいしいパンケーキにおいしいドリンクは必須です。雪ノ下京都本店には静岡の完全無農薬栽培で作られたハーブを使ったハーブティーや、ヨーロッパの最高級ホテルで使われている紅茶、そして日本を代表するメーカーのコーヒーなどがあり、パンケーキやフードなどの味わいを高めてくれます。

中でもおすすめなのが、京都の抹茶です。京都のカフェなどでは抹茶を出すお店は多いのですが、冷たい抹茶はいかにも日本らしいドリンクでもあります。さらにうれしいのは、これらの最高級のドリンクがパンケーキなどとのセットで200円引きになるということです。手軽な値段でおいしいドリンクと共に、さらにおいしく味わいましょう。

二条城前の駅を出ると目の前にあるのが有名な二条城です。修学旅行などで見学したという方も多いのではないでしょうか。1994年、ユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成要素の一つに登録されています。有名な大政奉還はここで行われましたし、江戸幕府初代将軍徳川家康が江戸幕府を開いたのもここから始まりました。

現在の二条城は徳川家康が上洛した際に宿所として作ったもので、江戸幕府三代将軍徳川家光までは二条城で将軍拝賀の儀が行われていました。その後江戸時代はいったん政治の表舞台から姿を消しますが、1867年10月、最後の将軍慶喜はここで大政奉還をしたのです。

大政奉還の舞台となったとされている二条城大広間には、大政奉還の時の様子を模した人形の展示が行われており、その時の雰囲気を体験できるようになっています。また、桜や紅葉の時期にはライトアップなども行われ、多くの観光客で人気の場所となっています。

その時一番おいしい材料をふんだんに使って作るパンケーキやかき氷、フードなどのメニューは、どれを食べても季節のおいしさを堪能できるのが雪ノ下京都本店です。京都らしい抹茶メニューも多く、観光で訪れる方にもおすすめです。ぜひ、雪ノ下京都本店で季節のおいしさを存分に楽しんでください。