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防府天満宮は梅まつりで話題!アクセス・お守り・人気の行事など紹介!

防府天満宮は梅まつりで話題!アクセス・お守り・人気の行事など紹介!
投稿日: 2017年4月16日最終更新日: 2020年10月7日

山口県にある防府天満宮。学問の神様、菅原道真を奉っている日本で一番最初に創建された由緒ある天神さまです。大晦日には県内外から人が集まり、身動きが取れないほどにもなります。また梅の名所として防府天満宮では毎年梅まつりが開催されます。

日本初の天神さま防府天満宮見出し

防府市に観光に来た際、ほとんどの人が行く場所が防府天満宮と言われています。京都の北の天満宮、福岡の大宰府天満宮と並んで三天神と言われています。ご利益は事業繁栄、商売繁盛、家内安全、交通安全と豊富。さらにほぼ毎月行事やイベントを行っているため、遊びに来てもおすすめです。観光に来ても、参拝に来てもおすすめな防府天満宮についてご紹介します。

防府天満宮は県内の小中学校では行事でよく利用され、写生大会や鍛錬遠足、剣道の試合等行われます。防府天満宮でも新入学児童勧学祭を行い、お守りの御祓いをします。駐車場が広く地元の人でも利用しやすい、駅から徒歩でもアクセスしやすい場所にあるため、防府市内でももっとも利用者の多い神社です。

防府天満宮の由緒見出し

平安時代、菅原道真公が九州大宰府へ向かう途中、当時の山口県、周防の国の国司土師氏を頼り、「防府の地は天皇のいらっしゃる京の都とまだ地続きである。ここ松崎の地で「無実の知らせ」を待っていたい。」と願いしばらく防府に滞在してから九州へと旅立たれました。

その際立ち寄った酒垂山、現在位の天神山の景色が美しく感動したため、「筑紫で命が果てても、魂はここに戻ってくる。」と誓ったといいます。大宰府にて薨去された日に防府勝間の浦に神光が現れ、現在の天神山がある場所に瑞雲が棚引き、防府の人たちは道真公の御霊魂が帰ってきたと思いました。

そして翌年の904年に道真公の御霊魂を奉る場所を松崎の地に建立して「松崎の社」と号し、日本で最初に創建された天神さまとなりました。以来、学業の神様として愛され今でも防府天満宮に参拝する人は絶えません。

アクセスの良さは山口一の防府市見出し

防府市は山口県の中部にあり、空港を利用しても、新幹線を利用しても、自動車でもアクセスしやすい場所になっています。行事やイベントがない日でも散歩や天神山に登りに来る人が多いです。防府市街を見下ろすことのできる見晴らしのいい場所にあるため、境内から見下ろしても景色が良いのですが、熟知している人はてっぺんの絶景を求めて防府天満宮のさらなる上を目指します。

高速道路のアクセスは防府東インターチェンジから防府市街側に進むと約10分で着きます。宇部空港を利用した場合のアクセスはバスでJR新山口駅へ行き、在来線の山陽本線上りに乗り、JR防府駅で下車します。新幹線を利用した場合も新山口駅で在来線に乗り換え、山陽本線からアクセスします

JR防府駅の北側、天神口2番乗り場より「阿弥陀寺」行バスにて停留所「防府天満宮」で降りると5分ほどで着きます。荷物が少なく体力に自信のある人は駅からのアクセスは徒歩がおすすめです。平たんな道なので15分ほど歩けば防府天満宮に着き、駅前から天神商店街までの観光もできます。

防府天満宮の人気お守り見出し

防府天満宮には様々なお守りがあり、最近は天然石を使った根付やおみくじがそのままお守りになるタイプや可愛らしい置物型まで、購買意欲をそそるものが多いです。色合いも濃いものばかりでなくパステルカラーの可愛らしいものも増えました。交通安全のお守りは、地元小学生たちのマストアイテムになっています。

受験生にとって最強のお守り

日本で三番目に学業のご利益が大きいと言われる防府天満宮。そのためお守りにも本気で取り組んでいます。防府天満宮で最も有名なお守りは「受験御守」セット。中には御神札、お守り、祈願絵馬、菅公鉛筆と一緒に、受験を合格した受験生たちのメッセージが書かれた合格はちまきが入っています。

毎年防府天満宮の巫女さんたちが寒い中洗濯をし、次の受験生たちに託していくものです。県外からも買いに防府天満宮から訪れる人も多いので、合格はちまきは受験生にとって最強のお守りともいわれています。

防府行事に欠かせない防府天満宮見出し

防府市の行事やイベントは天満宮とは切っても切れません。初詣はもちろん、二月には節分祭と牛の当たる牛替神事、2月中旬から3月上旬にかけて梅まつり。7月になると七夕まつりが行われ、8月には夏祭りと花火大会、11月第四土曜日には裸坊が御神輿をかつぐ御神幸祭、通称裸坊祭りが行われ、そして12月には大晦日がやってきます。

防府天満宮の新しい行事幸せますウィーク

「幸せます」という言葉をご存知ですか? 防府市の方言の一つで、嬉しいです。感謝します。という意味の言葉を指します。「~していただけると幸いです。」という言葉を「~していただけると幸せます。」という言葉に置き換えて使います。防府市はゴールデンウィークの期間「幸せますウィーク」というイベントを行い、防府天満宮や商店街、駅前でイベントを行います。

表参道の石段に「幸せます」と文字を描き、コンサートやお茶会を開催します。天満宮から駅前のルルサス防府で様々な催しを行い、防府天満宮の中ではまだ新しい行事ですが大勢の人が参加し、毎年賑う大人気の行事です。

防府の春を告げる梅まつり見出し

防府天満宮に11000本植えられた梅の木。冬の終わり少しずつに蕾を膨らませ、温かくなるにつれ花を咲かせ参拝客を出迎えます。この時期なると防府天満宮では様々な行事が催される梅まつりの期間に入ります。

防府天満宮は境内の梅の実や山口県内の梅の実を御祓い、奉納してから出世梅として配ります。地元の小学生が神楽舞「紅わらべ」を奉納し、甘酒を振るまったり、お茶の席を開きます。

道真公恋しさに飛んだ梅

天満宮に何故梅が多いのか、それは天神さまに深く関わりがあります。菅原道真公が京都から福岡へ行くことになり、大宰府で「東風吹かば匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」と京の梅を恋しがると一夜にして梅が本州の半分を飛んで道真公のそばにやってきたという話があります。防府天満宮も春には満開の美しい梅に包まれ、寂しい冬の色から着飾る様に鮮やかになります。

梅が終わると桜が満開

梅まつりほどではありませんが、防府天満宮は450本の桜が植えられているため、梅が終わり4月になると花見のシーズになります。遠くからでも天神山が薄紅の色に染まる姿が見え、梅まつりが終わり空けることなく参拝客は花を見に向かうので防府天満宮の人気が衰えることはありません。

冬でも関係ない!大人気行事裸坊祭り見出し

防府天満宮が初詣前に行う大人気行事「防府天満宮御神幸祭」通称「裸坊祭」は西日本屈指の荒祭と言われています。凍えるように寒い11月下旬、多少雨が降っても中止にならないその祭りは昼間は御神輿をかついで防府市内を練り歩くほほえましいお祭りです。防府市民は皆大好きなお祭りなので、子供達や男性だけでなく女性も御神輿をかつぎ、二の腕を出して掛け声勇ましく防府市内を練り歩きます。

しかし本番は日が沈みぐっと寒くなる時刻に始まります。白装束の男性たちが御神体を奉じた御網代(おあじろ)を担いで菅公上陸の地とされる勝間の浦の御旅所まで練り歩きます。白装束といってもほとんどの人が腕をむき出し、中には上半身裸の人もいます。屋台も並び多くの人が集まる防府天満宮の欠かせない行事ですが、見る側も気を付けないと風邪をひきます。

撫でると治る?防府天満宮の牛像見出し

防府天満宮に置いてある牛の象はよく見るとあちこちが変色しているようにも見えます。この牛には悪い場所を撫でると治るという逸話があり、防府天満宮の中でも大人気の象となり多くの人が撫でていきます。梅まつりの時期は花粉症の時期と重なるため多くの人が鼻をなで、そのため黒っぽい色をした牛なのですが鼻だけピカピカになっています。

防府天満宮の新しいご利益は恋愛!?見出し

防府市が「幸せます」ブランドを立ち上げてから、防府天満宮も防府市の顔として様々な行事をおこなってきましたが、新しいパワースポットが防府天満宮の中に生まれました。その名も「LOVE 神社」の碑。

ただの話題性ではなく、道真公が子宝に恵まれ、大変家族思いな方だったと言う逸話から建てられたもので、世界の人々が愛に満ち、幸せであるようにという願いが込められています。家族や恋人と行くと仲が深まり、独身の人の縁結びから写真を取ると幸せになると言う噂まで。

もちろん、お守りもあります

恋愛成就から縁結びまで、ご利益満点のお守りです。友達で渡しあったり、恋人同士で買ったり、お土産にしたりと大人気のお守り。防府天満宮は新しい時代の波にも乗っています。

平安から現代まで人気の防府天満宮見出し

いかがでしたでしょうか? 防府天満宮は歴史が古く、しかし新しい物もどんどん取り込み発展し続けてきました。大人から子供まで楽しめる場所として、結婚式や初詣、入学祝等の人生の門出の場所として愛されてきました。防府天満宮に初めて訪れる方でも、楽しんでいただけると思いますので、ぜひご参考にしていただけると幸せます。

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投稿日: 2017年4月16日最終更新日: 2020年10月7日

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