ことたま（京都）で400万通りのパフェが楽しめる？話題の白玉専門店を紹介

京都に行ったらぜひ楽しみたいのが和スイーツです。京都には白玉専門店なるお店があり、地元の人はもちろん観光客の間で話題となっています。今回は、京都の白玉専門店「ことたま」をご紹介。ことたまで人気のパフェの情報を始め、気になる営業時間やアクセス方法などの情報をお届けします。

「ことたま」は、2013年に京都にオープンした白玉専門店です。住宅街の一角にある小ぢんまりとしたお店で、小上がりに座布団という昭和の雰囲気が落ち着きます。ことたまは白玉を使ったパフェが話題で、場所柄もあってか女子大生や観光客で連日多くの人が訪れています。曜日や時間帯によっては2時間待つこともあるのだとか!

ことたまで人気のメニューは何と言ってもパフェ。パフェに入れる食材は全て自分で選ぶことができ、その組み合わせはなんと400万通りにもなるのだとか。訪れる度に新しい組み合わせを試すのも良し、自分のお気に入りメニューを開発するも良し。パフェを自由にカスタマイズできるスタイルが新鮮と評判です。

ことたまのパフェは食材を自分で組み合わせるオーダーメイド。パフェの注文方法は、メニュー表を見るのではなくオーダー表に希望の食材を記入します。オーダー表には写真が載っておらず文字だけなので、出来上がりのパフェをイメージしながら食材を選ぶのは楽しくもあり迷いもあります。

ことたまは人気のお店な上に席数が18席と少ないので、長い時間外で待つこともあります。その時は待ち時間の間にオーダー表が渡され、着席する前にメニューを決めます。着席してからパフェが出来上がるまでの時間は5分程度と早いです。

ことたまのパフェの値段は750円です。なお、パフェはテイクアウトが可能で、お店の入口にテイクアウトカウンターがあります。テイクアウトのパフェは通常より小さめのサイズで、その分値段は200円程度安くなっています。

それでは、ことたまのパフェの注文ステップを見ていきましょう。注文ステップは全部で5段階あります。まず最初のステップ1では白玉を選びます。白玉の種類は、基本のしろ、抹茶、よもぎ、いちご、しろ揚げ、ごま揚げ、チーズ揚げがあります。しろ以外の白玉メニューはお休みとなる場合もあります。

さすがは白玉専門店、パフェには大きくてつるつるもちもちの白玉が5個も入ります。なお、追加トッピングとして白玉を追加することができます。白玉の追加は5個で200円となっています。

パフェの注文ステップ2では、白玉の下に入る「特製わらびぷりん」を選びます。特製わらびぷりんのメニューは、抹茶、ほうじ茶、ミルク、豆乳の4種類となっており、この中から1種類を選びます。ボリュームたっぷりのパフェの終盤に食べることとなる特製わらびぷりんは、のどごしが良くつるりと入っていきます。

パフェの注文ステップ3では、上にかけるソースを選びます。ソースはメニュー豊富で、その数は13種類もあります。

選べるソースのメニューは大きく分けて3つのテイストがあります。和スイーツ系は黒みつ、抹茶、黒ごまの3種類。フルーツ系はいちご、ラズベリー、ブルーベリー、マンゴー、キウイの5種類。洋スイーツ系はチョコ、キャラメル、メイプル、カラメル、練乳の5種類となっています。

通常のステップでは選べるソースの数は1種類ですが、追加トッピングとしてソースを2種類以上かけることもできます。ソースの追加は1種類につきプラス50円です。ソース同士のハーモニーを楽しむのはもちろん、同じ種類のソースを追加してダブルでかけるのもアイデアです。

パフェの注文ステップ4では、メインとなる具材を選びます。具材の種類は大きく4つのカテゴリーに分けられ、全部で34種類あります。この中から2種類セレクトしましょう。なお、具材メニューは季節によって若干変わるそうです。

アイスは4種類。バニラアイス、抹茶アイス、チョコアイス、ストロベリーアイスがそれぞれダブルで入ります。なお、1種類のセレクトでバニラと抹茶というように異なるフレーバーを1個ずつ選ぶことはできません。アイスを2種類入れたい場合は、合計4つのアイスがパフェに入ることになります。

ちなみに、アイスがパフェに入ると見た目のボリュームが増して、インスタ映えする写真が撮りやすくなります。ステップ4では具材の中から2種類をセレクトできますが、ほとんどの人はそのうちの1種類をアイスにするようです。

ことたまでは、なんとケーキもパフェに乗ってしまいます。選べるケーキの種類は、レアチーズケーキ、ベイクドチーズケーキ、キャラメルケーキ、チョコケーキ、もものタルトケーキ、スイートポテトの6種類となっています。

和スイーツといえばあんこです。選べるあんこの種類は17種類。定番のあんこは、十勝粒あん、十勝こしあん、宇治抹茶あん、黒ごまあん、ずんだあん、白みそあん、きなこあんです。ホクホク系のあんこは、焼きいもあん、紫いもあん、かぼちゃあん、くりあん、スイートポテトあんです。

さっぱり系のあんこは、よもぎあん、りんごあん、夏みかんあん、いちごあん、珈琲あんです。いもやフルーツのあんこは色合いが良いので、パフェに添えると彩りが華やかになります。

甘く濃厚なクリームもおすすめです。クリームの種類は抹茶クリーム、カスタードクリーム、ミルククリーム、チョコクリーム、キャラメルクリーム、チーズクリーム、マロンクリームの7種類です。

ステップ4の具材を追加トッピングすることもできます。ステップ4の具材の追加は1種類につき150円となっています。

パフェの注文ステップの最後となるステップ5では、トップに飾るアクセントを選びます。アクセントのメニューは全部で16種類。この中から1種類を選びます。

アクセントの人気メニューは生クリームです。ソフトクリームのように渦高くトッピングされていて、インスタ映えもばっちりです。他に、チョコフレークやカステラも人気のトッピングです。また、フロランタンをトッピングするとかわいらしい印象になります。

フルーツをトッピングして白玉フルーツパフェにするのもおいしそうです。フルーツのメニューは、バナナ、パイナップル、マンゴー、ブルーベリー、黄桃の5種類です。

パフェを贅沢な雰囲気に変えてくれるアクセントメニューは、きなこ、アーモンド、カシューナッツ、くるみです。ナッツ類はクラッシュではなく丸ごとトッピングされるので、見た目も歯応えも楽しめます。

和風パフェを目指すなら、栗甘露煮、さつまいも甘露煮、醤油せんべいがおすすめです。栗やさつまいもは色が鮮やかで、パフェは華やかで豪華な印象になります。

アクセントの追加トッピングは1種類につき50円です。なお、facebookの公式アカウントに「いいね!」をするかtwitterの公式アカウントをフォローすると、ステップ5のアクセントが1種類無料で追加できます。オーダー表にフォローしたことを記入する欄があるので、忘れずにチェックしましょう。

ことたまのパフェの追加トッピングの一つに「デコ白玉」があります。うさぎの形をしたかわいい白玉で、通常の白玉よりも少し大きめとなっています。デコ白玉は数量限定で、1個300円で追加できます。

ちなみに、デコ白玉はスイーツ作りが好きな人達の間でブームになっているそうです。自宅でも食用色素や野菜などを使って色をつけたり模様を描いたりしてデコ白玉を作れるのだとか。子どもに人気のアンパンマンやドラえもんを始め、大人にもファンの多いミニオンズやベイマックスなどのキャラクターデコ白玉も続々とSNSにアップされています。

悩みに悩んでオーダー表に記入しワクワクして待っていると、ついに自分だけのオリジナル白玉パフェが完成です。オリジナルパフェの出来栄えは、好きな物ばかりトッピングしたからおいしいという人から、組み合わせを誤ったという人まで様々。トッピングメニューを選ぶ時の楽しさや出来上がりまでの期待もおいしさにプラスされます。

食材メニューの組み合わせが400万通りと言われているだけあり、ことたまのパフェは見た目も味も様々です。具材を全て抹茶系で統一する人や、いちごやブルーベリーをふんだんに使ってフルーティーなパフェにする人など、ことたまではその人の個性が表れて楽しくおいしいひとときが過ごせます。

ことたまは白玉専門店ですが、ドリンクのみの注文もできます。ドリンクメニューは、ホットコーヒー、アイスコーヒー、紅茶、アイスティー、柚子茶、アイス柚子茶、柚子茶ソーダ、ホットグリーンティー、アイスグリーンティー、コーラ、オレンジジュース、マンゴーソーダ、ラズベリーソーダです。ドリンクは全て300円です。

京都の白玉専門店ことたまの営業時間をチェックしておきましょう。ことたまの営業時間は曜日によって異なります。また、白玉の売れ行きにより営業時間内でも早目に終了となる場合があるそうです。席の予約はできません。

平日の営業時間は12時30分から17時まで。土日の営業時間は11時30分から17時までと平日よりも営業時間が1時間長くなっています。ラストオーダーは営業時間終了30分前の16時30分です。定休日は毎週水曜です。

住所:京都府京都市東山区慈法院庵町584-5
電話番号:075-203-8008

京都の白玉専門店ことたまへのアクセス方法は電車またはバスが便利です。ことたま周辺の主要な観光スポットは清水寺、京都博物館、豊国神社、六波羅蜜寺などがあり、五条界隈の散策の休憩におすすめです。なお、専用駐車場はありませんが、お店の正面にコインパーキングがあります。

ことたまへの電車でのアクセスは、京阪電車の清水五条駅が最寄り駅となります。清水五条駅の2番出口から、線路と交差して走る東海道に出て真っ直ぐ進みます。東山五条交差点を右折し、1つ目の角を左折すると到着です。駅からは徒歩13分ほどでアクセス可能です。

バスでアクセスする場合は、京都市バス207系統で「五条坂」バス停で下車すると東山五条交差点付近に到着できます。なお、京都市バス207系統は循環バスとなっており2通りの路線があります。東寺や東福寺方面からのアクセスは207甲系統、祇園方面からアクセスする場合は207乙系統が便利です。なお、207乙系統のみJR京都駅に停車します。

また、京都市バス206系統でも「五条坂」バス停を通ります。206乙系統は北大路、百万遍方面からのアクセスに便利。206甲系統はJR京都駅からことたまへアクセス可能です。京都の市バスは路線がたくさんあるので、他の系統でもアクセスできるので、出発地点に応じて便利なアクセス方法を探してみて下さい。

和スイーツの名店がひしめく京都には、白玉パフェがおいしいお店が他にもあります。ここからは、京都にある白玉パフェの人気店をご紹介します。ことたまで食べたオリジナルパフェと食べ比べするのもおすすめです。

祇園四条にあるお茶の老舗「茶寮都路里祇園本店」の白玉パフェは、白い白玉と抹茶の白玉がトッピングされています。中には抹茶ゼリー、抹茶アイス、バニラアイスが入っており、トップには抹茶クリームが乗っています。白玉が固まらないように、別皿に分けてもらうことも可能です。白玉パフェの値段は1026円です。

茶寮都路里祇園本店の営業時間は10時から22時までで、定休日はありません。なお、京都市内には祇園本店の他に京都伊勢丹内と高台寺前ねねの道にも店舗があります。

住所:京都府京都市東山区四条通祇園町南側573-3
電話番号:075-561-2257

「稲荷茶寮」は、伏見稲荷大社の啼鳥菴に新しくオープンした和カフェです。稲荷茶寮の白玉パフェは「稲荷パフェ」。白い白玉と濃抹茶の白玉が入っている他、あんこの下にはお米のパフ、トッピングにはキツネがプリントされたサクサクのおせんべいに鳥居の砂糖菓子と、伏見稲荷大社らしさたっぷりのパフェです。稲荷パフェの値段は1300円です。

稲荷茶寮は伏見稲荷大社本殿から見て千本鳥居の反対側、八島ヶ池のほとりにあります。稲荷茶寮の営業時間は10時から16時までで、定休日は不定です。

住所:京都府京都市伏見区深草藪之内町68
電話番号:075-286-3631

京都の白玉専門店「ことたま」をご紹介しました。パフェに入る全ての食材を自分でカスタマイズできるユニークな注文方法が話題となっていることたま。納得がいくまで具材を吟味して、あなただけの特製白玉パフェを楽しんでみてはいかがでしょうか。