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宇都宮二荒山神社パワースポットの御利益は?春渡祭(おたりや)・駐車場情報も!

宇都宮二荒山神社パワースポットの御利益は?春渡祭(おたりや)・駐車場情報も!
投稿日: 2017年4月16日最終更新日: 2020年10月7日

宇都宮市最大のパワースポットである宇都宮二荒山神社をご存知ですか。知られざる宇都宮二荒山神社の御利益、謎のおたりやの正体、駐車場情報など行く前に絶対知っておきたいコアな知識をたっぷりお届けします。日光とは一味違った宇都宮の素敵な神社にぜひ行ってみてください!

宇都宮市最大のパワースポット二荒山神社見出し

宇都宮二荒山神社は、栃木県宇都宮市最大の神社であり、地元の人なら知らない人はいないというほど有名な神社です。正月、七五三、受験祈願など多くの宇都宮市民が心のよりどころとしています。最近は地元の人だけではなく、観光客にもパワースポットとして人気が高まっているということで、御祭神、御利益などのメイン情報からおたりや、駐車場情報などのコアな情報まで詳しくご紹介していきたいと思います。

他の神社とは一味違う宇都宮二荒山神社見出し

宇都宮二荒山神社へ来て最初に驚くのは、神社が建てられている場所です。神社というと、静かで自然が豊かな場所にあるイメージが大きいでしょうが、宇都宮二荒山神社はそのイメージとははるかにかけ離れた場所にあります。神社の目の前にはPARCOやドン・キホーテなどの高いビルが立ち並び、神社とビルの間にはバスや車が往々に走っています。

高いビルの中から突然現れる大鳥居は、別世界へといざなう扉のようです。この大鳥居は樹齢400年の栃木県産のケヤキを用いて建てられています。宇都宮市街地のど真ん中に位置しているとはいえ、どっしりとした神社のたたずまいは別格です。当時はこの神社を中心に街が栄えていったといわれており、その名残が現代にも残っていることがうかがえます。

宇都宮二荒山神社の駐車場情報見出し

宇都宮二荒山神社は、街の中心地と言われるだけあって、JR宇都宮駅西口から徒歩で約15分という非常に利便性の良い場所に位置しています。JR宇都宮駅西口からまっすぐに伸びる大通り(馬場通り)に沿って歩いていくと大鳥居が出迎えてくれます。バスで行く場合は、JR宇都宮駅西口バスターミナルで乗車し、約5分ほどで馬場町(二荒山神社前)という停留所に到着します。

車で参拝に来る方のために神社内には300台収容できるという駐車場もあります。駐車場は8時から22時まで開いており、参拝の場合は20分で100円です。祈祷もする場合は、利用時間内2時間無料となります。仮に神社の駐車場に停められなかったとしても、神社周辺が市街地の中心部となっているため、駐車場を探すのはさほど難しくありません。

日光二荒山神社と宇都宮二荒山神社見出し

二荒山神社は宇都宮のみならず、日光にも存在しています。上記の写真は日光にある二荒山神社であり、宇都宮とまた違った美しい神社です。しかし、同じ「二荒山神社」という名前といえども読み方は異なり、宇都宮二荒山神社(うつのみやふたあらやまじんじゃ)と日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)という全く別物の神社として扱われています。

二つの「二荒山神社」は、祀られている御祭神にも違いが表れています。日光二荒山神社には二荒山の三神(大己貴命、田心姫命、味耜高根彦命)という縁結びの神様が祀られているのに対し、宇都宮二荒山神社には豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)という戦いの神様が祀られています。

宇都宮二荒山神社の御祭神見出し

宇都宮二荒山神社の御祭神は、豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)といい、崇神天皇の第一皇子で、毛野国(現在の栃木県と群馬県)を拓き、東国を鎮めたといわれています。戦いの神と言われるほど武徳に優れた人物だったため、源義家、源頼朝、徳川家康など数々の著名な武将が戦勝祈願として寄進や社殿の改築を行ったと伝えられています。

戦国時代以降は度重なる戦火により、幾度となく社殿が焼失してきましたが、現在の社殿は新明治政府によって1877年に再建されました。宇都宮二荒山神社は、第10代崇神天皇の御代にさかのぼることができるほど古い歴史を持っていますが、残念ながらその史料も多く焼失してしまいました。

宇都宮二荒山神社の御利益見出し

宇都宮二荒山神社は、豊城入彦命が東国を鎮め、下野国(現在の栃木県)の開祖であることから、争いを避けて幸福が持続する御利益があるといわれています。また、穏やかな水の気、癒し・平和の気があり、心が優しく大らかになるパワースポットでもあるため、リラックスするにはぴったりの場所であるといえます。

宇都宮二荒山神社を参拝すれば、下野国にあるすべての御利益が受けられるといわれており、その言い伝えは現在も受け継がれています。実は、宇都宮という地名にはこの神社が深く関係しています。当時、宇都宮二荒山神社は「下野国一宮」(しもつけのくにいちのみや)と呼ばれており、一宮がなまって宇都宮(うつのみや)という地名になったという一説があるほど、宇都宮にとって重要な神社となっています。

宇都宮二荒山神社のパワースポット見出し

明神の井

拝殿よりさらに左奥へと進んでいくと、「明神の井」へたどり着きます。この御神水をいただくと、女性は優しく美しくなり、男性は包容力がつく御利益があるといわれています。宇都宮は地形の関係から湧水が多いことで知られており、江戸時代の人々は主な湧水を七つ選んで「七水」としました。明神の井は七水のうちの一つであり、この水を使うと、書道が上達するという言い伝えも残っています。

拝殿左の大木

拝殿左にある大木の周辺は、強い気の流れがあるパワースポットとなっているので、拝殿参拝後に立ち寄ってしっかりパワーをいただきましょう。宇都宮二荒山神社は、北方に位置する日光東照宮を通過した龍脈が流れるので宇都宮にいながら日光東照宮の強いパワーもいただけるという極上のパワースポットです。

末社

宇都宮二荒山神社には、境内地内に12もの末社が祀ってあります。明神の井からもっと左手に進むと、徳川家康公を祀る末社や安産の神が祀られた女体宮があります。他にも、拝殿へ向かう階段途中には、水の守り神が祀られる水神社、疫病を鎮める神が祀られる荒神社など様々な神様が祀られています。

宇都宮二荒山神社の御朱印見出し

近年、「御朱印ガール」といった言葉もできるほど御朱印集めにはまる人が続出していますよね。そんな方のために、宇都宮二荒山神社の御朱印もご紹介します。境内の左手にある社務所へ行くと御朱印がいただけます。初穂料は500円で、御朱印は二荒山神社と下野七福神の恵比須様の二種類があります。

実は宇都宮二荒山神社では、お正月には新春限定御朱印、春には桜の限定御朱印という季節限定の御朱印もいただくことができます。また、御朱印帳は御神紋と大鳥居があしらわれたシンプルなデザインで、ピンクと白の二色から選べます。参拝される際は、ぜひ限定御朱印をゲットしてみてくださいね。

宇都宮二荒山神社の「おたりや」とは?見出し

「おたりや」とはずばり、宇都宮二荒山神社のお祭りのことです。12月15日の冬渡祭と1月15日の春渡祭の年二回行われており、どちらも「おたりや」と呼ばれています。本来、神社の遷座の儀式は夜に行われるものであり、二荒山神社でも夜に行われたことから、市民はこれを「渡り夜」と呼ぶようになりました。後にこれが訛り、「おたりや」と呼ばれるようになったと言われています。

12月のおたりや(冬渡祭)では、一年間お世話になった古い御札やだるまなどの縁起物を焼くお焚き上げが行われ、市民に一年の終わりを感じさせてくれます。更に1月のおたりや(春渡祭)では、正月のしめ飾りや松飾りを焼くお焚き上げが行われ、市民に正月の終わりを感じさせてくれる特別な祭です。お焚き上げの煙にあたると、家内安全、無病息災、火災防止などの御利益があるといわれ、多くの人々が参拝に訪れます。

おたりやは夜祭として知られているため、神事は夕刻から行われます。夕方になると宇都宮市指定の無形文化財である田楽舞が奉納され、そのあとに神輿の渡御があります。田楽舞は低く呟くような唄と抑揚の少ない独特の舞が特徴です。神輿は神社内に留まらず、神社の目の前にある馬場通りを凱旋し、宇都宮市民の安寧を祈願します。

おたりやでは数々の出店も立ち並ぶため、宇都宮市民をはじめ多くの人々が訪れます。拝殿へと続く階段は人で埋め尽くされ、まるで正月の三が日のようなにぎわいようです。神事が夕刻から行われるため、夜は特に混雑しますが、お焚き上げは朝10時から夜7時まで行われているので、お焚き上げは朝のうちに済ませると混雑を避けられます。

宇都宮二荒山神社でパワーをもらおう見出し

宇都宮二荒山神社の魅力についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか。地元民からは「二荒さん(ふたあらさん)」という愛称で親しまれており、参拝目的だけではなく、市民の憩いの場としても非常に人気が高いです。皆さんもぜひ宇都宮二荒山神社から御利益やパワーをたっぷりいただきませんか。

宇都宮の観光地についてもっと知りたいアナタへ!

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投稿日: 2017年4月16日最終更新日: 2020年10月7日

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