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御岩神社は国内屈指のパワースポット!御朱印・お守り・ご利益をリサーチ!

御岩神社は国内屈指のパワースポット!御朱印・お守り・ご利益をリサーチ!
投稿日: 2018年6月29日最終更新日: 2020年10月8日

茨城にある御岩神社は、常陸国最古の霊山とされる御岩山にあり、国内、いや世界屈指のパワースポットとして知られています。しかも現在では珍しい神仏習合の雰囲気を色濃く残す神社でもあります。御岩神社へのアクセスやご利益、お守りなどの情報をまとめました。

御岩神社に登山を見出し

Photo by Kentaro Ohno

日本にはパワースポットとされる神社や寺院がいくつかありますが、その中でも最強クラスと言われるのが茨城にある御岩神社です。そのパワースポットの力はなんと宇宙から見えたと言われるのだそうです。その御岩神社についてアクセスやご利益、お守りや御朱印情報を紹介します。

茨城の神社特集!有名なパワースポットや初詣にも人気の場所など! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
茨城の神社特集!有名なパワースポットや初詣にも人気の場所など! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
南北に広い茨城県は自然に恵まれ、古くは「風土記」に常陸国として登場し、長い歴史と由緒のある格式高い神社が数多く存在します。季節ごとの祭礼や行事も個性いっぱいの魅力的なものばかりです。皆さんを守護される茨城県各地の神社に訪れてみましょう。

御岩神社とは見出し

御岩神社というのは茨城県にある御岩山の麓にある神社です。神域はこの御岩山の斜面一帯で、社殿もそこに点在するような形に位置します。そのため参拝に行くのに登山が必要となるのです。また、神仏習合の色合いを現在でも色濃く残しており、神社でありながら仏像が祀られるなどの特徴も持つ神社です。

御岩神社はどこにある?見出し

Photo by isinoid

御岩神社の所在地は茨城県日立市入四間町です。前述したように標高492メートルの御岩山の麓に神社があり、そこからハイキングコースが整備されていて、御岩山をぐるりと回って来ることができるようになっています。登山レベルとしてはさほど難しくなく、奥宮のかびれ神宮なども回ってくることができるルートです。

御岩神社へのアクセス見出し

Photo by nobihaya

それでは、御岩神社へのアクセスについて紹介します。まずは公共交通機関を利用してアクセスする場合の方法からです。公共交通機関を利用してアクセスする場合は、まずは最寄り駅まで電車で移動します。最寄り駅はJR常磐線「日立」駅となります。遠方からの場合は東京駅もしくは上野駅から常磐線に乗りましょう。

Photo by szai27537

日立駅には特急「スーパーひたち」が停車するので、これを利用すると早くアクセスできるでしょう。日立駅に着いたら中央口から出て、1番乗り場のバス停に行きます。日立電鉄バスの「60 東河内方面」行のバスに乗り、「御岩神社前」で下車します。バスは日立駅から約35分かかります。日立駅からタクシーを利用する場合は20分ほどで御岩神社に到着です。

車を利用してアクセスする場合は、最寄りICは「日立中央IC」です。ICを降りたら県道36号線日立山方線を使って御岩神社までアクセスします。ICを降りてからは車で10分ほどと比較的近い距離にあります。一本杉を越えて本山トンネルを抜けると、右手に御岩神社が見えてきます。

Photo by fujitariuji

御岩神社周辺の駐車場ですが、社務所の前に駐車場があり、ふだんはこちらを利用します。ただ御岩神社は近年、パワースポットとしての人気が高まっており、特に休日などはあっという間に満車になってしまうほどだそうです。駐車場そのものは近くに数か所あるので、そちらを利用するか、もしくは早めに着くように行くかするとよいかもしれません。

御岩神社の由緒見出し

次に御岩神社の由緒について紹介します。御岩神社がいつ創建されたかについては、はっきりしたことはわかっていません。しかし721年に書かれた「常陸国風土記」の中に「浄らかな山かびれの高峰に天つ神鎮まる」という記載があります。この「かびれの高峰」というのは御岩山の古い呼び名であることから、この時点で信仰の場であったと推測されます。

Photo by snotch

また、御岩山の山中からは、縄文時代晩期の祭祀遺跡が出てきています。このことは、常陸国風土記が書かれる前からこの地が信仰の場だったことを示すものと考えられています。御岩神社はこのように、古くからの聖地に創建された神社なのです。

Photo by Kentaro Ohno

中世になると、御岩山は山岳信仰の聖地となり、神仏混淆の霊場となりました。そして江戸時代になると水戸藩の領地となり、水戸藩初代藩主徳川頼房が御岩山に出羽三山を勧請し、水戸藩の国峰と位置付けます。以後水戸藩の代々の藩主がこの地を参拝に訪れるようになりました。2代藩主の徳川光圀は、かびれ神宮に「大日本史」の編纂の祈願を行っているほか、大日如来を本地とした御岩大権現に名称を改めています。

しかし9代藩主の徳川斉昭は、水戸学の影響を強く受ける形で敬神廃仏の方針を打ち出し、御岩神社を唯一神道に改めました。さらに明治に入り1868年の神仏分離令や廃仏毀釈の動きが起こることで、大日堂や仁王門など、仏教にかかわる建物などが取り壊されました。

Photo by Dakiny

しかしその一方で、御岩神社には現在も大日如来像(茨城県指定有形文化財)、阿弥陀如来像(日立市指定文化財)などの仏像が現存しているなど、神仏習合の時代を色濃く残している部分があります。また、明治時代に取り壊された仁王門は再建され、中に仁王が安置されています。

御岩神社のご利益見出し

Photo by G4GTi

それでは、気になる御岩神社のご利益について紹介します。御岩神社の特徴として、非常に多くの神が祀られているということがあげられます。御岩神社には国之常立神や大国主など、御岩神社に22体、御岩山全体でなんと188柱の神が祀られています。ですから御岩神社に参拝することで、このたくさんの神すべてに参拝したことになると言われます。当然、それぞれの神様のご利益も期待できます。

Photo by bamvivid

そのため、御岩神社のご利益も非常に大きく、さまざまな願い事を叶える力があると言われます。特に次に述べるパワースポットとしての力の強さも、そのことを後押しするとされています。そのパワーは生気をアップさせ、合格などのご利益が特に知られているとのことです。茨城方面に行ったらぜひ一度参拝しておきたい神社の一つと言えるでしょう。

Photo by wind_is_free

ただし、御岩神社は御岩山という山にあるため、簡単ではあるものの登山が必要になります。特に奥院であるかびれ神宮に行く場合は、険しい山道を歩くところがありますので、歩きやすい靴で行くのは最低必要なポイントです。入口近くには杖もあるので、足があまり強くないという方は使ったほうがよいでしょう。

御岩神社はパワースポット?見出し

茨城の山であり、登山があるということですから、気軽に参拝できるというわけではない御岩神社ですが、世界的にも強いパワースポットとして知られるようになり、参拝客が急増しました。実際、境内に入ると、ぴんと張り詰めた空気があり、エネルギーを感じると言われます。しかしその他にも御岩神社には不思議なことがあります。

Photo by ngcurly

かつて、アポロ14号に乗った宇宙飛行士が宇宙から地球を眺めたときに、一か所、強い光を感じる場所がありました。その宇宙飛行士がその場所の緯度、経度を調べたところ、それがこの御岩神社だったというのです。また、日本人宇宙飛行士もスペースシャトルからこの周辺に光の柱が立ったのを見たと言われます。

森の巨人たち百選に選ばれている三本杉

中でも、パワースポットとして強い力があるとされる場所をいくつか紹介します。まずは仁王門の手前にある御神木、「三本杉」です。この三本杉は茨城県の天然記念物に指定されているほか、林野庁の森の巨人たち百選にも選ばれています。樹齢は推定600年、高さ約50メートルあります。

この木は地面から約3メートルのところで、幹が三つに分かれているのですが、そこに天狗が棲んでいるという伝説があり、「天狗杉」とも呼ばれます。非常に厳しい天狗で、参拝者や周辺住民を見張っていたと言われ、またあまりにもパワーが強いので触れてはいけないと言われます。

パワーのみなぎる天岩戸

それから見のがせないのが「天岩戸」です。神話に詳しい方ならば、いやそれほどでなくても聞いたことがあるかもしれません。天照大神が隠れたと言われる岩戸ですが、実は日本各地に天岩戸はあり、その一つがこの御岩神社にあるのです。場所はかびれ神宮から御岩山山頂に向かう途中の急傾斜のところです。登山が必要になる場所です。

Photo by higuchi3

ここには天照大神、すなわち日本神話の主神であり太陽神のパワーが非常に強く残る場所であり、近づきすぎると危険と言われるほどだそうです。実際に細胞が生まれ変わるような気がするなどという声も出ているとのことなので、気になる方はがんばって登山をして参拝してみてください。

願いが叶うかも後生車

最後に紹介するのは「後生車」と呼ばれるものです。「菩提車」とも呼ばれており、回転する円輪がある石造の柱です。この円輪を回転させると、願いが叶うと言われているのですが、回し方に意味があります。上向きに回すと現世での願いが、下向きに回すと後世での願いが叶うと言われているのです。

後世の願いというのは、死後の世界、来世での願いということです。つまり来世の安寧を願うということになります。このように死後の世界を感じるということは、神仏習合の雰囲気を色濃く残す御岩神社ならではのものと言えるかもしれません。気になるのであれば、ぜひ回して願ってみてはいかがでしょうか。

茨城のパワースポットランキング!神社や滝・山などを紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
茨城のパワースポットランキング!神社や滝・山などを紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
茨城県内には筑波山神社や鹿島神宮などといった有名なパワースポットがたくさんあります。仕事運や金運などにご利益がある人気スポットも数多くあります。神社、滝、山など場所も様々です。そんな茨城県内で人気のパワースポットをランキング形式で紹介します。

御岩神社のお守り見出し

このように強いパワースポットである御岩神社ですから、お守りのご利益も期待できそうです。御岩神社には前述したように多くの神々が祀られていますが、お守りの種類もそれなりにあり、自分の願い事を叶えるためのお守りを見つけることができると言われ、人気です。

特に由緒の所で述べたように、御岩神社は水戸藩の代々の藩主により篤く信仰されていました。そのため徳川家の家紋である葵の紋が入ったお守りなどもあります。特に2代藩主の光圀は有名な水戸黄門ということもあって、水戸の葵の紋はなじみが深いのか、お守りでも人気のデザインとなっているようです。

御岩神社の御朱印見出し

御岩神社では御朱印をいただくことができます。御朱印を集めている方はぜひ御朱印帳を忘れずに持って行きましょう。御朱印をいただく場所は祓戸神社の横にある社務所です。また、奥院であるかびれ神宮の方でも御朱印をいただくことができますので、合計2種類の御朱印がいただけることになります。

御岩神社の御朱印で特徴的なのはやはり「常陸国最古霊山」という印が捺されることではないでしょうか。また、奥院であるかびれ神宮の方では「かびれ之高峰」(かびれは漢字表記)という印が捺されます。オリジナル御朱印帳の授与もあり、4種類ほど用意されているようですので、もし御朱印帳がないという方はこちらを購入してもよいでしょう。御朱印帳の最初のところにはすでに御朱印が捺された状態になっているそうです。

御岩神社でパワースポットの力を見出し

Photo by bamvivid

茨城の御岩神社は、常陸国と言われていたころから霊山として知られた御岩山にあります。参拝するのには登山が必要なのですが、それでもそのパワースポットの力は多くの人々を引き付けています。ぜひ足元をしっかりさせて、御岩神社のパワーをいただきに行ってみましょう。

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投稿日: 2018年6月29日最終更新日: 2020年10月8日

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