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島根の国賀海岸は穴場の絶景スポット!行き方や周辺の観光ポイントも紹介!

島根の国賀海岸は穴場の絶景スポット!行き方や周辺の観光ポイントも紹介!
投稿日: 2018年6月30日最終更新日: 2020年10月8日

島根県の隠岐諸島にある国賀海岸をご存知ですか?日本とは思えないような壮大な自然と絶景を味わうことができる国賀海岸は穴場の絶景スポットとしておすすめの場所です。なかなか海外にいくことができない方は島根まで足を伸ばしてみるとまるで海外に来たような感覚を味わえます!

島根の国賀海岸とは?見出し

Photo by snotch

島根半島の北側、約80kmにある隠岐諸島に属する国賀海岸はダイナミックな地形が海外を思わせる、そんな素晴らしい自然豊かな絶景スポットです。あまりガイドブックなどに詳しい情報が載っていない国賀海岸ですが訪れた方々は間違いなく「素晴らしい」と口々に言います。今回はその絶景スポットの国賀海岸への行き方、観光スポットなどご紹介します!

島根の国賀海岸はどんな場所?見出し

Photo by girakku

国賀海岸は隠岐諸島の中の島前(どうぜん)と呼ばれる地域にある絶景が望めるスポットです。その国賀海岸のある島前は3つの島がありそれぞれ中ノ島、西ノ島、知夫里島と呼ばれています。その中の西ノ島という島にある国賀海岸への観光は、フェリーで向かうことが可能です。決して大きな島ではありませんがゆっくりとした時間を味わえる素敵な場所です。

Photo by mstkeast

幼い頃に習った「侵食海岸」という地形を覚えていますか?まるで教科書のような侵食海岸の地形が、国賀海岸では目の当たりにすることができるのです。侵食によって移り変わっていく地形が一通り揃っているため、小さなお子さんを連れて実際に見せてあげるとわかりやすくて勉強になるでしょう。自然も豊かですし為になる観光スポットとしておすすめです。

Photo by snotch

国賀海岸がある隠岐は、世界一級の景勝地です。その絶景の観光スポットである隠岐は、昭和13年に国の名勝、そして天然記念物にも指定されています。更にそれだけではなく、昭和38年には大山隠岐国立公園としても指定されました。そんな大切な自然の特別保護地区内に国賀海岸はあり、人々の心や体を癒やすのに一役買っている絶景スポットです。

島根の国賀海岸は隠岐諸島にある!見出し

Photo by snotch

島根県にある国賀海岸は、隠岐諸島という大小合わせると約180もの島々で構成されている群島です。この隠岐諸島では、日本本土ではすっかり見ることができなくなってしまった美しく澄んだ空と海が、昔の姿のままで残っているのです。美しい場所で観光をしたいと考えている方には、行き方をチェックして、ぜひとも訪れてみてほしい絶景スポット満載です。

Photo by ToastyKen

国賀海岸がある隠岐諸島は、遥か昔の日本を残した素晴らしい場所です。その昔ユーラシア大陸の一部でした。地形の変化と共にユーラシア大陸から分離し、日本海が誕生したために隠岐諸島が生まれました。その隠岐諸島の自然環境や地質、歴史、文化は地球上で見ても非常に貴重だということが認められ、日本ジオパークと世界ジオパークに登録されています。

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島根の国賀海岸には動物がたくさん!見出し

Photo by snotch

国賀海岸を散策していると、たくさんの牛や馬に遭遇できます。草原地帯に放牧された彼らは、自由気ままに思い思いの時を過ごしています。道路をのんびり横断する子もいれば、草原に寝転がり安心仕切った様子でぐっすりと熟睡している子もいます。人を見ても特に何も思ってなさそうな彼らからは、ほのぼのとした雰囲気を味わうことができます。

Photo by daita

島にいる牛や馬たちは、遥か遠い昔からそこに住んでいるので、観光で訪れる私たちが彼らの邪魔になってしまわないようにすることが大切です。彼らは普通に車道を歩いていたりすることがありますが、「彼らのテリトリーにお邪魔させてもらっている」という気持ちを忘れずに、彼らに危険が及んだり、怖がらせてしまったりしないように行動しましょう。

島根の国賀海岸への行き方はフェリーのみ?見出し

Photo by Kentaro Ohno

では、次に国賀海岸への行き方をご紹介いたします。国賀海岸へ訪れる際は、本州からフェリーで向かう必要があるのですが、その行き方にも幾つかの経由の違いや、初めからフェリーで行くか、もしくは飛行機で行くかなど、何種類かの行き方があります。まず、本州からフェリーで観光に向かう行き方をご紹介していきたいと思います。

Photo by TAKA@P.P.R.S

フェリーで国賀海岸に行く行き方ですが本州からは2つの港から国賀海岸へ向かうフェリーが出ています。境港か七類港から出発するフェリーはまず島後の西郷港からまわるフェリールートと、島前の来居港などからまわるフェリールートがあります。いずれも国賀海岸への入り口である別府港へ行くまでに幾つかの港によりますので降りるときは確認が必要です。

Photo by jodowakayama

続いては、本州から飛行機で島後まで飛んで、その後フェリーで向かう行き方をご紹介します。まず、フェリーに乗るために島後の隠岐世界ジオパーク空港へ向かう必要があるのですが、この隠岐世界ジオパーク空港へ行く飛行機は大阪の伊丹空港、出雲縁結び空港、米子鬼太郎空港の3つの空港からしか向かうことができませんのでまずそこに向かってください。

Photo by alberth2

そして隠岐世界ジオパーク空港に到着したら島前の各港までフェリーに乗って行くという行き方になります。時間や料金などは各ホームページを見ていただくと詳しく載っていますので、観光の予定を立てたらまず島前までの行き方をチェックしてみるといいでしょう。そして国賀海岸へ行くのに便利な別府空港からは、レンタカーなどを利用するといいでしょう。

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島根の国賀海岸の絶景スポット1:摩天崖見出し

国賀海岸へ観光で訪れたなら、必ず見ておきたい絶景スポットが摩天崖です。こちらは海抜なんと257mというすごい高さのある迫力満点の大絶壁です。海蝕によって作られた崖としては、日本の中でも有数の高さです。そしてこの周辺約7kmに渡って侵食海岸という地形が見られ、隠岐の中でも最大の景勝地であり、国賀海岸の代名詞とも言える断崖絶壁です。

Photo by koji1106

摩天崖の周辺には、牛や馬が放牧されている草原や遊歩道があります。観光客に慣れている馬や牛とは言っても、相手は野生の動物です。ちょっとしたことでトラブルが起こる可能性もありますので、可愛いからといって油断せずに注意してください。そして草原であまりの気持ち良さに寝転んだりすると、ダニに噛まれることがあるようなので気をつけましょう。

島根の国賀海岸の絶景スポット2:観音岩(ローソク岩)見出し

国賀海岸で、ぜひ見ておきたい絶景スポットで観音岩(別名ローソク岩)という場所があります。ただ見るだけでももちろん歴史や自然の力などを感じられる素晴らしい場所なのですが、この岩を最高の条件で見ることができると、岩のてっぺんに夕日が落ちまるでローソクに火が灯ったような風景を見ることができます。観音様にもローソクにも見える岩です。

この条件とは、まずは天気が良いこと、そして夕方である事、さらに季節が春か秋ということだそうです。この美しい絶景を眺めるためには船で海上から見る必要があります。そのため波が高い時は出航することができないので、この条件をすべて満たすには運が良くないと満たせないかもしれません。しかしもし見られれば息を飲むほど美しい絶景です。

島根の国賀海岸の絶景スポット3:通天橋見出し

国賀海岸の絶壁には、海蝕作用により岩が削られてできたアーチ状の岩が橋のようになった「通天橋」というスポットがあります。元は穴の空いていない岩だったのでしょう。しかし打ち付ける波や風などの浸蝕によって自然と穴が開き、このような芸術的な形になったのです。自然の力がダイナミックに伝わってくる、なんとも感慨深い場所です。

島根の国賀海岸の絶景スポット4:国賀海岸の海見出し

Photo by Danielle Walquist Lynch

そして国賀海岸は、とても海が美しく透明度が高いため、シュノーケリングなどのマリンスポーツも楽しむことができます。そして国賀海岸がある西ノ島は夏場の7月中旬〜9月中旬くらいまで、体一つで海に潜って漁をする「素潜り漁」がとても盛んに行われます。鋭い棒状の道具で魚を突いて漁をしたり、サザエやあわびなどを潜って採ったりするそうです。

Photo by Jim, the Photographer

様々な生物が息づいている国賀海岸の海は、シュノーケリングしていても飽きることがありません。魚影が濃く、時には大物のエイなどを見ることもできます。そして時折、西ノ島の周りにはイルカやクジラなどが入ってくることがあり、運が良ければ目の前でイルカを見ることができるかもしれません。自由に美しい海を泳ぐイルカの姿はとても感動的です。

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島根の国賀海岸の絶景スポット5:国賀海岸遊歩道見出し

国賀海岸散策で忘れてはいけないのがこの国賀海岸遊歩道を歩くということです。島前に訪れた人は皆「国賀海岸にいって遊歩道を歩かないなんてもったいない!」ということです。誰もが認める美しい風景に包まれた遊歩道は、歩くととても清々しく、心の洗濯ができるといった場所です。もし訪れたら遊歩道は必ず訪れてみてください。

Photo by solarisgirl

その国賀海岸遊歩道は、美しい周辺の景色を堪能することもできるため、遊歩道百選の「一生に一度は訪ねてみたい百カ所」に選ばれています。もしこの美しい遊歩道を散策する場合は、履きなれた靴と歩きやすい格好で行くことをお勧めします。そして夏場に訪れる際は、炎天下担ってしまうので水分補給がすぐにできるように飲み物を持参してください。

島根の国賀海岸の絶景スポット6:国賀めぐり観光定期船見出し

Photo by rail02000

間近で国賀海岸の迫力を楽しみたい方は、観光定期船がおすすめです。通常ですと、別府港と浦郷港から毎日2便ずつ出航しており、夏休み期間中には増便されているので、自分の好きな時間帯を選んで船に乗ることができます。気軽に迫力満点の国賀海岸を海から楽しむことができるとあって、とても人気のあるアクティビティの1つとなっています。

船に乗ると、陸から見る国賀海岸とはまた違った印象を受け、浸蝕によって鋭く切り立った断崖絶壁の凄さが肌で感じられます。この観光定期船では、船に乗って洞窟めぐりも楽しめます。日本には青の洞窟と言われる洞窟が幾つか存在しますが、そのうちの一つ「明暗の岩屋」の洞窟めぐりも楽しめるので、機会があればぜひ乗ってみることをおすすめします。

島根の国賀海岸の絶景スポット7:赤尾展望所見出し

この赤尾展望所では、国賀海岸の絶景スポットを、上からすべて見渡すことができます。近くでみる各スポットはもちろん近い分迫力も満点で細部までよく見ることができます。ですから、近くでももちろん絶景を堪能してから、この赤尾展望所でまとめとして国賀海岸の素晴らしさを一望するといいでしょう。またこの展望所の手前にも展望スペースがあります。

Photo by Iqbal Osman1

この赤尾展望所へは、車でのアクセスがおすすめです。国賀駐車場から車で10分程度で到着しますのでさほど遠い場所ではないですが、高い場所へ登るため坂道を登らないといけません。自転車が好き、体力に自信がある、という方は別ですが、車で行くのが最善のアクセス方法でしょう。展望所はとても風が強いので帽子など飛ばされないように注意しましょう。

島根の国賀海岸の絶景スポット8:焼火神社見出し

Photo by snotch

こちらの焼火神社は、たくひじんじゃと読み、焼火山の山頂付近に鎮座しています。この焼火神社は焼火山自体が御神体都なっており、本殿が山腹に埋め込まれるような形で建てられています。この山の中腹に鎮座しながら、日本海で船に乗る船人たちを見守り、船人たちから海の神様として崇められています。この焼火山は遥か昔は火山だったと言います。

Photo by ume-y

焼火神社はその岩にめり込んでいるような姿が普通の神社とは違い、非常に興味深く見ることができます。そしてそのシチュエーションがゆえに見落としてしまいがちですが、屋根につけられた家紋が珍しいので、歴史に興味のある方はそういった意味でも楽しめるのではないでしょうか。少し険しい山のぼりをするので、歩きやすい靴で訪れるといいでしょう。

島根の国賀海岸観光はレンタカーがおすすめ!見出し

Photo by girakku

フェリーで島に着くと、レンタルサイクルなどもありますが、長い坂道などを走ることを考えると、各観光スポットへは車でのアクセスが便利なのでおすすめです。西ノ島は決して大きな島ではありませんがアップダウンが激しく、自転車では体力を消耗してしまいます。もちろん自転車での移動も可能ですし、気持ちのいいサイクリングも楽しむことができます。

Photo by hiroooooki

西ノ島は小さな島ですので、レンタカーの台数もそんなにたくさんは準備されていません。ですからもしも可能ならレンタカー予約を早めに済ませておくことが確実にキープできるポイントです。なんでもない平日に訪れる場合はその場での予約でも大丈夫かもしれませんが、夏休みなどの休み期間に入ってしまうと、すぐに満車になってしまいます。

Photo by alberth2

もしもレンタカーがすべて貸し出されてしまって、交通手段に困ってしまったら、路線バスや定期観光バス、観光タクシーなどの公共交通機関を利用しましょう。車に比べると自由に動き回れる範囲は狭くなってしまいますが、観光するルートや時間などをあらかじめ決めておけば国賀海岸を堪能することは充分可能です。もしもの時はぜひ利用してみてください。

島根の国賀海岸でダイナミックな自然を満喫しよう!見出し

Photo by snotch

島根半島には、これが日本なのか、と目を疑うような美しい風景が待っています。島根県の観光パンフレットなどにもあまり情報が乗っていないこの秘境とも言える国賀海岸は、一度訪れてみる価値のある素晴らしい景勝地です。世界にも認められる美しく遥か遠い昔の日本を色濃く残した姿は、日本に生まれた人であれば何かを感じ取ることができるでしょう。


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