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神呪寺は見晴らしも抜群のスポット!ご利益・御朱印やアクセスなどもチェック

神呪寺は見晴らしも抜群のスポット!ご利益・御朱印やアクセスなどもチェック
投稿日: 2018年6月24日最終更新日: 2020年10月8日

西宮にある神呪寺は、如意輪観音を祀るお寺です。夜景が美しいスポットとしても有名です。この神呪寺では、どのようなご利益があるでしょうか。また御朱印はもらうことができるのでしょうか。アクセス情報も交えて、神呪寺についてクローズアップします。

西宮・如意輪観音を祀る神呪寺見出し

Photo by Kentaro Ohno

神呪寺とは、兵庫県西宮市甲山の山麓にあるお寺です。神呪寺と書いてかんのうじと読みます。日本三如意輪観音の内のひとつである、如意輪半跏と呼ばれる如意輪観音がご本尊とされています。神呪寺は、夜景もきれいに見ることができるので、夜になっても人々で賑わいます。あるご利益でも支持されています。そんな神呪寺の情報やアクセス、そして御朱印についてお伝えします。

神呪寺の由来見出し

西宮の神呪寺は、甲山の山麓にある寺院です。神呪寺という表記だと、神が呪っている寺院なのではないか、と思われてしまうことも多いようですが、それは違います。神呪寺とは、もともと神の寺という意味合いを持つ名前です。かみのてら・かみのうてら・かんのうてら・かんのうじという変化をして、神呪寺という名前に落ち着いたそうです。

甲山大師とも呼ばれる神呪寺

西宮にある神呪寺は、別名甲山(かぶとやま)大師とも呼ばれます。この甲山は、神攻皇后が国家安泰の願いを込め、山に兜や如意宝珠、宝剣・衣服などを埋めたから甲山と呼ばれるようになった説があります。山の形が甲に似ているから、という説もあるそうです。その甲山にある大師様、ということで、甲山大師、と地元の人を中心に呼ばれ、親しまれています。

神呪寺のご本尊について見出し

神呪寺の本尊は、如意輪観音坐像です。秘仏本尊とされており、通常では見ることができません。普段は本堂に安置されています。河内の観心寺・大和の宝生寺の観音と共に、日本三如意輪と呼ばれています。像の高さは98.7センチメートルで、神呪寺開祖の如意尼の姿を、そのまま弘法大師が刻んだものとされています。平安美術の傑作のひとつに挙げられます。

秘仏本尊の公開

神呪寺の本尊である如意輪観音坐像は、普段は秘仏本尊として、一般に人の目に触れることはありません。しかし、年に一度だけ、公開されます。日付は毎年同じ日です。それは5月18日です。秘仏開帳・融通観音大祭として、その日は賑やかに迎えられます。開帳時間は、この日だけは6時から18時までと、いつもよりも長い時間、公開を行っています。

神呪寺のご利益見出し

神呪寺のご利益は、商売繁盛・家族繁栄とされています。さて、どうしてこのように商売繁盛や家族繁栄と言ったご利益があるとされているのでしょうか。この神呪寺の如意輪観音は、別名融通観音と呼ばれています。どんなお願い事でも融通して聞いてくれる、ということから、商売繁盛、そして家族繁栄のお願いも聞いてくれるとされました。そして今では金運のご利益もあるとされています。

金運のご利益がいっぱい融通小判

神呪寺の金運のご利益を受けるために、多くの人々が神呪寺を訪れますが、その際に買い求めて行くものがあります。それは融通小判です。この融通小判は、財宝万倍の力がある、とされており、金庫や財布に入れておくことで、守護を受けることができる、というものです。寺務所で500円で販売されています。効力は1年とされているので、毎年買い求める人が多いです。

融通小判は通販もしている

なんとこの西宮で金運のご利益があるとされている神呪寺では、人気のお守りである融通小判を、通販でも買い求めることができます。遠方で中々手に入らない人に、とても重宝がられています。この融通小判は500円です。500円に送料を添えて申し込みます。現金・郵便振替・切手、どの形でも支払いに対応をしています。中々神呪寺まで足を伸ばせない方は、この方法を取る方が多いです。

如意輪観音神呪寺の御朱印見出し

商売繁盛などのご利益で有名な神呪寺には、御朱印を求める人も多く訪れます。神呪寺でも、もちろん御朱印をいただくことができます。御朱印帳を持っていけば、きちんとその場で書いていただくことができます。お忙しい時間や時期もありますので、それらを見計らってお願いをしましょう。神呪寺では、立派な御朱印をいただくことができます。

神呪寺の御朱印とは

神呪寺の御朱印は、摂津国八十八箇所第75番の札所として、頂くことができます。御朱印は、本堂の左側にある、お守り授与所でいただくことができます。御朱印には、如意殿の文字が描かれています。本堂には、如意輪観音が祀られていることから、如意殿と書かれているのでしょう。

如意輪観音を祀る神呪寺の年中行事見出し

Photo by Kyoto-Picture

神呪寺には、仏教の行事として、様々な行事が行われています。正月の新年祈願祭に始まり、大晦日の除夜の鐘をつく感謝祭に終わります。節分・春と秋のお彼岸・盂蘭盆会などが行われます。その他に、神呪寺独自の行事も行われています。毎年5月18日に行われる、融通観音大祭では、秘仏本尊とされている如意輪観音坐像の御開帳がされています。

毎月行われている行事も

西宮の神呪寺では、毎月21日に甲山大師祭が行われています。弘法大師が入定した835年3月21日以降、毎月21日に大師祭が弘法大師にゆかりのある寺院では行われています。この西宮の神呪寺でも、甲山大師祭として、毎月21日に弘法大師のご供養がされています。その際には、この甲山大師祭限定のプレミアムデザインのお守りを販売しています。

神呪寺の文化財見出し

西宮の神呪寺には、多くの文化財に指定されている仏像や建造物があります。まずは御本尊の如意輪観音坐像です。国指定重要文化財とされています。桜材寄木造りで、弘法大師が彫ったと伝えられています。聖観音立像も国指定重要文化財です。檜材一木造りです。11世紀に作られたとされており、仏像の左側には焼け焦げた跡があるのが特長です。普段は納骨堂に安置されています。

他にも神呪寺には文化財が多くある

如意輪観音を祀る神呪寺には、その他にも国指定重要文化財があります。弘法大師の58歳頃の姿を彫ったとされる、弘法大師坐像。檜材寄せ木造りの不動明坐像も国の重要指定文化財とされています。どちらも、鎌倉時代の作品とされています。その他に、西宮市指定有形重要文化財として、神呪寺の仁王門や、神呪寺縁起絵巻などがあります。歴史も長く、その分重要な文化財も多くあるのが神呪寺です。

西宮・神呪寺の位置について見出し

Photo by mrrrk_smith

神呪寺は、兵庫県西宮市にあります。西宮市は、縦に長い市です。西宮市を上下に2つに分けた時に、神呪寺は下の部分の上の方に位置しています。ちょうどくびれた形をしている下の部分になります。神呪寺は、甲山と呼ばれる山の麓にあります。山の麓とは言え、神呪寺のある位置自体、標高があり、景色がとてもきれいなことで有名です。

神呪寺の周辺も見どころが多い

甲山自体、昔から人々から神の山として崇められています。神呪寺の周辺には、鷲林寺やダムなど、他にも見どころが多くあります。神呪寺への参拝の後に、御朱印をもらいに鷲林寺に向かう人もとても多いです。甲山の東側には、甲山森林公園もありますので、参拝の後に、車で移動して秋には紅葉を楽しむ人も多いです。

甲山森林公園でハイキングや展望台からの景色を楽しもう!駐車場情報も紹介 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
甲山森林公園でハイキングや展望台からの景色を楽しもう!駐車場情報も紹介 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
兵庫県西宮市にある甲山森林公園は気軽に登山やハイキングを楽しめるスポットです。花見や紅葉狩りもできて、野鳥の観察もできる甲山森林公園のアクセス情報や駐車場情報、ハイキングコースや展望台からの景色などについてお届けします。

JR西宮駅から神呪寺までのアクセス見出し

夜景や御朱印で人気の神呪寺までの、JRを使った場合の電車のアクセスについて説明します。JRを使った場合には、神戸線西宮駅からが、神呪寺までのアクセスがとても便利です。JR西宮駅から神呪寺までのバスは、阪急バスと阪神バス、2つの路線があります。運行している曜日や、運行時間が限られていますので、アクセスの際には時刻表を確認しましょう。

阪神バスでの神呪寺へのアクセス

Photo by jinkemoole

御朱印が人気の西宮神呪寺までのバスのアクセスですが、JR西宮駅からの場合、阪神バスでは北口の乗り場を利用しましょう。北口のバスロータリー1番から、鷲林寺東廻りというルートのバスに乗ります。甲山大師前のバス停で下車します。JR西宮駅から神呪寺のある甲山大師前までは、時間は20分ほどで到着します。日中の時間帯は、1時間に1本ほど運行しています。

阪急バスでの神呪寺へのアクセス

Photo by 松原 誠

阪急バスを利用して、商売繁盛のご利益で有名な西宮の神呪寺に行く際には、運行日、そして時間に注意をしましょう。神呪寺の最寄りのバス停は、甲山大師です。アクセスするのに利用するバスは、西宮駅北口のバス1番乗り場から出る五ヶ池行きです。このバスは、土曜日と日曜日に1往復のみしている路線です。乗車時刻に注意をしましょう。

阪急甲陽園駅からのタクシーでのアクセス見出し

阪急甲陽園駅から、西宮如意輪観音を祀る神呪寺までのアクセスについて見ていきましょう。神呪寺までは、阪急甲陽園駅が一番距離的には近い駅となっています。甲陽園駅から神呪寺までのアクセス方法は2つです。ひとつは相互タクシーを利用する方法、そしてもう一つは徒歩で行く方法です。時間のある人は、徒歩で向かう人も多くいます。

相互タクシーでのアクセス

Photo by mougrapher

阪急甲陽園駅を出ると、駅の正面に相互タクシーの営業所があります。ここからタクシーを利用して、如意輪観音を祀る神呪寺までアクセスすることができます。所要時間は、タクシーで5分ほどです。甲陽園駅前を通る循環バスは、神呪寺の近くは通らないので、間違えて乗らないようにしましょう。甲陽園駅からは、バスのアクセスはできません。

阪急甲陽園駅から神呪寺までの徒歩アクセス見出し

Photo by reddangelo

如意輪観音の神呪寺までは、徒歩でも十分アクセスすることができます。ただし、時間とちょっとした体力がある人向けです。ピクニック代わりに、ウォーキングも兼ねて、ということで歩いていくことをおすすめします。やはり山麓にある寺ですので、歩きやすい格好で行きましょう。30分弱で、神呪寺までアクセスすることができます。

神呪寺までの徒歩アクセスルート

Photo by HIRAOKA,Yasunobu

西宮のご利益があることで有名な神呪寺までは、30分弱で歩いていくことが可能です。駅を出て右側の道を道なりに歩くと、3分ほどで左手に郵便局が見えてきます。郵便局の裏手に回ると、上り階段があります。その上り階段を20分ちょっと登っていくと、神呪寺までたどり着くことができます。途中で新幹線の高架をくぐったならば、ルートは合っています。

阪急夙川駅から西宮神呪寺までのアクセス見出し

Photo by johncobb

阪急夙川駅から、如意輪観音を祀る神呪寺までアクセスすることができます。アクセスの方法は、タクシーと路線バスの2種類があります。タクシーの場合は、所要時間15分ほどで神呪寺に到着することができます。路線バスの時間が合わない、ダイレクトに向かいたい、という場合には、タクシーの利用をおすすめします。夙川からは、徒歩では向かうのはとても遠いでしょう。

路線バスは運行曜日に注意を

Photo by iosjr

夙川駅からご利益があることで有名な神呪寺までは、路線バスは2系統あります。ひとつは阪急バスの五ヶ池行きです。ただし、このバスは土日のみ1往復の運行となっていますので、時間等を確認していくことをおすすめします。阪急バスの場合は、甲山墓園前行きに乗り、甲山墓園前で下車をしましょう。バス道を道なりに行けば、神呪寺にたどり着くことができます。

神呪寺に行きそうだけど…

Photo by Urawa Zero

夙川駅から、如意輪観音を祀る神呪寺までのアクセスにおいて、神呪寺の近くまで行きそうなのに、実は全然近くまで行かないバス路線があります。それは、阪神バスの山手循環です。山手というと、このあたりだったら甲山まで行きそうなものなのですが、神呪寺最寄りの甲山墓園前には行きません。間違えて乗らないように注意をしましょう。

西宮の神呪寺までの車でのアクセス見出し

Photo by whykei

甲山にある神呪寺には、無料で停めることができる駐車場が完備されています。よって、車でアクセスする人もとても多いです。甲山から南側から車で来る場合は、国道43号を使うととてもわかり易いです。国道43号の建石交差点と国道2号神楽町交差点を右折し、西宮大沢線82号を北上します。鷲林寺交差点を右折し、北山ダムを通り過ぎると神呪寺に到着します。

甲山北側からアクセスする場合

Photo by kaidouminato

甲山の北側からアクセスする場合は、県道28号を利用します。県道28号天上橋交差点を右折し、国道176号を南下します。その後、県道82号に入り、西宮北有料道路を通過します。西宮大沢線82号を南下し、鷲林寺交差点を左折すると、神呪寺まで辿り着くことができます。北側ルートは、有料道路を通ることを念頭に入れておきましょう。

西宮神呪寺の夜景見出し

家族繁栄・商売繁盛で有名な神呪寺は、甲山の山麓にあります。高い場所にあるので、実は景色がとてもきれいなことでも有名です。昼間の景色も去ることながら、夜景がとてもきれいなのも、この神呪寺の魅力のひとつと言っても過言ではないでしょう。街の明かりがとてもきれいに神呪寺では見えます。きれいな夜景を見ることができるデートスポットとしても人気です。

神呪寺から見る夜景

きれいな夜景を見ることができる神呪寺。神呪寺の社務所は16時半で閉まり、本殿も17時でおしまいになりますが、駐車場は時間外でも停めることができます。夜景を見るために車を停めることができます。駐車場から100段ほど階段を登っていくと、神呪寺の展望台にたどり着きます。展望台から見る夜景は、とても美しいです。夜景だけではなく、星なども冬場はきれいに見えます。

西宮の神呪寺でご利益を見出し

Photo by ken_c_lo

今回は、西宮の神呪寺についてお伝えしました。ご本尊の如意輪観音や、御朱印、商売繁盛のご利益など、神呪寺には魅力がたくさんありました。アクセス方法もバスなどを使えば容易ですし、駐車場も完備なので車でのアクセスも可能です。また、夜は夜景の名所として神呪寺は人気のスポットでした。ぜひ、魅力あふれる西宮神呪寺で充実した時間をお過ごしください。

投稿日: 2018年6月24日最終更新日: 2020年10月8日

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