市川市動植物園のおすすめポイント！夏にはホタル狩りも楽しめる！アクセスは？

市川市動植物園は、千葉県市川市にある自然に囲まれた動物園及び植物園です。市川市動植物園は1987年（昭和62年）に開業以来、多くの人々に愛されてきました。動物園では、哺乳類・鳥類・爬虫類を含め56種、457点飼育されています。その中でも特に人気なのはレッサーパンダです。

また植物園では、紅葉やバラなど、様々な植物が植えられており、季節ごとに人々を楽しませてくれます。今回はそんな何度でも行きたくなる市川市動植物園の魅力についてご紹介させていただきます。

千葉県の市川市動植物園へのアクセス方法をご案内します。東京方面から車でのアクセスの場合、京葉道路の市川インターでおりて、国道14号線方面へ出ます。道なりに進んでいただき、市川霊園方面へ進むと市川市動植物園の看板が見えてきます。

尚千葉方面からのアクセスの場合、京葉道路の原木中山インターで下りて国道14号線方面へ出ていただきます。その後中山競馬場を通り、中古車販売のツチヤ自動車の交差点を右折します。そして市川霊園を目指して進んでいただくと看板が見えてきます。

電車でのアクセスの場合、JR武蔵野線の市川大野駅か、北総鉄道北総線松飛台駅で下車をしていただき、そこからコミュニティバス、市川大野駅からは京成バスかコミュニティバスで移動していただきます。バスの運行も少ないため、電車でのアクセスよりも、自家用車、もしくはタクシーでのアクセスの方が便利です。

住所:千葉県市川市大町284番1外（動物園） 住所:千葉県市川市大町213番11外（観賞植物園） TEL:047-338-1960（動物園）/047-339-4411(観賞植物園)

市川市動植物園の入園料は、他の動物園よりもお手頃な入園料です。大人の入園料は430円。小人（小学生以上）の入園料は100円です。また年間パスポートを購入すると、大人は1240円、小人は310円のため、年に3度以上行く方は、その都度入園料を支払うよりも、年間パスポートを買った方がお得ですね！とてもリーズナブルな入園料のため、お気軽に遊びに行けますよ。

千葉県の市川市動植物園には、哺乳類26種348点、鳥類25種87点、爬虫類5種22点、合計で56種457点の動物達が飼育されています。（2016年12月31日現在）動物園の規模的は大きくはないですが、市川市動植物園の魅力は、そのこじんまりとした規模と、アットホームな雰囲気です。その魅力溢れる動物達の一部をご紹介します。

市川市動植物園の中でも大人気のレッサーパンダ。レッサーパンダは、市川市と友好都市である中国の四川省楽山市からレッサーパンダのオス（真真）と、メス（誠誠）が寄贈されました。その後も繁殖を進み、現在でも大切に飼育されています。その愛らしいレッサーパンダの姿は見ている人の心を和ませますね。

オラウータンは人間に近く、出産ができるオラウータンに関しては平均的に5年に1度出産をするそうで、とても貴重な存在と言えます。ちなみに息子のウータンは、豊橋総合動植物公園で飼育されています。とても貴重なスマトラオラウータン、是非一目みてみてください。

スマトラオラウータンは、市川市と実は姉妹都市であるインドネシア共和国北スマトラ州メダン市から1992年にイーバン（オス）、スーミー（メス）を寄贈されました。その後2003年に息子のウータン、続いて2010年に娘のリリーが誕生しました。

とっても愛らしいミーアキャット。野生のミーアキャットはもともと集団で生活する動物であり、その中で1匹、敵が来ないか、周辺に危ないことはないか、高いところに立ってキョロキョロと見守っています。市川市動植物園のミーアキャットの小屋は2つ並んでいるのですが、どちらの小屋にも必ず1匹が高いところに立ち、周辺をキョロキョロとしています。

そんなに頑張って見張りをしても動物園だから危ない来ないよ！と教えてあげたいところですが、その一生懸命なミーアキャットの姿が本当に可愛いらしく、ついつい長らく見学してしまいます。おすすめです！

コツメカワウソも可愛さでは負けていません。無邪気に遊んでいる姿は愛らしく、心が和みます。特に夏場や暖かい日には、市川市動植物園名物の「流しカワウソ」を見られるかもしれません。流しカワウソは名前の通り、流しソーメンのように筒の中をカワウソが流れる姿のことをいいます。長らくみていないと遊んでくれないため、見られたらラッキーです！

近年、あまりホタルが見られる場所は少ないですよね。ここ市川市動植物園は、緑が多いということもあり、夏場の夜にホタル鑑賞会が開かれるのです。ホタルが見られるなんてなかなかないので、貴重な場所ではないでしょうか。この場所で鑑賞できるホタルの種類はヘイケホタルです。暗闇を幻想的に飛び交う姿は美しく、自由に鑑賞することができます。

ホタルが鑑賞できる期間は、園内の閉館時間を午後8時30分までに延長します。（入園は午後8時まで）また京成バスはその間、動植物園からJR市川大野駅間を臨時直行便で運行しているため、ご利用の際は事前に時刻表をチェックしましょう。

市川市動植物園には可愛い動物達が沢山いますが、直接動物達と触れ合うことのできる「なかよし広場」がおすすめです。なかよし広場には沢山のモルモットやうさぎ、ヤギやミニブタがいて直接触ることができます。モルモットは抱っこすることができますが、うさぎはストレスを抱えやすいので、背中やお尻を撫でるだけであれば可能です。優しく動物達と触れ合いましょう。

市川市動植物園で思わず笑ってしまう面白いスポットをおすすめします。リスザルなどのお猿さんコーナーのお隣に、オウムが2匹飼育されています。特にその中の1匹のキキちゃんはお喋りがとっても上手なのです！「こんにちは」「バイバイ」などはっきりとお話をしてくれます。少し寂しがり屋さんのようで、他へ行こうと歩き出すと「こにちは！こにちは！」と連呼して私たちを引き止めます。可愛くて帰れなくなっちゃいそうです！

もう1つ笑ってしまうスポットがあります。「なかよし広場」の中に沢山飼育されているモルモット達。その数えきれないモルモット達全員に、なんと名前がちゃんとあるのです！小屋の前に一匹一匹の写真と名前の紙が貼られているのですが、飼育員さん達は、その子達の名前をちゃんと覚えているのかは謎です。また年老いたモルモットの小屋も別にあり、その子達はふれあいコーナーにはおかず、静かに休養しています。

その様に動物達への気遣い、優しさが感じられる市川市動植物園に筆者はとても好感を持てますし、動物達も幸せだなとほのぼのさせられます。それにしてもモルモットって色々な模様があって面白いですね！子供達に紛れて触りたくなります。

市川市動植物園の植物園の方では、季節ごとに様々なお花や木々が人々を楽しませてくれています。特におすすめなのは5月の春バラと、10月の秋バラの時期で、沢山の色とりどりのバラが美しく咲きます。また秋バラが終わり11月を過ぎると紅葉が見事でもみじ観賞会も開かれます。動物も可愛らしいですが、植物も負けずに美しいので、動物園と植物園、どちらも足を運んでみてはいかがでしょうか。

市川市動植物園には1店舗のみレスラン兼売店が存在しています。動物達と触れ合える「なかよし広場」の目の前で、カレーライスや中華丼、ハンバーグ丼、おでん、焼きそば、生姜焼き丼、ホットケーキ、牛丼、そしてソフトクリームなどなど、割とメニューは豊富です。回転も早いためおすすめですよ。天気の良い日には外でのんびりと食べるのも良いですね。

市川市動植物園の魅力についてご紹介させていただきました。市川市動植物園には、レッサーパンダを始め、愛らしい動物達が沢山います。今回紹介しきれなかった動物達も数多く飼育されているので、是非ご自身の目で会いに行ってみてください。市川市動植物園は、特に平日は混雑しておらず、のびのびと園内を散策できることが魅力です。ゆっくり、のんびりと動物達を触れ合ってきてくださいね。